聖路加国際大学ペリネイタル・ロス研究会
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ペリネイタル・ロス看護者研修プログラム

2015年9月25日・26日開催予定の研修プログラムの詳細はこちら(PDF)

これまで日本には、看護者がペリネイタル・ロスのケアに関する研修を受ける場は、ありませんでした。このプログラムは、ケア提供者である看護者を対象にした、ペリネイタル・ロスのケアに必要な知識、態度、スキルを学ぶワークショップです。ペリネイタル・ロスのケアを普及することを目的に、代表の太田が日本で初めて開発したもので、2009年から、研究会の教育活動の一環として実施しています。

プログラムは、2日間のワークショップと4ヶ月後のフォローアッププログラムから構成されています。ロールプレイ、エクササイズ、ディスカッション、レクチャー、体験者の話を組み込んだワークショップ形式で、1グループは5~6名の受講者から成り、研究会メンバーのファシリテーターが1名ずつ入ります。また、各グループに体験者の方に入っていただき、お話をうかがったり、一緒に話をしたりするセッションが含まれています。

現在、年2回開催しています。1回は当研究会主催、もう1回は、東アジアグリーフケアセミナー主催で、当研究会が講師を委託されて実施しています。どちらの主催でも、プログラム内容は同じです。

 

プログラムの内容

日本の看護師・助産師における教育ニーズのアセスメント結果を基に、10のゴール立てました。それらを6つのユニットに構成しました。

ワークショップ:

Unit1 対象の理解
Unit2-1 ペリネイタル・ロスのケア
Unit3 自己認識とスキル
Unit4 ケア提供者にとっての支援的な環境

フォローアッププログラム:

Unit2-2 ケース検討とケースの分かち合い
Unit5  きょうだいのケア
Unit6 次の妊娠に向けてのケア

*ワークショップとフォローアッププログラムの計3日間に出席した方に、修了証書をお渡しいたします。また、修了生同士の情報交換の場として、メーリングリストに参加いただけます。

 

 受講料

ワークショップ 25,000円(2日間)
フォローアッププログラム 12,000円(1日間)

 

これまでの実績

2015年7月4-5日 ワークショップ(北九州)**
2014年6月14日 フォローアッププログラム(北九州)**
2014年2月8-9日 ワークショップ(北九州)**
2014年2月1日 フォローアッププログラム(東京)*
2013913-14 ワークショップ(東京)*
2013年6月8日 フォローアッププログラム(北九州)**
2013年2月9-10日 ワークショップ(北九州)**
2012年12月8日 フォローアッププログラム(東京)*
2012年9月7-8日 ワークショップ(東京)*
2012年6月30日 フォローアッププログラム(北九州)**
2012年2月11-12日 ワークショップ(北九州)**
2011年12月17日 フォローアッププログラム(東京)
2011年9月23-24日 ワークショップ(東京)* 
2010年9月4-5日  ワークショップ(東京)* 
2011年6月11日 フォローアッププログラム(北九州)**
2011年2月11-12日 ワークショップ(北九州)**
2011年1月22日 フォローアッププログラム(東京)*
2010年7月10日 フォローアッププログラム(北九州)**
2010年3月13日   フォローアッププログラム(東京)*
2010年1月30-31日 ワークショップ(北九州)**
2010年1月9日 フォローアッププログラム(東京)*
2009年9月5-6日 ワークショップ(横浜)*
2009年 6月28日 フォローアッププログラム(北九州)**
2009年 6月27日 フォローアッププログラム(北九州)**
2009年2月21-22日 ワークショップ(北九州)**

*    聖路加看護大学ペリネイタル・ロス研究会主催   日本助産学会後援
** 東アジアグリーフケアセミナー主催

 

今後の開催予定

ワークショップ(東京) 2015年9月25日(金)~26日(土)
フォローアッププログラム(北九州) 2015年11月7日(土)

   

申込先 

関東開催分: n-ota@u-shizuoka-ken.ac.jp
九州開催分: 東アジアグリーフケアセミナー 
武田康男 takeday@khc.biglobe.ne.jp

 

 受講生感想

  • いままでのケアの振り返りや、今後具体的にどのようなケアをしたらよいかが、具体的にわかった。
  • ケアの場面で、自分の気持ちに蓋をしていたので、それを少し開放できてとても気持ちが楽になった。自分の感情を出せるセッションが興味深かった。
  • 体験者の方の体験を聞くことができ、退院後の生活や気持ちの変化をリアルに知ることができてよかった。
  • ロールプレイを行うことで、普段の自分の反応を客観的に見ることができた。

2009年2月九州開催
2009年2月九州開催

2010年9月東京開催
2010年9月東京開催