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KODAMA'S (NEW) WORLD

日記 (diary n.)
自分の生活の中で、自分自身に対して顔を赤らめずに物語ることのできる 部分についての日々の記録。

---ビアス『新編 悪魔の辞典』


昨日 / 明日 / 2016年8月 / 最新 / はてな

この日の出来事


23/Aug/2016 (Tuesday)

夜中

昨晩は深夜に某妻が帰宅したので何度か起こされる。 定時起床。

シャワー、朝食、朝刊。朝、娘を保育園に送りに行き、 ちょっと自宅で用事をしてから大学へ。

午前中、集中講義に来た某氏の紹介をしたあと、雑用。 メールの返事などをしていたらあっという間にお昼に。

お昼は持参したお弁当を食べながら仕事。

昼下がり、某編集者来訪。3時間近く某相談。

夕方、別の某編集者来訪。ちょっとだけ挨拶。

その後、講義を終わった某氏と某時計台の下のラウンジでビール。 今日も某カンフォーラが早く終わっており、不便。

夜、明日の某MOOCの資料の準備。遅くなってしまう。

夜中、遅めに帰宅して夕食。娘とシャワー。ちょっとお腹と喉の調子が悪いので、 とにかく寝るべし。


23/Aug/2013 (Saturday/samedi/Sonnbend)

某勉強会、ソニーのbluetoothスピーカーなど

定時起床。シャワー、シリアル。

朝、大学へ。某君が来るはずが寝坊とのこと。雑用を二件片付ける。

お昼は少し遅めに百万遍でタイカレー。昼下がり、某君に少し片付けを手伝っ てもらいながら雑用。

夕方、某病院で某勉強会。終了後、某氏と丸太町のタイ料理屋で夕食。いろい ろ人生相談。食事中から大雨になったが、食事が終わるころには小雨になって いたので無事に帰宅。

夜中、娘とシャワーを浴びる。それから娘の世話をしながら雑用。もう寝るかな。

ソニー Bluetooth対応ワイヤレススピーカーシステム(ブルー) SONY [SRSBTV5L]: 某妻の誕生日プレゼントに。ケーキも買う。娘が「ハッピーバー スデーマーマー」と歌っていた。


23/Aug/2012 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

所用など

定時起床。ゴミ出し、娘にシャワー、朝食、朝刊。

朝、娘を保育園に送る。それから一日某所用。

夜、帰宅して少し娘を散歩に連れていく。それから夕食。夕べのケーキの残り も食べる。

夜中、娘をシャワーで洗い、食器も洗う。

真夜中、某OD生の論文草稿にコメントする作業。終わらない。


23/Aug/2011 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

本日は 終日業務で 夜交番

定時起床。ひげ剃り、(牛乳がなかったので)バナナ。

早めに大学に行き、午前中はひたすら某業務。お昼に仕上げて事務に届ける。

お昼すぎ、某来客を待っていたが、明日の予定と間違えていたことに気づく。 二日連続だ。

昼下がり、某ミーティング。そのあと、某氏と某レポートの作業。

夕方、某院生と某翻訳作業。それから再び某業務。

夜、少し情念が乱れることあり。まあ、nothing matters.

帰宅途中に、白山のそばの交差点で千円を拾ってしまったので、 クリーニング屋に寄った後に近くの交番に届ける。面倒だったが、 落としたのが子どもだったら気の毒だと思って。 こないだの大震災の金庫の話などを考えると、 なるべく互恵性の倫理は維持しないとなあとかも考える。 徳のある人はそんなこと考えないんだろうけど。

帰宅して夕食。新聞。それから某娘を風呂に入れる。 娘は本日四ヶ月健診で、BCGを受ける予定だったが、 風邪気味だったので受けられなかったとのこと。

風呂から出てからも娘が元気なので相手をする作業。 やっと寝たので一息付いたら寝よう。

メモ。「家」の論理。子どもができたら、女性はキャリアをあきらめて、 その分、男性が出世するのに期待する。一人が利益を得るために、 一人が犠牲になるように見えるが、家が単位なので、 全体の幸福は実現されている。場合によっては、共働きの場合よりも 男性が出世して楽に暮らせるかもしれない。 女性は適応選好形成されているため、ぼんやりとしか不満を抱かない。 この場合、何が問題か。

おそらく女性が自己実現(flourish)していないことだろう。


23/Aug/2010 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

早起き。シャワー、朝食。

早めに大学に行き、学内業務。すぐ終わる。

午前中は雑用。お昼は酸辣麺。うまい。

お昼すぎ、おみやげを持って某コモン・ルームに行き、一服。 ケーキのお裾分けをいただく。

昼下がり、某氏と少し打ち合わせ。そのあと、本三の喫茶店に行き、 某英文抄録を作る作業(あとで間違って削除してしまった)。

夕方、某氏らと少し打ち合わせ。そのあと、何通かメールを書き、 昨日は某妻の誕生日だったので、ケーキを買って帰宅。

夜、夕食とケーキ。そのあと、食器を洗い、 旅行中たまっていた新聞を読む作業。

もう寝ないと。


23/Aug/2009 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

昨晩は遅くまでWiiをやっていたせいもあり、朝遅く起きる。 シリアル、朝刊、シャワー。ついでにクーラーの掃除など。

お昼すぎに自宅を出て、研究室へ。いくつか雑用を片付ける。 コンピュータ(主にubuntu)の設定もいろいろ。 あっという間に夜になる。

夜、帰宅して夕食。その後、某妻とまたWiiをやって楽しむ。夜中まで。

真夜中、少しだけ功利主義アワー。やばい、どんどん話を進めなければ。


23/Aug/2008 (Saturday/samedi/Sonnabend)

お昼前

昨晩は寒いぐらいで、ブランケットの上に、スヌーピーのブランケット (以前に産経新聞からもらったもの)を重ねて寝た。朝、ゴミ出しをしてから二度寝。 アマゾンの例の品を回収しにきた宅急便に起こされる。 毎日9時間ぐらい寝られるといいなあ。

起きてから朝食、朝刊。コンビニが深夜営業を自粛すべきかどうかというのは、 応用倫理学的問題としては中々おもしろい。 「(深夜型)ライフスタイルの在り方は多数決で強制されるべきものではない」 (朝日朝刊本日付第10面)とか。 おそらく、イギリスのパブ深夜営業規制廃止の議論が参考になるだろう。

昼下がり

お昼、ライブエイドのクイーンのライブを再び観たりしてから、 シャワー、昼食、ケーキの残り。天気が悪いせいか、 スライのアルバムの行方が相変らずわからないせいか、 なんだか塞ぎ込みがちになる。

9月中旬になると、この日記を始めて13年か。 良いことも悪いこともあったが、収支決算すれば、 大幅な黒字ということになるんだろう。 今後、悪いことが起きて閉鎖の必要性に迫られることがないように、 くれぐれも注意しよう。

メモ。研究者として、何が得意で何が不得手か、よく考える必要がある。

もっと自分を見つめる必要がある。

真夜中

昼下がりに某妻と一緒に家を出て、某区立図書館で本を返却、ついでに一冊借り出す。 それから地下鉄で新宿に行き、電器屋などを素見す。 眠くなったので、某百貨店の喫茶店で一服。 いくら寝ても寝たりないのはなぜだろう。

夕方、下北沢に移動し、某妻のご家族と一緒に蕎麦。蕎麦焼酎。

夜、某妻と新宿に戻り、ゲームセンターでストレス解消。 自分ではやらなかったが、あるフロアには、 オンラインで対戦できるガンダムのゲーム機(大型筐体)が整然と並べられており、 まるでこれは未来の軍事訓練ではないかと思った。『エンダーのゲーム』の世界だな。

夜中に巣鴨に戻ってくる。買物をしてから帰宅。二階の勉強部屋で読書。


23/Aug/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

昨晩はひさしぶりに涼しかった。 今朝はなんとか起きて、ゴミ出し、シャワー、朝食。 雨が降っていたので、地下鉄で白山まで来て、歩いて本三の某スタバへ。 しばらくすると雨が上がる。

甲子園で優勝した佐賀北の記事がおもしろかったので、 つい長居してしまう。だいぶ遅れて出勤。

今日は処暑、だそうだ。明日からまた暑いらしいが。

処暑
二十四節気の一。太陽の黄経が150度の時で、暑さが止み、 新涼が間近い日。7月の中(ちゅう)。太陽暦の8月24日頃に当る。
[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]

お昼すぎ

雑用。

赤本を作っている教学社から郵便。 去年の某大学の受験で、シンガーの『グローバリゼーションの倫理』 のオレが訳した部分が使用されているので、赤本に使ってよいかとのこと。 へー、ぜんぜん知らなかった。

甲子園佐賀北優勝

10数年ぶりに公立高校が優勝したというので、朝日の社説がおもしろい。結び のところで格差社会と結び付けている。

高校野球の選手を取り巻く環境は、一般の社会と同じように一様ではない。極 端な格差は是正していきたいが、完全な平等は難しい。専用球場や寮を持つよ うな高校もあれば、狭いグラウンドを他の部活動と共用し、用具を買うのもま まならないところもある。

しかし、格差を嘆くよりも、その差を埋める術はまだいくつもある。そんなこ とを考えさせた大会だった。

球場に入り、いったんプレーボールがかかれば、私立も公立も伝統校も無名校 もない。どのチームにも勝者になる可能性は与えられている。 (朝日本日付社説)

格差は歴然としてあるが、努力次第でunderdogがエリートに勝つ可能性もある というわけだ。

しかし、たしかに「どのチームにも勝者になる可能性は与えられている」と言 えばウソではないが、今回「奇跡」という言葉がよく使われたように、自然的 不平等に加えて社会的不平等も大きければ、underdogがエリートに勝つ「確率」 は、かなり低いだろう。今回の公立校の優勝は、たしかにunderdogを勇気付け る心温まる話だが、だからといって社会経済的な格差は放っておいてもよい、 という話にはならないだろう。公正な機会均等が望まれる。

「あ、こいつ、いつのまにロールズ主義者になったんだ。反省しろ、この似非 功利主義者めっ」

夕暮れ

お昼すぎ、本三の某カレー屋で昼食をとってから、 地下鉄を乗り継いで神保町へ。 そこで某妻と合流し、 小川町で開催される某シンポジウムに参加…のはずだったのだが、 開催場所に着いてから日にちを間違えていることに気付く。 しまった、またやってしまった…。

近くの某スタバに入って、なぜ間違えたのか調べてみると、 このシンポジウムについて連絡を来れた某氏からのメールに日付の書き間違えが あった。しかし、オレがダブルチェックしなかったのがいけなかった。 深く反省。どこかに行くときは、ちゃんと予定を確認すること。 まあ、今回は下見ということで。

それから千代田線に乗って根津に来て、今日の朝刊に乗っていた某甘味処に行き、 かき氷を食べる。かき氷は今年初めて。うまい。

そのあと、根津神社を通り抜けて、白山まで歩く。 すると、お腹を冷やしたようで、死にそうになり、地下鉄のトイレに駆け込む。 そのまま地下鉄で千石に戻り、シャワーを浴びて家で寝る。 ちょっと寝不足もあったようだ。 喉もイガイガする気がしたので、 葛根湯を飲んでおく。 ちょうど去年の今ごろは風邪で苦しんでいたので、 今の時期は体力が落ちるんじゃないかと心配している。

夕方に起きると、なんとか体調は回復していた。ちょっと勉強しよう。

涼しいのでひさしぶりに二階の勉強部屋で夕刊を読んだり、メールを書いたり。 少し心が落ち着いた。深呼吸、深呼吸。

真夜中

夕食後、某妻のジョギングに(自転車に乗って)付き合う。 そのあと、二階の勉強部屋でひさしぶりに読書。

ちょっと体力が落ちている気がするので、そろそろ寝るべし。


23/Aug/2006 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

よく寝る。 勉強しよう。

夕方

午前中は少し散歩してから某翻訳。 お昼を食べたあと、薬のせいか眠くなったので少し仮眠を取る。 午後はまた某翻訳。 調子がよくなり、集中力が高まってきたので、順調に進む。 翻訳はかなり集中しないと、あまり良い訳にならない。

夜中

夕方、少しプールで泳ぐ。キックの練習。

夜、近くの魚料理屋で食事。カレイの唐揚げがうまかった。 ビールをグラスで一杯。ちょっと辺りを散歩してから帰宅し、 また翻訳。


23/Aug/2005 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼すぎ

お昼前に起き、同僚の某氏と昼食を食べてから大学へ。勉強しよう。

先日、エアロスミスのPumpが届いたが、 ひさしぶりに聞くとマッチョなので辟易。 もっとも、朝、家を出るときに聞くと元気が出て良い。

今日はCCRのWillie and the Poor Boysが届いた。 これもひさしぶりに聞くとギターがチープだが、 ジョン・フォガティの歌は良い。とくにFortunate Sonが最高。

某予稿集の原稿書き。これは明日が〆切なのだが、 おそらくエライ先生方は〆切を守らないだろうから、 来週までに完成させることにしよう。

業務連絡。今は日本にいます。ロンドンにいれたら幸せですが。

真夜中

夜から真面目に某論文のリバイズ。しかし、今いち調子が上がらない。 もう帰って寝よう。

明日は遅くとも昼までに大学に来て、真面目に勉強すること。

真夜中2

帰宅。雨に降られる。

メモ。「でも、みんな信念という意味では同じでしょ」という相対主義的な発言と、 「でも、みんな欲求という意味では同じでしょ」という心理的利己主義的発言の 類似性に注意せよ。

今日のニュース


23/Aug/2004 (Monday/lundi/Montag)

真夜中 (午前)

並べた椅子の上で3時間近く寝てしまう。 やはり家でよく寝れていないらしい。

真夜中2 (午前)

女子マラソンの最後だけ見てしまう。野口みずき優勝。すごいな。

さて、野口に負けずに勉強しよう(もう相当負けてるが)。

早朝

やっと勉強会の準備が終わった。遅すぎ。

夕暮れ

とりあえず、http://plaza.umin.ac.jp/~kodamaに引越してみた。 mewはまだ使えないし、html-helper-modeも使えない (後者については別のものを考えるべきなのだろう)。

w3m-emacsは使える。skkも動いた。

夜、院生その他の方々とバドミントンをして汗を流す。 そのあと、某海鮮丼と某イタリアみやげのワイン。 ビールも飲んで酔っぱらう。ワインはおいしかった。

眠い。html-helper-modeは~/にsite-lispというフォルダを作ってパスを通し、 そこにhtml-heper-mode.elとtempo.elを入れたら動くようになった。


23/Aug/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

ちょっと勉強。

他人の視点に立つというのと、長期的視点に立つというのは、どちらも難しい。 一人ではうまくできないので、他人に助けてもらう必要がある。

夜明け前

まだ勉強。そろそろ寝るか。

お昼すぎ

遅寝遅起き。今日も暑いそうだ。

真夜中

昼下がり、『名もなきアフリカの地で』を見ようと銀座に行ったが、 時間の都合が合わず、かわりに『踊る大捜査線2』を見ようとしたら 今度は劇場が二つとも立ち見が出るほど混んでいたので、 今日は映画を観るのは断念した。

昼は韓国冷麺。

それからビックカメラや国際フォーラムをぶらぶらして、 電車で自由ヶ丘へ。 某スタバで少し新聞を読み、勉強してから帰宅。

そういえば、 ビックカメラで『特単Online: 時事英語 The Japan Times』 というソフトを買った。やってみるとなかなかおもしろい。


23/Aug/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

ヒマなのでギコナビをインストールしてひさしぶりに2chを見てしまう。堕落。 逃避しちゃだめだってば。

早朝

引き続き堕落。

夕方

お昼すぎに目覚める。トーストとヨーグルト、シャワー。 そのあと、某喫茶店に来る。ウィリアムズ。そろそろ書かねば。

真夜中

夕方、自由ヶ丘で食事。 勉強に身が入らない自分を嫌悪すること激し。 頭を叩いてのたうちまわる。

夜、雨。 某友人の旅行記の写真をオンラインで見て、 前髪のラインが大いに後退しているのに驚く。 地球温暖化の影響かと一人訝しむ。

机に向かっている時間…8.0hr
今日の勉強時間…1.0hr
マルクス係数…1.6


23/Aug/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

朝、コヴェントガーデンのそばにある現代トラベル社に行き、 帰りの航空券を購入。JALでまっすぐ帰ることにした。 税金込みで300ポンドちょっと(約56000円)。

本を送ることも考えなければならない。 航空便にしようかとも考えたが、 だいぶ高くつくようなのでやはり船便にした方がよさそうだ。

Final Fantasy

昨夜、友人に誘われてFinal Fantasyを観に映画館へ行った。 CGのリアルさには驚かされたが、 内容は「地球も生きているんだから大切にしましょう」 というメッセージをエイリアン2もどきのアクションと 他愛ないラブストーリーで包んだだけの小学校高学年向けのもの。 CGがリアルでなければ(いや、登場人物の表情のなさにはへき易したが) 二束三文のSF映画である。

CGに凝るよりも内容に凝ってほしいところだが、 まあこの映画はCGが売りだったのだろうから仕方がない。 次回作に期待ということで、C+。

昼下がり

寝不足でしんどい。昼寝しよう。

産経の社説 (平成13年(2001)8月23日[木] 大安「主張 芸能人の感覚まひは深刻」)。 マリファナについてだが、 ヨーロッパ諸国では非刑罰化が進んでいるのに対し、 産経は日本の刑罰は他のアジア諸国と比べて軽すぎるので、 「アジア諸国並みの最高・死刑が適当ではないか。 日本の法制と判決の甘さは犯罪抑止の役割を果たしていない」 と結んでいる。

マリファナはやったことがないのでわからないのだが、 「大麻を乱用すると、興奮して感覚が異常になり、 幻覚や妄想を伴う精神異常が起こる。奇妙な行動が目立ち、 仕事も勉強もやる気のない無動機症候群が特徴だ。 生殖機能にも支障をきたし、不妊、染色体異常もみられる」 という産経の主張はどの程度根拠があるのか調べる必要がある。


23/Aug/2000 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

昨日やったこと。 午前中に'Euthanasia in Japan'という題で10分間の発表をする。 二回予行演習をしたかいがあり、いちおううまく行ったように思う。

午後は'Is there a moral obligation to obey the law' という題目の講義を聴いたが、 ぼそぼそとしゃべる先生だったので退屈し爆睡してしまう。 一番前の座席に座っていたので、 あとからみなに`Satoshi, you were sleeping!'と指摘される。

夜、疲れてさらに寝る。

一昨日、テクノマインドから ようやくお金が戻ってきた。 7月26日にキャンセルしたので、 返金まで1ヶ月近くかかったことになる(注文したのは6月26日)。 この会社についてあらかじめきちんと調べなかったために、 二ヶ月間いらぬ心配をするはめになった。 今後こういうことにならないよう十分気をつけよう。


[pict] [トラファルガースクウェアから撮ったナショナルギャラリーの建物]

今日やったこと。

午前中は他人の文章を引用する練習(間接話法の使い方、パラフレーズの仕方など)。

午後はナショナルギャラリーに行く。 ここに行くと、中世から20世紀前半までの西洋絵画の歴史が大体わかる。 ただし、半日でまわろうとするとやたらと疲れるので注意。 時間があれば三日ぐらいに分けてまわるのがよい。 というわけでそのうちまた行こう。

夜は、同じフラットに住む友人が明日発表するので、 その予行演習につきあう。

う。金曜の朝までに第一草稿を完成させねばならないのに、 まだ一行も書いていない。やばい。遊んでいる場合ではない。


08/23/99 (Monday/jeudi/Montag)

真夜中

真夜中、お腹が減ったので再び某所でキムチ鍋。 うっぷ。もうキムチ鍋は食べれません:-) 『加治隆介の議』14〜16巻まで。 韓国に視察に行ったあと、衆議院議員に返り咲き、 防衛庁長官として活躍するとこまで。

あ〜。勉強勉強。


「…[フランス人権宣言のような、フランス] 国民議会にとって一般的な指針となるような 一般的諸原理は最初から作成されるべきではない。 まず各法分野の個々の具体的法律を制定し、 そこから要略(abridgment)の形で抽出されるべきである。 一般的諸原理はこのような帰納的方法によって定式化されるべきである。 しかし人権宣言の場合には、時間、知識が不足し、 才能、忍耐等が欠けていたためにそのような作業がなされず、 個々の具体的法律についての大雑把な推測にもとづいて人権宣言が 起草された。」 (深田三徳、『法実証主義と功利主義』、木鐸社、1984年、63頁)

う〜む。これはまったくもって、おれが書いてる発表要旨のことだ:-)


早朝

ギリギリまで推敲して、 発表要旨を某教授にメイル。 どうしてギリギリになると突然やる気になるんだろうか。 もっと計画的になるべきだと思う。いや、ほんと。


お昼

朝起きたらすでに某教授からのメイルが来ていたので、 それを元に手直し。少し泣く。

それから自転車屋さんへ自転車を押して行き、 その足でてくてくと某喫茶店へ。モーニングを食べ、 ジャンプを読む。呑気だ。

研究室に戻ってきてテキストの整形をしながらさらに手直し。 もうこんなもんっす。

自転車を取りに行く。前後輪のタイヤ交換で7500円。 ついでに中央購買部でフロッピーディスクなどを購入。

袖なしシャツは涼しくていいのだが、 しばらくシャワーを浴びないとワキのにおいが困る。 人に近づかないようにくれぐれも注意しよう。


お昼過ぎ

「発表要旨」と書こうとすると、 どうしても「発表要」となる。 手書きってむずかしい…。


お昼過ぎ、少し某所で時間をつぶし、 そのあとさらに某喫茶店でピラフセットを食べて時間をつぶしたあと、 昼下がりに某用事で某大学へ行く。

久しぶりに某先輩に会い、しばらく話す。 某大学の第二研究室というところは、 哲学書がたくさんそろっていて非常に良い環境のようだ。 そのうち読書会などに誘ってくれるといいのだが:-)

それから近くの某洋書屋にも寄ってくる。 以前(6月末くらい?)に頼んだベンタム全集は、 10月まで来ないとのこと。 どうなってんだ? 火星から運ぶわけじゃあるまいし。

そのあと、下宿に戻ってシャワーを浴びてから少し寝る。 某先輩からの電話でまもなく起こされる。 ちょっとギターを弾いたあと、大学に行き、 日記の整理をする。

いや、ほんとほんと。ちゃんと思考しなきゃ。


今日やったこと


08/23/98(Sunday/dimanche/Sonntag)

早朝

昨夜は某師匠と一緒にゲーセンに行き、 ゲームをしてる途中だったが12時に電源を切られてしまったので、 仕方なく店を出て、近くの飲み屋で某師匠と少し話した。

それから、下宿に戻って、『吉里吉里人』を少し読んで朝まで寝た。 軽音の部室の鍵を持っていくために、7時15分前に目覚める。

ローソンに寄って研究室に来ると、三度メイルが来ていた。 今回は引用の許可が出ているので、 掲載しておく。

(name) ***
(subject) from newworld, ビデオ録画の件
(comment)
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こだまさん、こんばんは。
お応えいただき嬉しゅう存じます。

私がY先輩の知り合いであるかどうかという質問にはお応えできません。

ただ加藤尚武流の、弛緩しきった稚拙な自意識の産物を倫理学という 学問の衣を借りて表に出してみるだけ、といった屑態度に対しては徹 底的な批判を加える立場にある者です、とだけは申しておきましょう。 ちなみに煙草は吸わない方です(笑)。

しかし、あなたの論法のうち、

「ある人間が傷ついたかどうかなどというのは、その人間により 近しい人物がより良く正確に把握することが出来る」

とでもいうようなあまりに無邪気な考え方には心底あきれました。

あなたとY先輩の関係が私とY先輩との関係より近ければあなた の判断が正しくて、その逆ならば私の判断のほうが正しくなるわけ?

やれやれ。

「心情把握距離比例の法則」ですか。
じゃあベンタムの真意を探るにはその近所の家でも訪ねるんでしょうね。

いったいどこからこんな瓢箪みいたな論法が出てくるのだか。

想像力とか人間の思念の表裏、人が何かを思い考えるとはどのような ことか、というようなことには到底考えが及ばない方のようですね。

それをあなたの文章力の稚拙さに摩り替えて反省してみても何になりま しょうか。

(本メール全文引用許可)

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相変らず毒々しい文章。悪意にあてられてしばらく気分が悪くなってしまった。 おれがY先輩や彼の周りの人を傷つけるような文章を書いたと言って非難している この人自身は、おれを傷つけることに対してなんらかの抑制は働かないんだろうか、 と思ってしまう。

さて、それはそれとして落ちついて考えると、今回彼女が言っているのは、 おれが「ある人間が傷ついたかどうかなどというのは、 その人間により近しい人物がより良く正確に把握することが出来る」 という前提を用いていて、それが偽である、 ということを言っているようだ。

おれが、そういう前提を用いていたことは認める。 もう少し正確に定式化するなら、 「ある発言によって、ある人間が傷つきそうかどうかは、 一般に、その人間により近しい人物の方がより正確に把握することが出来る」 であろうか。そして、もちろん、おれはこれが正しいと認める。

一見すると、 むしろ「ある発言によって、ある人間が傷つきそうかどうかは、 一般に、その人間により近しい人物の方がより正確に把握することが出来る」 は必ずしも正しくなく、 むしろ「より疎遠な人物の方がより正確に把握することが出来る」 という逆説的真理の方が正しいような気がするが、 おれはそこにはトリックがあるように思う。

たとえば、「自分のことは、他人が一番よく知っている」 という逆説的真理を唱える人がいる。 これは、一見すると正にその通りだ、と言いたくなるが、 本当にこれは真理なのだろうか。 たしかに、「自分のことの(特定の)一部分は、 自分よりも他人の方がよく知っていることがある」は、ときに真であるかもしれない。 しかし、「自分のことはすべて、 自分よりも他人の方がよく知っている」は、ほぼあらゆる場合において、 偽であるだろう。 おれのことについて、 性格の特徴を含め一部の情報は他人の方がよく知っているかも知れないが、 なんでもかんでも他人の方がよく知ってるなんてことはありえない。

だから、こうした逆説的真理がすべての事例に当てはまると考えると、 誤ちを犯すことになる。 逆説的真理は、決して普遍的な真理ではなく、 一部の事例に当てはまるだけであり、 しかも、その「一部」も、全体から見れば、 割合としては非常に小さいと思われる。
(自分のことの、どういう「一部」が、 自分よりもむしろ周りの人の方がよく知っているのかどうかは、 興味深い点だが、後日検討することにして、ここでは省略)

さて、問題の命題、「ある発言によって、ある人間が傷つきそうかどうかは、 一般に、その人間により近しい人物の方がより正確に把握することが出来る」 に戻るが、これはおれがわざと「一般に」と付けたように、 すべての場合に当てはまるわけではないし、そう主張するつもりもない。 もし、このメイルの送り主が、おれがそう主張していると考えたなら、 それは誤解であり、拡大解釈である。ただし、当然ながら、 おれは今回の例については上の命題が当てはまると主張している。

この命題には、もちろん例外的事例はありうるが、しかし、 これが大体の場合において成り立っていることを認めないわけにはいかないだろう。 「より近しい人物」というのが、 「よりよくその人の性格を知っている人物」という風に置きかえてもよいのなら、 これはほとんどトートロジー的な真理である。 というのも、ある人の性格をよく知っているということには、 その人が何が好きで、何が嫌いで、 また何に傷つくかということ知っているということが含まれるだろうから 「ある発言によって、ある人間が傷つきそうかどうかは、 一般に、その人間の性格をより知っている人物の方が より正確に把握することが出来る」っていうのは、当り前の話だからである。

ここで、反論が予想される。「より近しい人物」は、必ずしも常には、 「よりよくその人の性格を知っている人物」に置きかえることはできない、 という主張だ。 たしかに、「より近しい人物」というのが、 たとえば友人や家族のことを指すのであれば、 「ある人の友人や家族が、(赤の他人に比べて) 必ずしもその人の性格(の特定の部分、たとえばある発言によって傷つくかどうか) をよく知っているわけではない」というのは、ありえないことではない。 しかし、こういう場合はむしろ例外的であって、 通常は「より近しい人物」と「よりよくその人の性格を知っている人物」 という二つの集合は大部分重なり合う、ということを認めない人はいないと思う。

結局、結論としては、一般に、ある人に「より近しい人物」は、 「よりよくその人の性格を知っている人物」であり、その人物は 「ある発言によってその人が傷つくかどうかより正確に知っている」 というのは正しいと思われる。 また、おれは今回の場合もこれに当てはまると信じてるので、 もしおれの方がこのメイルの送り主よりもY先輩に 「より近しい人物」であれば、 (こんなこと言うのはなんとも気恥ずかしいが)おれの方が 「Y先輩の性格をよりよく知っている人物」であり、したがって 「今回の発言によってY先輩が傷つくかどうかより正確に知っている」 はずである。

回りくどくなったが、要するに、大変偉そうな言い方になるが、 「(もしこのメイルの送り主がY先輩のことをよく知らないのであれば) おれの方がY先輩の性格についてよく知ってんだから、 Y先輩がおれの日記を見てどう思うかは、 おそらくおれの判断の方が正しい」ってことだ。 もちろん、おれが間違えてる可能性もあるし、 たとえばこの研究室の他の多くの人たちが、 おれと意見を異にするなら、おれも判断を変えるかもしれない。 (別にそこまでして書くべき重要な話じゃないし) しかし、「おれの日記を読んだら、Y先輩が傷つくかどうか」 という事実判断に関する限り、 赤の他人の意見をそれほど参考にするつもりはない。

だから、「今回の文章を読んだら、 Y先輩やその周りの人が傷つくであろう。 それなのにあなたはそういうことに気がまわらなかった」 という主張は、第一文も第二文も誤っていると考える。 ただし、昨日も書いたが、 「一般的にあのような文章は人を傷つけかねないのでやめておいた方がいい」 という意見は、ありがたく拝聴させてもらう。


お昼前

昨夜買った古本。


お昼に一度下宿に戻って、 そうめんなどを食べる。 それからギターの練習をして一時間ほど仮眠。

夕方からバンドの練習。4時間も部室にいたので疲れた。 同居人が新曲を作ってくる。おれは最近全然。 創造力がないんだよなあ、 このごろ(というか、ここ一年間ぐらいずっと)。 なんとかしなきゃ。なんとかしなきゃ。

練習が終わってから、一人は帰り、残りの三人で某餃子屋さんへ。 テレビでボクシングを観戦する。その後、もう一人も帰って、 二人でゲーセンへ。 「タイム・クライシスII」というポリゴンのシューティングゲームを、 金を大量に投入して最後までやり終える(そんなに言うほど使ってないけど)。 いつのまにかゲーマーになってるなあ。


08/23/97(Saturday/samedi/Sonnabend)

・真夜中・

・うっひゃあ。何日研究室に泊まってんだおれ?

・自称「愛国的」日本人、本田勝一の『日本語の作文技術』(朝日文庫、1982 年)をついに購入。「話すように書く」という考え方に対する彼の反論の部分 を読んで大変頭に来たが、時間がもったいないのでそれについてはまた書く。

(やっぱりいくら正論を言ってても、一つの譲歩もせずにひたすら相手を批判 する人っていうのは本来不要な損をすると思う。その点シジウィック(((やロッ ク)))は偉い。やっぱ「なるほど〜だが、やはり〜である(と思える)」調で行 かなきゃ)

・おおた○な方がいらっしゃり、お帰りになる。


・う〜む。○くのさんの添削はすばらしい。すばらしい、なるほど、とか言い ながら、ほとんど無批判と言えるほど従順に、添削にしたがい書き直すこだま であった。

(しかし「しかるに」という言葉が、漢文じゃあるまいし今どきの若者はこん な古くさい言葉は使いませんという理由で「そして」に置き換えられてるのは 少し悲しい…語彙の貧困なこだまがマンネリを避けるために重宝してる接続語 なのに…)


・真夜中下がり・

・ぼくは翻訳するとき、わかりやすくするためにパラフレーズしたり、原文に はない言葉を付け足したりすることが多いが、やり過ぎることも多く、残念な がら今回は大体却下されてしまった。ぐすん。

・やはり理想は簡潔かつ明瞭か。「くどいぐらいにわかりやすく」っていうの も結構好きなんだけど。

・いいかげん疲れたので休憩。目がつぶれる。


・昼前・

・朝から3級と仲良くシジウィックの翻訳。あと少しだが、これから夕方まで バンドの練習。今日こそは帰りたいが…。


・夕方・

・バンドの練習終わり。友人の自動車に乗せてもらったりする。自家用車に乗 るのは久しぶりなのでなんだか恐かった。

・これからロック読書会。


・夜・

・ロック読書会終わり。故郷へ帰る。また明日。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
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Last modified: Fri Sep 2 13:51:09 JST 2016