大会参加印象記
柏木 翔(比治山大学大学院)
この度、日本ストレスマネジメント学会に初めて参加させていただきました。ポスター発表を行うことが初めてだったため上手く話せるか不安だったのですが、興味を持ってくださった方から自身の研究に対する感想をもらうことができ、とても励みになりました。また、ほかの先生方のポスター発表では、感想や質問を真剣に聞いてくださり、良い交流を行うことができました。
分科会では、動作法について学ばせていただきました。口頭だけではなく、動作法を実践しながら学べる機会は今まで無かったため、とても良い経験になりました。ほかの先生方とペアワークを行う機会があり、相手に緊張をさせない自然な声掛けのやり方などを学べる機会となりました。とても充実した学会になったとともに、今大会で得た知識などを 今後の臨床活動に生かしてきたいです。
ランチョンセミナー参加記
木村美樹子(早稲田大学)
今回大会の目玉企画のひとつはランチョンセミナー「メールカウンセリングによる心のケア」(後援:(公財)パブリックヘルスリサーチセンター)。横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター・センター長・山本晴義先生が長年続けておられる「心のメール相談」についてのご講演でした。匿名で書き込まれる文字だけの切実な相談の数々に対し、必ず24時間以内に回答されてきたという山本先生。これまで幾多の命を救われていらした実践に基づく、興味深いエピソードの数々を伺いながら、これからの時代に必要なメールによる対人援助技術のヒントを得ることができました。また、セミナー前に配布されたお弁当は、広島各地の名物や郷土料理を9種類詰め込んだ「広島よりどり弁当」。広島牛のそぼろご飯、たこ飯、もぶり飯、アナゴ飯、広島熟成鶏の照り焼き、カキフライなど、ご当地の味覚が盛りだくさんの素敵なお弁当でした。
参考ページ:横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター「勤労者 心のメール相談」山本晴義先生https://yokohamah.johas.go.jp/medical/mhc/consultation.html