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 有線モデルの開発
平成16年度に財団法人岡山県産業技術振興財団大学発新事業創出促進事業委託研究費の採択を受け,市販のバイオフィードバック用の2chポータブル表面筋電図MyoTrace(Noraxon社製)を利用し開発を始めた.
図2 大学発新事業創出促進事業採択(日経新聞8月5日)

インターフェースの開発
MyoTraceの出力部(ステレオミニ)から筋電図信号を2ch及び,外部からトリガー用(予備)信号として1chの計3ch分のアナログ信号を市販のPCカード(interface社)でAD変換しパーソナルコンピュータに取り込めるようにした.
図3 インターフェース部分の開発
モニタリングソフトの開発
取り込まれたデータはモニタリングソフトで原波形及び,解析波形を1画面上で見られるようシンプルなデザインとした.特徴は以下の通りである.

Ø 短時間フーリエ変換を用いた時間周波数解析(筋の質的評価)及び,積分筋電図解析(筋の量的評価)を組み込み,解析結果のリアルタイム表示を実現した.

Ø 解析結果は,視覚的に見やすいように棒グラフ化し,積分筋電値(IEMG)と平均周波数(MPF)を左右に並べて表示した.これにより筋活動の量的・質的評価が一目で確認可能.

Ø 時間分解能は目的の動作に応じて,1秒,0.5秒,0.25秒,0.125秒の4パターンで切り替え可能.

Ø 解析データ(IEMG,MPF)及びEMG生データはCSVファイルで保存可能.

Ø CSVファイルは表計算ソフト「Excel」で読み込み可能で,マクロ機能によりグラフ作成等のドキュメンテーション機能を持たせるようにした.
図4 2ch用モニタリングソフトの開発
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