男女間の心理学的な違いがどのような起源を持つにせよ、 そうした違いは平均を取った場合にのみ存在するわけで、 中には男性よりも攻撃的で、 すぐれた視覚的・空間的能力を持つ女性もいるのである。 すでに見たように、 男性の視覚的・空間的能力がすぐれていることを遺伝によって説明する仮説でさえ、 女性の四人に一人は、男性の半数よりも生得的にすぐれた視覚的・空間的能力を持つ と示唆している。 男性よりも攻撃的な女性がいることは、 われわれの個人的な観察からして明白であろう。 だからして、生物学的な説明であれなんであれ、 「きみは女だから、技術者にはなれないよ」とか、 「きみは女性だから、 政治の世界で成功するのに必要な精力と野心が足りない」 とか言うことはけっしてできないのである。 はたまたわれわれは、 「妻が仕事に行っているあいだ子供と一緒に家にいるのに十分なだけおとなしく 思いやりのある男性など存在しえない」などとも決めてかかるべきではない。 人々の真の姿を見極めるためには、 彼らを「女性」や「男性」として一緒くたに扱うのではなく、 個人として評価する必要がある。 また、人々が自分にもっとも適した仕事をすることができるためには、 女性と男性が果たす役割を柔軟にしておく必要がある。
--Peter Singer, Practical Ethics (2nd ed.)
今日は久しぶりにニーチェを読んだのが印象に残った。いろいろ勉強しないと。
定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。曇り。朝、家の用事を済ませてから研究室へ。 午前中は某勉強。
お昼すぎ、某会議。そのあと、某先生と少し雑談。
昼下がり、某翻訳作業。そのあと、某報告の概要をでっちあげてメールで送る。 夕方、たまっていたメールに返信。今日は時間がなくていくらかお菓子は食べ たがお昼は抜いてしまった。
少し早めに帰宅して保育園に行き、おもちゃを作るための針仕事に従事。ひさ しぶりに針仕事をしました。それから娘を連れて帰宅。
夜、夕食。そのあとソファで一瞬気絶。夜中、娘と風呂に入り、食器を洗う。 ポッドキャストで同性婚の話など。
真夜中、娘の寝かしつけ。なかなか寝ないので面倒な半面、いろいろ話ができ るのでおもしろい。
定時起床。ゴミ出し、髭剃り、朝食、朝刊。
朝、娘を保育園に送ったあと、本三駅前の某喫茶店でいろいろ。クローン研究 についてなど。
お昼すぎに某事務室で昼食。お昼すぎ、某研究会。
昼下がり、某氏らと少し雑談したり。
夕方、四ツ谷に移動して、某先生らと研究会。
夜中、1時間ほど居酒屋で歓談。ワイン。それから急いで帰宅。
帰宅して風呂。それから少し明日の某報告の準備など。もう寝るべし。
昨晩は某娘に何度か起こされる。朝、起きてからシャワー、朝食。
バスと電車を乗り継いで、お昼前に大学へ。 お昼は某ランチョンセミナー。臨床と研究について。
昼下がり、いろいろと雑用。
夕方、某氏と少し話をしてから渋谷へ。
夜、某氏らの飲み会に参加。二次会まで。 いろいろ。ビールと紹興酒。
真夜中に帰宅。なんか新聞がたまっているが、とりあえず寝るべし。
「もっと本を読みたいのですが、読む時間がないのです」
「君の人生は残り少ないのに、いったい何に時間を費しているんだね」
「よくわかりません、とにかく一日が短くて。さっき起きたと思ったら、 気付いたら寝る時間なのです」
「それと同じように、さっき産まれたと思ったら、気付いたらもう死ぬときなのだよ。 せいぜい有効に時間を使いたまえ」
早起きして留学中の某院生とネット上で研究相談。それからシャワー、シリアル。
午前中から大学へ。デイヴィッド・ロッジの『小さな世界』読了。 それなりに楽しんだ。
お昼、少し寝袋に入ってから某コンビニに昼食を買いに行き、 研究室で食べる。そのあといくつか雑用。
昼下がり、また眠くなって寝袋。夕方、ようやく少し集中して勉強する。 日が暮れるころに帰宅。某氏と途中までご一緒する。
夜、夕食。新聞も読む。
夜中に某オンライン研究会。真夜中まで。
真夜中、少し明日の研究会用に勉強。時間が足りない。
朝、ゴミ出ししてから二度寝。シリアル、朝刊、シャワー。
お昼すぎに大学に行き、研究室に籠っていろいろたまっている仕事を片付ける。 臓器移植についても少し考える。
夜、プールに少し寄ったあと、帰宅。夕食、夕刊。 肌寒いせいか、お腹の調子が少し悪くなる。
真夜中、二階の勉強部屋で少し勉強。もう寝なければ。
今日のこと。
今日も3時間ほど真面目に勉強。まだ明日の勉強会の準備が終わっていないが、 もう寝よう。
なぜか少し早く目が覚める。今日もがんばろう。
朝食。
食後、食器を洗いながら、先日の朝日新聞にあった「妻の家事を手伝う」 という表現が嫌われるという記事について考えていた。 この表現が嫌われる理由には、おそらく二つある。 一つは、家事に関して、妻が主、夫が副という発想。 もう一つは、「手伝う」のは、完全義務ではなく、不完全義務、 つまり「やらなくてもよいがやったらほめられる」という善行である という発想。「家事は二人でやるもの」という考え方からすると、 この両方が問題なのだろうが、想像するに、 とくに頭に来るのは後者の「善行としての家事手伝い」という部分なのだろう。
定時出勤(on time)。午前中は某勉強会。お昼は集会室で。
お昼すぎ、某会議。書記を務める。 昼下がりまで議事録の作成。
夕方、某写真撮影。 論文を書かないとまずいが、雑用が続いて疲弊する。 ちょっと散歩してこよう。
アプリケーションが立ち上がりすぎていて、メモリに余裕がなくなってきたので、 三四郎池に行き、再起動。音楽を聴きながらしばらく放心する。
某原稿、今は準備運動をしていることにして、明日から書くことにしよう。
ジムに行き、ひさしぶりにトレーニング室へ。 年間使用料を払う。まず20分走る(3キロちょい)。汗だくになる。 それから筋トレ。ひさしぶりにやったので辛かった…。
それから帰宅して夕食。今日は早目に寝よう。
しばらく松下圭一の本を読んでから風呂。
定時出勤。小雨。
午前中は新聞の切り抜きと雑用。某発表の準備をやらないと。
お昼は某ランチョンセミナー。NHKでこないだやった「ふたりの命」を見て議論。
某事典の項目を、一応発送する。
Next.
昼下がりから某ミーティング。いろいろ相談。
夕方、某教授らと密談。
夜、プールに行くはずが、 同僚の某氏と某院生と一緒に某居酒屋に行き、いろいろ相談。 ビール、焼酎、日本酒。少し酔っぱらって帰宅。
今日のニュース
昨日は新聞を読んでから寝た。今朝はまあまあ早起き。
皮膚の湿疹が目立ってきた。水泳が原因の気がするが、食生活かもしれない。 あるいは季節的なものか。困った。
某同僚と昼食。
翻訳中、急に外人が来てしどろもどろする。可笑しい。
夕方、図書館に寄ってからジムで水泳。平泳ぎはなかなか上達せず。 クロールは足に挟む用のビート板を使って泳いだら、 バランスがうまく取れず一回転しそうになった。 おもしろいのでしばらく練習してみよう。
研究室に戻ってきて、ツナサラダを食べてからしばらく雑用。
翻訳。夜は某丼屋で。
翻訳。あと一息。明後日には終わる予定。といっても、原稿ができるだけで、 校正が待っているわけだが…。それについては考えないようにしよう。
万歩計。 六本木から恵比寿ガーデンパレスに行き、現在は品川に向かって歩いている。 これももうそろそろ終わるな。継続は力なり。
昨夜は某氏と中華料理を食べてから帰宅。ジムでワークアウトしたせいか、 つかれていたのですぐに寝る。爆睡して起きたのは今日のお昼前。
お昼すぎ、洗濯などをしてから弁当を買って研究室へ。 某氏が先日の論説を書き直さなければならないというので、 夕方までかかって一緒に書き直す。 某氏と協力したおかげで、 ひさしぶりに明快かつ説得力のある議論を展開することができたような気がする。
今夜は明日の勉強会の準備をしないと。
ビーチャムの言う倫理原則のspecificationというのは、 「具体化」や「特定化」でもいいが、 「明細化」というのがしっくりくる気がする。 いや、こんな日本語ないんだけど。
某氏と某先輩にいただいた『誇り高い技術者になろう--工学倫理ノススメ』 (黒田光太郎・戸田山和久・伊勢田哲治編、名古屋大学出版会、2004年)を おもしろく読ませてもらう。プロ(プロフェッショナル)とは何かとか、 組織/社会の中の技術者の責任とか、いろいろおもしろいテーマがあり、 勉強になる。この本を参考にして、チーム医療の話を勉強する必要がある。
ようやくキムリッカの勉強を始める。明日の夕方に発表なんだよなあ。 眠いけどもうひとがんばりするか。
まだぜんぜん終わってないが、つかれたので帰ろう。 そういえば、晩ごはんをまだ食べてないんだよな。
それにしても蒸し暑い。
早寝早起き。しかし、明日の発表の準備をしないとやばい。
散歩、朝食。今日も曇ときどき雨のようだ。
新聞。産経抄から。
[有事法案に]反対する理由の一つは、 住民の避難や救済など国民の保護に関する法整備ができていないことだそうだ。 ようするに例の基本的人権の要求ということだろう。 人権守って国滅ぶ、平和ボケが改まらぬ人たちは「有事」 の何たるかがわかっていない。
(産経抄本日付)
たしかに表現の自由も結社の自由も命あっての物種だが、 しかし、有事だからといって警察や軍隊に超法規的な権力を無制限に 与えられたら市民は困るだろう。 有事においてどの程度の自由や権利が市民に保証されるのか、 ちゃんと議論しておくべきだろう。と思うんだが。
あ、もう学校に行かねば。
曽野綾子「自由とは、自分がしたいことをすることではなく、 するべき義務を果たすことだという」(産経本日付)。 積極的自由だな。
お昼前に大学へ。某教授とお昼を食べながら、D論についての相談。 がんばれ。ちょっと文献のコピーもさせてもらう。
明日の発表の準備中。
某教授が科研費で買った本が図書館に大量にあるというので、 運ぶのを手伝う。結局、本棚があまっているというので、 すべてオレの部屋に運びこまれることに。この部屋には当分 自分の本を運び込むつもりはなかったので、ちょうど良かった。
リブレットのアダプタを持ってくるのを忘れたので、 もう勉強を続けられない。帰るか。
帰宅。今日研究室に運び入れた本の中に、 たまたま明日の発表に使える文献を見つける。運がよい。
(見つけたのは、PosnerのThe Problematics of Moral and Legal Theory。道徳理論についての章では、あらゆる道徳理論は役に立たな いと徹底的な批判がなされている。これは批判すべき本だと思う)
近くで寿司。
戻ってきてから明日の発表。 冷蔵庫にあったワインをちょっと飲んだせいでさらに眠くなった。
もうダメ。明日も朝から来て勉強しよう。 某書類も完成させねば。
しかし、昨日は朝9時から大学に来て一日中勉強していたのに、 実質勉強した時間は5時間とはどういうことだ? もっと時間を有効に使う必要がある。
朝9時に学校に来る予定が、寝坊してお昼になってしまう。社会人失格。
人民日報にある、 中国の総領事館問題についての読者の意見(とされるもの)。 「日本が中国に人権を説教するなど笑止千万なのである」とか、すごい。
やっと新聞記事のまとめができた。 以下、見出しだけ挙げておく。
昼下がりに、FINEニューズレター編集委員会に参加する。 今回は顔見せだけ。 これまで通りThe Guardian Weeklyのチェックをするとともに、 後輩がTIMEのチェックをするのを手伝うことにした。
そのあと、某書類に関して某助教授の指導を受ける。勉強になった。 今晩中に書類を仕上げなければ。徹夜かな? いや、 がんばってやって早く終わらせよう。
お昼を食べていなかったので、 早目に中央食堂で夕食を食べる。 鯖味噌煮(良)、しそなんとかごはん(良)、南瓜の煮付け(良)、 ホウレン草(良)、キムチ(良)、味噌汁(可)。とても健康な食事だ。
移動中にまたコンピュータの入ったカバンをぼとんと落とす。 ThinkPadは無事。えらい。 しかし、今後二度と同じことをしないように注意。
ノラ・ジョーンズが、 シタール弾きのラヴィ・シャンカールの娘だということを今ごろ知る。 あんまり親子関係らしき関係はなかったようだが。 ちなみに、ノラ・ジョーンズはCDを買ってからずっとはまっている。 聞き飽きない。B++。
つかれていたのか、椅子に座ってけっこう寝てしまう。 さて、書類を書かねば。
今日の勉強時間…3hr
新聞を読んでからベンタムの授業(国際法と戦争の話)の予習をしていたら、 こんな時間になってしまった。
今日は某教授との話し合いもあるのに、 ぜんぜん準備ができていない。ず、頭痛が。
朝食にまにあう時間に起きる。雨。
よ、予習が。
やっと大学から帰ってきた。
ベンタムの授業は、 彼の国際法とか永久平和の議論が歴史的にどういう影響があったか、 というような話。 今回の授業は歴史専門の先生が担当したので、 思想史的な側面を強調した内容だった。 歴史をきちんと勉強しないとな。
そのあと、 お昼を食べながら急いでディサテーションの章立てをでっちあげる。 先日からつらつらと考えていたせいか、 わりときちんとした計画が立った(ように思えた)ので、一安心する。
しばらくしてから某教授に会い、 先日書いたエッセイについてのコメントをもらい、 ディサテーションの話をする。 計画はだいたい良いので、 ベンタムを批判するときはもっと同情的になり、 ベンタム研究者の言うことは鵜呑みにせずどんどん批判し、 大胆な論文を書くようにと言われる。了解。
さて。次は法哲学の7000語のエッセイのテーマを決めねば。 ミルの『自由論』とかだと割と楽でいいんだけど、 やっぱりがんばってベンタムとハートの法実証主義の比較とかハードなのをやるか。
夕食まで寝ようと思っていたら、 某マレーシア人にスクワッシュをしようと誘われる。 断わるのもなんなので付き合ったところ、 こてんぱんにやられる。く、くそう。
そのあと、ちょっとしたことで道徳的ジレンマに陥ってしまう。 やはり日頃からちゃんと「ウソは頼まれてもつかない」 というような一次的な道徳的原則を持っておく必要があるな。
「何があったの」
「いや、おもしろい話なんですが、 自分でも自分の行動に腹立つというかなさけなくもあるので、 またそのうち説明します」
「なんだ、つまらんな」
今日、 英国労働党の副首相ジョン・プレスコットが、 選挙活動中に車から出てデモをしている連中のそばを歩いていたとき、 すぐ横に立っていた男性に生卵を投げつけられた。
以前首相のブレアも同じ目に遭っていたが、こういう場合、 普通の政治家はぐっとがまんするところだろう。 しかし、なんとプレスコットは怒って即座にその男性の顔に左フックを入れ、 つかみあいの喧嘩になった。 しばらくおしあいへしあいがあったあと、 二人はまわりの人々にひきはなされ、男性は逮捕され連行された。
労働党は正当防衛だと主張しており、 おれなんかも根性あるなあと思うのだが、 一部の世論は「政治家がとるべき行動ではない」と非難しているようだ。 もちろんこの事件は保守党による労働党非難の格好のネタになるだろう。
今日はブレア首相も、国家医療制度(NHS)の政策に関して、 市民の女性に数分間けちょんけちょんに非難されるという場面があったようで、 労働党はけっこう苦労している。
寝すぎ。反省反省。
昨日の晩、『西洋倫理學史 (近世篇中)』を少し読んだ。 この当時(昭和初期)の日本語の方が読みやすいように思えるのはなぜなんだろうか。 ほとんど英語の直訳みたいな文章だからだろうか。
夕方、バンドの練習。 そのあと、みなで某所にて夕ごはん。 ハードディスクのMTRを買おうとかもったいないとか。
ところで、 某喫茶店の横で建設中だったマンションが火事で一部燃えてしまったようだ (たぶん昨日)。 正露丸みたいな臭いがするなあと思ってふと見ると、 作りかけマンションの中が黒くなって、窓のサッシの部分がひしゃげていた。 恐い恐い。警官が見まわりしてたのもそのせいか。
そのあとまた大学に。なかなか勉強する気になれず。なんなんだろう。
奨学金が入ったので買物にかなり使ってしまう。 まず、生協の書籍部で 船木亨、『ランド・オブ・フィクション』、木鐸社、1998年を購入。 調味酒や食塩なども購入。
買物を済ませた後、下宿に戻って数時間寝たが、 夕御飯(うどん、ニラ玉子丼)を作ったり夕御飯を食べたり 後かたづけをしたりいろいろ忙しかったので まだ十分には寝たりない。が、勉強勉強。
うわ。何にもしないうちに夜明けになってしまった。なんだかしんどい。
早朝から夕方まで爆睡。起きると雨がかなり降っている。 やきめし(またか)を作ってからバンドの練習。 途中、 電気屋さんでカセットテープのヘッドの消磁をする 「ディマグネタイザー」を購入。高い。
・げっ。やばい。ドイツ語っ。
・今朝は御所の周りにおまわりさんがたくさんいました。お勤めご苦労さまです。
・うむ。疲れた。
・『存在の耐えられない軽さ 』の感想。え○○さんは「つまらん」と言っておられたが、ぼくはかなり 好きである。この手の映画が一般的に好きなのかどうかはわからないが。
・ホームページの(大)整理。イメチェンを図る。
・ちょっと喫茶店に行って来る。
・これからバンドの練習。その後、夜中のベンタム読書会。
・バンドの練習終わり。暑い。死ぬ。(パタン)
・す○きさんとのベンタム読書会終わり。疲れた。死ぬ。(パタン)
・かと○教授室から倫理学研究室に戻ると、くら○さんとし○うずさんが仕事 をなさっている。
・さて。ぼくはちょっと夕ご飯に行って来ます。