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 開発の経緯(コンセプト)
 有線モデルの開発
 無線モデルの開発
 wavelet周波数解析のリアルタイム化
 EMG普及マップ
我々の研究グループはこの8年間,理学療法士が臨床現場で使用することを前提にした臨床普及型の無線式EMGシステムの開発を進めてきた.そして,2008年にシステムは完成した.その特徴は,@軽量(4chEMGアンプ約130g),A無線(無線距離は10m以上),Bリアルタイム表示可能な解析ソフト(積分筋電図解析と世界初のリアルタイムwavelet周波数解析搭載),C価格性能(現在市販されている製品と比べ圧倒的な低価格を実現)などが挙げられる.さらに,当該システムは2009年度に管理医療用機器(認証番号221AGBZX00054000)の承認を受け,医療用機器としてのさらなる進化を遂げている.
臨床普及型の無線式EMGシステム” Real time wavelet Mercury”
A:システムの外観を示す.EMGアンプ内には送信ユニットが組み込まれている.また,フットスイッチ信号等のトリガー信号を同期して取り込む入力アンプも1ch標準装備している.電源は単4電池を使用.
B:Webカメラ対応.計測風景の動画が保存可能.
C:解析ソフトの画面(積分値と平均周波数の棒グラフ表示)
E:解析ソフトの画面(wavelet周波数解析のスケログラム表示)C,Eの画面は切り替え表示が可能.
D:当該システムで解析した結果データをフリーソフト(Graph R:http://www.iris.dti.ne.jp/~tohru/)で読み込みwaveletの三次元化グラフの作成が可能.
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