2月上旬号へ / 2月下旬号へ / 最新号へ

こだまの世界

---倫理学者のふしぎな日記---

99年2月中旬号

ボブ「なにかを売りつける方法は買手の心に不安を植えつけることだ、 それが売る側の常道だ。不安感を植えつける--いやな臭いがしますねとか、 おかしな感じですね、とか言ってな」
(フィリップ・K・ディック、 『パーキー・パットの日々』、401-2頁)


2月中旬の主な話題


何か一言


02/11/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

風邪は直りつつある。喉がまだ痛いのだが。

大雨の中、研究室へ。やることたくさん。


お昼

古い日記の「〜のまとめ」と「〜の主な話題」が重複してる感じがしたので、 2月上旬の日記では、 ためしにその二つをくっつけてみた。


夕方

いかん、熱がぶり返してきた。死ぬ。

今年も大学院入試の専門試験の予想問題を 作ってみた。当たればおなぐさみ。


某E研で(雑誌の)モーニングと某秘書さん手作りのお菓子を奪ってくる。

しんどいので下宿に戻ろう。


何か一言


02/12/99 (Friday/vendredi/Freitag)

夕方

わ。15時間ぐらい寝てしまった。

昼下がりにベンタム読書会。 これからほどなくしてBMOR読書会。

大学に来て、某君に試験問題を見せてもらう。 お。`the unencumbered self'が出ている。 一問当たった:-)


おいしさそのまま塩分カット

ところで、先日買ってきた某茶漬の袋に、
「おいしさそのまま塩分30%カット」
って書いてあるのだが、 これを見るたびについつい、
「塩分そのままおいしさ30%カット」
と入れ替えてしまい、笑ってしまう。

ところで、この手の宣伝文句は、 ある対象の持つ《望ましいもの》はそのままの形で残して、 《望ましくないもの》だけを取り除くことができたことを強調したい場合には、 いつでも使えるものだと言える。 たとえば、「洗う力そのまま使用量3分の1」(洗濯物の洗剤とか) 「効き目そのまま副作用100%カット」など。

その場合、 《望ましくないもの》と《望ましいもの》の分離が難しいと 一般に思われていればいるほど、宣伝する価値があると言える。 たとえば、「おいしさそのまま塩分30%カット」というのも、 塩分はおいしさを生み出すための必須の要素だからこそ、 塩分を減らしてしかもおいしさを保った、 ということを強調する価値が生まれるのだ。 逆にこれが、「塩分」ではなくて、 「おいしさ」とはほとんど無関係な「包装」だったりすると、 全然魅力がない。「おいしさそのまま包装30%カット」。

さっきの「洗う力そのまま使用量3分の1」という例も、 「使用量が減れば当然洗う力も減る」という常識に反するこの一見逆説的な表現が 宣伝文句として効果的なのではなかろうか(いや、そうに違いない)。

あれ。話が長くなってしまった。 だから、この種の宣伝文句の中にある、 《望ましくないもの》と《望ましいもの》の位置をひっくり返してやると、 なんだか可笑しな文章になる、というわけである。 「副作用そのまま効き目100%カット」とかね。


BMOR読書会終わり。


今日の院試の専門試験の問題予想問題と見比べてほしい。


雪が降ったりやんだり。

そういえば、昨日、某所でSFを何冊か購入した。


英語も訳した。 ちなみに、URLを99→98にすれば、去年のも見れる。


何か一言


02/13/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

某所で昼ごはん。キムチ鍋定食。 『あずみ』7巻から9巻まで読む。 家康が殺されるとは予想外。

院試の一次試験の合格発表があったようだ。 受かった人、おめでとうございます。 だめだった人、しばらく泣いた後はくよくよせずに前向きに生きてください。


夕方

「でさ、結局のところ、 君の受けとる愛の大きさは、 君の与える愛の大きさと同じなんだ」--from `The End'

…問題は、「結局のところ」をどう理解するかだな。 やはり来世を考慮に入れるべきなのだろうか。いやはや。


某所の椅子で一時間半以上爆睡する。気づいたら夜。いやはや。


ところで、ものごとを忘れてしまうことを、なぜ「健忘」というのだろうか。 「健忘」とか、「健忘症」(記憶障害の一種らしい)という言葉は、 その字面のせいか、何かすこぶる健全なものに感じられ、 「そうかあ、ものごとを忘れるって、健康なことなのかあ」 などと思わされてしまう。

しかしこれはきっとおれの勘違いであり、 「健」という語に何か(おれの知らない)秘密があるのだろう、 と思って広辞苑を見たら、案の定、「健」という言葉には、 「程度がはなはだしいさま」という意味があると書いてあった。 そうか。「健忘」とは、「すっかり忘れる」という意味なのか。 (ちなみに、「健」がこの意味で使われる他の用例としては、 「健闘」というのが挙がっていた)

いやはや、である。


真夜中

某師匠と某お好み焼き屋へ。


何か一言


02/14/99 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

昨日ウェブで手に入れたベンタムの言語論の論文、非常におもしろい。 ベンタムのフィクション論の思想史的な位置付けって気になってたんだよなあ。


おれが飢えに苦しんでいるのを憐れに思った若干名の方々から施し物をいただく。 いやはや。かたじけなし。このお礼はいつかかならず。


フランス語奮闘記1: 発音編

これから一ヶ月の間にフランス語をなんとかものにすることに決定。 しばらく「フランス語奮闘記」を記すことにする。 アドバイス大歓迎。

とりあえず、テキストは、以前古本屋で買った 『朝倉初級フランス語』(朝倉季雄著、白水社、1965年) を使うことにする。 この本は第100節まであるのだが、 本をぱらぱらとめくると、 ちょうど3回生の今ごろ(1995年の2月上旬〜中旬)に、 第31節まで読み進めて力尽きた形跡がある。いやはや。 しかし今回は必ずマスターするぞっ。

さて、フランス語は読みが難しいのが第一関門だと思うが、 どうも主に問題になるのは、以下の点らしい。

他にもいろいろ規則があるみたいだが、あとは気合いだっ。


何か一言


02/15/99 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

お腹減ったよう。


情報倫理の資料集に掲載予定の翻訳を添削する仕事がようやく片付いた。 といっても、おそらく、一件去ってまた一件という展開になるんだろうけど。

それにしても、 元の翻訳の出来不出来に関わらず、 翻訳の添削という仕事は大変である。 もちろん、ひどい翻訳よりは、できの良い翻訳の方がずっと楽だとは思うが、 できが良くても英語と日本語を対応させて逐一検討していくのは やはりかなり骨が折れる仕事である。 たとえ良訳の添削であっても、 自分で翻訳する時間の少なくとも3分の1はかかるのではなかろうか。

こういう仕事をするたび、 某シジウィック先輩の偉大さに敬服してしまう。いやはや。


某受験生たちが来るのも構わず、研究室のソファで爆睡。申し訳ない。

それから某助教授が来られたのでさすがに飛び起きる。 権威に弱いおれ。いやはや。

某師匠にモーニングコール。 某師匠の寝惚けた声を聞くのは楽しい。


お昼前

某喫茶店でモーニング。ジャンプ読めず。


フランス語奮闘記2: 性の知識、リエゾン、否定

慣れるまでは大変そうだ。


お昼

あ。訂正訂正。浅倉じゃなくて朝倉ですね < フランス語テキスト


質問質問。 Windows98のデスクトップ上で、 ファイルをゴミ箱に捨てたり、 新規作成したりしたとときに、 情報が自動的に更新されず、 「最新の情報に更新」を用いないとだめになったのだが、 これはどうすれば元に戻るのだろうか。


何か一言


02/16/99 (Tuesday/mardi/Dienstag)

昨日は昼下がりに烏丸北大路の某洋書屋さんに出かけてきた。 が、欲しい本が見つからず、店からは手ぶらで出てきた。いやはや。

帰り道、二三軒古本屋に寄る。

下宿で半日ほど寝る。 朝、某師匠にモーニングコールしてから、 風呂、洗濯。

それから某喫茶店でモーニング。 ジャンプ。プレイボーイ。

『ポール・ロワイヤル論理学』の英訳か邦訳を探しに文閲に行くが、 見つからずやはり手ぶらで出てくる。 どうやら最近は本運がないらしい。いやはや。


お昼過ぎ

近日刊行予定の、某シジウィック先輩の本の校正中。 自分の本が出るっていいなあ。うらやましい。 おれも早く本を出版して、 古本屋に出回っているのを学生に回収させる身分になりたい:-)


夕方

ロック読書会終わり。第3巻第4章第10段落から第14段落まで。

中央食堂に行って遅い昼ごはん。 新しくバイトに入ったらしい茶髪のレジの姉ちゃんが、 隣の姉ちゃんに「ねえ、この魚なんなん?」とか訊いてるのを見て、 思わずむっとくる。 ひ、人前での言葉遣いを知らんのかっ。

国内旅行のちらしを見ながら一人で食事。 鹿児島でも行ってくるかな。

研究室に戻りがてら文学部新館一階においてあったビラを見ると、 先日「警察がE号館で暴力的な捜索を強行!」したらしい。

これはこれで由々しき事態なのだろうが、 おそらくもっと恐いのは、 「警察が某E研で暴力的な捜索を強行!」 であろう。こんなビラがまかれる日が来なければいいが:-)


フランス語奮闘記3: 疑問文、名詞の複数形など

ふう。第100節まであるから、一日5節ずつ進めば20日で終わるな:-)


フランス語を勉強した後、某E研に行くと、 ちょうどみなでごはんを食べに行くところであった。 というわけで、さっきごはんを食べたばかりのような気もしたが、 お供して某飲み屋へ。どんちゃんさわぎする。ごちそうさま。


真夜中

ベンタムの勉強。言語論について。

おれはいったい何を知りたいのだろうか、などと考える。 何を知ることができれば、 「ああ。もう道を聞いたから死んでもいいや」って思えるのだろうか。

月並みだが、やはりおれはまだ、 まさにその「知るべき対象」を探し求めてるのだろうか。

あれだな、U2の`I still haven't found what I'm looking for'ってやつ。

しかし、「おれは何かを知りたくて勉強してんだけど、 その何かがまだわかんないんだ」っていうのは、 かなりまぬけな気もする。

みなはどうなのだろうか。


何か一言


02/17/99 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼過ぎ

昨夜は、 某所で古本を数冊購入したあと、下宿へ。 そろそろ引越しの時期のせいか、 某所には良い本が並び始めている。

お昼前に起きて、 某喫茶店でミックスサンドのセット。サンデー。

某君にうらやましいもうけ話を聞く。 いやはや。いいなあ。


どうでもいいが、「ピロシキ」と「プロキシ」と「ふろしき」 というのは、どれも発音が似てると思う。 ピロシキはロシア語、 プロキシは英語、 ふろしきは日本語なのに。 あ。これがチョムスキーの言うところの普遍ぶん…、いや、ぜんぜん違うって。

こんなことを書いたのは、昨日見た生協のチラシに、

「シャープモバイルプロシキ」塔載

などと書かれていたからである。やるな、生協:-)

ついでにgooを使って「プロシキ」でWEBを検索すると、 27件ヒットした。「ふろしき」からの連想なのだろうか。


フランス語奮闘記4: 疑問文、所有形容詞、e^tre、名詞・形容詞の性と複数形

ふい〜。いやはや、大変。くじけそう。

男性名詞と女性名詞を一つの人称代名詞で受けるときは、 通常男性形の代名詞を複数にしたもの(ilsなど)で受ける、 とこのテキストには書いてあるが、 きっとフランスにもポリティカル・コレクトネスにうるさい人がいるはずだから、 そういう場合は女性形の代名詞を複数にしたもの(ellesなど) で受けるべきだなどという意見もある気がするが、 どうなんだろうか。 (しかし、フランスは言語に関して保守的だそうだから、 そんなことはしないのかもしれない)

ご存知の方は御一報を。

あっ。な、なるほどっ。 ノートルダム(Notre Dame)っていうのは、 Our Ladyでマリア様のことなのかっ。 やっぱりダムの名前じゃなかったんだ:-) いやはや。いやはや。初めて知った。 ちょっと感動。

あれ、途中から「です・ます」調になってるな。まあいいや。


昼下がり

文閲に行って本を5冊ほど返して、2冊借り出してくる。

エルヴェシウスの『精神論』は、倫理学、哲学、仏文にある様子だったが、 どれも貸し出し中であった。くそくそくそ。え〜、直ちに返却するように。 (めんどうなので返却請求は出さなかった。弱気)

なになに、`Il n'y a rien de plus estimable que le bon sens & et la justesse de l'esprit dans le discernement du vrai & du faux.'
(La Logique ou L'art de Penser, p. 15)

う〜む。わからん。なぜ否定文なのに`ne ... pas'の形になってないんだ? (→rienがpasの代わりに使われてるらしい) bon sens (良識)とかesprit (精神)とかは知ってるが。くそくそ。 まだまだ修行が足りんのか。(→あたりまえだって)

上の文を辞書を引き引き読んでみると、 「真偽を見分けるに当たって、良識と、精神の正確さよりも立派なものはない」 ぐらいの意味のようだ。たぶん。なぜ`& et'となっているのか不明だが。


男数人でヒュームの読書会をしていると、 「女性と知り合いになりたくありませんか」 と変な人に声をかけられたので実際に話に乗ってみた、 という京大生の話 (このURLの「キャンパス特派員」→「京都大学・手塚太郎」のとこを参照)。情報感謝。


進学決定

今、院試の合格者発表を見てきた。 無事におれの名前も。

京大とその他の大学の先生方、 研究室内外の先輩・後輩方、 この日記を見てくれてる人々、 家族な人々、 友人な人々、 その他いろいろな形でおれに親切にしてくれた人々に感謝。 これからもよろしくお願いします。


しまった。すっごい私的な内容のメイルを、 同名の別人に送ってしまっていたことに気づいた。 最悪。いやはや。メイル恐るべし。


真夜中

某所でみなで夕ごはん。おごってもらう。感謝。

それからちょっとBMOR読書会の復習など。

明日は忙しくなりそうだ。


何か一言


02/18/99 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

昼下がり

昨日の夜、某所で古本を購入。 新書がついに50円になったようだ。

朝、JR京都駅で母と会う。 帰りは雨に濡れながら自転車で下宿に戻る。


一番高い山に登りました
野原を駆け抜けたこともあります
あなたに会うためだけに
あなたに会うためだけに

走ったこともあります
這ったこともあります
街の壁をよじのぼったこともあります
あの壁を
あなたに会うためだけに

だけどまだわからないんです、自分が何を探しているのか
まだわからないんです、自分が何を探しているのか

愛しい女性と口づけをしたとき
彼女の指先に癒しを感じました
まるで炎のように燃えていました
この焼けつくような欲望

天使と話をしたこともあります
悪魔の手を握ったこともあります
夜は暖かかったけれど
身体は石のように冷たかった

だけどまだわからないんです、自分が何を探しているのか
まだわからないんです、自分が何を探しているのか

来世は存在すると思ってます
そこではすべての色が溶け合って一つになるでしょう
溶け合って一つに
だけど、そう、ぼくはまだ走り続けています

あなたは枷を壊し
鎖を外してくれた
そして十字架を背負った
ぼくのために
ぼくの代わりになって

だけどまだわからないんです、自分が何を探しているのか
まだわからないんです、自分が何を探しているのか

`I Still Haven't Found What I'm Looking For'

よく考えたら、肝心のサビの部分は、 「まだ見つけていません、自分が探してるものを」とも訳せるわけで、 この場合は「自分の探してるものは何かわかっているが、 そのものが見つけられない」という意味になるから、 先日おれが言いたかったこととは異なることになろう。うむむ。


某師匠にお供して、 烏丸北大路の某洋書屋で本を数冊(a few)購入してもらう。感謝。

それから、某ロールズ君と二人で古本屋めぐりをしながら大学へ歩いて帰った。 某有名定食屋にも連れていってもらう。感謝。


某シジウィック先輩のゲラの校正。続き。

鏡をふと見ると、 両目が赤くなっている。 や、やばいっす。


フランス語奮闘記5: 否定文と疑問文、 指示形容詞と指示代名詞、動詞avoirの活用

わあ。ますます大変になってきた。

あ。 否定文はne..pasという組合せの他にもたくさんあるという情報、感謝。 おかげさまで今日はne...plusとne...ni...niを覚えました。

そういえばこのテキスト、よく考えると練習問題が一つもない。 これはちょっとまずかろう。 もう一冊テキストを買ってサブテキストにするか。

「降参する」という意味で「シャッポを脱ぐ」という表現があるが、 「シャッポ」とはchapeauで帽子のこと。 古くから「兜を脱ぐ」という表現があったらしいが、 これを「シャッポを脱ぐ」と最初に言い換えた人はだれなんだろう。 なかなか洒落た方である。

ええと。じぇ。てぃや。いら。ぬざぼ。う゛ざう゛ぇ。 いるぞ。いたぞ。いないぞ。いたぞ。そんなはずはないぞ。さがせさがせ。…。

あれ? 何の話だっけ。 あ。avoirの活用の練習をしてんだった。 じぇ。てぃや。いら。ぬざぼ。う゛ざう゛ぇ。いるぞ。いるぞ。 ここにもいるぞ。 うぃ。うぃ。 うぃ。うぃ。 あう゛ぇう゛? あう゛ぇし! あたたたたっ!

あれ? 何の勉強してたんだっけ。


昨日の続き。`Toutes les autres qualite's d'esprit ont des usages borne's; mais l'exactitude de la raison est generalement utile dans toutes les parties & dans tous les emplois de la vie.'
(La Logique ou L'art de Penser, p. 15)

わ。やっぱりまだ全然歯が立たん。辞書辞書。 え〜と、「精神の他のすべての性質は、その用途が限られている(?); ところが、理性の正確さは、すべての分野と人生のすべての使用において、 一般的に役立つ」か?

わああ。こんなことしてる間に一日が終わってしまった。


何か一言


02/19/99 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

今日も忙しくなる気がする。


某所でキムチ鍋定食。 『あずみ』10巻から12巻まで。

某所でチャンピオンを購入してから某E研へ。 某師匠に情報の仕事をいただく。

仕事楽しやほうやれほ

(読み人しらず)


働けど働けど仕事片づかず

(読み人しらず)


研究室のソファで爆睡。

今日も雨。


げ。左目がまじでやばくなってきた気がする。


お昼前

午前中は情報の仕事。

目は大丈夫そう。たぶん。


昼下がり

某中央食堂で昼ごはんを食べた後、読書会の予習。 あまりに眠いので15分ほどソファで寝たり。


ベンタム読書会終わり。

っきしゅ。ずるずるずる。う〜、ティッシュティッシュ。 また風邪を引いたか?


夕方

ロック読書会終わり。第3巻第4章第15-7段落、第5章第5章第1-3段落まで。


フランス語奮闘記6: 形容詞あれこれ、 語尾-erの動詞の活用

わ。今日はずいぶん適当だな。 ま、動詞や形容詞の不規則な変化をいっぺんに覚えるのは大変だから、 おいおい一つずつ覚えていこう。

今日気づいたが、 madameとかmademoiselleっていうのは、 ma-dame「わたしのご婦人」、ma-demoiselle「わたしのお嬢さん」 っていう意味なんだな。なるほど。うぃうぃ。

また、monsieurもmon-sieur (英語なら`my sir'か)で、 「わたしのご主人」てな意味なわけだ。 ううむ。そうだったのか。ちょっと感動。

どうもフランスでは、 `une petite bouche'「小さなお口」というのは女性に対する誉め言葉らしい。 これが誉め言葉になるということは、 きっとフランスにはブリジット・バルドーみたいな口が大きい女性が多いのであろう。

今年の夏ごろに英国に行ってきたいのだが、 今こうしてフランス語を学んでおけば、 ついでにパリにも行くことができるかもしれない。 そうするとやはり発音の練習もすべきだな。 (あるいは鉛筆と紙だけで用を足すか)


さらに続き。 `Ce n'est pas seulement dans les sciences qu'il est difficile de distinguer la verite' de l'erreur, mais aussi dans la plu^part des sujets dont les hommes parlent, & des affaires qu'ils traitent.'
(La Logique ou L'art de Penser, p. 15)

わ。相変わらずぜんぜんわからん。 最初の部分は強調構文か? うぃうぃ。そうに違いない。

「真理と虚偽を区別するのが難しいのは何も学問においてのみではなく、 人々が話す話題の多くにおいて、また人々が扱う事柄の多くにおいてもそうである」 ってな感じか。

どうやら`que'は関係代名詞にもなるみたいだ。 さしずめ英語ならば、 `qu'il est difficile de distinguer'は `which it is difficult to distinguish'になり、 また`des affaires qu'ils traitent'は `(many) of affairs which they treat'となるのだろう。

あ。文学部提供のオンラインの辞書だと、 仏語や独語の単語の発音が聞けることを発見。うぃうぃ。 ちょっと遅いのがあれだけど。


何か一言


02/20/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

お昼過ぎ、北大路の某本屋さんに立ち寄る。

留学関係の本を買おうと思ってやめたり (4月に今年度版が出そうなので)、 フランス語のテキストを買おうと思ってやめたり (生協で買った方がやすいので)。

そのあと、急いで大学の生協(ルネ)へ。 閉店まぎわに行ってフランス語のテキストを買う。

上の本は、ちょっと高かったが、 CDが付いていて一番まともそうなのはこれしかなかった。 北大路の某本屋では、MD付のが売っていたが、 別にCDからMDに落とせばいいわけで、あまり意味がないと思う。


夕方

BMOR読書会終わり。


情報のバイト。宛名書き2時間。


バイト後、某師匠らと某所で食事。 おごってもらう。感謝。

留学の準備は4月からでも良いと思っていたが、 フルブライトに応募する気なら、 さっさとTOEFLを受けないと間に合わないんだそうだ。 う〜、めんどう。


何か一言

your name:

subject:

body:

/


KODAMA Satoshi <kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp>
Last modified: Mon Mar 8 16:40:04 JST 1999