アルキメデスが、地球全体をその場所からよそへ動かすために求めたものは、 確固不動の一点だけであった。 したがって私も、たとえほんのわずかでも、 何か確実でゆるぎのないものを見いだすならば、 大きな希望をいだいてよいはずである。
---デカルト先生
古人の書物は読むべきである。というのは、 かほど多くの人々の仕事をわれらが利用しうるということは、 すでに正しく発見されたことを知るためにも、 またすべての学問において今後発見すべきものとしていったい何が残っているかを 覚るためにも、非常な利益だからである。 しかしながら、これらの書物をあまり熱心に読むことの結果として、 誤謬の汚点が、いかにそれを拒否し警戒していても、 われわれに染みつくかも知れぬ、という危険は大いにある。
---デカルト先生
朝、シドニー着。バスに乗って国際線のターミナルへ。 昼下がりまで時間をつぶして、夕方にホルバーン。 ホルバーン空港で某先生らと会い、タクシーで市内のホテルヘ。
夕方、急いでシャワーを浴び、それから某会場へ。自己紹介。
夜、Smoltというレストランで懇親会。気を遣って疲れる。
真夜中に解散して帰宅。とりあえず寝るべし。
すこし早めに起床。自宅のネットワーク環境の修復作業。髭剃り、朝食、朝刊。 朝晩の冷え込みがだいぶ強くなった。
朝は研究室でメールの返事など。某君に雑用を手伝ってもらう。お昼前、川端 通へ行き、某氏らと某打ち合わせ。
お昼はカンフォーラで。お昼すぎ、某翻訳作業。
昼下がり、某氏来訪。オックスフォードからきている某氏を連れてきてくれる。 それから某演習。左派リバタリアニズム。
夕方、しばらくメールの返事と雑用。
夜、娘を保育園に迎えに行き帰宅。夕食。週アス。最近は娘がドラえもんには まっていて、「できすぎくんかわいい」と言っている(まだ「かっこいい」とい う概念を知らないようだ)。
昨晩は『銀河ヒッチハイクガイド』を最後まで見てから寝た。感想はここ。昨晩 も娘が布団をはねのけて寝ていたので、気になってときどき起きる。
定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。小雨の降るなか、娘を保育園に送り、東京駅 へ。正午に京都駅へ。それから地下鉄とバスで百万遍へ。昼食は駅弁。
お昼すぎ、某翻訳作業。昼下がり、某編集者来訪。マンガ生命倫理の初校を渡 す。夕方、雑用。
夜、某氏らと中央食堂で夕食。それからしばらく雑用やメールなど。週末にた まっていた京都新聞も読む。
夜中、百万遍で買い物などをして帰宅。さっさと寝るべし。
いろいろ気の良い人々に助けられている。I get by with a little help from my friends...
定時に起床し、ゴミ出し。しばらく布団でゆっくりしてから、シリアル。
午前中は妻が出かける用事があったので、娘と留守番。ミルクをやったり、下 の世話をしたり。
お昼すぎに家を出て地下鉄に乗って研究室へ。日が暮れるまで明日の学会報告 の準備をする。
夜、白山の喫茶店でもう少し読書をするつもりが、閉店していたので千石の喫 茶店で少し読書。しばらくすると子どもがどたばたしてうるさくなったのでま もなく退散。帰宅して夕食。
夜中、娘を風呂に入れてから二階の勉強部屋でもう少し勉強。何か明らかに準 備不足だが、明日は一日シンポなのでもう寝よう。
定時起床。シャワー、朝食。
午前中は、某氏のゼミ生と一緒に、虎ノ門にある某ネットワークの本部に行き、 広報やコーディネーターの方のお話を伺う。大変勉強になる。某氏のゼミでは、 いろいろなところに見学に出かけているようで、楽しそうだ。見習うべし。 (アームチェアーなので、講義・演習以外の形式に思い至らない。)
お昼すぎに大学に戻り、某ランチョン・セミナーに遅れて参加。 英国のアルコール等の薬物の有害性についての研究の紹介。
お昼すぎにお弁当を食べたあと、昼下がり、某院生の指導。
夕方、某講義の手伝い。体調が悪いので、途中、一時間ほど失礼する。 夜に無事終了。
地下鉄で帰宅して夕食。夕食後、体調がまた落ちてきたのでソファで寝る。 真夜中に目覚める。昨日はつい夜更かししてしまったが、今日はすぐに 寝るようにしよう。
日曜日から飲み会続き(で、某妻の不興を買っていたの)だったが、 今日は久し振りに飲み会なし。ゆっくり寝よう。
朝、定時起床。雨のためゴミは出さず。シャワー、朝食。
定時出勤(少し早め)。今日も終日雑用。
夜、某所で飲む。鰯料理。うまい。ビールと日本酒。
少し酔っぱらって帰宅。新聞。今日は(も)功利主義アワーをあきらめて、 さっさと寝よう。
In rain or shine you've stood by me girl,
I'm happy at home, you're my best friend.
---Queen
朝、ベッドが寝やすくて一時間ほど寝坊する。Dream Journey Bedというらしい。 朝食、朝刊。お昼前まで勉強してからチェックアウト。良いホテルでした。
今日は快晴だったので、 お昼の食べられるところを探して今出川のあたりから鞍馬口まで歩く。 駅前の喫茶店でカレーを食べてから地下鉄で宝が池へ。
お昼すぎから夕方までテイラーのワークショップを聴講する。 業界の有名人が話すのを見るのはそれなりにおもしろいが、 長い間人の話を聴いているのは苦痛だということを再確認。 今後はどうしても必要でない限り、 「シンポジウム」とか「ワークショップ」という名を冠する ミーティングには出ないことにしよう。
終了後、某先生と地下鉄で京都駅に移動し、某氏らと四人で 少し飲みながら某相談。新幹線の時間が来たので御先に失礼する。
車内では、少し寝てから某勉強会の予習。いろいろ終わらない。
夜中に無事に帰宅。昨日の夕刊、今日の朝刊、 夕刊を読んでいるとあっという間に寝る時間に。
昨晩は夕食をとってすぐ寝たので、夜明け前に目が覚めてしまった。 すっかり老人だ。まだちょっと風邪の症状がある。 あと、連日椅子に座って勉強したせいか、腰(というか背中)が痛い。 今週からまた筋トレを始めよう。
去年の今ごろも学会報告その他で苦しんでいたようだ。 毎年この時期は大変なんだな。去年は引越しもあったのでなおさらだっただろう。 と、去年の自分に同情してみる。 許せんのは『バイオハザード1,2』を見ていた一週間前の自分。 タイムマシンで会いに行けるなら、 prudenceについて説教してやりたい。 (しかし、おそらく理解しあえないだろう。 「一週間後の自分が苦しもうと苦しむまいと関係ない。 今が楽しければいいのだ。ひひひ」とか言うかもしれない。 あ、また腹が立ってきた)
早朝、昨日の朝刊を読み、少し文献の打ち込みをする。 シャワーを浴びてから朝食。 少し寒くなったが、今日は天気が大変良い。
午前中、しばらく自宅で文献の打ち込みをしたあと、 研究室に来てメールの返事など雑用。 時間がないので仕事をしながら弁当を食べる。
今日のこと。
今年の健康診断の結果が届いていた。今年も異常なしとのこと。
項目 | (基準値) | 2007/9 | 2006/9 | 2005/10 | 2004/09 | 2002/06 |
---|---|---|---|---|---|---|
白血球 | (3300-9000/mm3) | 6900 | 6400 | 5400 | 7300 | Null |
赤血球 | (男430-570*10の4乗/mm3) | 501 | 487 | 466 | 500 | Null |
血小板数 | (14.0-34.0*10の4乗/mm3) | 21.5 | 19.7 | 18.4 | 22.5 | Null |
GOT | (11-31) | 20 | 20 | 15 | 16 | 14 |
GPT | (7-45) | 11 | 11 | 9 | 10 | 10 |
γ-GTP | (12-67) | 14 | 15 | 15 | 14 | 14 |
総コレステロール | (120-219) | 192 | 176 | 182 | 200 | 164 |
中性脂肪 | (32-149) | 81 | 57 | 54 | 86 | 64 |
尿酸 | (3.5-6.9) | Null | Null | Null | Null | 4.7 |
血糖 | (70-110) | Null | Null | Null | Null | 103 |
HbA1C | (4.3-5.8%) | 4.7 | 4.8 | 4.9 | 4.6 | Null |
昨晩は、マッサージチェアに座ったまま1時間ほど眠り、 それから発表の準備。まだ終わらない。やばい。 最後まであきらめずにがんばろう。
とりあえず、発表の準備は一応できた。あとは気合いと、遅刻しないことだ。
ちょっと寝よう。意志の力で起きること。
1時間ほど寝て、なんとか意志の力で起きる。 ホテルで朝食を食べて発表原稿をプリントアウト。
さて、がんばって発表してこよう。Smile.
朝、タクシーで岡山大学へ。お昼前にデッド・ドナー・ルールの倫理学的検討と 題して発表。一応無事に終わる。あとで移植医の方々といろいろお話する。 今回の学会はいろいろな方と知り合いになれてよかった。
お昼を食べたあと、某院生も発表する某シンポジウムに参加。しかし、 某院生の発表を聞いたあとは、前の方の席でひたすら寝てしまう。顰蹙。いかん。
夕方、学会の閉会後、某氏らとバスで岡山駅に戻り、 おみやげ(大手まんじゅう、むらすずめ)を買う。 喫茶店で一服したあと、新幹線に乗る。 車内では駅弁を食べ、少し寝て、あとは某論文に手を入れはじめる。 デュモンになった気分になる。
夜に無事に東京駅に着き、本郷に戻ってくる。 これから新しい方の自宅に戻って寝る予定。 まだネットがないので、中毒症状を呈さないか心配。
昨晩は雨音を聞いているとすぐに眠りに落ちたようで、 ひさしぶりによく寝た気分。
ニュースを見たり、洗濯をしたり。 そろそろ喫茶店に行こう。
昼下がり、ギターを弾いてちょっとある曲を練習。ぎゅい〜ん。ぴろぴろぴろ。
それから本三の喫茶店で軽食を取りながらしばし翻訳の校正。
夕方、某銀座に行き、 某先生と某氏と某喫茶店で某相談。 その後、英国風パブに場所を移し、 食事をしながらいろいろ話す。 ギネスとハーフ&ハーフをハーフパイントずつ。 ピザその他。某先生にごちそうになる。感謝。
夜、東京駅まで歩いてから、地下鉄で本郷に戻ってくる。 某スタバで翻訳の校正の続き。閉店になったので帰宅。 歩きながら聴いていたEva Cassidyの`People Get Ready'に心を打たれる。 最近ヘッドフォンの音をかなり大きくしているので、 そのうち難聴になるかもしれない。
翻訳の校正。あと10頁。明日中に終われるようにがんばろう。 (ちょうど2003年の今ごろに この翻訳をするという話を聞いたようだ)
今日のニュース。
昨日のニュース。
主観説の勉強。
Nothing is being done. がんばれ。
そういえば、 『現代用語の基礎知識』の2005年度版がもうすぐ出るそうだ。 コンパクトになって持ち運びやすくなった。 立ち読みでもいいので、「生命倫理」の章を見てみてください。
朝、なんとか起きて大学へ。某授業の準備の勉強会。 倫理の主観説。お昼を狭んで、義務論。
夕方は上の授業の準備(主観説と文化相対主義)でつぶれる。 おもしろい授業になると良いが。
あっ。「倫理学者の倫理知らず」という名言を思いついた。 商標登録をしようかと思ったが、 Googleで調べると、 「倫理読みの倫理知らず」という言葉はすでに使われていた。 いや、厳密にはちょっと違うけど。
夜、書籍部でひさしぶりに自腹で買物。現代思想の11月号と、 日本の論点2005。そのあと、購買部で買物をしてからジムに行き、 某院生らとバドミントン。2時間ぐらいぶっ続けでやる。
早寝早起き。爆睡。今回は旅行中も旅行後も体調を崩さなくてよかった。
シャワーを浴びたらさっさと大学に行かねば。
午前中に一つ書類を片付ける。そのあと生協の弁当を買って食べる。
Richard TaylorとRichard Wollheimが最近死んだそうだ。合掌。
昨日の産経新聞3面。こないだも書いた気がするが、 「憲法に『平和』と書いて平和になるのなら、 憲法に『台風は日本に来てはならない』と書けばよい」 と田中美知太郎が述べたそうだが、 これは自然現象と人間の営みを混同した妄言であって、 けっして名言ではない。 地震や台風には人間の理屈はまったく通じないが、 戦争や平和に関しては、ある程度理屈が通じるから、 平和宣言することには、ある程度は意味があるはずだ。 もちろん、それがどの程度平和の維持に役立つかは、状況によるだろうけれども。
「日本肥満学会」って、すごい名前だな。 まあしかし、「日本倫理学会」というのも、 赤の他人からすれば変な名前なのかも知れない。
HEFAによると、英国人の8割は男女の産みわけに反対だそうだ。
夕方、某教授の特論の会合。某臨床倫理の本を翻訳するようだ。
午前中に終わったはずの科研費の書類は、いろいろ不備があり、 OKが出たのはついさきほど。
臓器移植の勉強も少しやったが、まだまだ読むべき文献がある。やばい。
明日の準備も少しやった。
大学に残って臓器移植の勉強。そろそろ帰るか。
帰宅。駅前で買物をしてからバスで戻ってくる。疲れた。
みそラーメンを作って食べる。うまい。
旅行中にビデオで録画していた『白い巨塔』を見るが、 いつもとは時間がずれていたらしく、途中で切れてしまっていた。 は、腹立つ。
そういえば、総選挙は自民党が議席数を減らし、民主党は40席増とか。 選挙の後で保守新党が自民党に合流してなんとか過半数を超えたが、 公明党との連立政権は続けるそうだ。
二大政党制の気運のあおりを食らったのか、 社民党と共産党は大幅に議席数を減らしたので、 産経はここぞとばかりに「社会主義政党の終焉」 を宣言していた。
欧米諸国の趨勢を見ていると、保守右翼と極右の台頭が目立つ。 日本も自民党が右傾化しているが、 そのうちもっと極右の政党が出てくるかもしれない。 あ、それがあるとすれば例の石原新党か。
眠い。
エチオピアで大飢饉の可能性があるとのこと (BBC News)。
買ったまま放置してある本を少し読む。 あかん、眠い。もう寝よう。
起きる。授業の準備をせねば。
英国の元サッカー選手の死因がヘディングのしすぎだったという 記事(朝日新聞)。
「サッカー廃止論も書いたらどうだ」
「いや、ボクシングの場合は同意づくの頭部への他害行為がダメだという話だから、 だいぶ話が違いますよ」
札幌地裁で外国人に対する入浴拒否は違法という判決が出たという記事(読売新聞)。
「ロシア人船員がマナーが悪いからといって、 外国人全般を立ち入り禁止にするのは明らかに差別だろう」
ヒュームの勉強。やばい、遅刻する。
遅刻しそうだったので、某大学まで自転車で行った。疲れた。
帰り、某所でタコ焼きを食べる。トレーからウーロン茶がすべり落ちてしまい、 フロアにこぼしてしまう。交換してもらったが、悪いことをした。 次から気をつけよう。しかし、あのトレーはちょっとすべりすぎだと思う。
カレーを作って食べる。味は今いち。
机に向かっている時間…10.0hr
今日の勉強時間…8.0hr
マルクス係数…0
昨日は某阪南大で学会第二日目。遅刻しまいと思っていたが、 予定より約一時間遅れてしまう。 すでに遅刻病が膏肓に入ってしまっているようだ。 わびついでに駅前の某ドーナツ紳士でドーナツを買ってから学会会場へ。
遅刻したがなんとか某氏と某君の発表を聞く。 おつかれさまでした。
お昼を某先輩と某君と食べたあと、『実践哲学研究』 の販売をすこしして、それからシンポジウムに出た。 発表では(思いきり)寝てたが、最後に一つ質問をした。 しかしどうも発表を聞いてなかったせいで的外れになってしまったようだ。 シンポジウム自体は生煮えのまま終わってしまった。残念。
今回の学会では計四回質問をした。 最多質問賞とかもらえないだろうか。 今後は質問の質を高める(簡潔かつ適切な質問を目指す)ことと、 質問の答に対する再質問ができるように努力しよう。
学会のあとは梅田で某知人と食事をし、 それからさらに京都で別の某知人と喫茶店で歓談し、 そのあとようやく下宿に戻った。 充実した週末だったが、 体力がないのでこんな土日が続くとたちまち死んでしまうだろう。
そういえば、 この某阪南大のロゴというかエンブレムは、 心なしか某ピザ小屋の トレードマークと似ていると思うのだが、どうだろうか。
お好み焼きを作ったあと、某知人の論文を読んでいたらこんな時間になってしまった。 もう寝よう。
とりあえず起きてみたが、まだ寝たりない。 しかし今日はいろいろ郵便物が届くようだし、 もう起きるか。
今日中に電話代を払うこと。
ロンドンから送った本が届いた。 まだダンボールを開けていないが、 すべて無事に届いた様子。
あれ、お好み焼きって上から押さえつけるとよくないのか。なるほど。
ちょっとミルの勉強。 やっぱり『自由論』はおもしろい。 堂々たる古典。
げ、ニューヨークでまた飛行機墜落した模様。大丈夫か。
夜、買物に行ったあと、夕食をつくる。鮭を焼き、 チンゲンサイを炒めた。ぼーっとしていたらしく、 チンゲンサイににんにくを入れるのを忘れていた。
食後、ダンボールを開けて本を本棚に入れる。 整理するのがめんどう。
某阪南のマーク、そっくりが4通、そこそこ似ているが4通、 似ていないが1通来た(感謝)。一応補足しておくと、 某阪南のマークはあのマットを除けば、 基本的に赤ではなく緑色である。
ジェイン・オースティンの『分別と感受性』を一ヶ月半ほどかけて読了。 分別ないし理性を備えた姉のエリナーと、 感受性あるいは情熱を代弁する妹のマリアンヌは、 二人とも大波乱の恋愛を経験するが、最後には円満な結婚を迎える、 というお話。
19世紀初頭の英国文化や英語を知るのに適しているし、 まあ最後まで読んでみようかと思うぐらいにはおもしろかったが、 どこらへんが世界的な名著なのか理解できず。 人情の機微などに感心を持つようになるともっと共感して読めるように なるのだろうか。C+。
忙しくてしばらく新聞を読んでいなかったのだが、 金曜日の新聞を読むとマクドナルド(ハンバーガー) がカソリックの学者や司教からひどく批判されているようだ。 なんでもマクドナルドが体現するファストフードの概念は、 食べものの神聖さを忘れており、 また共同体の精神を奪いさるので、 無神論者の食べものか、 よくって個人主義のルター派の食べものなんだそうな。
アメリカの象徴、グローバライゼイションの象徴、 資本主義の象徴として、 ことあるごとに矢面に立たされて攻撃される マクドナルドにはちょっと同情するなあ。
問題は、今のところ全国の得票数だとゴアが勝ち、 選挙人団の数だとブッシュが勝つということだ。 『オブザーバ』の社説では、 民主主義の精神からして現在のシステムは不公平だから、 得票数で上回るゴアを大統領に選ぶべきだと述べられている。
しかし一方では、 双方ともルールを承知の上で選挙を始めたんだから、 ルール通りにブッシュを大統領に選ぶべきだという意見もある。 (もちろん再集計の結果、ルールからしてもゴアが勝つ可能性もあるが)
この二つの意見は、前者が、概して自然法思想的、 あるいはドゥオーキンの法的原理によるルール解釈的、 悪く言えば遡及法的思考であり、 後者が、法実証主義的、 悪く言えば「ルールはルールだ」的思考のように思う。
ドゥオーキン教授ならどう判断するかぜひ聞いてみたいところだが、 今回の場合は、ルール通りブッシュを勝たせても、 ルールを変更してゴアを勝たせても一騒動起きるのは必至なので、 投票の不正工作の噂もあることだし、 再投票するのが大岡裁きではないか。 決選投票にしてラルフ・ネーダーを除外すればゴアが勝つだろう。 (まあ、それでも騒動は起きるだろうが)
気になるのは、仮にゴアとブッシュの立場が逆で、 ブッシュが総得票数で上回り、ゴアが選挙人団の数で上回っていた場合でも、 やはり『オブザーバ』(や『ガーディアン』) の社説は民主主義の精神にのっとりブッシュを大統領に選ぶべきだ と主張したかどうかである。 英国ではブッシュは狂牛病のように毛嫌いされているから、 たぶんそうは主張しなかったんじゃないかと思う。
とりあえず3時間ほどで5000字弱のレジメを新たに書いて、 某君と某先輩にメイルした。 自分では客観的に評価できなくなりつつあるので(あ、最初からか)、 容赦なきご批判をお待ちしています。
今夜は下宿に戻って寝て、朝に荷物をまとめて大学に来る予定。 金曜日はそのまま大学に泊って土曜の朝に某大に行くだろう。 ひげそりを忘れないこと。散髪にも行きたいが金がない。
明日はできれば某教授にもレジメを持っていくこと。 スクラーの授業は休ませてもらうつもり。 最後までがんばろう。
下宿でぐっすり寝るつもりが、 結局3時間ほどしか寝られず。 暖かく眠ることができたのでよかったが。 一部の狂信的な学生とは違い、 睡眠と食事をけずることは最大限避けるべきものと考えている。
昨夜は、下宿に戻る前にモーニングを某所で買った。 お腹が減ったので、風呂のお湯を入れているあいだに、 台所にあったジャガイモとタマネギを炒めて食べる。
モーニングを読みながら食事しているあいだに 某能楽の人に先に風呂に入られてしまい、 人生の不条理を痛切に感じる。 せっかく風呂桶を掃除してお湯を入れたのに。 風呂に入りながら「一番風呂に入る生得の権利を奪われた」とおいおい泣く。 しかし法実証主義者はそんな言葉使いをしてはならないのだ。
それはともかく、 食器を片づけて風呂に入ってからぐうぐう寝る。
朝7時に起きて、朝のニュースを見ながらスーツなど荷物をまとめ、 大学に出発。やや強い雨。
研究室に来てメイルを見ると、 さっそく某君からの詳細なコメントが来ていた。 感謝。この御礼はいずれ。
ちょっと中央食堂で朝食。 ポピュラー定食A、ライスS、ミソシルで304円。 めちゃ安い。
20分ほどソファでうつらうつらする。 某君が来て起きる。
勉強はかどらず。さきほど再び中央食堂にて食事。 ツナカニ丼、じゃこおろし、ホウレンソウ。546円。
眠い。
某先輩に指導してもらう。 ほんとに某先輩に比べるとおれはまだ縄文時代人である。 いや、類人猿かも知れない。いや、アメーバかも。
うう。もっと賢くなりたい。
こだま「か、賢いって…、賢いってなんですか?」
会長「(ゴクッ)」
こだま「なん…です…か?」
会長「…知りたいか?」
こだま「(コクリ)」
会長「ならば発表してこい。関倫で発表してこい! さすれば、おのずと、答えは出るじゃろう」
こだま「…そうですよね。ボクもそう……思っていました」
会長「がんばれ小憎!」
こだま「(関倫で発表すれば----発表すれば。 ずっと追い続けた答えが出る!!)」
(意味不明の人は『はじめの一歩』第30巻を参照してください)
某君と中央生協で食事。 ホッケ、キントキマメ、キムチ、その他。462円。安い。
某教授室に立寄る。 明日、某教授は関倫には来ないらしい。 やるな。
あかん。いろいろと筋に破綻が。
昨日は昼下がりに一度下宿に戻った。 某ディスカウントストアと某スーパーに寄って買物。
下宿で、買ってきたシリアル、キウイ、切り餅を順に食べる。 それから仮眠し、起きて入浴してから再び某E研へ。 それから勉強。
晩ごはんを食べそこねたので、某コンビニでカップラーメンを買って食べる。 不健康。
寒い。
早朝からまたしても研究室のソファで寝る。 某ロールジアンが来て起きる。
喫茶店でモーニング。プレイボーイ。チャンピオン。
今週号のプレイボーイに新風営法関係の記事があったので、 インターネット上のコンテンツ規制に関心のある人は読むべし。
しかし、「検閲反対!」というリベラルな意見は結構なのだが、 ところどころ議論がむちゃな気がする。 たとえば、 BIGLOBEなどの私企業のプロバイダが、 ある加入者のホームページに内容上の問題があるからという理由で そのホームページを削除することは「検閲」と呼べるのだろうか。
米国では、 プロディジーという大手プロバイダに関する検閲さわぎがあったとき、 プロディジー側は自社の行為を「編集的裁量editorial discretion」とし、 合衆国憲法修正第一条(言論・出版の自由などの保障) には何ら抵触しないとして反論した。 すなわち、「検閲」というのは政府の規制行為に関して言われるのであり、 私人の自主規制的な行為を「検閲」と呼ぶのは言葉の誤用だと論じたのである。
まあ、まだあまり事情に通じてないので正直言ってよくはわからないのだが、 そのうちきちんと議論してみたい。
ベンタムの勉強。 ハリソンのBenthamを読んだり。
腹減った。
昼下がり、昼ごはんを食べるつもりで外出して、ついゲーセンへ。 それから倫理学入門読書会の予習。 某Y先輩が本を郵送してきたので、 付属図書館に返しに行き、 名和先生の授業へ。電子商取引の話(だったと思う)。
倫理学入門読書会(「方法と道徳理論」その1)終わり。 みなで某定食屋で晩ごはん。カキフライ定食。
参加者: 某さん、某君、某君、某君、某こだま
議題: 「倫理学入門読書会--今後の展望」
しばらく倫理学研究室の椅子に座って仮眠。
・昨日は下宿に戻ってすぐ寝た。夜中に起きて研究室に来るつもりだったが、 朝まで熟睡。
・簡単な旅行記を。
・10日月曜日朝に○くのさんとJR京都駅で待ち合わせ。京都駅はなんかすごい ことになっている。いいのかあれで。学割のことをすっかり忘れていた。ばか。
・雷鳥に乗って芦原温泉駅へ。京都から約2時間。少し北へ行けばすぐ石川県 である。東尋坊も近い。
・お昼に青雲閣というホテルに到着。大きいホテルである。農協関係らしい。
・1時からロックの所有論、3時半からベンタムの政府論、夕飯をはさんで8 時 からオウエン主義の協同社会論。合計7時間半は勉強した。めちゃくちゃエネ ルギッシュな研究会である。
・それからやっと温泉。銭湯より更に広くて気持ち良い。露天風呂もある。天 気も良く半月も美しく爽快。昔からあまり長湯できる方ではないので、それほ ど楽しんだわけではないが、それでもやはり満喫した気分。
・そのあとは寝るまで永井先生たちの泣き笑い教育論を拝聴していた。「ガハ、 ガハハハハ」と笑ったあとにポタポタと鼻血を出す永井先生は大変楽しい方で ある。
・翌朝、急いで風呂に入ってから、朝食後、おく○さんのシジウィック。常識 的道徳と功利主義の関係の話。
・その後、現代功利主義研究会の今後の予定を話し合ってから、お昼過ぎに解 散。
・お○のさんとぼくは、森村進先生とベンタムで発表した板井氏と連れ立って、 東尋坊へ。遊歩道を延々と歩く。崖の側に立っている棒に「チョット待て・父 泣く母泣く・子ども泣く」とか書いてあったりして笑う。さすが自殺の名所だ けのことはある。
・それから夕方に再び雷鳥に乗って京都へ。○くのさんとは京都駅で別れる。
・いろいろと考えさせられることもあり、また新しい情報も得て、非常に有意 義な研究会だった。お世話になった皆さんには本当に感謝感激。
・ルネで自転車の前輪のタイヤを交換してもらう。あそこの修 理はちょっといいかげんな気がする。直してもらうたびにだんだん自転車が歪 んで行くから…。
・歯医者は詰めものをしてもらったので今回でめでたく終わり。 しばらくお世話にならずに済むことを祈る。
記載なし。