ダウン症児赤ちゃん体操について
1976年から兵庫県立尼崎総合医療センター(旧 兵庫県立塚口病院)に開設されています「ダウン症児のための親子教室」では、藤田弘子先生を中心に考案された「ダウン症児の赤ちゃん体操」で、数多くのダウン症児・者がすこやかに育っています。
実践法を解説した著書は、ダウン症療育に関係する専門家だけでなく、ダウン症児の家族にとってもバイブルのような存在になっています。正常な乳児発達過程を踏ませるための運動療法は、指導員が家族と1対1で向き合うサポートのもと、正しい理解を得た家族自身が毎日赤ちゃんと深く触れ合い家族の和を強める仕組みであり、根底に流れる藤田先生の熱い子育て思考と言えるでしょう。
ダウン症乳児の養育サポート人材育成をめざして
「ダウン症児の赤ちゃん体操」の実践法を正しく理解し普及させるために、当研究会は2006年度以降、毎年、当研究会事業として「赤ちゃん体操指導員養成コース」を開設しています。
実習施設では本テキストを基本に実践指導を行い、講義は指導員に正しく理解して頂きたいダウン症児の身体的諸問題、精神運動発達、言語コミュニケーション、カウンセリング理論など、幅広く提供しています。
本養成コースは、ダウン症候群に関する知識や理論、情報を学ぶ講義と、実際のダウン症のお子さんを前にした実習の2部門から成り立っています。
●2021年度赤ちゃん体操指導員養成コース | 2021年度は「講義科目」のみWEB配信にて実施いたします。 2021年10月 1日(金)~2021年10月10日(日) 「赤ちゃん体操指導員養成コース」(講義WEB開催)のご案内 ![]() 2021年度WEB講義は終了しました。 |
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●2022年度赤ちゃん体操指導員養成コース | 新型コロナウイルス感染症の流行により、コースの実習部分が滞っているため、 新年度の「赤ちゃん体操指導員養成コース」開催は中止とさせていただきます。 ダウン症に関する講義の配信を検討しておりましたが、 現段階では準備が整わず、申し訳ありませんが延期させていただきます。 |
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