東京開封府
- 雑事
- by shenquzhai
- 2008/03/07
今ここに《水滸》連環画巻四 誤入白虎堂という冊子が有ります。一九八五年六月の四川美術出版社発行です。巻四というからにはシリーズです。当時,全部揃えたいとは思ったんですが,無理でした。上海の新華書店は発行済みの書物の注文は取り合ってくれなかったし,神保町ではついに見かけなかった。
で,なんで今頃になって話題にするのかと言うと,徒然なるままに頁をくっていて,下のような絵に気がついたからです。魯智深が東京大相国寺をめざしてやってきたときの繁華街の様子です。
これが清明上河図の酒楼にもとづいていることに,やっと気がつきました。清明上河図は開封の春の景色ということになっていて,東京はつまり開封府なんだから当たり前なんですがね。
で,この画巻の改編原稿あるいは絵画の作者は,この酒楼の名を「香☐正店」と考えているらしい。
で,なんで今頃になって話題にするのかと言うと,徒然なるままに頁をくっていて,下のような絵に気がついたからです。魯智深が東京大相国寺をめざしてやってきたときの繁華街の様子です。
これが清明上河図の酒楼にもとづいていることに,やっと気がつきました。清明上河図は開封の春の景色ということになっていて,東京はつまり開封府なんだから当たり前なんですがね。
で,この画巻の改編原稿あるいは絵画の作者は,この酒楼の名を「香☐正店」と考えているらしい。