1.学部教育概要
衛生学講座では以下を担当しています。
1年生
医学研究入門Ⅰ 2回
3年生
社会医学序論 12回
疫学 26回
中毒 4回
基礎ゼミナール 5週間
4年生
行動科学Ⅱ・社会医学 5回
衛生・公衆衛生学実習 24回
臨床実習前トレーニング 1回
6年生
必修コース:衛生学 3回
2.担当教員
【専任教員】
黒澤 美智子 准教授
松川 岳久、伊藤弘明、 細川まゆ子 助教
【名誉教授、客員教授】
稲葉 裕 名誉教授
横山 和仁 客員教授 (国際医療福祉大学)
千葉 百子 客員教授
篠原 厚子 客員教授 (清泉女子大学)
【非常勤講師、敬称略】
上島 通浩 (名古屋市立大学)
萱場 一則 (埼玉県立大学)
高田 礼子 (聖マリアンナ医科大学)
豊川 智之 (東京大学)
武藤 剛 (北里大学)
Vigeh Mohsen (テヘラン医科大学)
3.教育目標および内容
本講座では、他の社会医学系講座と連携をとりながら、学生の皆さんが社会と医学・医療の関係を理解することを目標とします。皆さんは、講義・実習は入り口と考えてさらに自ら進んで学ぶようにしてください。具体的には下記の理解を目ざします。さらに、卒後の臨床医学修練後にも社会医学的アプローチを見直すことにより、社会における医師・研究者としての自己の役割をよく理解することを期待します。
- 衛生学の対象領域および方法論である疫学・統計学
- 生活・労働環境が人間の健康・疾病に及ぼす影響(生活習慣病を含む)とその評価・予防法
- 産業医学、環境保健などの衛生学諸領域の現代的課題
- 予防医学活動の基本や保健、医療、福祉および介護制度の概要
3年生および4年生を対象として講義を行います。疫学・統計学などの基礎的授業は低学年で実施し、高学年でより専門的な授業を行う方針です。3年生では疫学・ 統計学および環境医学の主要分野の概要とトピックス、4年生ではより具体的に疫学・ 統計学を学ぶとともに職業および一般環境因子による疾患の診断・治療・予防や産業・環境医学にかかわる事項を学びます。さらに、6年生では職業性疾患や産業中毒などに関する集中講義を行います。
参考図書として、荒記俊一:職業医学、サイエンス社、東京、1999および和田攻:産業保健マニュアル、南山堂、東京、2006 を読むことを薦めます。 疫学・統計学のテキストとしてMorton RF et al: Study Guide to Epidemiology and Biostatistics,Aspen Publishers, Meryland, 2001、Greenberg RS et al: Medical Epidemiology,McGraw-Hill,New York, 2001を薦めます。 さらに、各講義で薦められる図書を参考にしてください。衛生学のテキストは種々刊行されていますので、適切な1冊を自分でみつけてください。
また、講義・実習とは別に当講座が主催する各種セミナー等への参加を奨励します。
4.連絡先等
教員の連絡先は下記の通りです。面談を希望する場合は、予めメールないし電話で日時を予約するようにしてください。
黒澤 美智子 (内線3532)(教務担当)
松川 岳久 (内線3532)
伊藤 弘明 (内線3532)
細川 まゆ子 (内線3532)
5.セミナー等
当講座では、研究発表を主体とする教室抄読会と公衆衛生学・衛生学合同で行うセミナーをそれぞれ月1回開催しています。参加希望者は細川(内線3532)まで連絡してください。