日本神経消化器病学会沿革
日本Neurogastroenterology(神経消化器病)学会と日本国際消化管運動研究会が統合する形で、平成21年4月1日発足した。
両学会はめざす目的が類似し役員構成もかなり重複しているため、その統合により、今後は同じ目的で同じ領域の研究をするふたつの集団が力を分散することなくこの領域の研究を更に発展させ、若い優れた頭脳が一同にこぞって世界の注目を集めるような研究がより多く進められるようになることが期待される。
日本Neurogastroenterology(神経消化器病)学会
神経―消化器臓器機能相関という新しい視野に基づいて消化器系の機能性および器質性疾患の発症・進展治癒機構を解析し、その統合的理解を試みることにより消化器疾患病態の解明・治療に資すること、即ち、‘神経消化器病’という新しい研究分野を発展させることを目的とし平成14年設立された。
日本国際消化管運動研究会
約6年間活動を続けた日本消化器病学会の付置研究会‘消化管運動研究会’を継承する形で、平成10年7月、日本消化器病学会の関連研究会として設立された。消化管運動を中心とした基礎的および臨床的研究の振興を目的として、日本国内外の知識の交流を図ると同時に、人類の健康の増進および福祉の増大に寄与することを目的とする。