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地域がん診療連携拠点病院「高齢者がん診療ガイドライン」研修会 2023
【第1部 研修会の背景と目的】

渡邊 清高さん(帝京大学医学部内科学講座 腫瘍内科)

研修会の到達目標

講演の画面1

今回の研修会の司会進行をさせていただきます帝京大学腫瘍内科の渡邊と申します。まず、私のほうから簡単に研修会の背景と目的について、お話しさせていただきます。
この研修会の目的といたしましては、「がんを患う高齢者の方に質の高い医療とケアを提供するために『高齢者がん診療ガイドライン』を活用し、『高齢者機能評価』を実践できること」としております。研修到達目標としては、こちらにお示ししている「高齢者のがん医療の実践に必要な要素を説明できる」「『高齢者機能評価』を医療やケアの場で活用するための取り組みを提案できる」「がんを患う高齢者の支援に向けた多職種チーム医療の意義を説明できる」の3点になります。

多職種のご参加による研修会

講演の画面2

事前の登録で、1,300人を超える方にお申し込みいただきました。本日はライブストリーミングを併用するかたちで実施しております。看護師、医師、がん相談員の方、薬剤師など、本当に多職種の方々にご参加いただきましてありがとうございます。

講演の画面3

研修会のテーマについて、こちらにあげさせていただいておりますけれども、「意思決定支援」「がん診療」そして「ガイドラインの内容」「研修会のあり方」や「活用方法について」も、広くご意見をいただいているといった状況でございます。

では早速、基調講演ということで進めさせていただきたいと思います。基調講演ではお三方から、「『高齢者がん診療ガイドライン』についての解説」、そして「普及に向けてのお話」、そして「患者さん、当事者の立場からのお話」をいただいてまいりたいと思います。
では、第1席として「高齢者がん診療ガイドラインの紹介と解説」ということで、二宮貴一朗先生からお話をいただきたいと思います。

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掲載日:2023年04月24日
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