専 門:小児科一般
専門医:小児科専門医
熊本大学小児科医局12年目(医師免許取得14年目)
鹿児島県出身。2008年鹿児島大学医学部医学科卒業。熊本赤十字病院で初期研修を行い、2010年熊本大学小児科入局。熊本赤十字病院、熊本大学、熊本医療センター、くまもと芦北療育医療センターで勤務。2017年より熊本大学小児科で勤務。現在2児の母。
小児科の臨床現場って、やっぱり大変?
自分の判断が患者さんの状態や生命に直結することが多いので、常に気が張っているし、新しい知識もつけないといけないので「辛くない」と言ったらウソになります。でも、子どもたちの成長を喜んだりと楽しい面もたくさんあります。
小児科は女性医師の出産・育児にも理解がある?
基本的に子どもを相手に仕事をしているので、妊娠・出産、子育ての大変さへの理解はあると思います。ただ人数の関係で厳しいことがあるのも事実。例えば専門医取得前の決められたプログラムがある場合だと、すべての希望に沿うことが難しい場合もあります。
小児科は「パパ・ママ医師」に優しい職場?
第一子を出産してからは、子どものことをできるだけ優先できるように配慮していただけました。第二子妊娠中は私が体調を崩すことが多かったので、仕事も配慮していただけました。子育て中の女性医師だけでなく、男性医師も子どもさんの行事の際は休めるような雰囲気はあると思います。
小児科医の給与って高いの?
「何を優先して働くのか」によると思います。私は現在、子どものことを中心に考えて当直や外勤を配慮していただけているため、どうしても収入は少なくなります。私としては家庭を大事にしながら、細くとも長く小児科医としてやっていきたいです(笑)。
「小児科医、いいかも。でも…」と悩んでいる研修医にアドバイスを。
小児科で働く先生方はそれぞれの立場で、患者さんのために一生懸命働いています。みんな子どもたちのことを第一に考えているのが素敵だなと思っています。また、“子育て”もキャリアの中断でなく、小児科の勉強になると思います。楽な仕事ではありませんが、一緒に働いてくださる人が増えると嬉しいです。
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