「あなたさまは熱心に天のことを知ろうとなさいますが、 ご自分の面前のことや足元のことにはお気づきにならないのですね」
---プラトン『テアイテトス』より
早起き。シャワーを浴びてスーツに着替えて外出。
朝、早めに吹田着。午前中は某ゲノム編集の倫理ワークショップ。 いろいろご意見をいただく。感謝。
お昼は某委員会。
昼下がり、少しだけ真面目に発表を聴いてから、少し早めに離脱。 今回は楽しかった。夕方に帰宅。雨。
夜、早めに食事をとり、娘とゆっくり風呂。
明日も早いのでもう寝るべし。
早起きして某授業の準備。朝食は抜き。急いでシャワーを浴びて講義へ。大雨。
午前中に講義。公衆衛生倫理。今回もいろいろ助けてもらったおかげで無事に 終了。疲れが出たのか、次の他の先生の講義中にうとうとしてしまう。
お昼も大雨。昼食後、少し寝てからまた午後の授業に出る。臨床倫理委員会の 話。勉強になった。
夕方、部屋で音楽を聞きながらメールの返事。少し心が落ち着く。それから夕 食。雨はだいぶ止んだ。庭というかバックヤードにはたくさんカンガルーが。
夜、ビールを飲みながら散歩をしたり、ビリヤードをしたり(ひさしぶりにやっ たら下手すぎて死にそうになる)。真夜中まで。
少し遅めに起床。昨晩『新ブラックジャックによろしく』を全巻読んでしまい、 寝不足気味(感想はここ)。娘とFaceTimeしながら朝食、朝刊。シャワー。
午前中は研究室で雑用と新聞と某卒論生の指導など。お昼、某スライドの修正作業。
少し遅めに中央食堂に行き、昼食。それから某翻訳作業。
昼下がり、某演習。
夕方、某面接の準備を手伝ったあと、バスと地下鉄で京都駅に移動し、新幹線 に乗る。少し良い席。
夜、東京駅から千石の自宅へ。娘と風呂。それから寝かしつけ作業まで。シン グルマザーズ、残念ながら見られず。
真夜中、泣きながら某スライドの修正作業。終わらない…。
昨晩は遅くまで映画を観ていたこともあり、今朝も遅めに起床。朝食。コン ピュータいじり。
お昼、クリーニング屋にシャツを持っていき、ついでに散髪。
少し遅めに昼食をとったあと、少し昼寝。それから、妻と娘で散歩がてら買い 物へ。娘と一緒に本屋をひやかす。
夕方に帰宅し、いろいろ雑用。夜、早めに夕食。娘を風呂に入れる。
夜中、某オンライン研究会。それから食器を洗う。
これから少し日記の整理をしたら寝よう。週末はひさしぶりにゆっくりできた。 なるべく週末に予定を入れないようにしよう。
朝、ゴミ出ししてから二度寝。遅めに起きてシリアル、朝刊、シャワー。
今日は研究会などもあったが、終日オフということにして、 お昼すぎまで巣鴨の漫画喫茶でchill outする。 それから米の買い出しなど。
夕方から二階の勉強部屋で某翻訳作業。ついでに勉強部屋のデスクトップ機を VistaからWindows7にする。
兄夫婦から出版記念ということで千疋屋のマスクメロンを贈ってもらう。感謝。 桐箱に入ったメロンは初めてだ。しばらく神棚に入れて奉っておこう (神棚ないけど)。
夜、夕食と夕刊。その後、ソファでよく寝てからまた二階で翻訳作業。 真夜中まで。
真夜中、某妻と一緒にDVDで『ミルク』を観る。 サンフランシスコでゲイライツ活動をしていて暗殺されたハーヴィー・ミルクの話。 主演のショーン・ペンの演技力はすごい。B++
朝、定時起床。シャワー、朝食。
某用事で郵便局に立ち寄ったあと、定時出勤(少し遅刻)。午前中は某講義の準備。
お昼はひさしぶりに某氏と蕎麦。
お昼すぎ、一瞬寝袋に入ったあと、某院生の相談に乗る。
昼下がり、某講義の準備の続き。
夕方から某講義。公衆衛生の倫理。準備不足で今ひとつ。来週がんばろう。
夜、某氏らと事務室でビール。夜中に帰宅して夕食。
真夜中、少しだけ勉強。週末にがんばるべし。
そういえば、先日、朗報一件。今日も別の朗報があった。
朝、定時起床。ゴミ出し、シャワー、朝食。定時出勤(少し早め)。
午前中は明日の講義の準備。お昼、某会議に出席。粛々と進む。その後、某氏と二食でお昼。
昼下がり、少し仮眠を取ったあと、某業者の方とテレビ会議について相談。勉強になる。
夕方、某先生らと少し打ち合わせ。そのあと、コーヒーを飲みながら新聞を読んで一服。
夜、明日の講義の準備。終わらないが、切りのいいところで保存して帰宅。夕食、夕刊、皿洗い。
夜中、某妻とジョギング。5キロ弱。シャワー。ひさしぶりに猫がいたので、しばし戯れる。
真夜中、明日の講義の準備。やはり終わらず。しかし、もう寝よう。
よく寝て起きる。シャワー、朝食。快晴。
さて、昨日はよい一日だったが、今日はどうなるかな。
今日のこと。
昨夜は少し早目に寝て、今朝も少し早目に起きる。布団の中は平気だが、 二階の部屋は寒くて凍えそうだ。何か暖房器具を買わなければ。
さて、今週もがんばろう。Always look on the bright side of life.
定時出勤(少し遅刻)。しまった、週末のうちにシザー・シスターズのチケットが 売り切れていた。ショック。
一件校正を終える。 今年も結構仕事をした気がする。 残すところは、あと発表一回、 テキスト一章、翻訳一件、校正一件、某シンポのまとめ一件(のはず)。 一件一件の仕事の質を落とさないよう、 くれぐれも注意しよう。
お昼はカレー。そのあと日が暮れるまで某テキストの相談。つかれる。
夜、新宿に行き、てんぷらを食べる。 そのあと、某大手電気屋でガスファンヒーターを購入。 喫茶店で一服してから帰宅。
帰ってからふとテレビを付けると、キャンディーズの番組。 今見ると歌うまいなあ。
「きみ、きみ。何故泣いてるの」
「よよよ。なぜキャンディーズは解散したんですかね…」
「それはあれだよ。お嫁さんに行くことと、 アイドルやタレントであることは両立しなかったからね。 仕事か結婚かという時代だったわけだよ」
「え、普通の女の子に戻りたいと言ってたんじゃないんですか」
「まあ、有名人でいるのはたいへんというのもあるんだろうけどね。 しかし、男のアイドルは多かれ少なかれ人気が続くかぎり、 タレントを仕事として選んでたわけでしょ。普通の男の子に戻りたい と言って解散したバンドはないんじゃないの」
「じゃあ、松田某はどうなんですか。あのアイドルはまだいるじゃないですか」
「あれは時代がちょっと違って、 結婚したり離婚したりしながら仕事を続けられる時代になったわけだよ。 キャンディーズは1970年代でしょ。80年代とは違うわけでさ。 男性は仕事として音楽を続けられたけど、 女性はやっぱり難しかったんだろうね。 キャンディーズの潔い解散は美しかったわけだけど、 あれも男根崇拝主義的社会の産物なわけでさ。 Who disbanded the Candies?; Well, after all, it was you and me.なんだよね」
二階でガスファンヒータを使ってみようと試してみたところ、 ガス栓が故障しているか固定されているかして、回らず。 どうやらガス会社を呼ばなければならないようだ。う〜ん。
今日のニュース
お昼すぎまで寝てしまう。いかん。
ちょっとギターの練習。
夕方は某スタバで勉強。コーヒーの飲み過ぎで気分が悪い。
ひさしぶりに雨。寒くなった。
そういえば、某スタバに行く前に、 春日の某所でシャツを作ってもらおうかと思って行ってみたら、 今頼んでも12月中にはできないようなので、 またにすることにした。
夜、上野御徒町に新しくできた某有名紳士服店に行き、 店員に勧められるままに礼服とシャツ二着とネクタイ二本を購入。 そのあと、上野駅の英国風パブで一服してから研究室に戻ってくる。
薬局でドライアイ用の目薬を買ったので差してみたら、 しばらく目が開けられないほどしみた。 みんないつもこんな目薬を差してるのかな?
まだ研究室で勉強中。寒いと思って本棚にある温度計を見ると、16度。 手もかじかむし、もっと寒い気がするんだけど。
やっと明日の準備が終わった。週末に某翻訳を完成させる予定だったのだが。 読んでない新聞もたまってるし。困った。
しばらく新聞の切り抜きをしてから帰宅。 手にモルト・ビネガーの匂いが残っていたので、 帰り道の某自然ローソンでビネガー味のポテトチップスを探したが、 高くて手が出なかったので、他の味のものを買う。 イギリスのポテトチップスが恋しい。
つい、DVDで録画しておいた『ザナドゥ』(1980)を見てしまう。 オリビア・ニュートン・ジョンと『雨に唄えば』のジーン・ケリー主演。 オリビア・ニュートン・ジョンはきれいだが、 30代になって少しとうが立っており、 ミューズという役にはちょっと…という気もするが、 まあおもしろいミュージカル映画。 1.3倍で見たので、みなの動きが速かった。 終わり方はちょっと。C
今日のニュース
新幹線の車内にて。 取りとめもない考えが湧き出てくるのでとりあえずメモ。
おなかが減った。寝てない。のぞみ。窓側も通路側も空いてなかったけど、一 応指定席を購入。おなかが減った。時間がなかったけど、一応お土産を少し買 う。おなかが減った。思考が単純化してきた。メモに書きとめようかと思った けど、いろいろ書く気がしたのでエディタを開いた。しかし、コンピュータを 前にすると思考が止まるようだ。おなかが減った。不思議なものだ。
昨日はお昼過ぎに東京を出発。東京駅まで某氏とご一緒する。おなかが減った。 自由席の切符を買って新幹線に乗る。なんとか座れた。おみやげを買う時間は なく、弁当だけ。おなかが減った。名古屋までは爆睡。名古屋からはなぜか寝 れず。夕方の木曽川が美しかった。4時前に京都に着き、地下鉄で今出川、タ クシーに乗って百万遍へ。タクシーに乗ると線香のにおいがしたので、「いい においですね」と言うと、初老のタクシーの運転手は「先週身内を亡くしまし てね」と一言。今後は線香のにおいをほめるのはやめようと誓う。
〆切30分ほど前に大学に着き、某助教授に印をもらい、ついでに某教授のお部 屋にも挨拶に行ったあと、無事に事務にD論を提出する。しかしあまりに出来 が悪いので、提出した瞬間から後悔の念に苛まれる。なんとかしなければ。
夕方、某助教授や某後輩らと某居酒屋で飲み会。いろいろ話す。日帰り のつもりだったが、結局遅くなってしまい、帰れなくなる。ホテルの予約もし てなかったので、京阪で四条に出たあと、三条までもどって某マンガ喫茶へ。 なぜか朝まで一睡もせず、『One Piece』などを読む。早朝に店を後にして、 烏丸まで歩いて地下鉄に乗り、京都駅へ。
さて、東京に戻ったらしばらく寝て、ジムに行こう。週末は某シンガーの翻訳 の校正をやらないといけない。某リバイズもやろう。某研究会はちょっと無理 かなあ。某論文は提出したが、ちっとも気分が晴れない。まだ終わったわけで はなく、終わりの始まりというか、これからが地獄であることを知っているか らというか、ほんともうヘコむなあ。とにかく元気だそう。今年は正月はあり ません。
新幹線ではひたすら爆睡。考えてみれば一昨日ぐらいから2時間かそこらしか 寝ていなかった。東京駅に着くと首が痛くて回らなくなっていた。
自転車を取りにいったん大学に寄ってから自宅に戻り、 まもなく爆睡。夕方、某氏からの電話で目覚める。しまった、 今日は研究会が二つあったのになあ。
先日某氏にいただいたヨークシャープディングなるものをレンジで温めて 牛乳をかけて食べてみる。胃にもたれるが、なかなかおいしい。
雨。八百屋で買物をしたあと、ひさしぶりにジムに行き、ワークアウト。 なかなか調子がよかったが、しばらくさぼっていたので無理をせず。 ジムを終えて帰ろうと思ったら、傘立てに置いておいた傘がなくなっている。 う〜ん、間違えて持って帰ったのか、故意に持っていったのか。
羊を盗んで死罪になっていたベンタムの時代だったら、 傘を盗んでも縛り首だっただろうかなどと考えながら帰宅。 おかげで少し濡れた。
まだ書いてる。
昨日は昼もラーメン、夜もラーメン(とエビ・シウマイ)。
You'll have to learn, just like me. / And that's the hardest way. / Ooh La La...
You and I have memories. / Longer than the road that stretches out ahead...
あ、知らないうちにカウンタが10万を超えてる。感謝。 半分くらいはロボットのような気がするので、ロボットにも感謝。 Domo arigato mr roboto...
あれ、書き終わらない。やばいな。
う〜ん、結論を書けば終わりなんだが、もう頭が回らない。 体も冷えてきたし、ちょっと寝よう。
起きた。
一応某論文を書き上げた。 結論がいいかげんなのでもう一度よく考え直す必要があるが。
とりあえず大学に行かなくては。明日の授業の準備もしないと。
「今回は難産でほんとに苦労しました。 しかも予定日を二ヶ月以上過ぎてしまうし…。 かなり産みの苦しみを味わいました。 良心のとがめという内的なプレッシャーもさることながら、 外部からも『早く産め、産まないと承知しないぞコノヤロー』 という圧力もありましたし」
「それは婉曲的に言うなら圧力じゃなくて産婆術の一種だろ」
「そうでしたそうでした。心暖かい産婆術です。 とにかくいつもいつも難産なのでたいへんです。 いつになったら産むのに慣れることやら…」
「難産の割にはいつも赤子が小さめだな。 いずれにしろ、 もうすぐD論という大きい赤子を産まなくちゃならないので、 せいぜい覚悟を決めておくことだな」
なんとか大学へ来る。遅めの昼食を食べる。
今日の産経の記事によると、貯金をする習慣は小二までに身につけないと、 手遅れになるそうだ。 そういわれると、もう手遅れかと挫けそうになるが、とにかく貯金するしかない。
明日の予習を始めようとしているところ。
なんだかんだ言って、今年はかなり多産な年なのかもしれない。 仕事の質は置いておくとして。
研究室で明日の予習中。昔一度発表をしたものなので、ずいぶんと楽。 がんばって勉強していた昔のオレに感謝。
思ったより予習に時間がかかってしまった。そろそろ帰る予定。 ビデオちゃんと取れてるかな…
帰宅。『白い巨塔』は今日も遅れて始まったようで、 ビデオは途中までしか取れていなかった。 …。…。 45周年記念ドラマぐらい、定刻通り始めろよなっ、と心の中で絶叫し、 そのあと少し泣く。
「上の記述はウソです。念のため」
「通報しますた」
こないだのクローン人間についてのニュース。 一つ目の方ではクローンの作り方についてのアニメが見れる(英語)。
電話代を払いにコンビニへ。川のほとりを歩いていると、 浅い川に大きな動物が歩いていた。 犬かと思ってよく見ていると、どうも鹿のようだ。 四匹の鹿が川の中を歩いている。Oh, deer!
奈良ならあたりまえだろうが、京都で野生の鹿を見るのははじめて。 家に戻って写真を持って出てみたが、どうも暗くて撮れなかったようだ。 う〜ん。みな無事に山に戻ってくれるといいが。
オレの錯覚だと困るので、某君にも見てもらう。 新聞社に電話しようかという話になったが、 まあここは田舎だから鹿が川を歩いていたぐらいではたいしたニュースに ならないだろうということで、やめておいた。
たまっていた新聞を読み終えると、 朝刊が届いたのでそれも読む。
夜が明けたのでカメラを持って鹿を探しに行ったが、すでにいなかった。 自転車で上流も下流もしばらく探してみたが、やはりいなかった。 単なる錯覚か、夜が明ける前にさっさと山へ帰ったか、 あるいは今ごろ街をほっつき歩いているか。
昨晩からちょっと気になることがあって寝られなかったのだが、 二時間ほど寝てから起きる。
大学に来て少し用事。これから某所用。
机に向かっている時間…4.5hr
今日の勉強時間…0hr
マルクス係数…0
うわっ。寝てた。
「逃避行動としての睡眠だな」
「彼、ちゃんと書けるんでしょうか」
「だめなんじゃないの」
「いやいやいやいやいや」
「なんかおもしろい夢を見てたんだけど忘れた」
「多様な思考を抑圧することによって人格の統一性を保とうとすることはやめた方が いいと思うんですよね。人格の複数性を認めるべきというか」
「アニマ、アニムス、アニムスメ」
「そうね、自分のなかの女性を解放しないとね」
「気持ち悪いなあ」
「そういえば、某先輩の『シジウィックと現代功利主義』 はおもしろい本だよなあ」
「きみは『ベンタムと現代民主主義』ってな題にしたら。ぷっ」
「『ベンタムはとっくに乗り超えられた』とか。ぷぷっ」
「不謹慎だ」
「不謹慎だ」
「言論の自由です」
「自由の濫用だ」
「はきちがえだ」
「ミルの表現の自由で問題なのは、 ヘイトスピーチ(差別的言論)をどうするかってことだよな」
「『ホロコーストはなかった』とか 『南京大虐殺はなかった』というのはいいんでしょう? 『ダーウィン進化論は間違ってる』というのと同様に?」
「真理はつねに挑戦されないとね。 いつ挑戦されても常にチャンピオンの座に立ちつづけているものが 暫定的に真理と認められる」
「関西弁でしゃべる自分ちゅうのも抑圧されてんなあ」
「抑圧ハンターイ。抑圧ハンターイ。自己を解放せよ。自己を解放せよ」
「最近自分の人格が安定していたのは、このこだま日記における人格、 つまり日記人格が安定していたからだと思うんですよね。 この日記人格に自分をアイデンティファイしていたというか。 こここの日記人格をだだだ打倒しないとしないとしないとととととと」
「暫定的な対応策として、今後はすべての発言を引用符つき、 カッコつきで行ないたいと思います」
「賛成」
「サンセーイ」
「さんせい」
いやだ。
「ツメを切ってる場合じゃないでしょっ」
「なんか書く気にならないのよね? ライターズブロックっていうか?」
「アップトークでしゃべってないで、とりあえず書き出せってば」
「ちょっとここに来て書いてみなさい」
「はいはい」
「ぜんぜん書けてません。いくつかネタになる論文は書いたけど。 今後の見通しは暗いです」
「そういう風に書くんじゃなくて、
『これまでD論執筆を念頭に置いていくつかの論文を学会で発表してきた』
とか
『今後は海外渡航して資料を集め、学会や研究会を通して研究をすすめ、
二年をめどにD論を完成させる予定である』
とかさ、そういう風に書かないと」
「そもそもなんで先輩たちの資格申請書をコピーさせてもらわないのっ。 先達はあらまほしきでしょうが」
「すいません。ぐうたらで」
「あやまってどうするの。この役立たず」
「あああ、も、もっと言ってくださいっ」
「はいはい、次、次」
「こんなのできてたらもう和辻賞取ってるがな」
「ぐずぐず言ってないでとにかくなんでもいいからデッチあげなさい」
「了解。デッチあげます。デッチあげるのは得意なんですよね」
「MSNホームページによると、 昨日流行語年間大賞の授賞式があったそうな。 授賞式には6つの流行語を生みだして受賞した小泉首相も来てたそうだけど、
[流行語に選ばれた]「抵抗勢力」は、 候補者に挙げられた政治家が皆辞退したため、受賞者はいなかった。
んだそうな」
「あんたっ、何やってんのっ」
「い、今書いてます、今書いてます。ほら、下を見てくださいっ」
「何もないじゃないのっ」
「え。あれっ、さっきまであったのにっ」
「(こちらに移動しました)」
「朝食。パンとパンプキンスープ」
「京都市内のフレッツADSL 8Mの申込がNTT西日本のサイトで始まってるけど、 某生協がまだ1.5Mしか対応してないので変更できない。くそ、某生協め」
「下宿でキムチ雑炊を作って食べたあと、 大学に来て申請書を書こうと思い、 さっき来たんですが、LANカードを忘れてしまいました」
「ネットで遊ばなくていいんじゃないの、その方が」
「まじで、(1) 論文の進行状況と今後の作業の見通し、って何を書くんだろう? 第二章と第三章は草稿があり、これから第四章と第五章を書く予定ですとか? そんなこと書いても意味ないよね」
「いつ書けそうかとかじゃないの、きっと」
「とりあえず書けたので事務に出しといた」
「某授業料免除は可否保留と言われる。う〜ん。 博士課程修了祝いで免除してくれないかなあ」
「甘い甘い」
「それにしても、あとから気付いたが、 民主主義の功利主義的基礎づけっていうタイトルは却下されるだろうなあ。 一般的すぎるというか、功利主義って誰の?っていうことになるだろうから。 しかし、ベンタムだけじゃなくてミルの議論もしたいし、 ベンタムにおける民主主義の功利主義的基礎づけとか、 民主主義の古典功利主義的基礎づけなんていうタイトルも今ひとつサエないし」
「ちゃんと事前に某助教授や某先輩とか某君とかと 相談しないからそういうことになるのよ。いつまで経っても成長しないわね」
「おっしゃる通りです。耳が痛いやら情ないやら」
「某所で履歴書作成してた。これがまたたいへんで。辛気くさいし」
「某先輩にお世話になりました。ありがとうございます」
「下宿戻ってきた。やっぱあれやな」
「なんやアレて」
「下宿の方が落ちつくわ。コタツ入って」
「もう中年のオヤジやなあんた」
「やかまし。あれや、あれなんや」
「だからなんやアレて」
「もう大学には居場所ないちゅうこっちゃ。 おれはもうお客さんなんや。エイリアンや」
「ここでボケなアカンねやろけどしんどいからもうやめようや、 下手な関西弁は」
「そうですね。ツッコミするのとか疲れるもんね」
「とにかくしんどいし、あれ、しんどいは関西弁か。 まあなんでもええわ、もう寝よ。ほんで寝てから勉強しよ」
今日も図書館で民主主義の基礎付けについて勉強。 ロス・ハリソンもジョナサン・ウルフも結論として 「等しい尊敬」(equal respect) というカント主義的な基礎付けを勧めているので、 怒り狂ってバンバンと本を踏みつける。
おれはどうもミルの「政治参加による人間性の発展」 という基礎付けが気に入っているようだ。 しかし一番の問題は、日本の現状を考えてみると、 どうもこの基礎付けは経験的に反証されているように見えることだよな。 あるいは、「日本の民主主義は真の民主主義ではない」 と主張すべきなのか。
政治哲学入門の授業に出る。プラトンの正義概念について。 得るところなし。
夜、日本のアジア侵略の映像がBBC2で放映されていたので、 コモンルームで見た。
日本軍が意気揚々とアジア諸国で行進し、 村を焼き払い、都市を爆撃する映像や、 日本軍が現地の女性を手当たりしだいにレイプしたという証言を、 中国人、台湾人、シンガポール人の友人と一緒に見た。 なんとも居心地が悪く、顔がひきつるのを覚えたが、 明日の夜に続編があるので、それも一緒に見ることになりそうだ。
またamazon.co.ukに注文してしまった。
`California Dreamin''は`Hotel California' と同じくらい嫌いだが、`Dedicated to the One I Love'、 `Do You Wanna Dance'などのカバーが秀逸。 `Dancin' in the Street'が収録されていないのが残念。
記載なし。
昨夜は遅くまで某E研でうだうだ。
真夜中に下宿に戻り、筒井康隆の『串刺し教授』を読了し、 お昼過ぎまで爆睡。いかんいかんいかああん。
起きてから大学に行き、ベンタム読書会。
ロック読書会。 観念連合のお話。
読書会の後、某さんや某くんや某くんたちと連れ立って中央食堂に行く。
・なおもカント。こりゃまたカント。ひたすらカント。
・やっとカント終わり。そろそろ下宿に戻ってカントせねば。寒いのでカ ントして寝よう。明日は午前中にカントするつもり。
・昨夜は明け方までSFをカン トしてたので、ついお昼過ぎまでカントしてしまった。今からみっちりカント するべし。
・『パルプ・フィクション』は観ました。ぼくの友達も某氏も面白かった 様子なんですが、ぼくは今一つでした。今観ると違うのかな。この映画よりも 『ナチュラル・ボーン・キラーズ』の方が面白かった、と言ってみんなに顰蹙 を買うわけです。
・風邪が流行っているらしい。朝晩カントを励行すべし。これから倫理学 入門書読書会。
Canna ga nazeka ugoka-nai no de Ro-ma-ji de kaku (Kodama-shiki Ro-ma-ji).
Rinri-gaku Nyu-mon-syo Dokusyo-kai ga owatta Ki ga suru. Sore kara Minna de Supagetti wo tabe-ta Ki ga suru.
・あ、復活。
記載なし。