研究室スタッフ
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- リーダー
- 入山 高行
- メンバー
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研究指導者 2名 大学院生 5名 大学病院勤務 2名 関連病院出向中 2名
研究内容
産科疾患(妊娠高血圧腎症や早産など)の病態機序の解明、新規治療法や診断法、新規発症予知マーカーの開発を目指した研究を行っています。
基礎研究
- ストレスシグナル伝達に着目した妊娠高血圧腎症や早産の病態機序の解明
- 物質の胎盤通過性の機序の解明と胎児毒性の軽減を可能にする新規薬剤の開発
- 胎盤におけるエピジェネティック変化と産科疾患の病態機序について
- 妊婦の赤血球機能と胎盤機能や胎盤関連疾患の発症との関連について
- 周産期関連胎児・新生児脳障害の病態機序の解明および治療法の開発
- 子宮腺筋症や子宮内膜症が妊娠に与える影響と産科疾患への関与の機序について
妊娠高血圧腎症や早産、といった産科領域において重要な疾患を対象として、その病態機序に関する研究を行っています。遺伝子改変マウスを用いた動物実験や、細胞での実験、胎盤などの臨床検体を用いた多岐にわたる検討により、分子レベルからの病態機序の解明を目指して研究を行っています。東大薬学部・工学部・創薬機構・東京都医学総合研究所など、他研究室との共同研究も積極的に行いつつ、病態に即した治療法や予知法の無い、これら産科疾患に対して、臨床に応用できるような知見を得るべく研究を展開しています。
研究内容の一部
臨床研究
- 経会陰超音波を用いた新規の分娩進行評価法の開発
経会陰超音波による分娩進行評価をより簡便かつ正確なものとするべく、新たな評価法の確立を目指してデータを集積しています。
研究風景
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普段の研究風景
学会風景
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2018年 デンマークで行われた国際学会
(15th the congress for European Society for Reproductive Immunology) -
2019年 日本産婦人科学会学術集会
その他
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2020年 入山研究チーム大学院生の学位授与式
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周産期グループ、産科病棟勤務者の集合写真
- 東大病院の見学を随時募集しています。
- 研修希望者向けに、病院の施設や研究室、使用する機材などをご覧いただくことができます。研修に関する質問や相談などにも、個別に対応いたします。