電動アシスト(YAMAHA PAS) リコールの部品交換

はじめに

5年ほど子供が使っている電動アシスト自転車、タイヤが減ってきたということでタイヤ交換を街の自転車屋さんに持ち込みました。そこで指摘されたのが、ホイールの線状のサビでした。私の自転車のサビは軽度でしたが、そのまま放置して進行した場合には最悪走行中に車輪が分解して、外れるほどの問題が潜んでいるもののようでした。メーカーのリコールが発表されているのでまずはリコールの手当をしてもらうようにということでした。タイヤ交換を依頼した自転車屋さんは、取引のないメーカー(別の自転車屋さんで購入したものでした)ということで、購入した自転車店へ持ち込むことになりました。その手続きの過程で、バッテリーもリコールが発表されていることが判明し、それぞれ対応することになりました。

 

各部を撮影

自転車の号機番号です。まずはこれの番号を元に、YAMAHAのホームページでリコール対象であることを確認しました。メーカーに登録していたはずなのに、なぜ連絡が来なかったのかは謎ですが、購入店は当時「ダイエー」に入っていた自転車屋でしたが、その後経営主体がかわり「イオン」に入っているイオンバイクと言う店に変わっています。販売店自体の経営が変わったかどうかはわかりませんが、そういう理由で顧客リストの面倒な部分は引き継がなかったため経由での連絡が来なかったのか?とも思ったりしています。また、ホームページで確認したところ私の名前で別の型番の自転車が登録されていました。当時の販売店が登録用のハガキを他の自転車と取り違えて渡していたのかもしれません。

レギュレーションで厳しく各種の記録を求められる仕事をしている身からすると、いい加減な仕事をしても問題にされないような業種なんだなぁと感じてしまいます。国土交通省もメーカーに目を光らせてるけれども、自転車レベルでは流通の先までリコールが届かないような状態で放置しているという事かもしれません。

5年も屋外で直射日光や風雨にさらされてきたため、印刷はほとんど読み取れません。

この写真にあるX0Tから始まる(写真ではほとんど判別できない)文字列を、YAMAHAホームページに入力して交換対象かどうかを確認するようになっていました。

交換対象かどうかは、上記のX0Tで確認しますが、交換を申し込む際にはこのVK300…の番号も入力を求められました。

リムの状態です。線状のサビが前後ともに出ています。リムを溶接した箇所がサビに弱かったということです。リム全体の素材は錆びないものだけれども、溶接箇所に使用した具材がサビを誘発するものなのでしょうかね。

車輪のリム

リムの交換は、販売店で行いましたが、申込みはホームページから行いました。しばらくすると、YAMAHAからお電話が有りまして、近くで交換してくれる販売店をいくつか紹介してもらいました。候補の店舗をお伝えしたら、YAMAHAの担当の方が販売店と話を通してくださって、その後販売店から連絡がありました。

数日後、交換用のリムが販売店に届いたということで販売店から電話がありました。

バッテリー

バッテリーはホームページから申し込みました。2週間ほどで自宅まで、新しいバッテリーと、バッテリー放電機が届きました。

開梱すると、説明のチラシが入っていました。発火することもあるということで、使用を中止して充電もしないようにということです。(もう5年も使ってきてしまったのだが、(;_;))

こんな感じで梱包されて届きました。

はじめに見たときは、「充電器」もついてきたのかと思いましたが、普通は見ることがない「放電器」です。輸送中に出荷しないようにこれで放電してから、梱包するようにということでした。

バッテリーを保護するように、バッテリーをエアクッションでつつみ、段ボールの中にさらに段ボールで保護するような形になっていました。当該メーカーがバッテリーからの火災を深刻なそして、実際に起こりうるリスクとして認識していることがうかがい知れます。

放電器の使用方法。バッテリーを充電器と同じ要領で差し込んで使用します。数時間「ブーン」という音がしていました。放熱用のファンが回っているようです。そして5年間、体感的にはほとんど劣化することなく働いてくれたバッテリーは残量ボタンを押しても何も点灯しない状態になりました。

返送方法です。購入したときの箱の、蓋の部分の閉じる順番を逆にすると、返送用の伝票がすでに貼られていました。この仕組みはありがたいです。

送られてきたラベルが外側についていましたが、内側の蓋にはすでに返送用の伝票が貼られていました。

集荷依頼をするようにということですが、近くのやまとに持ち込みました。

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