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KODAMA'S (NEW) WORLD

スポンサー: 「ああそうか。やっとわかった」 「最近よく『わからないこと』をいう人がいます。 そういう人に『わかりませんが』と訊ねると、 きまって『わからなくていいのです』と答えます。 するとあなたもそういった『わからないことをいう人』のひとりなのですね。 はっはっはあ。そうでしたか。わかりました。 いや。やっとわかりました」

---筒井康隆『脱走と追跡のサンバ

[O]n a global scale we now have the bizarre situation where faith in free movement of capital is absolute, but where nations will go to any length to ensure that there is not free movement of labour. As an economic theory, this is nonsensical. Either liberalisation is the way to maximise economic welfare or it is not. If it is, governments should be dismantling immigration controls with the same zeal with which they scrapped capital controls. If it is not, it may be about time they accepted that there are sound reasons for curbs on the movement of both capital and labour.

---Larry Elliott, `A free market in hypocrisy',
in The Guardian, 10/Sep/2001.


昨日 / 明日 / 2016年9月 / 最新 / はてな

この日の出来事


10/Sep/2016 (Saturday)

娘の世話、プラネタリウムなど

夜中

ほぼ定時起床。シリアル、朝刊。

某妻が出張のため、午前中から娘と二人で遊びに行く。 まず、藤森の某青少年科学センターへ。今回でたぶん三度目。 プラネタリウムも見る。娘はそれなりに楽しんだようだ。

昼下がりに某スーパーの端っこで遅い昼食。 それから京都駅へ。娘はおぶっていると寝てしまう。 某ヨドバシのおもちゃの階のソファでしばらく娘を寝かせたあと、 娘を起こして遊ばせる。ついでにちょっと娘の買い物。

夕方、京都駅の喫茶店で一服してから地下鉄とバスを使って帰宅。 洗濯物を取り込んだあと、少しだけ気絶。

夜、夕食。娘と素麺三束、エビシュウマイ、割けるチーズなど。

屋上で星を見て、シャワーを浴びたらさっさと寝るべし。

夜中2

娘とシャワー。そのあと、広島セ・リーグ優勝を娘とテレビで見る。 25年ぶりとのこと。プロ野球を知らない娘はとくに感慨なし。 私もとくに感慨はないが、まあ世界の幸福が少し増えたことはめでたい。


10/Sep/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

某編集作業、マンガ喫茶など

定時起床。ゴミ出し、シャワー、シリアル。

午前中から大学へ。某氏の講義に少し出たあと、研究室で雑用と某編集作業。 お昼は中央生協でサンドイッチなど。それからまた夕方まで某編集作業

夕方、某君に手伝ってもらって事務仕事。それからまた某編集作業。夜は閉店 直前の中央食堂で。そのあとまたもう少し仕事。

夜中、自宅そばのマンガ喫茶へ。つい深夜すぎまで長居してしまう。帰宅して さっさと寝る。


10/Sep/2012 (Monday/lundi/Montag)

歯科検診、研究会など

定時起床。シャワー、朝食、朝刊。娘を保育園へ送ったあと、本三駅前の某喫 茶店で少し雑用。

それからお茶の水にある歯医者に行き、歯科検診。「お塩の掃除」もしてもら う。なぜか疲労。お弁当を買って研究室に行き、お昼まで雑用。

お昼、某ランチョンセミナー。効率的にニュースをツイートする方法について。

お昼すぎ、しばらく雑用。昼下がり、オンラインで某翻訳作業。

夕方も雑用。某氏にコーヒーを入れてもらい、一服。それから某生命倫理オン ライン研究会。再び某ニューロフィードバックについて。勉強になる。

夜、茗荷谷の途中のコンビニで週刊現代を買ってから帰宅。娘としばらく散歩。 その後夕食。

夜中、娘とシャワー。食器を洗う。

今日は某原稿の推敲がまったくできなかったが、もう寝よう。がんばれ、明日 の自分。


10/Sep/2011 (Saturday/samedi/Sonnabend)

よく考えたら明日は米国の同時多発テロ10周年なわけだが、気にせず海外出張へ。

朝、少し遅めに起きる。ゴミ出し、シリアル。午前中は旅行の準備。 娘をシャワーに入れたり。

お昼前に近くの玩具屋におみやげを買いに行く。

お昼は出発前で荷物をまとめるのにフリークアウトしている妻の代わりに パスタを作る。

昼下がり、こまごまとした雑用をしたり昼寝をしたりしているとすぐに夕方になる。

予定通り夕方に出発。しかし巣鴨に着くといきなり事故で電車が止まっていた。 旅行の前途の多難さを予感させる出来事だったが、 妻の機転で急いでタクシーに乗り、日暮里へ。 途中の道路で御輿にも出会ったが、無事にスカイライナーに乗る。

空港にはかなり早めに到着。娘がいるおかげで、 いろいろ特別なサービスを受けることができた。 セキュリティーチェックを受ける前に寿司屋に入ったが、 一口食べたら、入るべきではないところに入ってしまったことに気づく。 いくつかおみやげを買って搭乗する。オーストラリアは牛乳や卵など、 食べ物の輸入規制が厳しいらしいが、 クッキーやカステラのような焼き菓子は大丈夫だそうだ。

飛行機に乗ってからは娘のことを気にしつつ、食事をしたり (妻も二人ともベジミール。しかし、 JALだと特別食でもみなと同時に出てくるそうだ)、 久しぶりにGuardian Weeklyを読んだり。しかし、もうこの時代にGuardian Weeklyを読むのは、ネットが届かないアフリカやブラジルの奥地にいる人だけ ではないだろうか。

改めてSteve JobsのアップルCEO辞任の記事を読んで、彼のすばらしい功績に ついて感銘を受ける。哲学や倫理学の分野でも、こういうスマートな人と 優れたチームが出てくる必要があるのではないだろうか。革新というのは 重要だ。わたしもiPadのような研究をしよう(よくわからんが)。しかし、 Jobsの辞任の記事は、追悼記事のつもりで準備していた内容を先に出した 感じがするな。

革新も重要だが、インスパイアされるというのも重要だ。インスパイアされる環境に 自分を置いておかないと、革新的なアイディアは出てこない。インスパイアという 言葉は日本語ではうまい言葉がないが、ひらめきを与えるという感じかな。 I need inspiration, not just another negotiation... (Way back into love)

娘が無事にバシネットで眠り、機内が暗くなったので、 しばらくよく寝る。映画を見る時間はなし。

それにしても、「1等、仕事、経済」って、変な分類だよな。 一見して順位をつけていないように見えることが重要なんだろうけど。 プレミアム経済って何なのか。


10/Sep/2010 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

定時起床。シャワー、朝食。

定時出勤のつもりが、ついMovable Typeにはまってしまい、 午前中は自宅で仕事をしながらサイトの設定。 はてなやUMINからレンタルサーバに引っ越そうかと思ったが、 あまりメリットがないので、結局あきらめる。 二日合わせて9時間ほど時間を浪費。

お昼前に大学へ。某ランチョンセミナー。意識障害の話。

お昼すぎ、しばらく雑用。 科研費ではb-mobileが買えないとか何とかで事務と折衝など。

昼下がり、某院生の指導。いろいろ小言を言ってしまう。 そのあとまた某準備作業。

夕方、某新聞社の方が来訪。 日本の生命倫理の歴史について少し聞かせていただく。

夜、白山の喫茶店でケーキとアイスコーヒーをいただきながら某校正作業。 帰るのが少し遅くなる。

夕食、新聞。夜中、また校正作業。食器。あっという間に一日が終わる。


10/Sep/2009 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

朝、定時起床。ゴミ出し。髭剃り、朝食。

定時出勤(少し早め)。今日も終日雑用。

夜、某ビアガーデンで某氏らと飲む。 某妻に連絡するのを忘れており、後で怒られる。

夜中、帰宅。新聞。Wii。しばらくソファで寝る。 飲み会も続き、ちょっと疲れている。

今年は去年よりも涼しいな。 今の二階の勉強部屋の室温は、窓を開けてなくても23度。


10/Sep/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中

朝、なんとか定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。

定時出勤。今日も終日雑用。

夕方、ストレスに耐えかね、少し巣鴨のマンガ喫茶へ。chill outする。

夜、夕食後、夕刊を読んでソファで少し寝る。

夜中、二階の勉強部屋で『税と正義』の勉強。窓を開けていると夜はだいぶ涼しくなった (室温は25度から26度)。


10/Sep/2007 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

帰宅。今日のこと。

さて、北海道(道南)旅行を十分に楽しんだので、明日からは真面目に仕事しよう。 日程表をすべて組んでくれた某妻に感謝。


10/Sep/2006 (Sunday/dimanche/Sonntag)

早朝

某学会二日目。なんとか起きるが、寝不足。これからまた横浜…。

真夜中

今日も蒸し暑かった。

なんとか朝、電車とバスを乗り継いで、横浜の某大学へ。 午前中に3本、午後に3本発表を聴く。かなり寝てしまった。 ひさしぶりに外国人と話した気が。

学会終了後、横浜駅で某氏らと蕎麦。ビール。ワイン。 酔っぱらって夜中に帰宅。

学会に出たことはよい刺激になったが、 週末は全然勉強できなかった…。

今日のニュース


10/Sep/2005 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夜中

お昼まで起きられず。お昼すぎ、遅刻して目白の某高貴な大学へ。 一本だけ発表を聞いて研究会は終了。 来年は名古屋の某有名私立カトリック大学でやるそうだ。

喫茶店でしばらく雑談してから本郷に戻る。 某スタバで新聞を読んでからプール。 今日もまたゴーグルを忘れてしまい、 ジムで借りたゴーグルは度が付いてないし、 ゴムバンドがゆるくて水が漏ってくるしで散々だったが、 とにかく我慢して2キロ泳ぐ。

夜、某スペイン料理屋でサングリアとパエリアなど。 食べすぎ、飲みすぎ。

今日のニュース


10/Sep/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

昨日は昼下がりにいったん帰宅し、態勢を整えてから大学へ。 夕方から某授業。精神科医療の倫理。措置入院の話とか。勉強になった。 夜は飲み会。

研究室に戻ってきてから『バイオハザード』 を見た。相当こわかった。もう研究室で泊まる気がしなくなった。 見るんじゃなかった。映画自体はよくできているけど、C。

昨夜はひさしぶりに家で寝た。さっき起きる。

One nation under the groove.

I was born to run.

アリサ・フランクリンの`Piece of my heart'を初めて聴いた。すごいな。

朝2

DVDを返却して(また借りてから)大学へ。

I wish they all could be california girls.

さて、翻訳翻訳。

午前中は翻訳。お昼は某氏と海鮮丼。 お昼すぎにちょっと寝て、昼下がりからデザイナーベビーについて勉強。 夕方、いったん部屋に戻り、 某ホテルで行なわれる研究会に参加するために着替えてくる。

Tragedy, the life reminds me of a symphony on the radio...

真夜中

某ホテルで開かれた研究会に参加。 人工心臓の実際と、ベルギーの臓器移植の現状について。 勉強になった。

そのあと、大学に戻ってくる。勉強しないと。

I was only joking, my dear.


10/Sep/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

夕暮れ

さっき帰宅。

今朝は夜明け前に起きだして某学会誌用の原稿を書き出すが、 やはり間に合わないことを悟り、寝てしまう。 なんとか朝食までに起きて食事をし、おみやげを購入。

午前中にちょっとだけミーティングがあり、 そのあとバスが来るまで原稿を書くが、やはりぜんぜん間に合わず。

みなでバスに乗って三宮の駅に戻り、某師匠らと昼食をとり、 新大阪へ。のぞみに乗って新横浜へ。途中、爆睡したり、原稿を書いたり。 やはり間に合わない。

駅からバスに乗って帰宅。家に帰ってメールをチェックすると、 ウイルスメールがこれまでにないほどたくさん来ている。 誰か知り合いもウイルスにやられているようだ。

あれをファクスで送信しろだの、これを送信しろだの、 いろいろ留守電にもメッセージが入っていたので、 面倒だがとりあえず片付ける。 コピーついでにコンビニで電話代も支払う。

しかし、某学会誌に投稿できなかったのは鬱だ。 今回反省すべきなのは、本ばかり読んでいて、 書くのが遅かったこと(いつものことだが)。 とりあえず、今度からはもっと早く原稿を書き始めることにしよう。 まず、この公共性の論文を書かなければ。

某氏からジェームズ・レイチェルズが死んだとのメール。 享年62才。ガンだったそうだ。合掌。 それにしても、ここ数年、よく有名人哲学者が死ぬな。 世代交代の時期なんだろうか。

最近、 試しにVerticalEditorというアウトラインプロセッサを使ってみている (最新版はここ)。 不思議なもので、原稿用紙のマス目があると、なんとなく文章を書く気になる。 が、ちょっとリンクまわりが面倒なので、iEditの方が優秀のようだ。 しかし、iEditは書きためるにはいいが、文章を書くのには今いちなんだよな。 どうすべきか。


10/Sep/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中 (午前)

某仕事。

お昼

よく寝て、お昼前に起きる。シリアル、ヨーグルト。

お昼すぎ

喫茶店に行こうと部屋を出て階段を降り、環八沿いを歩いていると、 ピイピイという鳴き声が聞こえる。 どうもすぐそばから聞こえてくるような気がするので、 しばらくあたりを見回してみる。 はじめはそばに停っている車のウインカーが変わった音を出しているのかと 思ったが、よく見ると車の近くの茂みに、雀のヒナがいる。 ヒナといっても大きさは成鳥とそれほど変わらないが、 まだ頭が半分ハゲており、羽の色も灰色っぽい。 腹が減ったのか、一生懸命ピイピイ鳴いている。

さて、どうしようかと考える。ここで中途半端に雀に触れてしまうと 親の雀はもう助けに来なくなるかもしれない。しかし、このままほっておくと ネコにやられるか、あるいは環八に飛び出して車につぶされるかもしれない。 いずれにせよそのうち腹が減ってピイピイ鳴けなくなるだろう。 かといって今の部屋で飼うわけにもいかない。 中途半端に助けて、あとでどこかに離したら、それこそ残酷かもしれない。 しかし、一秒でも長く生きていた方がいいんじゃないか、とりあえずエサを みつくろってやるべきじゃないだろうか、 雀の子を助けるのは完全義務じゃないが 金はいくらかあるんだしここは善きサマリア人になるべきじゃないか…。

などと考えて30分近くあたりをウロウロしていた。 どうも近くのビルの上の方から似たような声が聞こえてくるので、 そこまで持ってあがるということも考えたが、どこに巣があるのかはっきりせず、 あまりあたりをウロついていると不審者と間違えられてしまうと考え、 躊躇してしまう。

しばらく悩んだ末、結局、オレにはいかんともしがたいと結論して、 その場を離れた。すまん。

昼下がり

雀のヒナが気になりつつも、ベンタムの勉強。以下メモ。

人間行為の規則について人々にそれぞれの意見をもたせている実際上の原理は、 だれもの心の中にある次のような感情、つまり自分や自分の同感する人々が、 彼らにそう望むようにすべての人々は行動しなければならないという感情である。 だれも自分の判断の基準が、自分自身の好みだなどと認めたりしないことは 事実である。しかし、行為に関する意見は、理由に裏づけられていなければ、 一人の人間の好みとしての価値があるだけにすぎない。 また、たとえ理由があげられても、それが単に他の人々によって感じられる 似たような好みに訴えるだけのものならば、それはやはり一人のかわりに 大勢の人の好みであるというだけである。

このように、社会の好き嫌いないしは社会のある有力な部分の好き嫌いこそ、 法と世論の罰則のもとに、一般に遵守するように決められた規則を、 事実上決定してきた主要なものなのである。

(ミル『自由論』中央公論社、220-1, 2頁)

ベンタムの語彙では民衆が共感と反感の原理によって正と不正を決めている ということ。次の文と比較せよ。 ベンタムは世論を手放しに賞讃しているわけではなく、 共感と反感の原理に基づいた世論の危険性を感知している。

反感は、それがどこから来たものであれ、 反感を抱く人が何人であれ、 反感の対象が彼らの頭に思い浮かぶ時はいつもある種の苦痛を引き起こす。 この苦痛は、それが現れる時はいつでも間違いなくその犯罪の害悪のせいに される。 そしてそれがその犯罪を罰するひとつの理由になる。 さらに、これらの不愉快な人々[同性愛者]が受けさせられる苦痛を見て、 彼らを嫌悪する人々は快感を覚える。そしてその犯罪を罰する理由を さらに付け加えることになる。 しかしながら、それを罰することに反対する二つの理由が残る。 問題になっている反感(と、それから派生する悪意の欲求) は、その犯罪が本質的に害悪だと認められなければ、 偏見に基づいているだけである。 従って、それが誤った根拠に基づいていることを示す考察を明らかにしさえすれば、 反感はもはや苦痛ではない範囲にまで緩和され、軽減されるかもしれない。(…) つまり、処罰したいという気持ちがあることが、この場合、 あるいはどの場合でも、 処罰するのに十分な根拠として認められるならば、 処罰に際限がなくなってしまうのだ。 君主制の原理では、 主権者が嫌いな人を処罰することは正しいことになるであろう。 人民主義の原理でも、すべての人、あるいは少なくともそれぞれの社会の 多数派が同様の理由ですべての人を処罰するのは正しいことになってしまうで あろう。

Louis Crompton, `Jeremy Bentham's Essay on "Paederasty"' in Journal of Homosexuality, vols. 3-4 (1978), p. 97.

というわけで世論はpublicity(情報公開)とpress(ジャーナリズム)を通じて、 ハーバマスの言うrational-critical discussionによって啓蒙される必要がある。 というのがベンタムの考え方だろう。世論の専制を防ぐ一つの方法は、 privacyの領域を確定すること。その基準は何か。

ところで、ハーバマスのJ.S.ミルの取り上げ方は偏っていると思う。 ミルは世論の危険性を指摘し、「論議する公衆は、もはやひとつの 理性的合意、ひとつの公論へは、決して到達することができない」(178頁) と考えていたというが、しかしその一方で、 表現(討論)の自由によって真理へ近づくことができると考えている。 この考え方は、公共性がrational-critical discussionを生みだすという ハーバマスの好きな考え方を示しているのではないのか。 (ハーバマスの好意的に引用しているカントの発言と比較せよ。 「理性は『公的に語る資格を有しなければならない。 なぜなら(さもないと)真理が明るみに出なくなるからである』」(146頁))

Quis custodiet custodes (Who will guard the guards?) 「だれが監視人たちを監視するであろうか」「誰が見張りを見張るのか」

夕方、しばらく某仕事をしたあと、喫茶店を出る。 下宿に戻る途中にあるいかにも下町っぽいうどん・そば屋で 玉子丼ともりそば。C+。

下宿に戻る前に、雀のヒナをしばらく探してみたが、出てこなかった。 誰かに拾われたかで無事でいるといいが。すでに成仏してたら、合掌。

最近よくかかっている`Tide Is High'はアトミック・キトゥン(Atomic Kitten はこう表記するようだ)のもののようだ。

夜2

某仕事。勉強もしなければ。論文は時間切れで書けなかったが、発表要旨 は必ず出さねば。

真夜中

ちょっと某勉強。

机に向かっている時間…10.5hr
今日の勉強時間…9.5hr
マルクス係数…0


10/Sep/2001 (Monday/lundi/Montag)

お昼すぎ

あと一週間。今日の昼下がりから書きだす予定。 どうしていつもこうなんだろうか。

いや、くじけずにがんばろう。


わ、ついにBSEが日本にも上陸したのか。 つ、ついにベジタリアンの時代がっ。

食物論的弁証法: ある文化における食事の内容は素材の入手可能性によって決定される。 また、 ある家庭における食事の内容は冷蔵庫にある素材の消費期限によって決定される。


某師匠が言及されているSFは、 おそらく以前に読んだ『宇宙の孤児』 だと思う。


10/Sep/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

記載なし。


09/10/99 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

タチの悪い人たちにタカられる。

うそ。 尊敬すべき先輩方3人および人間のできた後輩1名と居酒屋に行き、 えんえんとダベる。

飲み喰いが終わったあと、会計を任される。 全部で18000円ちょい。 店に入る前はなぜかおれが全額払うことになっていたのだが、 それはいくらなんでもということで、 後輩思いの有徳な某師匠が、全額払う必要はない、 ただしおれの裁量でそれぞれの負担額を決めろと言う。

どうも師匠はおれの徳の高さ(男気とも言われる)を試したいらしい。 そこでとりあえず、おれが10000円出すことにして、 後は残りの人に任すことにした。

すると、すでに悪質なイジメが始まっていたようで、 某師匠に「こだま師匠の顔が青いぞ」などとはやしたてられる。 くく、くそ。 腹をくくって10000円出したのに、 なぜそんなことを言われねばならないのか。

店を出ると、 お金を払わなかった某先輩が、 「いやあ、冗談、冗談」ということで、 お金を払おうとする。 「いや、ほんとに良いです。また、ということで」 と言うと、某師匠が再度「師匠の顔が青いぞ」と言ってヒヤかす。 くくく、くそ。 せっかく徳を涵養しようとしているのに、なぜ邪魔をするのだ。

結局、某先輩と某君から2000円ずつもらってしまい、 あまり払わなかったことになってしまった。

いやはや。 おれも早く、笑いながら全額払ってしまえる有徳な人間になりたい。

それから某古本屋でモーニングを買い、本を一点購入。


久しぶりにスクラーの復習をする。 幾何学の公理とか公理っていうのは絶対的確実さを持っているように見えるけど、 どのようにしてわれわれはそういう公理や定理が確実に真であることを 知るんだろうか、という認識論の話。 さっさと予習をしてベンタムの勉強をしないと、 まじで死ぬことになる。


ところで、昨日知ったのだが、 『倫理思想辞典』(星野勉編、山川出版社、1997年) というものもあるようだ。 この辞典はどうも東大系の先生方がお書きになっているらしい。 京都勢も負けずに立派なのを出そうぜっ。


あかん、しんどい。ちょっと寝る。


早朝

ソファで寝てると某氏が来て起きる。 すいませんすいません。

予習を再開。


予習終わり。おれのとこまで回って来ないといいが。


お昼過ぎ

朝、下宿に戻り、シャワーを浴びてから3時間弱寝る。 夢の中で、いろんななつかしい人の顔が出てくる。 そろそろ死ぬのか?

お昼に起きて近くでパンを買って大学へ。さて、授業授業。


昼下がり

スクラーの授業は休講だった。というか、どうも来週から開講らしい。 それにしても、休講に勝る喜びはない。 国民の祝日も抜き打ちでやればみんな喜ぶに違いない。 一日ぐらいそういう祝日を作ればいいのに。

というわけで徳の修行中。 日にちが刻一刻と近づくにつれて、だんだん背筋が寒くなってきた。 寒いよう。


某先輩から、出版予定のとある事典の「功利主義」の項目のゲラ刷りをいただく。 よく調べてあっておもしろい。

久しぶりの生命倫理学勉強会。 某師匠の落語的発表 を拝聴する (「原則にもとづいたアプローチ」、 「功利主義的アプローチ」の豪華二本立て)。


今日やったこと


09/10/98(Thursday/jeudi/Donnerstag)

昼下がり

ううむ。半日近く寝てしまった。

昨日は宵頃に下宿に戻って夕ごはん。 そうめん、トマト、野菜炒めなど。 少し勉強をしてから、疲れていたのでさっさと寝た。

それで起きたのはお昼。ばが。 洗濯をしてそうめんを食べてから研究室へ。 途中、喫茶店に寄ってくる。


自転車に乗って、JR京都駅に母親に会いに行く。 一緒にごはんなど。 空中経路(径路?)を歩いてみる。

研究室に帰って来る途中、 「なぜ猫田は哀しいのか」について考えていた。 (猫田はマガジンの『はじめの一歩』の登場人物) それについてはまた。


航空機内での全席禁煙について。 「タバコは機内から出てお願いします」って書いておくといいと思う。 ついでにパラシュートを添えておくことが望ましい。


倫理学入門読書会(「普遍的指令主義」その1)終わり。 盛況。


読書会のあと、 何人かの人と一緒にお好み焼きを食べにいく。 戻ってくると、研究室の鍵がないことに気付く。 う。研究室の中にあるかばんに鍵を入れたままだった。 某所にいる某師匠に鍵を借りれたので助かった。

最近貼ったリンクのいくつかがうまく行っていないことに気づいたので、 直しておいた。 日本語の乱れについてのリンクも貼り直しておいたので、 暇な人は参照されたい。


09/10/97(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

・夕方・

・母親の車で荷物を下宿に持って来る。布団と服の他はほとんど本とCD。これ で一応生活できることになった。部屋は少し暗いが、屋上にのぼると大変気持 ちが良い。

・というわけで、生活用品をくれる人は家まで取りに行くのでぜひ御一報を (ただし京都市内に限る)。


・夜・

・中央食堂で夕ごはんを食べ終えて文学部に戻る途中で、鼻の先の黒い茶色の 仔犬に出会った。(赤犬ってうまいんだよな)と思いつつ近寄ると、仔犬は身の 危険を鋭く嗅ぎ取ったのか、タタタタっと斜めに走って文学部の本館の暗闇へ と消えて行った。

・とりあえず文太と名付けてやった。

・戻って来ると3級が来られている。『漂流教室』を全 巻持って来て下さる。感謝。ついでに「漂流教室 MANIAC」という名のホームページも教えてくれる。


・ロック読書会断続的に続行中。ただ今、つ○たさんが休憩と称して『漂流教 室』を読んでいるので、ぼくは昨日観た『DIVA』の感想を書いている。不真面目読書 会。


・読書会終わり。やることはあるが、とりあえず下宿に帰ってみることにする。 また夜中に戻って来るかも知れない。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Sun Oct 2 17:50:53 JST 2016