第39回日本がん看護学会学術集会

患者・家族参画プログラム

参加の皆様へ

1. はじめに

日本がん看護学会「患者・家族参画プログラム」にご参加いただきありがとうございます。
がん体験者(患者・家族)のみなさまと看護師が一緒に、がん看護・医療に関する情報や課題を共有、議論しながら、共に学ぶ機会とし、がん看護・医療や患者・家族支援の発展に貢献していきたいと考えております。
一緒に有意義な時間を過ごせますよう、「患者・家族参画プログラム」参加にあたって、下記のご協力お願い申し上げます。

日本がん看護学会 社会連携委員会


2. ご参加いただく際の注意点
  • 本プログラムにご参加いただけるのは、事前申込をされた方で、会場での参加のみとなり、オンライン参加はできません。
  • 「患者・家族参画プログラム」参加者は、「患者・家族参画オリジナルプログラム」に加え、「第39回日本がん看護学会学術集会」の一部指定プログラムのみ聴講が可能です。ただし、質問・発言はできません。事例等が含まれるプログラム(一般演題、交流集会等)、および広告制限から企業が関わる展示や教育セミナーにはご参加いただけません。
  • プログラム中の写真撮影や録画、録音は禁止されています。
  • その他、主催者・事務局・座長などの指示に従ってください。
  • 「患者・家族参画プログラム」参加にあたり、下記の「オリエンテーション」にご参加ください。ご参加が難しい場合は「患者・家族参画プログラムオリエンテーション」動画を必ず事前にご視聴のうえ、ご参加ください。
    日  時 2月22日(土)9:45~9:55
    開  会 鈴木 久美(日本がん看護学会 理事長)
    オリエンテーション 花出 正美(日本がん看護学会社会連携委員会 委員長)
    会  場 第5会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 クリスタルルームA)

     患者・家族参画プログラムオリエンテーション動画

3. 受付方法
  • 本プログラムは、事前申込をいただき、承認された方のみご参加いただけます。
  • 当日は、「患者・家族参画プログラム受付」にて申込氏名をお伝えください。
  • 参加費およびお弁当購入費(お申込いただいた方のみ)をお支払いいただきます。
  • お支払い方法は現金のみ承ります。お釣りが出ないよう、ご準備・ご協力のほどお願いいたします。
  • 受付場所/時間
    受 付 場 所 グランドメルキュール札幌大通公園1階 コンベンションロビー
    受 付 時 間 2月22日(土)8:30~17:30
    2月23日(日)8:30~16:00
  • 参加費
    参  加  費 3,000円(1日のみの参加でも同額)
    お弁当購入費 各日1,000円
4. 参加証明書・領収書の発行方法
  • 参加証明書は「患者・家族参画プログラム参加応募システム」よりご自身で印刷をお願いします。
    現地会場でのお渡しや会期後に運営事務局から郵送、メール送付等はいたしません。
    発行・印刷期間:3月中旬頃~ 4月18日(金)17:00まで
  • 領収書は参加費をお支払いいただく際に受付にてお渡しいたします。再発行は致しかねますので紛失されぬよう、お気をつけください。
5. 会場のご案内
  • インターネットサービスについて
    会場内にて、無料でインターネット接続サービスをご利用いただけます。
    下記のSSIDとパスワードは会場内にも掲示していますのでご覧ください。
    SSID:FREE-JSCN39 PW:jscn2025
  • 飲食について
    会場内(グランドメルキュール札幌大通公園・札幌市教育文化会館)にはレストランがございません。
    グランドメルキュール札幌大通公園には自動販売機がございません。お飲み物は予め各自ご準備ください。
    会場近隣のコンビニエンスストア
    ・ファミリーマート 札幌北1条西店

    ・ローソン 札幌大通西十丁目店

    ※当日はキッチンカーと軽食の販売を予定しております。販売内容は下記よりご確認ください。
6. 聴講可能プログラム・日程表

「患者・家族参画プログラム」
日程表

「患者・家族参画プログラム」 オリジナルプログラム

※「患者・家族参画プログラム」参加者のためのオリジナルプログラムです。

詳細は各タイトルをクリックしてください

オリジナルプログラム1

看護が大切にしていること ―特別講演「PatientからPersonへ」を通して―
座  長
梅田 恵
(ファミリー・ホスピス株式会社 がん看護専門看護師)
日  時 2月22日(土)10:00~11:30
会  場 第5会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 クリスタルルームA)
開催方法 現地開催のみ
企画意図 学術集会の特別講演「PatientからPersonへ」
<講師:石垣靖子(北海道医療大学 名誉教授)、座長:川村三希子(札幌市立大学 看護学部 教授)>をサテライト視聴します。
その後、みなさんからのご質問や感想をうかがいながら、看護が大切にしていることをがん体験者(患者・家族)のみなさんにも知ってもらい、がん体験者と看護師の対話の機会としたいと考えています。

オリジナルプログラム2

看護レンジャー ―その悩み、私たちに任せてください!―
講  師
岸田 さな江
(獨協医科大学病院 がん看護専門看護師)
市原 香織
(淀川キリスト教病院 がん看護専門看護師)
大友 陽子
(がん研究会有明病院 がん看護専門看護師)
鈴木 綾子
(北海道がんセンター 皮膚・排泄ケア認定看護師)
太田 愛
(手稲渓仁会病院 遺伝看護専門看護師)
座  長
桜井 なおみ
(全国がん患者団体連合会)
轟 浩美
(全国がん患者団体連合会)
日  時 2月22日(土)12:00~13:30
会  場 第5会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 クリスタルルームA)
開催方法 現地開催のみ
企画意図 専門看護師・認定看護師が、それぞれの役割や活動について紹介します。
また、がん体験者(患者・家族)のみなさんが体験した気がかり・困りごとに関して、看護師がどのようなケアを提供できるのかを回答します。
対話を通して、がん体験者と看護師が相互理解を深める機会としたいと考えています。
昼食を食べながら参加可能です。

オリジナルプログラム3

地域の実情や病院の特性に合わせた在宅がん医療
講  師
部川 玲子
(北見赤十字病院 がん看護専門看護師)
梶原 陽子
(札幌南徳洲会病院 がん看護専門看護師)
座  長
天野 慎介
(全国がん患者団体連合会)
佐野 英昭
(北海道がん患者連絡会)
日  時 2月23日(日)12:00~13:00
会  場 第5会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 クリスタルルームA)
開催方法 現地開催のみ
企画意図 病院、訪問看護等の立場から、北海道地域の実情や病院の特性に合わせた在宅がん医療、がん看護の取り組みや利用できるサービス・制度を紹介します。
看護師とがん体験者が共に、外来・入院・在宅にわたる医療機能の分化・強化を通じた必要な医療と連携について学び、考える機会としたいと考えています。
本プログラムは、学術集会のシンポジウム1「地域の実情や病院の特性に合わせた在宅がん医療の様々なかたち ~北海道での取り組みをもとに、自分の地域(まち)でのあり方を考えよう~」を、がん体験者参加型にアレンジしたプログラムのイメージです。
昼食を食べながら参加可能です。

第39回日本がん看護学会学術集会 聴講可能プログラム

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教育講演5

がんゲノム医療の現状と今後の展望
―将来の保険適用やドラッグ・ラグ解消に向けて―
講  師
木下 一郎
(北海道大学病院 がん遺伝子診断部 教授)
座  長
村上 好恵
(慶應義塾大学 看護医療学部 教授)
日  時 2月23日(日)10:45~11:45
会  場 第2会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 エンプレスホール)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図 我が国では、がん遺伝子パネル検査が実装され、さらに将来的ながん・難病等の克服を目指し、「全ゲノム解析等実行計画」が策定されている。その事業の目的は、がんゲノム検査の成果をより早期に患者に還元し、新たな個別化医療等を実現し日常診療への導入を目指す、解析結果を研究・創薬などに活用することである。出口戦略としては、遺伝子異常に対応する保険適用薬、未承認・適応外薬の治験、治験が実施できない場合でも、先進医療や患者申出療養等として実施したうえで、将来的な保険適用を目指すことが重要である。その目標に向け、がん患者や家族、医療者やそれを支える人々の努力が実り、患者申出療養制度を活用して患者に恩恵をもたらす成果も出始めている。保険適応やドラッグ・ラグ解消に向けての取り組みを理解することで、がんゲノム医療の現状と今後の展望を看護師が知る機会としたい。

シンポジウム1

地域の実情や病院の特性に合わせた在宅がん医療の様々なかたち
~北海道での取り組みをもとに、自分の地域(まち)でのあり方を考えよう~
シンポジスト
笹原 千晶
(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 患者サポートセンター 短期訪問看護室りんく管理者)
梶原 陽子
(医療法人徳洲会 札幌南徳洲会病院 看護部 看護責任者)
島田 啓志
(国民健康保険由仁町立診療所 医長)
部川 玲子
(北見赤十字病院 看護部 師長)
座  長
石岡 明子
(北海道大学病院 看護部 副看護部長)
廣岡 佳代
(国立大学法人 東京科学大学大学院 保健衛生学研究科 在宅・緩和ケア看護学分野)
日  時 2月22日(土)15:30~17:00
会  場 第1会場(グランドメルキュール札幌大通公園3階 ボールルームABC)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図 近年、がん治療の選択肢は急速に増え、退院後も自宅等での生活を続けながら外来等で治療を継続する患者が増えている。しかし、住み慣れた地域において在宅緩和ケアを希望しても、その地域における医療提供体制や人的資源などの実情により、実現が難しい場合がある。これに加えて、患者や家族の高齢化や家族構成の変化、在院日数の短縮など様々な要因に伴い、治療期からの在宅へのシームレスな移行が難しく、移行の機会を逃してしまう場合もある。
このような課題に対し、限られた状況でも新しいアプローチを模索し、がん患者とその家族のニーズに応えていると考えられる。今回は、広域な北海道における在宅がん医療・がん看護の取り組みを紹介し、病院、診療所、訪問看護それぞれの立場から地域の実情や病院の特性に合わせた在宅がん医療の形について話し合い、外来・入院・在宅にわたる医療機能の分化・強化を通じた必要な医療と連携についてともに学び、ともに考える機会としたい。

シンポジウム2

がんになっても自分らしく暮らせる社会を目指して―がん対策を患者に届けるために―
シンポジスト
箕浦 祐子
(厚生労働省 健康・生活衛生局 がん・疾病対策課 課長補佐)
森田 佳美
(奈良県福祉医療部 医療政策局疾病対策課 課長補佐)
橋本 久美子
(聖路加国際病院 相談支援センター、AYAサバイバーシップセンター アシスタントナースマネージャー)
瀧川 千鶴子
(KKR札幌医療センター 緩和ケア内科 副院長)
座  長
關本 翌子
(国立がん研究センター中央病院 看護部 看護部長)
田中 いずみ
(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 看護部 副院長・看護部長)
日  時 2月22日(土)13:45~15:15
会  場 第2会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 エンプレスホール)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図 2023年に策定された「第4期がん対策推進基本計画」では、「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指すこと」を目標としており、三つの柱として、「がん予防」「がん医療」「がんとの共生」を、これらを支える基盤の整備として「がん研究の推進」「人材の育成の強化」「がん教育普及啓発」「がん登録の利活用の推進」「患者・市民参画の推進」「デジタル化の推進」を位置づけている。これらは、高度ながん治療だけが推進されるのではない。がんになっても慌てない社会に向けて、社会全体でがんという病気に向き合い、がん患者が実際に直面する課題に届く支援が大切である。講師には、国のがん対策の現状、地域でのがん予防およびがんの早期発見などがん対策推進計画に基づく取り組み、早期からの緩和ケアへの取り組み、AYA世代患者などへの情報提供と支援の在り方について共有する。そして、それぞれにがん対策への課題、看護師への期待についてお話いただく。

パネルディスカッション2

納得がいく意思決定のための支援 ―患者のヘルスリテラシーを高める情報提供・コミュニケーション―
パネリスト
中山 和弘
(聖路加国際大学大学院 看護学研究科 教授)
近藤 まゆみ
(北里大学病院 看護部 師長)
佐藤 こずえ
(北海道大学病院 がん相談支援センター 医療ソーシャルワーカー)
滝澤 ひとみ
(Luxia(ラクシア) 代表/北海道がんセンター がん相談支援センター ピアサポーター)
座  長
松山 茂子
(市立札幌病院 地域連携センター部)
佐藤 明美
(札幌医科大学附属病院 医療連携福祉センター 主査)
日  時 2月22日(土)15:00~17:00
会  場 第10会場(札幌市教育文化会館1階 大ホール)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図 ヘルスリテラシーとは、健康情報を入手、理解、評価、活用し、生涯を通じて生活の質を維持・向上できる力であり、また情報に基づいて意思決定する力である。より良い意思決定には、十分に情報を得て、個人の価値観と一致した決定をすることが必要であり、私たち看護師は、決定した人が自己の意思決定に満足(納得)できるよう支援することが求められる。
本パネルディスカッションでは、看護情報学の立場から、ヘルスリテラシーや、ヘルスリテラシーに合わせた意思決定支援のための情報提供のあり方について概説していただく。そして、がん看護実践者、医療ソーシャルワーカーの立場からは、がん患者に対する情報提供、意思決定支援について実践を紹介していただく。がんサバイバーの立場からは、情報や意思決定に関連した体験を紹介していただく。
さらに、ディスカッションを通して、患者にとって納得がいく意思決定を支援するために、患者のヘルスリテラシーを高める情報提供・コミュニケーションについて、考える機会としたい。

パネルディスカッション3

がん患者へのアピアランスケア:誰もがケアを受けられる社会に向けて
パネリスト
高田 美香
(青森県立中央病院 看護部外来看護班 上席看護専門官)
三井 里美
(AYA世代患者会アヤキタ!会員/北海道札幌養護学校 白桜高等学園 教諭)
吉尾 和代
(HAIR&MAKE SALON 8(ヘアメイクサロン ハチ) 代表/メイクアップアーティスト 一般社団法人CANnet 医美Labo北海道)
藤間 勝子
(国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センター センター長)
座  長
阿部 恭子
(東京医療保健大学 千葉看護学部 教授)
納谷 さくら
(医療法人東札幌病院 看護部 看護課長)
日  時 2月23日(日)9:30~11:30
会  場 第1会場(グランドメルキュール札幌大通公園3階 ボールルームABC)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図 アピアランスケアは、従来、がん薬物療法中の脱毛や皮膚トラブル、乳房切除術後の乳房の変形・喪失といった、治療中の有害事象や手術治療後の容姿のケアに主眼をおいてきた。近年、腫瘍の発生する部位、例えば、皮膚がん、耳下腺がん、歯肉がん、頭頚部がんなどの外見の変化などもケアの対象となり、アピアランスケアとしてのサポートが求められる癌腫が増えている。
また、アピアランスケアが提供される場も広がっており、医療機関での外来通院治療室やがん相談支援センター、アピアランスケア相談のほか、がん患者をサポートする団体での支援活動など多岐にわたる。
本パネルディスカッションでは、アピアランスケアを提供している医療者や団体の関係者と当事者によるディスカッションをとおして、アピアランスケアのトピックや、がん患者が使用できるリソース、助成に関する新制度など、様々な視点から、誰もがケアを受けられる社会に向けてダイナミックな変化を考えていく。

パネルディスカッション5

がんと性のことを語り合う ―あなたはがん患者さんやご家族の問いかけに応えられますか?―
パネリスト
高橋 都
(NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク 代表理事/岩手医科大学 医学部 客員教授/東京慈恵会医科大学 医学部 客員教授)
渡邊 知映
(昭和大学 保健医療学部 教授)
松田 夕香
(札幌医科大学附属病院 看護部 副看護師長)
岸田 徹
(NPO法人がんノート 代表理事)
座  長
佐藤 一樹
(名古屋大学大学院 医学系研究科総合保健学専攻 教授)
高野 純子
(一般財団法人同友会 藤沢湘南台病院 看護部 副師長)
日  時 2月23日(日)13:15~15:15
会  場 第2会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 エンプレスホール)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図 がんの進行や治療は、恋愛、結婚、性生活・妊娠・出産といった性機能や生殖機能などに影響を与えることがある。がん患者・パートナーが相談しにくいと感じる不安や悩みの一つが性に関することであり、医療者からも話しにくいテーマの一つと言えるだろう。
看護師および医師の立場から、がん治療による性生活への影響と対処法、性に関する悩みを抱えるがん患者・パートナーへの支援について概説する。
看護実践者の立場から、性に関する悩みを打ち明けられた時の対応について共有する。
がんサバイバーの視点からは、がん患者・パートナーが直面する性に関する悩みについて、どのような支援が有用かを共有していただく。
がんと性に関することを語り合い、がん患者・パートナーが直面する性に関する悩みについて理解を深め、看護師として何ができるのかを一緒に考え、学ぶ機会としたい。

第39回日本がん看護学会学術集会 社会連携委員会企画

詳細は各タイトルをクリックしてください

社会連携委員会企画 Nursing Science Café

“がん”ってどんな病気?“ナース”ってどんな仕事?
講  師
中谷 亮太
(北海道大学病院 がん看護専門看護師)
青田 美穂
(東札幌病院 緩和ケア認定看護師)
司  会
大友 陽子
(がん研究会有明病院)
日  時 2月23日(日)13:30~14:30
会  場 第4会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 ハイネスホール)
*直接お越しください(開場13:20 予定)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図
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Nursing Science Caféとは、将来看護師を目指す方、看護に興味がある方に看護について知ってもらい、語り合ったり考えたりするプログラムです。
今回のNursing Science Café 2025では、私たちが専門としている “がん”という病気について簡単に解説します。そして、がん医療の現場で働くナース2名が、がん患者さん・家族にどのように関わっているのか、ナースを目指したきっかけや仕事の魅力についてお話します。さらに、みなさんからの“ナースの仕事”に関する疑問・質問に時間の限りお答えいたします。
ナースの仕事を目にする機会は、自分が風邪などを引いて病院を受診するときや、身近な誰かが入院してお見舞いに訪れるときなど、多くはないと思います。ぜひ、次世代を担う高校生・中学生やご家族などのみなさんに、ナースの仕事の魅力を知ってもらい、将来目指す職業に加えていただけるとうれしいです。

社会連携委員会企画 市民公開講座

地域のがん医療について考える ~北海道からの発信~
講  師
中村 英俊
(北海道保健福祉部健康安全局地域保健課 課長補佐(がん対策))
内村 郁美
(釧路労災病院 がん看護専門看護師)
藤原 葉子
(ホームケアクリニック札幌 院⻑)
田巻 憲史
(帯広協会病院 医療ソーシャルワーカー)
齋藤 浩哉
(北海道がん患者連絡会 世話人)
岩本 進
(北海道新聞社 編集局報道センター記者(医療担当))
司  会
市原 香織
(淀川キリスト教病院 がん看護専門看護師)
天野 慎介
(全国がん患者団体連合会 理事長)
日  時 2月23日(日)14:45~16:15
会  場 第4会場(グランドメルキュール札幌大通公園2階 ハイネスホール)
*直接お越しください(開場14:30)
開催方法 現地+ライブ配信、後日オンデマンド配信あり
企画意図
flyer_guideline
第4期がん対策基本推進計画では、誰一人取り残さないがん対策が推進されています。各地域では、少子・高齢化の影響、格差、孤立などの課題はありますが、患者と家族が住み慣れた地域で、継続してがん医療や介護が受けられ、安⼼して生活できることが求められます。
今回の市民公開講座では、北海道のがん対策をご紹介し、がん相談支援センターで活躍する看護師、医療ソーシャルワーカー、在宅医療・ケアを担う医師の立場から、地域でがん医療・看護・介護を受ける仕組みやリソース活用についてお伝えします。がんになっても自分らしく、豊かな暮らしを実現するための取り組みを共に考えたいと思います。
7.お問合せ先
  • 会期中(2月22日~23日)はメールにてお問合せください。
  • 会期中は限られたスタッフで運営にあたっていますので、お問合せへの対応にお時間を頂く場合がございます。ご了承ください。
  • 第39回日本がん看護学会学術集会 運営事務局
    メ ー ル
    電   話 06-6131-6605
    平日(月曜~金曜日)9:00~17:30