第17回 日本緩和医療薬学会年会

年会長挨拶


第17回 日本緩和医療薬学会年会
年会長 伊勢 雄也
(日本医科大学付属病院薬剤部 部長)

 謹啓 時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、2024年5月24日~26日に「第17回日本緩和医療薬学会年会」を東京都の文京シビックホールをメイン会場として開催する運びとなりました。 年会の母体学会である日本緩和医療薬学会は、日本において益々高まる緩和医療の重要性を鑑み、保険薬局薬剤師、病院薬剤師、薬学研究者の連携強化を図り、 緩和医療における薬物療法の推進と充実、さらに大学での教育研究と企業での開発・学術研究の進歩発展を目的として設立された学会です。学術大会を遂行することで、 保険薬局薬剤師、病院薬剤師、薬学研究者の連携強化を図り、培った技術や知識を患者ならびに患者家族に還元することを目指しております。

大会のテーマは、「地域に密着した緩和医療薬学を目指すー病院、薬局、アカデミアのsustainableな連携を通してー」といたしました。 近年、がん、緩和医療においては、継続的な地域との繋がり、連携を充実させることで、患者さんのQOL向上を目指すことが求められております。 この、継続した連携強化を行う方策につきまして、保険薬局薬剤師、病院薬剤師、薬学研究者並びに地元の方々と共に考える機会にしたいと考えております。 有意義で、実りある年会にすべく、大会役員一同、最大限努めてまいります。

会場は、メイン会場として、文京シビックホールを、サブ会場としてベルサール飯田橋駅前を使用することを予定しております。多少、離れておりますが、 東京ドームの脇を通っていただければ約14分で到着いたします。また、地下鉄でも一駅ですので、雨天の際には地下鉄をご利用いただければと思います。 なお、文京区には、様々な観光スポットがあります。年会の合間にぜひ訪れていただき、大会を盛り上げていただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。