学会研究室:日本心脈管作動物質学会全体を大きな研究室と考えて研究しませんか?
昨今、わが国の医学研究が失速しています。これは医学部卒業後、臨床診療を重視し、未来を切り開いていくことができる基礎研究・臨床研究を行う若手医師の減っていることが大きな要素だと考えられます。
憂慮すべき事態ですが、その一方で、本学会で2023年に開始した若手の会では、若手研究者が活発にデータを発表し、非常に元気にディスカッションしていました。
わが国の若手研究者は、非常に元気に活躍しています。
しかしながら、大学での研究者が減っていることも事実で、1教室内での研究実施に関して、研究設備や指導など、問題があるのかもしれません。
そこで、本学会として、学会全体を大きな研究室と考えて研究することを提案します。
幸い、本学会は小回りが効く学会ですので、研究室・大学の垣根を越えて、共同研究しやすい環境だと思います。
例えば、
若手の研究者「こんな研究をしたいがうまくいかなくて困っている。誰に相談したらよいのかわからない。」
研究室主任「こんな研究をしたいが、人手が足りない。誰かこのテーマに興味のある研究者がいないのだろうか。」
というような情報を学会事務局にいただければ、学会としてマッチング作業をして、それぞれの研究推進の後押しをしたいと考えています。
みなさん、将来に向って、力を合わせて進んでいきましょう!
連絡先:日本心脈管作動物質学会事務局 circ.res.japan@gmail.com
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