大会準備委員長から

水島 秀聡(小島プレス工業株式会社)

本年6月7日から8日にかけて、日本ストレスマネジメント学会第23回学術大会・研修会を開催しました。本大会は、学会として初めて東海地区での開催でした。1日目の学術大会には、122名の先生方にご参加いただきました。
この内、50名の非会員の先生方にご参加いただけたことは、ストレスマネジメント研究や実践の輪が広がる結果であったと考えています。また、2日目の研修会は、初めて愛知県心理職職能団体と連携研修会を開催し、全団体合計1263名の先生方にお集まりいただいた。さまざまな領域で活躍される多くの先生方と社会的要請に応えるストレスマネジメントの実践を考える機会となりました。
これも一重に大会企画にご登壇いただいた講師の先生方や大会準備委員の先生方、何より全国各地からお集まりいただいた参加者の皆様のおかげであったと感謝申し上げます。ありがとうございました。

大会参加記

福留 尚典(早稲田大学大学院人間科学研究科)

本大会では,「社会の要請に応えるストレスマネジメントの実践」というテーマで,非常に好奇心をかき立てられる講演やポスターをみることができ,今後の研究活動や実践が鼓舞されるものとなった。特に,今回印象に残った演目では,私と同じ出身であった浜松市健康福祉部精神保健福祉センターの実践であり,ポスター賞に選出され,今後とも故郷でのストマネ実践の普及を期待したい。また,この度,私は初めて学会運営の立場として,参加させて頂く機会を頂き,大変貴重な経験となった。大会準備委員長の水島先生をはじめ,多くの先生方の協力のもと,大会が開催されていることが知ることができた。
今後,様々な学会に参加にあたっては運営側の苦労も想像しながら参加したい。

福留尚典

伊藤 輝(桜美林大学大学院国際学術研究科)

この度、日本ストレスマネジメント学会に初めて参加し、ポスター発表にも初挑戦しました。とても緊張しましたが、自分の研究に興味をもって話を聞いてくださる方がいて嬉しかったです。この経験を通して、「興味のあることについてもっと追求してみたい」、「もっと自分の研究を広めていきたい」という思いがさらに強くなりました。
 分科会では、『学習指導要領に基づいた学校での「心の健康教育」の実施に向けて』に参加しました。ストレスマネジメント教育の重要性を改めて実感し、自分にできることについて考えるきっかけにもなりました。今回の学びを次のステップに繋いでいけるよう、研究や実践に励んでいきたいです。