第40回日本がん看護学会学術集会

プログラム

日程表

日程表・プログラムは随時更新いたします。ページ更新を行い、ご確認いただきますようお願いいたします。
更新日:2025年12月26日

日程表

プログラム

指定演題

会長講演

サイエンスとアートを紡いだがん看護
講  師
荒尾 晴惠
(大阪大学大学院 医学系研究科)
座  長
平松 貴子
(川崎医科大学附属病院 看護管理室 看護部長 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月21日(土)13:20~13:50
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信

特別講演

特別講演1

がんと免疫
講  師
熊ノ郷 淳
(大阪大学 総長)
座  長
荒尾 晴惠
(大阪大学大学院 医学系研究科)
日  時 2026年2月21日(土)14:00~15:00
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 免疫学の発展は目覚ましく、研究成果は、サイトカインや免疫チェックポイント分子を標的にした薬剤の開発につながり、疾患の診断や治療法の開発に貢献しています。 本講演では、免疫学の視点から、がんと免疫についてお話しいただきます。 看護師が免疫系を理解することで、がんが免疫系から逃避するために獲得するCTLA-4やPD-1といった免疫チェックポイント分子とブロッキング抗体の関係も理解できると考えました。 そうすることで、日常臨床において治療に用いられている免疫チェックポイント阻害薬の作用機序をより理解することができます。 このような知識を看護師が獲得することで、患者指導にも役立ち、安全ながん免疫治療を提供することが可能になると思います。

特別講演2

がんが教えてくれたこと〜自分に向き合って見つけた夢〜
講  師
木山 裕策
 
座  長
荒尾 晴惠
(大阪大学大学院 医学系研究科)
日  時 2026年2月22日(日)10:50~11:50
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 木山氏は30代で、甲状腺がんを罹患されたが、手術、リハビリを経て、回復されました。 その後、2008年に、シングル「home」でメジャー・デビューされ、同年12月には『第59回NHK紅白歌合戦』に初出場されています。 木山氏は、若い世代でがんを経験されたことから、「がんと就労・生活」をテーマにしたパネル討論などにも登壇されています。 会社員時代に甲状腺がんになった経験などを語り、がん患者が働きやすい環境づくりについてのトーク&ミニライブを開催されています。 今回、がん体験者の立場から、「がんが教えてくれたこと〜自分に向き合って見つけた夢〜」という内容でご講演をいただき、がん患者支援について考える機会としたいと思います。

特別講演3

がん看護の専門性への期待
講  師
関本 雅子
(かえでホームケアクリニック 顧問)
座  長
大西 和子
(鈴鹿医療科学大学 客員教授)
日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:20
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 関本先生は、20年間の麻酔業務の後、上司とお父様をがんで亡くされるという経験をされ、1994年に六甲病院緩和ケア病棟を立ち上げられました。 その後2001年には在宅緩和ケアを主とする関本クリニックを開院され、現在では、かえでホームケアクリニックの顧問としてご活躍されています。 関本先生は、現在までに4000名近くの患者様たちの人生の完成期に寄り添ってこられました。 さらに、2022年には、緩和ケア医であったご長男を肺癌で亡くされるという体験をされています。
緩和ケア医として、またご長男を亡くされたご家族の立場として、がん看護を実践する私たちにどのような看護を望むのか、お話いただきたいと思います。

教育講演

教育講演1

ACP実践に必要な知識と近年の話題
講  師
森 雅紀
(聖隷三方原病院 緩和支持治療科)
座  長
宮下 光令
(東北大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 緩和ケア看護学分野 )
日  時 2026年2月21日(土)10:45~11:45
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 ACPが注目され、がん診療連携拠点病院の指定要件にもなっています。各施設では、ACPを行う体制づくりに一生懸命になっていますが、そもそもACPはなんなのか、その目的は、ということを今一度学ぶ機会を持ちたいと思います。
本講演では、なにがACPなのか、患者さんにとってのメリット、デメリットはなにかなどを基本から学びます。また、世界的にみたときには、ACPの害を唱える研究者もいます。少し広い視野からACPを俯瞰して、私たちが取り組もうとしていることへの理解を深める機会になればと思います。
さらに、具体的な点として、森先生のご施設での取り組みやご経験から、課題や課題をのりこえるためのヒントなどもご紹介いただき、患者さんの希望や意向にそったACPを実践できる智恵を共有できればと思います。

教育講演2

支持医療(がんサポーティブケア):多職種における看護師の関わり
-日本がんサポーティブケア学会との合同企画-
講  師
平川 聡史
(聖隷浜松病院 診療部 支持医療科 部長 がん薬物療法専門医・皮膚科専門医・緩和医療認定医)
座  長
今井 芳枝
(徳島大学大学院 医歯薬学研究部 がん看護学分野 教授)
日  時 2026年2月21日(土)15:45~16:45
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 支持療法は、がん治療の副作用対策として認識されている。実際に、患者の病状を評価・ケアする場合には多職種で関わり、地域の医療・介護者とも連携する場合がある。このため、支持療法の本質は医療・福祉であり、学会活動をとおして支持医療(がんサポーティブケア)という概念が提唱された。日本がんサポーティブケア学会(JASCC)は2015年に発足し、がん治療に伴う副作用対策に関する情報発信を行い、部会を中心に新たなプラットフォームを醸成した。この基盤に立脚し、最近では「がん薬物療法に伴う末梢神経障害診療ガイドライン 2023年版 第2版」および「がん治療に伴う皮膚障害アトラス&マネジメント 第2版」が上梓された。そこで、看護師主体に取り組んだ支持医療の成果を医師の視座から事例に基づいて報告する。この講演を通して、ベッドサイドで副作用に対する意図的なアセスメントやケアを展開し、がんサポーティブケアを実践できるように解説したい。

教育講演3

Nursing management of infusion-related reactions with antineoplastic therapy
【逐次通訳あり】
講  師
MiKaela M.Olsen
(Clinical Program Director- Oncology Johns Hopkins Hospital and Johns Hopkins Health System)
座  長
菅野 かおり
(公益社団法人 日本看護協会神戸研修センター 教育研修部 がん薬物療法看護認定看護師教育課程 主任教員 がん薬物療法看護認定看護師)
日  時 2026年2月21日(土)15:00~16:30
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん薬物療法は毎年20~30種類の新規薬剤が承認されており、がん薬物療法を受ける患者数も増加傾向にある。 非常に複雑な治療計画を理解し、安全で確実な投与管理や看護支援をしていくうえで、施設の安全システムを構築していくことが求められている。
MiKaela M.Olsen氏はONS発行の「Safe Handling of Hazardous Drugs」「Chemotherapy and Immunotherapy Guidelines and Recommendations for Practice (Second Edition)」などの筆者、編集者としてがん薬物療法看護分野においてリーダシップを発揮している。 MiKaela M.Olsen氏に米国での最新のデータをもとに「輸注反応への対応」について話してもらい、聴講者が所属施設での対応の見直しや課題を明らかにするとともに、今後の対応について考える機会としたい。

教育講演4

臨床現場における倫理的問題を紐解く看護のありよう
講  師
濱口 恵子
(がん研究会有明病院 トータルケアセンター サバイバーシップ支援室 がん看護専門看護師)
座  長
雄西 智恵美
(大阪歯科大学 看護学部 学部長)
日  時 2026年2月21日(土)10:45~11:45
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 濱口恵子先生は、我が国の最初のがん看護専門看護師の認定をうけたうちの1人です。 がん専門病院での臨床経験や管理者としての経験を積まれてきました。濱口先生の活動の1つにがん看護の倫理的側面における看護の実践に関する言語化があります。 本講演では、実践から導き出された濱口先生の臨床知ともいうべき、倫理的問題に関する看護についてご講演をいただきます。

教育講演5

代理意思決定や病状説明における家族への支援に必要な家族法の知識
講  師
道山 治延
(福岡大学 法学部 教授)
座  長
藤田 佐和
(高知県立大学大学院 看護学研究科 特任教授)
日  時 2026年2月21日(土)14:00~15:00
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん看護の実践では、患者のみならずその家族がケアの対象となる。そのため、家族への質の高い看護支援の提供が求められる。 しかし、現代は家族の多様化や関係性の複雑化が進んでおり、家族への病状説明や代理意思決定の場⾯においてどの家族を対象にどのような看護を行うのが望ましいのかに悩む場面によく遭遇する。
そこで、本教育講演では、民法やガイドラインにおいてがん患者の「家族」が、どのように位置付けられているのか、 また、がん患者の家族に対する対応の法的根拠について、がん患者にまつわる判例を交えて家族法を専門とされている講師よりお話いただく。 本教育講演を通じて、代理意思決定や病状説明における家族の位置づけを見直し、家族への支援のあり方にヒントを得る機会とする。

教育講演6

これからの専門職の制度設計
講  師 
木澤 晃代
(公益社団法人 日本看護協会 常任理事)
藤田 佐和
(高知県立大学大学院 看護学研究科 特任教授)
座  長
渡邉 眞理
(湘南医療大学 保健医療学部 看護学科 臨床看護領域 教授 がん看護専門看護師)
田墨 惠子
(大阪大学医学部附属病院 看護部 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月22日(日)10:45~11:45
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 約30年前、日本看護協会が認定看護師(CN)、専門看護師(CNS)制度を発足して以来、本制度は、社会情勢の変化に対応しながら、様々な変化と発展を遂げてきた。教育面では、CNSの課程は26単位から38単位に、CNの課程は特定行為研修を組み込むなどの改訂が行われた。 さらに、2010年には日本NP教育大学院協議会が認定する診療看護師(NP)が新たに加わり、看護職の高度専門分化が進んでいる。
これらの看護師達が多様な形でがん看護の質向上に寄与してきたことは言うまでもない。 しかし、CNS、NPは大学院修士課程を修了しているにもかかわらず、一般看護師と法的な区分はされておらず裁量権も付与されていないのが現状である。 今後、さらなる看護師の役割拡大に向けて、現在、公的な資格制度としての高度実践看護師(APN)グランドデザインが検討されている。 2022年には日本看護協会、日本看護系大学協議会、日本NP教育大学院協議会から、ナース・プラクティショナー(仮称)制度創設に関する要望書が厚生労働省に提出された。
これからの専門職の制度設計については、多くの看護師の関心の高いテーマと考える。本企画では、現時点における専門職制度設計の概要を共有することで、参加者が自身のキャリア開発を考える一助になることを目指したい。

教育講演7

高齢者の外科手術における多職種連携
―看護師に期待される役割とは―
講  師
山下 公太郎
(大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 消化器外科学 助教)
座  長
師岡 友紀
(武庫川女子大学 看護学部 教授/武庫川女子大学大学院 看護学研究科)
日  時 2026年2月22日(日)9:00~10:00
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 高齢化率の上昇と医療の発展により、近年、がん治療として外科手術を受ける高齢者の割合が増加しています。高齢がん患者は、生体機能や予備能の低下、併存疾患が多いことにより、術後合併症を発症するリスクが高く、回復が遅れることで入院期間の延長や自宅退院が困難となるケースも少なくありません。術後合併症の予防とQOLの維持向上のため、高齢がん患者の外科手術適応の評価、そして適切な周術期管理が極めて重要です。
近年、高齢者のフレイルが術後合併症の発症リスク因であることに着目し、術前のサルコペニア評価にもとづく栄養管理とエクササイズ実施による効果や、高齢者総合的機能評価を活用した術後の回復過程におけるリスク評価の意義が示唆されています。
本教育講演では、数多くの高齢がん患者の手術に携わっておられる先生をお招きし、臨床における具体的な取り組みや、周術期管理において看護師に期待される役割についてご講演頂き、高齢がん患者の周術期看護の在り方に関する最新の知見を共有し、今後の実践に活かす機会としたいと考えます。

学術集会長特別企画

学術集会長特別企画1

サイエンスとアートを紡いだがん看護
研究やガイドライン作成による看護実践変革への挑戦
講  師
神田 清子
(新潟県立看護大学 看護学部 理事・学長 /群馬大学 名誉教授)
座  長
飯野 京子
(国立看護大学校 看護学部 看護学部長)
日  時 2026年2月21日(土)14:00~14:50
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 神田清子先生は、日本がん看護学会学会賞を受賞され、がん看護に関する研究業績は特に化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)において顕著です。また、博士、修士の学生の研究指導の成果についても多数の論文として公開されています。どの論文も臨床に根差した、がん看護の実践の向上に役立つものでありがん看護のサイエンスの構築に寄与してこられました。
さらに、日本がん看護学会では、理事として複数の委員会の委員長を務められてきましたが、特筆すべきは、ガイドライン委員会の委員長として、三学会をとりまとめ、当会が初めてMINDSの手法に則り作成した「がん薬物療法における曝露対策合同ガイドライン」の発刊に貢献されたことです。
本講演では、臨床の現象の中にあるSEEDSを研究として実施してこられた、神田先生の研究への挑戦の軌跡、そしてガイドライン作成の経験で培ってこられたことを、次の世代への継承と発展への期待をこめてお話いただきます。

学術集会長特別企画2

サイエンスとアートを紡いだがん緩和ケア
成果と次世代への継承
講  師
田村 恵子
(大阪歯科大学 がん看護専門看護師)
座  長
川村 三希子
(札幌市立大学 看護学部 教授)
日  時 2026年2月22日(日)8:50~9:40
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 田村恵子先生は、最初にがん看護専門看護師の認定を受けたうちの1名であり、OCNSの先駆者として緩和ケアの領域で活躍されてきました。 その活動は、緩和ケア領域におけるケア技術の言語化、CNSの後輩育成、緩和ケアの研究等と多様であり、いずれも緩和ケア領域の看護の発展に寄与するものであります。 そして、現在も精力的に活動をされています。
田村先生は、スピリチュアルケアに関しては、看護の視点からのスピリチュアルケアの言語化やスピパスを開発され、臨床看護師が、スピリチュアルケアが実践できるような普及に取り組まれ、所属される研究グループはRCTもされました。 本講演では、田村先生が培ってこられた緩和ケアのサイエンスとアート、そして次世代へ期待することについて講演していただきます。

学術集会長特別企画3

サイエンスとアートを紡ぐ卓越したがん看護実践者の育成
講  師
内布 敦子
(敦賀市立看護大学 理事長・学長)
座  長
秋元 典子
(甲南女子大学 学長)
日  時 2026年2月22日(日)9:50~10:40
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 内布敦子先生は、1997年に兵庫県立看護大学の大学院開設時から、がん看護専門看護師の育成を行ってこられました。 先生は、おそらく我が国で一番多くの数のがん看護専門看護師を育成されています。内布先生は、高度実践看護師の制度の検討においても尽力されてきました。 例えば、日本学術会議の高度実践看護師に関する提言書の作成やがん看護専門看護師教育課程の単位数変更時にも中心になって活動されてきました。 38単位の教育課程に籠められたがん看護の卓越性とはどのようなものだったのか、卓越したがん看護専門看護師の育成における課題や課題への対応等を経験からご講演いただきます。
私達はそのマインドをどのように継続していくことができるのか、参加された方々の今後の活動に生かされていけばよいと考えました。

学術集会長特別企画4

サイエンスとアートを紡いだがん薬物療法看護
成果と次世代への継承
講  師
菅野 かおり
(公益社団法人 日本看護協会神戸研修センター 教育研修部 がん薬物療法看護認定看護師教育課程 主任教員 がん薬物療法看護認定看護師)
座  長
鈴木 志津枝
(神戸常盤大学 保健科学部・看護学科 副学長・教授)
日  時 2026年2月22日(日)15:00~15:50
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 菅野かおり先生は、がん薬物療法看護認定看護師としての活動、また、長年にわたり、がん薬物療法看護認定看護師の育成に携わってこられました。 学会活動としても、当会が作成した血管外漏出、曝露予防等のガイドラインの作成やがん看護コアカリキュラムの執筆にも携わってこられました。 さらに、がん薬物療法看護に関する書籍も多く編集、執筆され、がん薬物療法看護分野の第1人者としてご活躍されています。
エビデンスに偏りがちながん薬物療法看護に、菅野先生が大切にされている患者を中心としたケア、アートの部分を認定看護師教育の中でたくさんの修了生に伝えてこられました。
講演では、菅野先生ががん薬物療法看護の中で大切にしてこられてきていることを言語化し、ご講演いただきたいと思います。
また、ガイドラインの作成やエビデンスを創出する中で看護師に必要な能力も経験からお持ちになっていますので、その点についてもご講演いただき、参加者それぞれが、次世代のがん薬物療法看護の発展に役立てていただく機会としたいと思います。

40周年記念企画/海外招へい講演

40周年記念企画

40 年の歩みを礎に、関連学会との協働による日本がん看護学会の未来
講  師
木澤 義之
(特定非営利活動法人 日本緩和医療学会 理事長)
吉野 孝之
(一般社団法人 日本癌治療学会 理事長)
宇野 隆
(公益社団法人 日本放射線腫瘍学会 理事長)
南 博信
(公益社団法人 日本臨床腫瘍学会 理事長)
米村 雅人
(一般社団法人 日本臨床腫瘍薬学会 副理事長)
藤田 佐和
(一般社団法人 日本がん看護学会 理事長)
座  長
鈴木 久美
(一般社団法人日本がん看護学会 前理事長)
藤田 佐和
(一般社団法人 日本がん看護学会 理事長)
日  時 2026年2月21日(土)15:10~16:50
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 日本がん看護学会は、1987年に設立され、「がん看護に関する研究、教育、実践の発展と向上に努め、もって人々の健康と福祉に貢献すること」を目的として活動してきました。 2013年に法人化され、看護実践を大切にするという伝統を礎に日本のがん看護を牽引する学術団体として成長し、この度、発足40周年を迎えます。 本学会がこれまで発展してきた背景には、がん関連学会との様々な活動の協働やチーム医療および共同研究の推進などがあげられます。
がん医療において、今後のさらなる先端技術の革新、社会構造の変化、価値観の多様性、グローバル化、人材・教育環境、制度・政策などを見据えて未来をデザインすることは容易ではありません。 創立40周年記念シンポジウムを通して、がん医療を先導しているがん関連学会より、今後の本学会およびがん看護との多様な活動における協働や連携に向けての展望や期待についてご講演頂き、ディスカッションを通して、次世代に向けたがん医療・看護の共通ビジョンを描くことを目指したいと思います。 将来に向けて今、取り組まなければならないがん看護の課題やさらなる発展を考える機会となることを願っています。

40周年記念海外招へい講演

カナダにおける高齢者のがん薬物療法マネジメント及びがんサバイバーへの経済的負担へのケア
【逐次通訳あり】
講  師
Margaret I Fitch
(Professor (Adjunct) - Bloomberg Faculty of Nursing University of Toronto, Toronto, Canada)
座  長
渡邊 知映
(昭和医科大学 保健医療学部 教授)
日  時 2026年2月21日(土)10:45~11:45
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 海外のがん看護実践の現状と課題に対する看護実践を講演いただくことにより、日本のがん看護に寄与する知見を学ぶ。今回は、カナダの高齢者におけるがん薬物療法のマネジメントとサポーティブケアに加え、高齢者に限らないサバイバーシップ支援やサバイバーの経済的負担について知識を深め、看護実践への示唆を得ることを目的とする。
助成:公益財団法人小林がん学術振興会
(2025年度がん看護に関わる看護師を対象とした最新のがん薬物療法分野における継続教育)

シンポジウム

シンポジウム1

業務を回すがん看護のなかでケアリングをどう育むか
シンポジスト
内布 敦子
(敦賀市立看護大学 理事長・学長)
岡山 幸子
(宝塚市立病院 看護部 緩和ケア認定看護師)
中山 祐紀子
(医療法人社団杏順会 越川病院 看護部 部長 がん看護専門看護師)
千﨑 美登子
(総合相模更生病院 看護部 看護部長補佐 がん看護専門看護師)
座  長
栗原 美穂
(国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 看護部 看護部長 認定看護管理者・がん性疼痛看護認定看護師)
高尾 鮎美
(大阪公立大学大学院 看護学研究科)
日  時 2026年2月21日(土)9:00~10:30
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん看護におけるケアリングは、患者と看護師の双方向の関係性を重視し、双方が癒され成長する側面を持ちます。しかし、高度化・複雑化するがん治療や在院日数の短縮、慢性的な人材不足により、現場の忙しさやケアの密度が増し、看護師は安全な業務遂行に多くのエネルギーを割かざるを得ない状況です。その結果、ケアリングの実現に困難を感じることも少なくありません。
本企画では、効率化が求められるがん看護の現場で、患者と喜びや悲しみを分かち合い、苦しみを共有するケアリングをどのように育むかを考えます。
内布先生には総括的な立場からがん看護におけるケアリングの本質、岡山先生には臨床看護師の立場からホスピスにおけるケアマインド、中山先生には緩和ケア病棟の管理者の立場から組織におけるケアリング文化の醸成、千崎先生には特定機能病院の業務効率化とケアリングの実現についてお話しいただきたいと考えております。講師の先生方の温かな視座により、参加者がケアリングの意義を再認識し、明日からのがん看護への活力を得られるような企画を目指します。

シンポジウム2

質の高い放射線療法看護への道しるべ
~理論を用いた実践の展開~
シンポジスト
日浅 友裕
(中京学院大学 看護学部 教授 がん看護専門看護師・がん放射線療法看護認定看護師)
田中 陽子
(東京都立病院機構 がん・感染症センター都立駒込病院 看護部 専門看護師長 がん放射線療法看護認定看護師)
北田 陽子
(群馬大学医学部附属病院 看護部 副看護部長 がん看護専門看護師)
西 恭佳
(和歌山県立医科大学附属病院 中央放射線部・中央内視鏡部 副看護師長 がん放射線療法看護認定看護師)
座  長
藤本 美生
(兵庫県立がんセンター がん看護専門看護師)
青木 美和
(大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻)
日  時 2026年2月21日(土)9:00~10:30
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 放射線治療を受ける患者は、治療を中心とした生活の調整、有害事象に対する症状マネジメントに加えて、変化する心身のセルフコントロールを行いながら長期にわたる治療過程を乗り越えなければならない。近年、放射線治療を受ける患者の背景と看護課題は複雑化し、臨床看護師は看護の拠り所を探りながら多様な方向から介入を検討している状況にある。また、困難を抱える患者を理解し、患者との相互作用を通じて患者の持つ力にアプローチを行い、症状緩和や治療完遂へと導く役割が期待されている。そこで今回、放射線療法に関する最新のトピックスならびに、現在の放射線療法において患者が直面している課題についてご紹介いただく。その後、理論的枠組みにもとづく患者理解や系統的アプローチを用いて、複雑な問題を抱えながら放射線療法を受けている患者の力を高める支援についてシンポジストからご紹介いただく。
本セッションを通じて、放射線療法を受ける患者のもつ力に焦点を当て、理論と実践を循環させながら質の高い放射線療法看護実践について考える機会としたい。

シンポジウム3

研究によるがん看護の知の蓄積と実践の変革
シンポジスト
山中 政子
(天理大学 医療学部 看護学科 教授)
尾形 由貴子
(社会医療法人雪の聖母会聖マリア病院 がんセンター・外来化学療法室 師長 がん看護専門看護師)
細田 志衣
(聖路加国際病院 相談支援センター 療養サポート室 がん看護専門看護師)
座  長
鈴木 久美
(大阪医科薬科大学 看護学部 教授)
田中 京子
(大阪公立大学大学院 看護学研究科 教授)
日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:50
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん患者や家族に安心・安全で、患者のニーズに即した質の高いケアを提供するためには、Evidenced-based-Nursingを実践することが重要であり、それを実現させるためには実践に還元できる研究の蓄積が欠かせない。しかし、がん看護の研究は数多くなされてはいるものの、その成果が臨床現場で十分に生かされていないのが実状である。研究者や看護実践者は、臨床で生じている課題や患者・家族が直面している困難を察知し、それらに対応するために臨床に根差した新しいケアを創出する研究や、その研究成果を応用した実践を展開し、ケアを変革できるように取り組んでいくことが肝要となる。
そこで、①臨床疑問を研究疑問へと発展させ、その現象を明らかにしたのち、得られた成果を基盤に患者・家族の問題を解決すべくケア(看護介入プログラム)を開発し、そのケアを臨床の看護師が患者・家族に応用するという一連のプロセスをどのように進めていったらよいのだろうか。また、②エビデンスのあるケアまたは看護介入をどのように実装し、どのように臨床の看護実践として定着させていけるのだろうか。さらに、③これまで蓄積されたがん看護の実践知と理論知をどのように活用し、臨床現場を変革していけるのだろうか。という疑問が沸いてくる。
本シンポジウムでは、これらの疑問に答えるべく、研究者や実践者の日ごろの取り組みを紹介していただき、研究によるがん看護の知の蓄積や実践の変革につながるヒントを得る機会としたい。

シンポジウム4

今、あらためて考える「がんゲノム医療」における看護の役割
~がん遺伝子パネル検査の現状と課題を踏まえて~
シンポジスト
大熊 裕介
(国立がん研究センター がんゲノム情報管理センター 中核病院等連携室 室長)
蓮岡 佳代子
(岡山大学病院 看護部 がん看護専門看護師)
山谷 淳子
(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 看護部 外来2 師長 がん化学療法看護認定看護師)
座  長
菅野 かおり
(公益社団法人 日本看護協会神戸研修センター 教育研修部 がん薬物療法看護認定看護師教育課程 主任教員 がん薬物療法看護認定看護師)
川崎 優子
(兵庫県立大学 看護学部)
日  時 2026年2月22日(日)9:00~10:30
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がんゲノム医療とは、がん遺伝子パネル検査で明らかになったゲノム異常に基づき、患者一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行う医療である。第3期がん対策推進基本計画(2018年3月)で「がん医療の充実、がんゲノム医療」が新設されて以降、ゲノム医療を必要とするがん患者が、全国どこにいても、がんゲノム医療を受けられる体制づくりとして、がんゲノム医療中核拠点病院を中心に人材育成や臨床試験や研究の推進などの体制整備が進み、一定の成果を上げている。2019年6月にはがん遺伝子パネル検査が保険収載され、これまでに7万人を超える患者が検査を実施している。がん遺伝子パネル検査の実施件数は年々増加傾向にあり、がんゲノム医療中核拠点病院やがんゲノム医療拠点病院などの指定施設以外で、患者が検査を希望する場合も多くなっている。
そこで、講師の先生方からは、①がんゲノム情報管理センター(C-CAT)の現状、②がん遺伝子パネル検査に関わるOCNSの役割、③連携病院におけるCNの役割について話題提供頂き、検査受け入れ体制の拡大に向けて、がんゲノム医療連携病院(全国228か所)などでの患者支援体制を整えるために看護師はどのように準備していく必要があるのかを考えていきたい。さらに、がん専門病院の医療医従事者のリテラシーとして、「がんゲノム」に関するどのような知識や情報を、更に普及する必要があるのかについても触れていきたい。

パネルディスカッション

パネルディスカッション1

がん治療後のリンパ浮腫ケアにおける効果的な多職種連携
~がん看護×がんリハビリテーションによる新たな展望~
パネリスト
菰池 佳史
(近畿大学医学部 外科 乳腺内分泌部門 教授)
赤崎 千春
(独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院 リハビリテーション科 理学療法士)
島崎 寛将
(大阪府済生会富田林病院 リハビリテーション科 技士長 作業療法士)
服部 聖子
(滋賀医科大学医学部附属病院 副看護部長)
座  長
作田 裕美
(大阪公立大学大学院 看護学研究科 教授)
井沢 知子
(神戸市看護大学 看護学部 准教授)
日  時 2026年2月21日(土)14:00~15:30
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 近年、がん治療は目覚ましい進展を遂げており、その進歩とともに治療後の生活の質(QOL)の向上に焦点が当てられています。看護師によるがん治療後リンパ浮腫ケアの発想もがん患者のQOL支援からスタートしています。一方、がんリハビリテーションは、がん治療の一環として、リハビリテーション科医およびリハビリテーション専門職によって提供される医学的ケアを指します。がんリハビリテーション医療は、がんそのものやがん治療による身体への影響に対する回復力を高め、残存する身体機能を維持・向上させることを目的としています。本セッションでは、がん治療後リンパ浮腫診療・ケアに取り組む多職種の専門家にお集まりいただき、各職種の立場から多職種連携の実態とそれぞれの役割について実践を共有し、新たなリンパ浮腫ケアを展望する機会としたいと考えております。

パネルディスカッション2

若手看護師からみたこれからのがん看護
パネリスト
池田 香菜子
(大阪大学医学部附属病院 看護部 がん看護専門看護師)
安川 弘平
(国立がん研究センター中央病院 看護部 看護師 がん看護専門看護師)
山本 瀬奈
(大阪大学大学院 医学系研究科保健学専攻 准教授 )
角甲 純
(三重大学大学院 医学系研究科)
座  長
吉岡 さおり
(京都府立医科大学大学院 保健看護学研究科)
南口 陽子
(大阪医科薬科大学 看護学部 准教授 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月21日(土)9:00~10:30
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん医療は進歩を遂げ、5年相対生存率は60%を超える水準にまで向上した。 しかし、がんサバイバーが直面する課題は多岐にわたり、ニーズはより複雑化している。 このような状況下で、看護師には質の高いケアの提供だけでなく、患者の多様なニーズに柔軟かつ的確に応える力が求められている。
特にZ世代からミレニアル世代の若手看護師は、柔軟な発想や新しい技術への適応力を持つことで、がん看護の未来を支える重要な存在である。
本セッションでは、臨床や教育・研究現場で活躍する若手看護師および理事がそれぞれの立場から、がん看護における取り組みや課題、今後の展望について発表する。 そして、参加者の皆様とのディスカッションを通して、時代のニーズに即したがん看護のあり方、取り組み、課題解決の方向性などについてともに考える機会としたい。

パネルディスカッション3

小児・AYA世代に対するがん看護の今とこれから
パネリスト
森 文子
(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護部長 がん看護専門看護師)
渡邊 知映
(昭和医科大学 保健医療学部 教授)
津村 明美
(認定NPO法人 横浜こどもホスピスプロジェクト がん看護専門看護師)
楠木 重範
(遊育園こどもクリニック 小児科 院長 小児科専門医)
座  長
林 みずほ
(大阪大学医学部附属病院 看護部 緩和医療センター 看護師長 がん看護専門看護師)
花出 正美
(がん研究会有明病院 がん相談支援センター センター長 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月21日(土)14:00~15:30
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 小児・AYA(Adolescents and Young Adults)世代のがん患者・家族は、特有のニーズや課題を抱えており、疾患・治療の特性に加えて発達課題やライフステージに応じたきめ細やかな支援を必要としている。がん対策推進基本計画では第3期からライフステージに応じたがん対策の必要性が反映され、がん医療とがんとの共生の両面から小児・AYA世代に対する支援の充実が図られるようになった。本セッションでは、晩期合併症のマネジメント、性と生殖、緩和ケア・家族ケアを軸に、小児・AYA世代に対するがん看護がどこまで進んできたかを振り返り、当事者の視点を交えて、これからの時代に求められる小児・AYA世代のケアについて議論する。日頃から小児・AYA世代のがん看護に従事されている方々はもちろん、時折出会う小児・AYA世代のがん患者・サバイバーへのケアに戸惑うという方まで、ともに知識のアップデートを図り、小児・AYA世代に対するがん看護の未来について語り合いたい。

パネルディスカッション4

新たながん疼痛緩和のアプローチを考える
パネリスト
上野 博司
(パナソニック健康保険組合 松下記念病院 緩和ケア内科 部長)
福島 卓矢
(関西医科大学 リハビリテーション学部 助教 理学療法士)
吉田 詩織
(東北大学大学院 医学系研究科がん看護学分野 助教 )
市原 香織
(淀川キリスト教病院 緩和ケアセンター 課長 がん看護専門看護師)
座  長
關本 翌子
(国立がん研究センター中央病院 看護部長室 看護部長 がん性疼痛看護認定看護師)
江藤 美和子
(ベルランド総合病院 外来科長 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月21日(土)9:00~10:30
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん疼痛は患者のQOLを著しく低下させるため、適切な緩和が重要である。近年では、WHOがん疼痛鎮痛ラダーなど医学的根拠にもとづきがん疼痛緩和のサイエンスが発展してきた。しかし、主観的な体験である疼痛の緩和においては、患者を中心とした関わりの姿勢と疼痛緩和に関わる看護の技を組み合わせたアプローチが不可欠である。本セッションは、疼痛緩和に関わる新たな看護のアプローチを考える機会とするため、4名の講師をお迎えする。医師からはがん疼痛の評価方法と適切な疼痛治療について、理学療法士からは疼痛を抱える患者の日常生活や希望を支える工夫について概説いただき、看護師が臨床で活用できる技術について学ぶ。さらに、看護師からは、遠隔看護によるがん疼痛のモニタリングに関わるシステムを用いた支援や、症状マネジメントの理論にもとづく難治性疼痛を抱えるがん患者への支援をご紹介いただく。本シンポジウムを通じて、がん疼痛緩和に向けた新たなアプローチを学び、明日からの看護実践に活用していただきたい。

パネルディスカッション5

何をしたら“ACP”なのか
パネリスト
田代 真理
(高知県立大学 看護学部 准教授 がん看護専門看護師)
日塔 裕子
(くげぬま緩和ケア内科 がん看護専門看護師)
児玉 美由紀
(北里大学病院 看護部)
蓮尾 久美
(一般社団法人らふ 代表理事)
座  長
林 ゑり子
(横浜市立大学 医学部 看護学科 がん看護専門看護師 )
小山 富美子
(近畿大学 看護学部設置準備室 教授 )
日  時 2026年2月22日(日)14:30~16:00
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の認知度が向上するにつれ、看護師がACPについて学ぶ機会は急速に増加した。今では地域がん診療連携拠点病院の指定要件にACPを含めた意思決定支援の提供体制整備があげられるなど、ACPは質の高いがん医療・がん看護を提供するうえで欠かせない要素となっている。しかし、臨床では依然として多くの看護師から「ACP は難しい、実践できているか自信がない」という声が聞かれる。その一因には、実践として何をしたらACPができていると言えるのか共通した見解が確立していないことが影響しているのではないだろうか。
「ACPの概念はわかるが、具体的に何ができればよいのか」。本セッションでは、こうした疑問に答えるべく、4名のパネリストに登壇いただく。パネリストの先生方には、看護師の立場から病院・在宅それぞれにおけるACPの実践とACPのための組織づくりの実際について、また、当事者の立場から望むACPについてお話いただき、議論を深める。卓越した実践の言語化や経験の共有をしていただくなかで、参加者の皆さまにもご自身が日頃実践できているACPに気づいていただくことができるのではないかと考えている。

パネルディスカッション6

がん領域の専門性の高い看護師を
継続的に育成するための看護管理者の戦略的な取り組み
パネリスト
新 美保恵
(川崎医科大学総合医療センター 看護管理室 看護部長)
栗原 美穂
(国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院 看護部 看護部長 がん性疼痛看護認定看護師)
越智 比奈子
(市立豊中病院 看護部長)
山根 康子
(大阪国際がんセンター 看護部 看護部長)
座  長
山根 康子
(大阪国際がんセンター 看護部 看護部長)
小山 美幸
(兵庫県立がんセンター 看護部長 )
日  時 2026年2月22日(日)9:00~10:30
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 1994年に専門看護師制度、1995年には認定看護師制度が開始となって以降、約30年が経過した。その間、多くの看護師が資格取得に努め、看護の質向上に向けて各々のフィールドで役割を果たしながらその地位の向上に努めてきた。今では、がんのチーム医療において、看護師は多職種をコーディネートする役割を担い、必要不可欠な存在となった。また、その活躍を証明するかのように、社会的にも看護師の専門性の発揮が推進され、がん看護分野においても、第4期がん対策推進基本計画の中でその役割が専従配置化として期待されている。
がん看護を牽引してきた先輩看護師の志を次世代に引き継ぎ、新たな歴史を刻んでいくために、がん看護のスぺシャリストの育成は欠かすことが出来ない。大阪府は2024年度からがん診療連携協議会の中にがん看護部会を新設し、がん看護に携わる全ての看護師の資質向上と、がん看護の実践レベルの均てん化を図ることを目的に取り組みを開始した。その中で実施したがん診療拠点病院のニーズ調査の結果からは、活動を牽引する看護師の育成への課題が明確となった。そして現状は、どの都道府県の病院も後進育成には様々な課題を抱えていると推察する。
そこで、がん診療連携拠点病院の看護部長がどのような組織的戦略で院内のスペシャリスト育成に向けて取り組んでいるのか、またがん看護専門看護師やがん関連分野の認定看護師の強みを院内外で発揮するために、どのようなマネジメントを行っているのか、その実際について共有する。その上で、本学会に参加された看護管理者が今後それぞれの施設でがん看護のスペシャリスト育成に向けて取り組んでいく戦略作りにつながる機会としたい。
大阪府のニーズ調査の結果と共に、がん診療連携拠点病院の看護部長4名の実践について共有し、今後の課題に関するディスカッションを行う。

パネルディスカッション7

高齢がん患者の治療を支える看看連携:
治療期からの在宅療養支援
パネリスト
船越 政江
(医療法人社団林山朝日診療所 訪問看護・リハビリステーションわたぼうし 看護部長 在宅看護専門看護師)
後藤 たみ
(神戸市立医療センター西市民病院 地域医療在宅支援室 主幹 緩和ケア認定看護師・在宅看護専門看護師)
長尾 充子
(ユニバーサルケア株式会社 あるふぁ訪問看護ステーション 代表取締役 がん看護専門看護師)
池島 あゆみ
(地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター 看護局 外来 化学療法センター 副看護師長 がん薬物療法看護認定看護師)
座  長
藤原 由佳
(医療法人社団清水メディカルクリニック がん看護専門看護師 / 神戸大学大学院医学研究科 研究員)
畠山 明子
(地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院 看護ケア推進室 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:50
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 がん患者の約75%は65歳以上であり、75歳以上の後期高齢者に限ってもがん患者全体の半数に迫る勢いである。近年、低侵襲治療の開発や支持療法の発展などにより高齢がん患者の治療機会は増加しているが、高齢者は加齢に伴う身体・心理・社会的特徴から治療の有害事象や生活への支障が生じやすい。高齢がん患者が安全に治療を受けながら、住み慣れた地域・在宅での暮らしを維持していくためには多様なセルフケアが求められる。なかでも認知機能が低下した患者や独居・高齢者世帯の患者が生活の質を損なわず安全に治療を継続するには、患者・家族を支える専門的支援が不可欠である。本セッションでは、高齢がん患者の治療を支える看看連携をテーマに、日ごろから看看連携を実践している2組4名のパネリストにご登壇いただき、病院と在宅、双方の視点から治療期からの在宅療養支援について考える。パネリストの先生方が実践を通じて培ってこられた看看連携の「技」を紐解きながら、高齢がん患者に対する新たな看護を拓く一助としたい。

パネルディスカッション8

医療DXはがん看護にどのように活用できるのか?
パネリスト
佐藤 大介
(福井大学 学術研究院 医学系部門 看護学領域 教授 )
里見 絵理子
(国立がん研究センター中央病院 緩和医療科 科長 /順天堂大学大学院 医学研究科緩和医療学)
田中 いずみ
(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 看護部 副院長・看護部長 がん看護専門看護師)
座  長
田村 沙織
(大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻)
淺野 耕太
(京都第二赤十字病院 外来化学療法センター 看護師長 がん看護専門看護師)
日  時 2026年2月22日(日)10:15~11:45
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 デジタル技術で暮らしや社会に変革をもたらす“デジタルトランスフォーメーション(DX)”が進んでいます。その動きは医療分野にも波及しており、デジタル化の推進に基づく良質な医療・ケアの提供が期待される時代となりました。今回のパネルディスカッションでは、パネリストの先生方の取り組みを例にデジタル技術によって私たち看護師の仕事がどのように変わるのかを知り、変わりゆく時代のなかでこれからのがん看護実践においてどのように医療DXを活用していけばよいのかについて考える機会にしたいと思います。
パネリストの先生方には、①人工知能(AI)による生体情報のアセスメント機能を搭載した外来化学療法中のがん患者への遠隔看護システム(T-SCOT)、②遠隔コンサルティングシステムを活用した専門的がん疼痛治療コンサルテーションサービス(CHALLENGE-CanPain)、③看護師業務にAIを導入した例をご紹介いただきます。先駆的な取り組みから医療DX時代におけるがん看護を創造し、最先端のデジタル技術と紡がれてきた看護の技が融合する新時代のがん看護創造への一歩としたいと考えます。
      

教育セミナー

詳細は各タイトルをクリックしてご確認ください。

教育セミナー1

小細胞肺がん治療薬 タルラタマブの有効性/安全性
・小細胞肺がん患者におけるタルラタマブへの期待
・CRS/ICANSに備えた看護ケア・多職種連携の実践 ~タルラタマブ投与前後の準備/家族への関わり~

講  師
甲原 雄平
(日本生命病院 呼吸器・免疫内科 副部長)
鄭 恩愛
(日本生命病院 看護部 がん薬物療法看護認定看護師)
座  長
藤田 佐和
(高知県立大学大学院 看護学研究科 特任教授)
共  催 アムジェン株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催

教育セミナー2

小児・AYA世代がん患者等の妊孕性温存に関する診療ガイドラインと意思決定支援について
・最新の乳がん治療と妊孕性温存について ~診療ガイドラインを用いた協働意思決定支援~
・妊孕性温存にいかに取り組むか ~妊孕性温存における看護師の役割~

講  師
北野 敦子
(聖路加国際病院 腫瘍内科 副医長)
稲村 直子
(国立がん研究センター中央病院 看護師長 がん看護専門看護師)
座  長
渡邊 知映
(昭和医科大学 保健医療学部 教授)
共  催 中外製薬株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催

教育セミナー3

現場と未来を守る!最新版 ONS Safe Handling of Hazardous Drug ガイドラインのアップデート

講  師
MiKaela M. Olsen
(Johns Hopkins Hospital)
座  長
平井 和恵
(東京医科大学 医学部看護学科 教授)
共  催 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信

教育セミナー4

外来化学療法における高齢者がん患者のケア:FNに対するマネジメント
・外来化学療法における高齢者機能評価とチーム医療:看護が支える安全な治療継続
・ペグフィルグラスチム自動投与デバイス導入の効果~システム構築と患者教育の実際~

講  師
北川 善子
(独立行政法人 国立病院機構 九州がんセンター 看護部 がん看護専門看護師)
土井 久容
(神戸大学医学部附属病院 看護部 副看護師長 がん薬物療法看護認定看護師)
座  長
角甲 純
(三重大学大学院 医学系研究科看護学専攻 教授 がん看護専門看護師)
共  催 協和キリン株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第4会場(大阪府立国際会議場 12階 会議室1202)
開催方法 現地開催

教育セミナー5

“知ればケアがきっとよくなる” -irAEマネジメント-
・知っておきたい irAEマネジメント -看護師が押さえるべきポイント-
・知っておきたい irAE マネジメント -かんたん解説-

講  師
長崎 礼子
(がん研究会有明病院 看護部 がん化学療法看護認定看護師)
峯村 信嘉
(三井記念病院 総合内科 科長)
座  長
林 直子
(聖路加国際大学 大学院看護学研究科 教授)
共  催 ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社/小野薬品工業株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催

教育セミナー6

チームで取り組む胃癌薬物療法における副作用マネジメント
・チーム医療のBeyond Evidence
・チームで取り組む切除不能進行・再発胃癌患者の有害事象マネジメント

講  師
朴 成和
(東京大学医科学研究所附属病院 腫瘍・総合内科 教授)
中村 理恵子
(大阪市立総合医療センター 看護部主査 外来化学療法室 がん薬物療法看護認定看護師)
座  長
村上 好恵
(慶應義塾大学 看護医療学部 教授)
共  催 第一三共株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第7会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1005~1007)
開催方法 現地開催

教育セミナー7

外来化学療法看護DXの最前線 変革へのチャレンジ!~安全で効率的ながん薬物療法の提供をめざして~

講  師
山谷 淳子
(医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 がん化学療法看護認定看護師)
座  長
本間 織重
(昭和医科大学病院 看護部 係長、昭和医科大学大学院保健医療学研究科 看護学科 准教授 がん看護専門看護師)
共  催 テルモ株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第8会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1008)
開催方法 現地開催

教育セミナー8

がん治療患者のスキンケア -創傷ケアに向けての臨床判断と実践的ケア-
・創傷(がん性創傷、自壊創)の局所評価・臨床判断
・創を癒し、肌を守る -がん看護における臨床判断に基づく実践ケア-

講  師
高木 良重
(福岡大学医学部 看護学科 講師 がん看護専門看護師 皮膚・排泄ケア認定看護師)
政田 美喜
(三豊総合病院 看護部 皮膚・排泄ケア認定看護師)
座  長
松原 康美
(北里大学 健康科学部 看護学科 教授 がん看護専門看護師 皮膚・排泄ケア認定看護師)
共  催 持田ヘルスケア株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第9会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1009)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信

教育セミナー9

転移・再発乳癌における抗体薬物複合体(ADC)の副作用マネジメントと患者コミュニケーション
・抗体薬物複合体(ADC)治療を理解し、支える ~乳がん患者とのコミュニケーションに活かす知識~
・抗体薬物複合体(ADC)を投与する乳がん患者の治療を支える~副作用管理とコミュニケーションの実践~

講  師
坂東 裕子
(筑波大学 乳腺・甲状腺・内分泌外科 教授)
飯嶋 由香里
(医療法人財団今井会 足立病院 京都ブレストセンター 足立乳腺クリニック 乳がん看護認定看護師)
座  長
吉岡 さおり
(京都府立医科大学 医学部看護学科 教授)
共  催 ギリアド・サイエンシズ株式会社 メディカルアフェアーズ本部
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階 会議室801+802)
開催方法 現地開催

教育セミナー10

進行再発大腸癌の薬物治療
・看護師さんに知って欲しい大腸癌薬物療法の最新情報
・大腸癌薬物療法による皮膚障害~治療継続のための実践的皮膚マネジメント~

講  師
篠崎 英司
(がん研究会有明病院 消化器化学療法科 副部長 (日本臨床腫瘍 薬物療法専門医・指導医))
上原 智子
(国立がん研究センター中央病院 がん化学療法看護認定看護師)
座  長
宮下 光令
(東北大学大学院医学系研究科保健学専攻緩和ケア看護学分野 教授)
共  催 武田薬品工業株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階 会議室701+702)
開催方法 現地開催

教育セミナー11

セル看護提供方式とゾルベツキシマブの副作用マネジメントを考える
・Chemotherapy×セル看護提供方式®
 ~ベッドサイドで関心を寄せることが最大のリスクマネジメント~
・ゾルベツキシマブの副作用マネジメント/外来移行を考える

講  師
和田 麻美
(株式会社 麻生 飯塚病院 看護管理師長 認定看護管理者)
伊藤 直美
(国立がん研究センター東病院 通院治療センター 副看護師長 がん薬物療法看護認定看護師)
座  長
渡邉 眞理
(湘南医療大学 保健医療学部看護学科 教授 がん看護専門看護師)
共  催 アステラス製薬株式会社
日  時 2月21日(土)12:00~13:00
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催

教育セミナー12

いま考える感染管理と看護実践
①がん患者さんに望ましい感染症予防対策を考える
②がん薬物療法における看護実践と感染管理

講  師
冲中 敬二
(国立がん研究センター東病院 感染症科 科長/国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科)
淺野 耕太
(京都第二赤十字病院 外来化学療法センター 看護師長 がん看護専門看護師)
座  長
矢ヶ崎 香
(慶應義塾大学 看護医療学部 教授)
共  催 ジェンマブ株式会社 メディカルアフェアーズ本部 / アッヴィ合同会社 医学統括本部
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第1会場(大阪府立国際会議場 5階 大ホール)
開催方法 現地開催

教育セミナー13

多発性骨髄腫看護におけるチーム医療
・多発性骨髄腫とは? ~25分でこんなに話せるの??~
・当院における多発性骨髄腫のチーム医療 ~外来化学療法を中心に~

講  師
髙桑 輝人
(若草第一病院 血液内科 診療部長 日本血液学会認定血液専門医、日本血液学会認定血液指導医、日本内科学会総合内科専門医)
柴田 基子
(日本赤十字社医療センター 化学療法室 看護師長 がん化学療法看護認定看護師)
座  長
鈴木 美穂
(慶應義塾大学 看護医療学部 教授 看護師)
共  催 グラクソ・スミスクライン株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催

教育セミナー14

安心・安全な制吐療法を考える
・安全・安楽な薬物療法のために看護師が行うCINVマネジメント
・がん治療を支える安心・安全な制吐療法

講  師
喜多 茉梨子
(久留米大学病院 看護部 がん化学療法看護認定看護師)
市村 博子
(横浜市立市民病院 看護部 看護師長 がん化学療法看護認定看護師)
座  長
川崎 優子
(兵庫県立大学 看護学部 教授)
共  催 大鵬薬品工業株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催

教育セミナー15

アピアランスケアで、患者さんの“自分らしさ”に寄り添う。
・病院から社会へ ー アピアランスケアの仕組みと連携を考える ー
・「患者の「自分らしさ」に寄り添うアピアランスケア - 現場での看護実践から -

講  師
片岡 明美
(がん研究会有明病院 乳腺センター 乳腺外科 医長 / トータルケアセンター 患者・家族支援部長 サバイバーシップ支援室長)
濱口 恵子
(がん研究会有明病院 トータルケアセンター 患者・家族支援部 サバイバーシップ支援室 がん看護専門看護師)
座  長
吉田 詩織
(東北大学大学院 医学系研究科がん看護学分野 助教)
共  催 株式会社ファンケル
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第4会場(大阪府立国際会議場 12階 会議室1202)
開催方法 現地開催

教育セミナー16

痛みのマネジメントにおける看護師の役割~対話とエンパワメントによる患者主体のケア~

講  師
川村 三希子
(札幌市立大学 看護学部 教授)
座  長
国府 浩子
(熊本大学 大学院生命科学研究部 教授)
共  催 塩野義製薬株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第5会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1001~1003)
開催方法 現地開催

教育セミナー17

HBOC診療の意義
・乳がん看護を考える~HBOC診療の意義を中心に~
・乳腺外科医が考える、HBOC診療の意義

講  師
梅本 郁奈子
(市立貝塚病院 看護局 乳がん看護認定看護師)
大城 智弥
(市立貝塚病院 乳腺外科 主任部長 乳がん高度検診・治療センター長)
座  長
井関 千裕
(社会福祉法人大阪暁明館 大阪暁明館病院 看護部 係長代行 がん看護専門看護師・乳がん看護認定看護師)
共  催 アストラゼネカ株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第7会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1005~1007)
開催方法 現地開催

教育セミナー18

進行性尿路上皮癌治療の副作用マネジメント〜多職種連携の重要性〜
・治療効果を最大化するために必要な視点 〜副作用マネジメントとチーム医療〜
・看護師が担う副作用マネジメント~通院治療における支援の実際~

講  師
原 琢人
(神戸大学大学院医学研究科 腎泌尿器科学分野 講師)
竹田 元美
(兵庫県立がんセンター がん化学療法看護認定看護師)
座  長
千﨑 美登子
(総合相模更生病院 看護部 看護部長補佐 がん看護専門看護師)
共  催 アステラス製薬株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第8会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1008)
開催方法 現地開催

教育セミナー19

多発性骨髄腫の最新治療と副作用マネジメント
・再発難治性多発性骨髄腫におけるTalquetamabの役割
・看護の専門性を活かした二重特異性抗体薬の副作用マネジメント ~ Talquetamabを中心に ~
・当院におけるTalquetamab投与に伴う口腔毒性への対応

講  師
黒井 大雅
(公立学校共済組合中国中央病院 血液内科 医長)
村上 智美
(公立学校共済組合中国中央病院  看護部 血液内科 がん薬物療法看護認定看護師)
高塚 真理
(独立行政法人国立病院機構渋川医療センター 栄養管理室 栄養管理室長)
座  長
森 文子
(国立がん研究センター中央病院 看護部 副看護部長 がん看護専門看護師・認定看護管理者)
共  催 ヤンセンファーマ株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第9会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1009)
開催方法 現地開催

教育セミナー20

地域で生きるがん患者を支える ~高度実践看護がつなぐ地域包括ケア~

講  師
鶴田 理恵
(大阪公立大学医学部附属病院 看護部 がん看護専門看護師)
座  長
秋元 典子
(甲南女子大学 学長)
共  催 ファミリー・ホスピス株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階 会議室801+802)
開催方法 現地開催

教育セミナー21

穿刺困難な患者の苦痛を減らし確実な血管確保へ!
~化学療法室における末梢静脈穿刺エコー導入と教育・実践の挑戦~

講  師
亀 友美
(市立貝塚病院 看護局 がん化学療法看護認定看護師)
座  長
村山 陵子
(藤田医科大学 保健衛生学部 看護学科 教授)
共  催 富士フイルムメディカル株式会社/ニチバン株式会社
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階 会議室701+702)
開催方法 現地開催

教育セミナー22

「医師と患者を繋ぐ“介入型SDM”の実践」

講  師
沼口 香織
(山梨大学医学部附属病院 がん放射線療法看護認定看護師)
山田 仁映
(福井県済生会病院 がん看護専門看護師 がん性疼痛看護認定看護師)
座  長
後藤 志保
(がん研究会有明病院 がん看護専門看護師)
共  催 一般社団法人がん医療の今を共有する会(ACT)
日  時 2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信

委員会企画

詳細は各タイトルをクリックしてご確認ください。

委員会企画

災害対策委員会企画

災害対策委員会・SIG災害がん看護共催企画プログラム:
明日からできる!地震発生時の外来がん薬物療法看護における災害対策
講  師
田墨 惠子
(大阪大学医学部附属病院看護部 がん看護専門看護師)
今津 陽子
(災害対策委員会副委員長/東京科学大学大学院保健衛生学研究科)
座  長
宮下 光令
(災害対策委員会委員長/東北大学大学院医学系研究科)
岸田 さな江
(SIG災害がん看護代表/獨協医科大学病院看護部 がん看護専門看護師)
ファシリテーター
菅野 久美
(災害対策委員会委員/福島県立医科大学看護学部)
日  時 2026年2月21日(土)9:00~10:30
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図
頻発する大規模自然災害のなかでも、地震災害はいつ発生するか予測できず、大きな被害をもたらします。本セッションは、外来がん薬物療法に携わる看護職が、災害時にも安全かつ継続的な支援を行うために「明日からできる」具体的な対策を参加者同士で考えることを目的として企画しました。 研修会では、大阪北部地震での実体験、がん薬物療法に特徴的な災害対策に関する講演を踏まえ、がん薬物療法室という特殊な環境での災害による影響を事例で考えながら、具体的な災害対応について考えることができます。そして参加者同士の意見交換を通し、災害時にも強い外来がん看護体制の構築につながる契機になることを期待しています。 本セッションは、日本がん看護学会の中で、災害時のがん患者支援について考えてきたSIG災害がん看護グループと災害対策委員会共催での初めての企画です。業務にすぐに活かせるヒントが得られる場として、ぜひご参加ください。

教育活動委員会企画 海外研修報告

UCSF Medical Centerで学んだ高度がん看護実践の最前線と日本のがん看護の可能性
講  師
北川 善子
(独立行政法人国立病院機構九州がんセンター)
坂本 理恵
(国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院)
佐野 照恵
(大阪医科薬科大学大学院 看護学研究科)
舩瀬 満裕佳
(淀川キリスト教病院)
山下 加奈
(市立伊丹病院)
座  長
淺野 耕太
(京都第二赤十字病院)
コメンテーター
渡邊 知映
(昭和医科大学保健医療学部看護学科)
石井 素子
(University of California, San Francisco)
日  時 2026年2月21日(土)9:00~10:30
会  場 第7会場(大阪府立国際会議場 10階1005~1007)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 日本がん看護学会は、公益財団法人小林がん学術振興会による「がん看護に関わる高度実践看護師海外研修事業」の助成を受け、がん医療の最新知見と専門的看護実践の深化を目的とした海外研修を実施している。今年度は5名のがん看護専門看護師を米国UCSF Medical Centerに派遣しました。現地では、施設見学、シャドーウィング、APN(Advanced Practice Nurse)との交流を通じて、臨床・教育・マネジメントにおける先進的な看護実践を学ぶことができた。本セッションでは、現地研修で得られた示唆や具体的な知見を共有し、日本のがん看護における高度実践看護師の役割拡大と実践の質向上に向けた展望、並びに今後の課題について参加者と共に議論を深めたい。

地方分科会委員会企画

地方分科会開催者に聞く~地域で紡ぐがん看護のネットワーク~
               
講  師
高澤 佳江
(地区4:江戸川がん看護ネットワーク)
高木 良重
(地区9:福岡大学 医学部 看護学科)
  
石井 奈奈
(地区1:手稲渓仁会病院)
  
宮脇 聡子
(地区8:四国がんセンター)
  
座  長
林田 裕美
(地区7:大阪公立大学 看護学部 看護学科)
堀越 政孝
(地区3:群馬パース大学 看護学部 看護学科)
  
日  時 2026年2月21日(土)10:45~11:45
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法現地開催のみ、後日オンデマンド配信なし
企画意図  地方分科会委員会は、がん看護に関する研究、教育及び実践の発展と向上のために、各地域のがん看護実践の課題を共有し、学術的な交流を深め、研究等における協働を探ること、また学会活動の広報を目的としています。各地区から企画を募集し、学会より助成することにより、開催・運営を支援しています。
 これまでに開催された各地区の地方分科会は、有識者による講演、事例検討、技術習得を目指した研修など様々であり、地区の独自性を発揮して運営されてきました。それをふまえて、昨年度の第39回学術集会における委員会企画では、地方分科会開催者に、企画書作成から当日の運営までの過程について紹介してもらいました。
 今回、第40回日本がん看護学会学術集会では、地方分科会委員会の目的やこれまでの委員会企画で取り組んできた流れを汲み、さらに地域でがん看護のネットワークを紡ぐための工夫についてディスカッションしていくことを計画しました。プログラム内容は、2025年度に地方分科会を開催した地区から、企画構想のポイントや運営上の工夫、困難について紹介していただきます。なかでも、毎年度地方分科会を企画し、助成を申請し、開催を行っている地区がありますが、そのためにどのような取り組みを行っているのか共有していただきます。さらに、以前開催した地区の代表者から開催に向けての取り組み、各地区の開催状況やネットワークを紡ぐための工夫に関するデータをご紹介します。これらの発表内容をもとに、各地区独自のネットワークを活用した企画運営についてシンポジウム形式で深め、地方分科会を企画する際に有益なテーマとなるよう行う予定です。
【プログラム】
1)2025年度に開催された地方分科会企画代表者から運営に関する発表
2)各地区の開催状況やネットワークを紡ぐための工夫に関するデータ
3)ディスカッション
4)地方分科会委員会の活動内容、今後の取り組みについて

編集委員会企画

がん看護における質的研究と倫理的課題
講  師
秋元 典子
(甲南女子大学 学長)
座  長
国府 浩子
(熊本大学大学院生命科学研究部 環境社会医学部門看護学講座 教授)
プレゼンター
片岡 純
(愛知県立大学 看護学部 成人慢性期看護学 教授)
明石 和子
(泉大津急性期メディカルセンター OCNS)
企  画 日本がん看護学会編集委員会
国府浩子、青山真帆、浅海くるみ、今井芳枝、大釜徳政、小澤桂子、小原 泉、近藤由香、
笹原朋代、佐藤一樹、清水陽一、杉村鮎美、照屋典子、村上好恵、吉田詩織、渡邉千春
日  時 2026年2月21日(土)14:00~15:30
会  場 第7会場(大阪府立国際会議場 10階 1005~1007)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図
 がん看護の現場では、患者の苦痛や不安、価値観といった個別性の高い体験に寄り添うケアが求められています。しかし、こうした複雑で多様なニーズは、表面的に把握できるとは限らず、患者個々の体験の中に埋もれたまま掘り起こされていない体験もあると考えられます。がん患者の複雑で多様なニーズを踏まえた質の高い看護を実践するためには、その体験について当事者に語っていただき、その語りをデータとしてデータが何を意味してるのかを明らかにしたうえで必要な看護を導き出し、それを実践していくことが必要です。これを可能するのが質的研究です。質的研究は、対象者の豊かな語りを促し、そこに潜む深い意味をあらわす言葉(概念)を生成することができるため、質の高い看護実践を導く手がかりとなり得るからです。一方で、質的研究では、研究者と研究対象者の関係性が近く、語られた内容が感情的・個人的な性質をもつことが多いため、研究倫理上の配慮は極めて重要です。インフォームド・コンセントやプライバシー保護はもちろんのこと、研究者側が求める事象に沿いテーマ設定や具体的なエピソードの取り扱いに配慮しつつ倫理申請する一方で、倫理審査側より言葉や文字の侵襲性、研究者の解釈が参加者に与える影響など、質的研究特有の倫理的課題について指摘を受けることがあります。研究倫理に関する制度や体制整備が進みより厳重化する中で、質的研究の独自性を担保しつつ、がん看護学において保障すべき研究倫理をふまえ、研究者側と倫理審査側の双方が研究対象の満足感をもたらすケア開発のための体制を構築していく必要があります。
 そこで今年度の研修会では、がん看護における質的研究における倫理的課題とその対応について、いくつかの実際例をもとに参加者の皆様と一緒に考えていきたいと思います。
 研修会の講師は、がん看護学の発展のために日々ご尽力され、質的研究や研究指導のご経験も豊富な秋元典子先生(甲南女子大学 学長)です。さらに、実際に倫理審査を担当されている立場として片岡 純先生(愛知県立大学 看護学部 教授)、実際にがん看護領域で質的研究の倫理審査で悩んだ経験のある研究者として明石和子先生(泉大津急性期メディカルセンター OCNS)にご登壇いただき意見交換を行うことで、質的研究における倫理的課題への理解を深め、実際に取り組む際の注意点や工夫について共有する機会になればと考えております。
 質的研究や事例研究に取り組もうと考えている看護師や大学院生、看護研究者、論文や研究倫理審査で査読を担当される先生方等、奮ってご参加ください。

ガイドライン委員会企画

根拠に基づいたがん看護実践のためのガイドラインの創造と活用
~理論と実践をつなぐ急性放射線皮膚炎ガイダンス創刊へ~
講  師
佐藤 康仁
(国立保健医療科学院 保健医療情報政策研究センター)
日浅 友裕
(中京学院大学 看護学部 看護学科)
飯野 京子
(国立看護大学校)
座  長
平井 和恵
(東京医科大学 医学部 看護学科)
狩野 太郎
(群馬県立県民健康科学大学 看護学部 看護学科)
日  時 2026年2月21日(土)15:10~16:40
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 今回の研修会では、ガイドライン委員会としての活動の紹介、臨床の質向上のためにさらなるガイドライン作成に向けて、最新のガイドラインの作成と実装の課題と展望についてガイドライン専門家からの講演と、日本がん看護学会ガイドライン委員会としての活動の取り組みについて取り上げる。また、創刊予定の急性放射線皮膚炎のケアに関する合同ガイダンスに関する紹介を行う。

学術委員会企画

今こそ集まれ!がん看護の仲間たち
―第3回 臨床実践者と研究者のためのジョイントミーティング―【事前申込制(学会員限定)】
ファシリテーター
麻生 咲子
(静岡県立静岡がんセンター)
入澤 裕子
(東京大学医学部附属病院)
小笠 美春
(同志社女子大学)
沖村 愛子
(聖路加国際大学)
久保 五月
(北里大学)
高橋 奈津子
(神奈川県立保健福祉大学)
林 直子
(聖路加国際大学)
宮下 光令
(東北大学大学院医学系研究科)
日  時 2026年2月21日(土)15:45~16:45
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法

事前申込制(学会員限定)

現地開催のみ、後日オンデマンド配信なし
企画意図
質の高い看護を行うためには、新しい知識を生み出す、即ち研究に取り組むということが重要であり、研究は、研究者、臨床実践者問わず、我々看護職にとっての責務であるといえます。本委員会では、2022年に日本がん看護学会会員を対象として実施した「日本におけるがん看護研究の優先性」の調査結果をもとに、第38回日本がん看護学会学術集会(2024年2月)から「研究をやってみたい」と思っている臨床実践者と、「臨床実践者と一緒に研究をしたい」と思う研究者を繋ぐ、ジョイントミーティングを開催してきました。実施後のアンケートでは、「多様な背景の人々と出会い、研究するための仲間づくりができた」「他者の話を聞くことで研究活動へのヒントが得られた」「研究のモチベーションが向上した」など好評をいただきました。本企画の継続を希望する声を受け、今回は3回目の開催となります。
具体的な内容は、研究に関して日頃考えていること、困っていることなどについて7~8名程度で自由に話をする<テーマ別ミーティング>と、個別の研究相談を受ける<研究相談ブース>です。

<テーマ別ミーティング>
・以下の5つのグループの1つに参加し自由に語りあいます。
① 治療選択に関する意思決定
② 在宅を可能にするための支援 / 療養の場の移行に関する意思決定
③ 症状マネジメント / セルフマネジメント / セルフケア
④ 看護師教育
⑤ 研究に関心はあるが、テーマは未定
おおよその参加人数を把握するために事前登録をしていただきますが、当日の飛び入り参加も大歓迎です。

<研究相談>
・相談時間は1件あたり15分で、先着6件です。
・相談内容について事前提出をお願いします(400字以内)。
研究に関心がある方、研究に関する悩みをお持ちの方の参加をお待ちしております。
申込方法 以下のURLからお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc3FSlUZRtjhg7IbiQu2Bejpnclr7Oj23U3-Gs75MWZfIk2gw/viewform?pli=1

がん看護技術開発委員会企画

PRO:患者の声を看護につなぐ―がん患者指導管理料とACP支援に活かす視点
講  師
岩田 慎太郎
(国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍科 医長)
伊藤 奈央
(岩手医科大学 看護学部 准教授 がん看護専門看護師)
松村 優子
(京都市立病院 副看護部長 がん看護専門看護師)
座  長
森 文子
(国立がん研究センター中央病院)
細田 志衣
(聖路加国際病院)
日  時 2026年2月22日(日)9:00~10:30
会  場 第2会場(大阪府立国際会議場 5階 小ホール)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図
 近年、医療現場では「患者報告アウトカム(PRO:Patient Reported Outcome)」の重要性が一層高まっている。PROとは、患者自身が感じている健康状態や症状などを、医療者を介さずに直接報告するものである。
 令和4年に改定された「がん診療連携拠点病院等整備に関する指針」では、がん患者の身体的・精神的苦痛や社会的問題を、診断時から継続的に把握し、適切に対応すること、そしてその手段としてPROを活用することが求められている。さらに令和6年の診療報酬改定では、「人生の最終段階における意思決定支援(ACP)」を行うための院内方針の策定が入院料の算定要件に追加され、適切な意思決定支援の実践がより一層重視されるようになった。これらの背景を踏まえ、がん看護技術開発委員会では、PROに関する理解を深め、看護実践への活用を考える機会として本シンポジウムを企画した。
 本シンポジウムでは、各施設において、がん患者の声を診療や看護に活かすためのPROツールをどのように活用し、対話を促進しているのかを共有する。さらに、これらの取り組みを「がん患者指導管理料」や「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)支援」などのアウトカムへとつなげるための方策について議論を深めることを目的とする。

国際活動委員会企画

日本のがん看護を世界とつなぐ―国際学会への挑戦とその先に―
アジアがん看護学会(AONS)/国際がん看護学会(ISNCC)について学ぶ
講  師
大西 和子
(鈴鹿医療科学大学)
江藤 美和子
(ベルランド総合病院)
安川 弘平
(国立がん研究センター中央病院)
座  長
青山 真帆
(山形県立保健医療大学)
鈴木 美穂
(慶應義塾大学)
日  時 2026年2月22日(日)10:45~11:45
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図
 2027年8月にアジアがん看護学会(AONS)と国際がん看護学会(ISNCC)の合同カンファレンスを日本で開催することになりました。そこで、日本がん看護学会学術集会参加者が海外に目を向け、がん看護の国際交流に向けて士気を高められるような企画を考えました。
まず、AONSやISNCCの歴史を学ぶ機会として、ISNCCの理事を務め、AONS設立に尽力した大西和子氏から、ISNCCの理念やAONS発足の流れや発足への思いをご講演いただきます。加えて、ISNCCのカンファレンス(ICCN)で発表した江藤美和子氏と、AONSで発表した安川弘平氏に、発表の動機、発表までのプロセス、工夫したこと、苦労したこと、発表して学んだこと、現地に参加して学んだこと、日々の看護実践に活かしていることなどを参加者に共有していただきます。AONSとICCNが身近なものになり、参加者の皆さまの国際的キャリアの後押しになることを目指します。

教育活動委員会企画セミナー

経済毒性がもたらす“見えない副作用”―がん看護の新たな課題
講  師
本多 和典
(愛知県がんセンター)
山本 瀬奈
(大阪大学)
座  長
本間 織重
(昭和医科大学)
吉岡 さおり
(京都府立医科大学)
日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:50
会  場 第3会場(大阪府立国際会議場 12階 特別会議場)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 近年、がん治療は新しい抗がん薬や治療法の開発により大きく進歩し、生存期間の延長など治療効果の向上が認められるようになった。その一方で、がんの診断や治療に伴う経済的負担が増大し、がん患者やその家族のQOL に悪影響を及ぼしている。このようながん治療関連の経済的問題に関する負担や苦痛を「経済毒性 (financial toxicity)」として捉える動きが国内外で高まっており、がん治療における重要な課題となっている。
経済毒性は単なる医療費の増大のみならず、がん罹患に伴う収入や資産の減少、通院にかかる交通費やケア用品の購入などの医療費以外の支出にかかる家計への負担など、患者本人だけでなく家族全体の生活に深刻な影響を与える。経済毒性は患者にとって言い出しにくい話題であり、治療の意思決定に影響する重要な視点であるといえる。
本セミナーでは、「経済毒性」の概念、経済的側面から見た患者と家族が抱える課題、経済毒性の評価と対策、必要な支援について理解を深め、治療効果や身体的副作用と同じく、経済的な負担を“副作用”と捉え、患者の意思決定 やQOL に及ぼす影響、看護師の役割について議論する機会としたい。

会則・広報委員会企画

“わたしにもできる学会発表”から始まるつながり
講師・ファシリテーター
澤口 宙人
(札幌市立大学)
菅野 雄介
(東京科学大学)
森川 みはる
(京都大学大学院博士後期課程)
ファシリテーター
木村 安貴
(名桜大学)
座長・ファシリテーター
角甲 純
(三重大学大学院)
日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:50
会  場 第7会場(大阪府立国際会議場 10階1005~1007)
開催方法 現地開催のみ、後日オンデマンド配信なし
企画意図
 日本がん看護学会がさらなる発展を遂げるためには、がん看護に関心を持つ多様な人々が学会活動に参画し、互いに学び合い、つながりを広げていくことが重要である。過去の学術集会には、会員・非会員を問わず多様な参加者が集っており、本企画は、そうした参加者が学会の魅力を等しく体感し、それぞれの立場から一歩を選び取れる機会の提供を目指す。
 本企画では、研究活動や学会発表を身近に感じてもらえるよう、講演と交流会を組み合わせた二部構成を計画している。前半の講演では、研究発表に至る多様なアプローチを3つの視点から紹介する。講演1では、臨床現場で生じた疑問を研究疑問へと発展させ、学会発表に結びつけるまでの道筋を、研究の全体像や体験談を交えて解説する。講演2では、施設内での委員会活動や取り組みを整理し、活動報告として学会発表へと結びつける方法を紹介する。講演3では、研究発表の入口として取り組みやすいレビュー研究を取り上げ、方法論から発表までの流れをわかりやすく解説する。これらの講演を通じて、日々の実践や身近な活動からも発表につながる可能性があることを示し、参加者が自らの経験を学会活動に結びつけやすい視点を得られるよう工夫している。
 後半の交流会では、小グループに分かれ、学会発表を困難にしている要因や、研究発表のシーズとなり得る実践・疑問を参加者同士で共有する。最初に安心して話せる雰囲気を整えたうえで、自由に意見交換を行い、最後には各グループの内容を全体で共有する。こうした対話を通じて、参加者は「発表への第一歩」を模擬的に体験するとともに、同じ志を持つ仲間との新たなつながりを得ることを目指す。そのつながりは、学会活動のなかで再び顔を合わせ、共に学びを深めていく契機となることが期待される。
 本企画を通して、参加者が研究や発表のハードルを下げ、仲間とともに学会活動に参加する楽しさを実感できることが期待される。さらに、既存会員にとっても、新しい仲間と出会い、学会の広がりを再確認する機会となることを期待している。

社会連携委員会企画 Nursing Science Café

がん看護の現場から―生きると向き合う24時間―
講  師
西村 久美子
(滋賀医科大学医学部附属病院 看護部)
前原 春子
(独立行政法人 JCHO大阪病院 看護部)
山西 友規
(くらし看護専門家 けのひ)
司  会
市原 香織
(淀川キリスト教病院 看護部)
日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:20
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図
社会連携委員では、ナーシングサイエンスカフェを開催いたします。ナーシングサイエンスカフェは、看護を学ぶことに関心がある方が、将来のキャリアを考えたり、情報を集めることができるようにするためのプログラムです。 ナーシングサイエンスカフェ2026では、「がん看護の現場から-生きると向き合う24時間」をテーマに病院で24時間体制のがん看護を支える3名の看護師が、実際の経験をもとに、リアルな1日の仕事の流れや医療チーム内の役割、夜間の病棟の様子や患者さんへの対応、そして生活を支える看護のやりがいや喜びについてお話しします。昼夜を問わず病院の24時間を支える看護のリアル、普段はなかなか見えない裏側を知るチャンスです。最後には、ナースの仕事について皆さんが抱く疑問や質問にできる限りお答えする時間も設けます。 看護という仕事の魅力をより深く理解し、次世代を担う高校生・中学生のみなさんにとって、未来の職業選択の幅を広げるきっかけになればと思います。

社会連携委員会企画 市民公開講座

がん患者さん・ご家族のための自然災害への備えと発生時の対応
講  師
菅原 加奈子
(宮城大学看護学群成人看護学領域 がん看護専門看護師)
濱本 千春
(YMCA訪問看護ステーション・ピース所長 がん看護専門看護師)
桜井 なおみ
(全国がん患者団体連合会)
濱本 満紀
(NPO法人がんとともに生きる会)
座  長
大内 紗也子
(社会連携委員会委員)
轟 浩美
(全国がん患者団体連合会)
日  時 2026年2月22日(日)14:30~15:50
会  場 第12会場(大阪府立国際会議場 3階 イベントホールE)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図
社会連携委員では、市民公開講座を開催いたします。
今年の市民公開講座のテーマは「がん患者さん・ご家族のための自然災害への備えと発生時の対応」です。毎年、日本各地で、地震や豪雨など、様々な自然災害が起きています。誰もが自然災害に遭遇するリスクを考える必要があると言えるでしょう。自然災害が発生した時に、がん治療・在宅医療などを受けているがん患者とご家族にどのような影響が及ぼされるのか(医療支援、薬剤の管理、避難所における環境の整備など)、そして、普段からできる備え、災害発生時の対応について、過去の災害時看護の経験を踏まえて、病院、訪問看護の立場からお話いただきます。また、がん体験者が実際に災害現場に支援した経験から、自然災害に対する備えや対応などについてお話いただきます。
市民、がん体験者、医療者が共に、自然災害に対して普段からできる備えと災害発生時の対応について学ぶ機会としたいと思います。

特別関心活動グループ委員会企画

第40回日本がん看護学会学術集会SIGフォーラム
―自分の関心のある分野と仲間をみつけよう、つながろう!―
企  画 特別関心活動グループ委員会
千﨑 美登子、阿部 恭子、木全 明子、児玉 美由紀、逢阪 美里、池田 牧
日  時 2026年2月21日(土)、2月22日(日)
会  場 SIGポスター会場(大阪府立国際会議場 5階 メインホワイエ)
開催方法 現地ポスター提示、動画配信システムによる後日配信期間中の各グループ紹介、Webアンケート
企画意図  SIG(特別関心グループ: Special Interest Group)は、「日本がん看護学会の会員が、自身の関心テーマに沿って、志を同じくする者同士が集い、情報交換等を通じて切磋琢磨し、より専門に特化した自己研鑽の場を共有すると同時に、テーマに関わるがん看護の質 向上のために貢献すること」を目的として活動しております。
 SIGの活動は、2006年から開始となり、現在22グループが活動しています。活動内容は、講師を招いての学習会や事例検討会の開催、メーリングリストなどを活用した日々の情報交換などが主になりますが、学術集会での交流集会の開催や患者指導用のパンフレット、ガイドラインの作成など、年々活動内容が充実してきています。学習会はオンラインによる開催が多く、メンバー以外の会員の皆様が参加しやすくなってきています。

 今回の学術集会では、現在活動しているSIG22グループの活動内容をご紹介するポスター展示を2日間に渡って行います。「つながり」を新たなテーマとして加えたことを踏まえ、展示スペースを交流の場として位置づけ、各SIG代表や参加者が短時間で自身の関心テーマや求める「つながり」について語りあう場を設けることで、関心を抱いた参加者同士の対話を促進したいと考えます。また、参加者の声を広く集めるため、会期中およびオンデマンド配信期間中にWebアンケートを用いてご意見を伺う予定です。これらの取り組みにより、SIG活動の魅力をより多くの会員に伝えるとともに、がん看護の専門領域における新たな「つながり」の創出を育みたいと考えています。

皆様のご来場をお待ちしております。

患者・家族参画プログラム

開催概要につきましては「患者・家族参画プログラム」ページよりご確認ください。
※オリジナルプログラムには、学術集会参加者も参加いただけますが、混雑時にはがん体験者(患者・家族)が優先となります。

詳細は各タイトルをクリックしてご確認ください。

 

患者・家族参画オリジナルプログラム

オリジナルプログラム1

看護レンジャー ~その悩み私たちに任せてください!~

登 壇 者
淺野 耕太
(京都第二赤十字病院 がん看護専門看護師)
大内 紗也子
(京都大学医学部附属病院 がん看護専門看護師)
高見 陽子
(済生会吹田病院 がん看護専門看護師)
田中 寿江
(大阪大学医学部附属病院 皮膚・排泄ケア認定看護師)
山本 ひとみ
(シオン訪問看護ステーション 訪問看護認定看護師)
司  会
桜井 なおみ
(全国がん患者団体連合会)
轟 浩美
(全国がん患者団体連合会)
日  時 2026年2月21日(土)12:00~13:05
会  場 第6会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1004)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 専門看護師(CNS)・認定看護師(CN)が、それぞれの役割や活動について紹介します。
患者・家族が体験した気がかり・困りごとに関して看護師がどのようなケアを提供できるのかを回答します。
対話を通して、がん体験者(患者・家族)と看護師が相互理解を深める機会としたいと考えています。
昼食を食べながら参加可能です。

オリジナルプログラム2

知っておきたい!大阪府におけるがん対策の取り組み

登 壇 者
山根 康子
(大阪国際がんセンター 大阪府がん診療連携協議会がん看護部会)
笹田 友恵
(NPO法人 つながりひろば)
司  会
天野 慎介
(全国がん患者団体連合会)
濱本 満紀
(NPO法人がんと共に生きる会)
日  時 2026年2月22日(日)12:05~13:05
会  場 第6会場(大阪府立国際会議場 10階 会議室1004)
開催方法 現地開催+後日オンデマンド配信
企画意図 大阪府におけるがん対策推進計画、大阪府がん診療連携協議会の活動、その他がんに関する取り組みを紹介します。
大阪府が病院とは違った環境として設置した「大阪府がん患者サポートセンター」の活動、利用者の声などを紹介します。
がん患者・家族の支援などに関して意見交換し、対話を通して、がん体験者と看護師が相互理解・相互交流を深める機会としたいと考えています。
昼食を食べながら参加可能です。

交流集会 

※交流集会の後日オンデマンド配信はございません。

日時・会場は各タイトルをクリックしてご確認ください。

交流集会

交流集会1

IPOSって結局どう使う?“なんとなく”から“納得”へ

日  時 2026年2月21日(土)9:00~9:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会2

がんと糖尿病を併せもつ患者の橋渡し支援~がん治療中の“自己管理のゆらぎ”にどう寄り添うか~

日  時 2026年2月21日(土)10:00~10:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会3

遺伝性腫瘍診療における看護師の教育体制の現状と課題を語り合おう~どうすれば遺伝性腫瘍の知識や関心を高められるか~

日  時 2026年2月21日(土)11:00~11:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会4

その「モヤモヤ」、倫理的対話でどう扱う?―倫理ファシリテーションを活かして、ともに考え・語り合うー

日  時 2026年2月21日(土)14:00~14:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会5

がん治療における患者の意思決定を支える看護の現状と課題を語り合う~患者との対話を促す看護の工夫~

日  時 2026年2月21日(土)15:00~15:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会6

外来でがん薬物療法を受ける患者のアウトカムを高めるための組織的取り組み~看護師主導のシステム構築と多職種連携~

日  時 2026年2月21日(土)16:00~16:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会7

AYA世代と家族のEnd-of-life care今を生きる若年成人患者と家族の心を繋ぐ支援を考えよう!

日  時 2026年2月21日(土)9:00~9:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会8

臨床で即実践!がん患者さんへの禁煙教育能力を高めるためのワークショップ(第二弾)

日  時 2026年2月21日(土)10:00~10:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会9

がんを経験した看護師が語る“わたしの看護”──経験を力に変えるために語り合おう

日  時 2026年2月21日(土)11:00~11:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会10

SIGスキンケア企画 「がん患者の皮膚を守る part2 - 滲出液の管理に着目‐」

日  時 2026年2月21日(土)14:00~14:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会11

SIGがん精神看護企画 がん患者と看護師の双方向コミュニケーションと効果~会話のロールプレイを見て意見交換をしましょう~

日  時 2026年2月21日(土)15:00~15:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会12

拠点病院・地域でのがんサポートグループによる心理社会的支援の魅力と実践知

日  時 2026年2月21日(土)16:00~16:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会13

がん患者と“どのように決めるか”を支える——がん看護に活かすSDMスキルの基本

日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:10
会  場 第6会場(大阪府立国際会議場 10階会議室1004)

交流集会14

がん看護の未来へ紡ぐ:次世代のスペシャリスト育成のための教育者・管理者・実践者のリレートーク

日  時 2026年2月22日(日)14:20~15:50
会  場 第6会場(大阪府立国際会議場 10階会議室1004)

交流集会15

リフレクションプロセスを支援するファシリテーターの役割と心理的負担

日  時 2026年2月22日(日)9:00~9:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会16

乳がん治療と妊娠・出産の両立支援にむけた看護を考える~SIG乳がん看護&治験・臨床研究看護 共同企画~

日  時 2026年2月22日(日)10:00~10:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会17

がん患者の“気持ちのつらさ”にどう寄り添うか ―― ガイドラインを現場で活かす視点

日  時 2026年2月22日(日)11:00~11:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会18

がん薬物療法の末梢静脈カテーテル留置テクニックを未来に向かって思考しよう―ブラインド穿刺とテクノロジーの融合とは―

日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:10
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会19

がん薬物療法分野においてスペシャリストが臨床推論力を身につけることで何ができるのか?

日  時 2026年2月22日(日)14:20~15:50
会  場 第10会場(大阪府立国際会議場 8階会議室801+802)

交流集会20

大切な人をがんで亡くした人へのコミュニティでのグリーフケアを考える

日  時 2026年2月22日(日)9:00~9:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会21

一緒に考えよう! おひとりさまのがん治療・生活支援 ~看護師は相談相手になっている?~

日  時 2026年2月22日(日)10:00~10:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会22

がん相談支援センター × 看護師「がん相談支援センターってどんなとこ? 本音で語ろう!“現場の今”」

日  時 2026年2月22日(日)11:00~11:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会23

がん看護における“高度実践看護”とは?~OCNSのコンピテンシーを再考~

日  時 2026年2月22日(日)13:20~14:10
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)

交流集会24

がん看護分野のアドバンストケアーワイヤレスエコーで実践するリンパ浮腫エコーアセスメントー

日  時 2026年2月22日(日)14:20~15:50
会  場 第11会場(大阪府立国際会議場 7階会議室701+702)