研修医募集要項

レジデント(後期研修医)・医局員募集

「手術の名手たれ」を旗印に、杏林大学の理念である良医を育てる人材育成を行っています。多摩地区全体から高難度症例が集まる杏林大学病院本院を軸として、キャリアに深みと幅をもたらす、あらゆる関連施設との連携と国内外の繋がりが当科の強みです。専門性に長け、かつ医者として幅もある、どこに行っても通用する脳神経外科医になるようお手伝いさせていただきます。

杏林大学医学部脳神経外科の特徴
1. 首都圏にある大学である
2. 医局員の出身の学閥がない
3. 研修先に症例が多い関連施設が複数ある
4. 大学間の連携が取れている
5. 女性が活躍できる職場である
6. 海外とも連携ができる

1. 首都圏にある大学

「住みたい街ランキング」では常に上位にランキングする吉祥寺・井の頭公園が最寄り駅です。都心にもアクセスが良いだけでなく緑豊かで、プライベートの充実や子育てにも適した落ち着いた環境です。診療面では、東京多摩地区に唯一存在する大学病院本院であり、ヘリポートを完備、近くには調布飛行場もあり、東京の奥多摩、島しょ部からの緊急搬送も受け入れており、実質的に東京の西側半分の脳神経外科医療の最後の砦となっています。必然的に高難度症例が集まりますが、世界的にもトップクラスの豊富な経験を有する中冨教授の指導のもとこれらの疾患に取り組んでおり、充実した日々をお約束します。一般病院ではなかなか経験できない高難度症例を当院で経験することによって、どこへ行っても応用できる経験や技術を身につけることができます。是非吉祥寺で、多摩地区、そして日本の健康を支える脳神経外科医療を語り合いませんか?

2. 医局員の出身の学閥がない

杏林大学卒業生だけでなく他大学出身の研修医・医師(現在は埼玉医科大学、東京大学、東京医科歯科大学出身の医師)が在籍しています。

これまでに在籍していた医師の出身大学(五十音順)
秋田大学、愛媛大学、香川大学、金沢大学、埼玉医科大学、佐賀大学、島根大学、信州大学、聖マリアンナ医科大学、帝京大学、東京医科歯科大学、東京大学、北海道大学、弘前大学、宮崎大学、山形大学、山口大学、山梨大学、横浜市立大学

3. 研修先に症例が多い関連施設が複数ある

地域医療を中心として、脳卒中や脊椎疾患など様々な得意分野を持った施設と連携しています。脳神経外科医としてのキャリアは開業医、地域医療、何かの領域の専門家まで非常に多様です。レジデントの先生方に合った施設を選び研修していただくことで、脳外科医としての幅を大きく広げるお手伝いができると考えます。以下は関連・連携施設の例です。

小山記念病院
https://www.koyama-mh.or.jp/gairai_info/
関東中央病院
https://www.kanto-ctr-hsp.com
富士脳障害研究所附属病院
http://www.fuji-nouken.or.jp
水戸ブレインハートセンター
http://www.mito-bhc.com

4. 大学間、ナショナルセンターとの連携が取れている

脳神経外科には脳卒中、脳腫瘍、機能、外傷などいくつものサブスペシャリティ(専門性)があり、脳神経外科医それぞれにとって、専門性を深めていくことはその人の大事な個性となります。あらゆる専門分野の専門家を育てるため、杏林大学脳神経外科では、他大学・ナショナルセンターと人材交流を行っています。連携先としては埼玉医科大学国際医療センター、国立循環器病研究センター、国立がん研究センター、都立神経病院など、様々な分野の専門施設で当科医師がこれまでに研修を受けており、東京医科歯科大学とも人材交流を行っております。このような施設での「他流試合」の経験を通じて脳神経外科医としての専門性をさらに深め、キャリアアップにつなげていただけます。

埼玉医科大学国際医療センター 脳卒中外科
https://www.simc-ns.jp/stroke.html
東京医科歯科大学 脳神経機能外科
https://www.tmd.ac.jp/med/nsrg/

5. 女性が活躍できる職場である

当科活躍している女性医師

藤井照子助教(東京医科歯科大学卒業)
脳神経外科学会専門医、血管内治療学会専門医
2023年4月より当科入職。血管内治療を専門とし、杏林大学病院脳神経外科における血管内治療の中心的メンバーとして診療と研究をリードし、幅広く活躍している。

6. 海外との連携

杏林大学医学部脳神経外科では、海外に向けて情報発信とコラボレーションを行っています。

2023/11/13〜2023/11/17 ハーバード大学マサチューセッツ総合病院から著名な2教授が当科中冨主任教授の頭蓋底手術を学びに来られました。

杏林大学脳神経外科では国内にとどまらず、世界に情報発信していくことをこれからも目指していきます。明日の、そして未来の脳外科医療を是非一緒に作っていきませんか?