本成果発表会は、本支援活動による成果の発表のみならず、モデル動物を用いた生命科学研究で得られた様々な研究成果を発表する場を提供し、幅広い研究分野・領域の研究者相互の交流促進や共同研究を推進することを目的として開催してきました。本年度は新型コロナウイルス感染防止を検討した結果、例年のプログラムを短縮して開催することとなりました。特別講演と本支援活動による成果発表を東京会場(東京国際フォーラム)とWEB配信を併用して開催させて頂きます。東京会場では、感染防止対策の徹底を図った上、人数制限を設け参加者の安全を確保いたします。また、ライブ配信により多くの参加者にご参加いただけるよう準備いたします。
本成果発表会の特徴でもある異なる領域の研究者間の直接的な交流の場を用意することができず誠に残念ですが、この度の特別講演には、動物モデルを駆使した先端的な研究で高い評価を受けておられる西村栄美先生(東京医科歯科大学)のご講演を予定しております。また、5年目を迎えた本支援活動により得られた代表的な研究成果を発表していただきます。
研究代表者の先生の参加はもちろん、研究グループに所属される将来の生命科学研究を担っていく若手研究者の参加もご推薦いただけますようお願いいたします。
皆さま、是非、奮ってご参加ください。
先端モデル動物支援プラットフォーム 成果発表会
実行委員長 山田泰広
(東京大学医科学研究所)
開催概要
会期:2021年2月2日(火)午前9時30分〜午後5時20分(予定)1日のみ
会場:東京国際フォーラム<URL>とWeb配信のハイブリッド開催
参加費:無料
参加対象
- 2016年度〜2021年度の間で科学研究費を獲得している研究者及びその研究グループに属する若手研究者(若手研究者は、研究課題の共同研究者として登録されていない方でもご参加いただけます)。
- 今年度は、一般発表(口演・ポスター)のプログラムはございません。聴講参加のみとなります。
- 現地参加、WEB参加のどちらも事前の登録をお願いします。
登録締切日:2021年1月27日(水)
参加受付を締め切りました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
その他
- 現地参加の方は、交通宿泊費・切符手配、は各自でのご負担でお願いします。
- COVID-19感染拡大防止の観点から、現地参加者の募集は定員になり次第締め切りとさせていただきます。
- Web参加では、Zoomウェビナー利用での配信となります。専用URLは後日お知らせいたします。
- 前回(2019年度)の開催報告はこちらをご覧下さい
プログラム
総合司会:山田 泰広(東京大学医科学研究所) | |
開会挨拶 |
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9:30-9:40 | 井上 純一郎(東京大学医科学研究所) |
生理機能解析成果WS |
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座長:宮川 剛(藤田医科大学総合医科学研究所) | |
9:40-10:05 | 精神神経疾患モデルとしてのグルタミン酸脱炭酸酵素GAD67ノックアウトラット 藤原 和之(群馬大学医学部附属病院精神科神経科、群馬大学大学院医学系研究科遺伝発達行動学) |
10:05-10:30 | 神経障害性疼痛の病態解明 住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部/麻酔科・痛みセンター) |
10:30-10:55 | プロテオグリカンファミリーTSUKUSHIの機能不全は、側脳室下帯の神経新生を障害し、水頭症の発症させる。 伊藤 尚文(熊本大学大学院生命科学研究部神経分化学講座、株式会社エービーサイエックス) |
10:55-11:10 休憩 | |
病理形態解析成果WS |
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座長:豊國 伸哉(名古屋大学大学院医学系研究科) | |
11:10-11:35 | 神経幹細胞特異的イノシン三リン酸分解酵素ノックアウトマウスは脳神経細胞脱分極とてんかん発作を示す 土本 大介(九州大学・生体防御医学研究所・脳機能制御学分野) |
11:35-12:00 | 老化・加齢性疾患に関連するメタボライトや解糖系代謝機構の解明 近藤 祥司(京都大学医学部附属病院高齢者医療ユニット) |
12:00-13:30 昼食 | |
特別講演 |
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座長:高田 昌彦(京都大学霊長類研究所) | |
13:30-14:15 | モデル動物から迫る皮膚の再生と老化 西村 栄美(東京大学医科学研究所/東京医科歯科大学難治疾患研究所) |
14:15-14:25 休憩 | |
モデル動物作製成果WS |
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座長:八尾 良司(がん研究会がん研究所) | |
14:25-14:50 | ラットモデルから紐解くKeap1-Nrf2システムの新たな役割 田口 恵子(東北大学大学院医学系研究科医化学分野) |
14:50-15:15 | 遺伝子改変ラット・マウスによる末梢神経の操作・イメージング研究 神谷 厚範(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(医)細胞生理学分野) |
15:15-15:40 | MSM由来ES細胞を用いた発がん抵抗性遺伝子座の解析 若林 雄一(千葉県がんセンター研究所・実験動物研究部) |
15:40-15:55 休憩 | |
分子プロファイリング成果WS |
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座長:清宮 啓之(がん研究会がん化学療法センター) | |
15:55-16:20 | 阻害剤ライブラリーを用いた合成致死標的探索に基づいたARID1A欠損がんにおける治療法の開発 荻原 秀明(国立がん研究センター・研究所・がん治療学研究分野) |
16:20-16:45 | エピゲノム因子による、自己免疫寛容、がん免疫寛容の調節 竹馬 俊介(慶應義塾大学医学部微生物学免疫学教室) |
16:45-17:10 | 合成生物学を基盤とする多様な天然物の創製研究 浅井 禎吾(東北大学大学院薬学研究科) |
閉会挨拶 |
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17:10-17:20 | 中村 卓郎(がん研究会がん研究所) |
主催
文部科学省新学術領域研究・学術研究支援基盤形成
先端モデル動物支援プラットフォーム
お問い合せ
先端モデル動物支援プラットフォーム 総括支援活動
広報・企画担当事務局
E-mail:a.model@jfcr.or.jp