資料
相談はうまく話せなくても大丈夫
大学院1年の齋藤真衣子さんが「いのち支える動画コンテスト2023」(いのち支える自殺対策推進センター主催、厚生労働省・文部科学省・こども家庭庁・全国大学生活協同組合連合会後援、Yahooニュース協力)において優秀賞を受賞しました。
本コンテストは「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現へ~いまあなたが伝えたいこと~」をテーマに絵コンテによるショートムービーのアイデアを募集したもので、計138作品の中から4作品が入選しました。入選した絵コンテは、学生自身の手で映像化されました。
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Podcast研究室サイドストーリー
Spotifyの筑波大学ポッドキャスト「研究室サイドストーリー」で、当研究室太刀川教授と附属病院翠川講師の研究が紹介されました。
COVID-19に関する恐怖を測定する新型コロナウイルス恐怖尺度に関する研究や災害・地域精神医学講座の活動に関する内容です。
都市とメンタルヘルス
高橋晶准教授がフランスのナント市で都市とメンタルヘルスに関する講演を行いました。
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支援者の「モラル」とメンタルヘルスを学ぶサイト
太刀川教授が研究代表を務める、科学研究費助成事業「コロナ禍で戦う支援者のモラルを護る心理的支援技術の開発研究」より「支援者の「モラル」とメンタルヘルスを学ぶサイト」のホームページが公開されました。
Gatekeeper Self-Efficacy Scale(GKSES)の利用について
Gatekeeper Self-Efficacy Scale(GKSES)は、ゲートキーパーとしての自己効力感を独立して測定する簡易な尺度として、信頼性・妥当性が検証された尺度です。自殺に関連する研究や調査に用いられることを想定しています。
なお、使用にあたっては以下の点にご留意ください。
(原版:日本語版について)
本尺度の原版は日本語で、原尺度の掲載論文は以下です。使用についてはcorresponding authorにお問い合わせください。
森田展彰・太刀川弘和・遠藤剛・相羽美幸・白鳥裕貴・新井哲明. (2015). 自殺予防におけるゲートキーパー自己効力感尺度 (Gatekeeper self-efficacy scale, GKSES) の開発. 臨床精神医学, 44(2), 287-299.
(英語版について)
原版の研究データにデータを追加して、構成し直したものです。論文のAppendixに尺度項目を公開しています。掲載論文は以下のとおりです。
Takahashi A, Tachikawa H, Morita N, Aiba M, Shiratori Y, Nemoto K, Arai T. Suicide prevention gatekeeper self-efficacy scale (GKSES): a psychometric investigation with a Japanese sample. The Journal of Crisis Intervention and Suicide Prevention, 42(2), 128. doi: 10.1027/0227-5910/a000698.
英語版は、上記の2つの論文を引用の上、ご自由に利用ください。研究の必要に応じて改変していただいても構いません。ご不明な点は当教室までお問合せください。
学生の自殺対策 報告書
自殺予防のパパゲーノ効果
学生の”心の病”ゼロへ(リモート座談会)
太刀川弘和教授が参加したリモート座談会「学生の心の病ゼロへ」~誰ひとり心の病に追い込まないために~が、全国大学生協連たすけあい情報共済パワーアップ講座のホームページに掲載されています。
» 学生の”心の病”ゼロへ
「死にたい」を踏みとどまるきっかけに──専門家に聞く“パパゲーノ効果”の現在地
増える自殺 周りの人ができること
NHKの「ひるまえほっと」で太刀川教授が自殺対策についてお話しした内容が、NHK「ちかさとナビに」掲載されています。最近の自殺者数の増加、自殺予防について周りの人ができることについて、当講座が主体となって製作した茨城県ゲートキーパー養成研修用映像「あなたがゲートーキーパーになる時」が紹介されています。
» NHK ちかさとナビ「増える自殺 周りの人ができること」
新型コロナウイルス恐怖尺度について
この度筑波大学災害・地域精神医学では、Ahorsu DKらが開発した、新型コロナウイルス恐怖尺度(Fear of Coronaviruss-19 Scale: FCV-19S)について、原著者の承諾を得て翻訳し、日本語版を作成しました。
本尺度は、コロナに対する恐怖を定量化できることから、臨床で用いる有用性が高いと考えます。現在のコロナ禍において、本尺度の社会的意義やニーズは高いと考え、社会貢献を目的に公開いたします。自由にご利用ください。
なお、使用にあたっては以下の点にご留意ください。
(尺度の利用方法)
7つの質問項目について、それぞれ「全くあてはまらない」から「とてもあてはまる」までの5つの回答選択肢の中からあてはまる番号を選んで〇をつけてください。各質問の得点は〇をつけた番号で、最小1点、最大5点となります。総得点は7つの質問項目の〇を付けた番号の数字を合計して算出します(総得点の範囲は7点~35点)。得点が高いほど、新型コロナウイルスの恐怖が強いことを示します。カットオフポイントは定められていません。
(日本語版について)
全国オンラインアンケート調査の結果を用いて、当研究室の翠川医師らが日本語版の妥当性を検証しました。また、論文では日本における新型コロナウイルス感染症に伴う恐怖の実態を報告しています。
Midorikawa H, Aiba M, Lebowitz A, Taguchi T, Shiratori Y, et al. (2021) Confirming validity of The Fear of COVID-19 Scale in Japanese with a nationwide large-scale sample. PLOS ONE 16(2): e0246840. doi: 10.1371/journal.pone.0246840
(尺度の原版文献)
本尺度の原版は英語で、オープンアクセスで誰もが利用可能となっています。原尺度の掲載論文は以下です。
Daniel Kwasi Ahorsu, Chung-Ying Lin, Vida Imani, Mohsen Saffari, Mark D. Griffiths, Amir H. Pakpour: The Fear of COVID-19 Scale: Development and Initial Validation. International Journal of Mental Health and Addiction, 2020 Mar 27:1-9. doi: 10.1007/s11469-020-00270-8.
(日本語版尺度作成者:太刀川弘和, 根本清貴, 田口高也, 高橋あすみ, 小川貴史, 白鳥裕貴, 高橋晶, doi: 10.13140/RG.2.2.32619.77605 )
» 新型コロナウイルス(COVID-19)恐怖尺度
COVID-19 こころのケア
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するこころのケア」について、文書を作成しました。
こころの問題、情報の扱い方、支援についてなどを、一般の方、メディアの方、支援者の皆様に向けて発信いたします。
以下のページをご覧ください。
» 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するこころのケアについて
引用元(筑波大学 医学医療系 災害・地域精神医学講座)を明示していただければ、ご自由に再配布・転載していただいて結構です。
サイコ・ロ・ソフト
筑波大学医学医療系 災害・地域精神医学グループの太刀川研究室のメンバーによって作成された、自殺予防やメンタルヘルスに関連する英語論文の概要を分かりやすく紹介し、自殺予防のエビデンス(科学的根拠)を啓発するウェブサイトです。
今まで研究者にしか提供されていなかったエビデンスのあるメンタルヘルスの研究成果を分かりやすく紹介することによって、一般の方のメンタルヘルスのリテラシー(知識活用能力)を高め、自殺や精神疾患のスティグマ(偏見・誤解)を軽減することを目的として開発しました。
コンテンツは適宜追加されていきます。
*平成30年度第1回筑波大学研究基盤支援プログラム(Bタイプ)課題名「大学連携とIT技術を用いた若者の自殺予防対策の未来」の研究の一環として作成されました。
DPATとは
「死にたい」子どもを自殺から救うには
2018年8月27日の読売新聞オンラインに、太刀川弘和教授のインタビューが掲載されました。
サインに気づくこと、心配していることを伝えること、身近な家族、教師、友だちが「ゲートキーパー」(命の門番)となる必要性についてお話ししました。一人一人の悩みやストレスに気づいていくためには、夏休み明けばかりでなく、常日頃の子どもたちとのコミュニケーションが重要です。
» 夏休み明け「死にたい」子どもを自殺から救うには ⇒読売新聞オンライン
あなたがゲーキーパーになる時
茨城県ゲートキーパー養成研修用映像「あなたがゲートーキーパーになる時」
茨城県障害福祉課・筑波大学精神医学グループが製作したゲートキーパーの役割を学ぶ研修教材です。茨城県のYouTubeチャンネルである「いばキラTV」で公開されています。
太刀川教授が脚本、プロデュースしました。
主人公は心理状態のポイントが白で、ゲートキーパーになる人の対応のポイントが赤色で表示されます。また、各章冒頭にこの場面で学習するポイントが青色で表示されます。
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