モデル動物作製支援
班長 八尾良司 (公益財団法人がん研究会)
活動内容
本支援活動では、研究者の要望に応じて遺伝子改変動物(マウス・ラット)を作製・提供します。遺伝子破壊(コンベンショナル/コンディショナル)、挿入、置換、点変異導入、トランスジェニックなどの遺伝子改変を、相同組換えやゲノム編集技術など目的に応じた最適な技術を用いて行います。また、既存の変異動物(自然突然変異、遺伝子改変)への追加変異導入、アリル変換、成体でのゲノム編集などにも、フレキシブルに対応します。支援に関する内容や技術的なご相談、支援課題募集に関するご質問は、モデル動物作製支援事務局までお問い合わせ下さい。
支援対象者
2021年度文部科学省科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)に採択されている研究課題(新規・継続)を対象とします。研究種目は問いません。審査に当たっては若手枠(若手研究採択者(旧若手(A)、(B)含む))を設けます。
採択審査
モデル動物作製支援では、支援担当者による一次審査、外部委員による二次審査の二段階審査により、採択課題を選定します。支援課題の審査では、以下の点を重視しています。既存の変異系統の重複作製は支援対象外です。
- 本活動支援により、飛躍的な発展が期待できる課題
- 高度な技術が要求されるチャレンジングな課題
- アウトソーシングによる動物個体作製では難しい、研究的要素を多く含む学術研究課題
- 新たに動物個体を用いた研究を開始する研究者による課題
年二回の募集を予定しています。
公募期間
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予定採択数 | |
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第1回 | 2021年4月19日(月)〜6月30日(水) | 70件程度 |
第2回 | 2021年8月2日(月)〜9月30日(木) | 10件程度 |
支援例
- ES細胞への遺伝子変異導入 (相同組み換え、ゲノム編集)
- ES相同組換え体(IKMC細胞を含む)からの動物個体作製
- 受精卵のゲノム編集
- 成体のゲノム編集
留意事項
- 本支援活動は公的資金により行われますので、作製された遺伝子改変動物は、リソース有効活用の観点から、論文発表時もしくは引き渡し後3年のいずれか早い時期に、国内の公的リソースセンターへの寄託を承諾して頂く事が必要です。
- 遺伝子改変動物の受け入れには、各施設の承認が必要です。
- 論文発表の際には、「先端モデル動物支援」を受けている事を記載して下さい。
担当者
遺伝子改変マウス作製支援 | 高品質遺伝子改変マウス | 崎村建司 (新潟大学・脳研究所) |
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高度遺伝子改変マウス | 八尾良司 (がん研究会・がん研究所) 荒木喜美 (熊本大学・生命資源研究支援センター) |
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先進的遺伝子改変マウス | 山田泰広 (東京大学・医科学研究所) 伊川正人 (大阪大学・微生物病研究所) 高橋 智 (筑波大学・生命科学動物資源センター) |
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遺伝子改変ラット作製支援 | 真下知士 (東京大学・医科学研究所) 小林和人 (福島県立医科大学・医学部) |
支援申込みフォーム
問い合わせ
モデル動物作製支援事務局 a.model{at}jfcr.or.jp
({at}を@に置き換えて下さい。)