新型コロナウイルス・COVID-19の感染拡大に伴い、多くの方がストレス状況にさらされています。日本ストレスマネジメント学会では、ストレス対処の専門学会として、さまざまな知識をお伝えしてまいります。日々の生活の中でぜひご活用ください。情報は順次追加していきます。
【本特設ページの資料の利用に関しまして】

ライフスタイル実践領域部会からのメッセージ

心と身体の健康を維持するためのあかさたな

心と身体の健康を維持するためのあかさたな外出を控え、家の中で過ごす時間が増えたいま、生活の中で心と身体の健康を保つ重要性が増してきています。日本ストレスマネジメント学会ライフスタイル実践領域部会では、室内でもできる心身の健康を保つための工夫を「あかさたな はまやらわ」の頭文字でまとめました。高齢者からお子さんまで、ご家族皆でお試しください。
【朝日新聞,TBS系列ひるおび!で紹介されました】
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室内でできるストレッチ

自宅で過ごす時間が長くなると、運動不足に陥るだけでなく、心のバランスも崩しがちになります。
プロのトレーナーが室内でできるストレッチをご紹介します。
※注意事項※
・家の中で行う際には、周囲の物にぶつからないようにご注意ください。
・また、高齢の方・持病のある方で、運動中に異常を感じた場合は、すぐに中止してください。


イスを使ったストレッチ


その他のストレッチはこちら

教育・特殊教育実践領域部会からのメッセージ

学校再開時の適応支援

緊急事態宣言が解除された自治体では、登校の再開が始まりつつあります。
今だからこそ、課題を抱えた子どもたちに向けて、先生方および保護者の方々に知っておいていただきたいポイントを動画にまとめました。


保護者・先生に知ってほしい!~学校再開にむけたいじめ予防~

保護者・先生に知ってほしい!~学校再開にむけた不登校予防~

子どもたちのストレスサインに気づくために

普段とは違う生活の中で、子どもたちは、言葉にならないストレスサインを発していることがあります。周りの大人がそれをいち早くキャッチするためのポイントや、違う視点からのとらえ方について、動画でご説明しています。


保護者・先生に知ってほしい!~子どものストレスサイン~


続きの動画はこちら

学校の先生や保護者からよくいただく質問と回答(FAQ)

新学期がスタートしたにもかかわらず、休校や各種行事の中止などが相次ぎ、子どもたちの生活に大きな影響を及ぼしています。教育・特殊教育実践部会から、先生方や保護者からよくいただく質問について、回答を添えてまとめました。
学校の先生や保護者からよくいただく質問と回答(FAQ)

親子で学ぶウイルスと免疫の仕組み

何となく分かっているような気がするけど,何だかこわいと感じる方が結構多いようです。3密を避けるとともに,親子でウイルスと免疫の仕組みを学んで,
社会に呼びかけられている対処方法がなぜ必要かを理解しましょう。

免疫のはたらきを学んでからだの強さを知ろう!その1
続きの動画はこちら

労働・産業実践領域部会からのメッセージ

イライラのマネジメント~ ’ストレスとつきあう’ ためのセルフヘルプガイド

イライラのマネジメント
緊急事態宣言が解除され、新しい生活様式が推奨される等、私たちを取り巻く環境は「コロナ以前」から大きく変化しています。
そんな変化がストレッサーとなりがちな毎日の生活を、セルフヘルプで乗り切るためのコツをわかりやすく冊子にまとめました。また、冊子の中で説明しているコーピングの8種類は,下の「やってみましょう」で、あなた自身の今の様子を簡易判定することができます。
「イライラのマネジメント」PDFはこちら

【やってみましょう】自分のストレス対処のチカラを調べてみよう!

ストレスに対するコーピング(対処)には「個人差(スタイル)」があります。
ここでは,簡単にコーピングスタイルを調べる方法を紹介します。
判定テストはこちら

【やってみましょう】効果的なストレス対処の方法を探してみよう!

ストレスを感じたとき、自分が行っている対処(コーピング)はどの程度効果を発揮しているのでしょうか。
「ストレス日誌」の考えかたを使って、自分にとって効果的なコーピングの種類を点数化しながらチェックしてみましょう。
判定テストはこちら

デジタル時代のストレスマネジメント

全国でテレワークの機会が増加し,デジタル機器に従事する時間が増えた方も多いと思います。また,対面で簡単にすむようなコミュニケーションもデジタル機器に頼らざるをえなくなっています。そのような方に向けてのストレスの理解,ストレスマネジメント(デジタル・デトックス等)について紹介します。
詳しくはこちら

基礎・医療実践領域部会からのメッセージ

規則正しい生活・睡眠リズムで、新型コロナウイルスに負けない心身の健康をつくりましょう!

今まさに,ウイルスという見えないものに対する不安や恐怖が募っている状況だと思います。そのような時は,『疑わしい症状があったらどう行動するのか』といった正しい情報を知るだけで不安は軽減されます。一方で,情報に接し過ぎて不安をあおられることもありますので,「1日に情報収集する時間を決めるなど,入ってくる情報を意識的に絞る」ことも必要です。
また現在,外出先が制限されてストレスがたまってしまうと思いますが,大事なのは「規則正しい生活を送り,睡眠リズムや食事内容が乱れないよう気をつける」ことです。生活リズムとメンタルヘルスは密接な関係にあります。規則正しく,自分に合った生活・睡眠リズムを整えて,健康に気をつけましょう!

睡眠の質を高めるためのヒント

外出自粛やテレワークなど、いつもと違う生活リズムによって睡眠に影響が出始めている方も多いようです。睡眠のメカニズムを正しく知って、質の高い眠りを取り戻しましょう。

睡眠の質を高めるためのヒント(紹介版)

本編はこちら

災害支援実践部会からのメッセージ

感染拡大下におけるストレスの正体を知り,うまく対処していきましょう

今,私たちは,コロナウイルス感染拡大という予測もしていなかった出来事に直面し,個人的にも社会的にも大きな変化を体験しています。感染拡大下におけるストレス反応の多くは,普段とは異なる「異常な事態における正常な反応」です。
感染症拡大下におけるストレス要因は,感染症そのもの,情報(誤情報,不足や過多),そして感染症対策により変化した生活の観点からとらえることができます。また,特に強く深刻なストレス反応を引き起こす可能性のある問題としては,喪失に対する悲嘆反応,虐待やドメスティック・バイオレンス(D V)のリスクの向上,偏見やスティグマ,感染リスクの高い状況で働く支援者(医療従事者,介護士,保育士等)の惨事ストレスがあげられます。
災害支援領域部会では,感染症拡大による影響を受けている全ての人々に向けて,感染拡大下におけるストレスの正体を知り,うまくストレスに対処して行くために役立つ情報を他の実践領域部会と有機的な関係を持ちながら発信していきます。

落ち着くための3つの方法

ここでは冨永良喜本学会顧問による呼吸法を紹介します。
出典:あいり出版「こころのサポート授業ツール集」
詳しくはこちら

ストレスマネジメントの対象者別の情報

子どもたちのために

・親子で学ぶウイルスと免疫の仕組み
・子どものストレスサインに気づくために
・子どもの心のサポート~セーブ・ザ・チルドレン
・子どもや若者の支援ガイド
・ウィズコロナ時代のチーム活動

医療従事者のために

・専門家向けのメンタルヘルス・マニュアル
・対応する職員のためのサポートガイド

学校現場で働く人のために

・学校再開に向けた適応支援
・親子で学ぶウイルスと免疫の仕組み
・学校の先生や保護者からよくいただく質問と回答

医療従事者のために大人・高齢者のために

・心と身体の健康を維持するためのあかさたな
・室内でできるストレッチ
・こころのABC活動
・デジタル時代のストレスと不安
・デジタル関連ストレスのマネジメント
・睡眠の質を高めるためのヒント

その他

・公的機関等リンク集
・オンラインカウンセリングに関連する留意事項
・支援者のセルフケアに関する情報
・特設の電話相談
・人との接触を8割減らす10のポイント

本特設ページの資料の利用に関しまして

  1. 「心と身体の健康を維持するためのあかさたな」,および,本特設ページの内容のご周知につきましては,一般に公序良俗等に反するご利用でない限り,学会ウェブサイトへのリンク,PDF資料の印刷・配付,記事内容の紹介など,ご自由に行っていただいて問題ございません。ただし,各資料の全部,または一部を転載等される際には,必ず「日本ストレスマネジメント学会」が出典であることを示していただきますようお願い申し上げます。
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