お知らせ
「医学教育白書2018年版」の発刊について
本白書は我が国の医学教育の現状・課題・展望を報告することを目的として、4年ごとに発刊されてきました。今回の2018年版は日本医学教育学会が1969年に設立されて以来50周年を迎える節目の白書となりますが、この半世紀、我が国の医学教育は、インターン制度、大学紛争、一県一医大構想、少子高齢化、医療倫理、地域医療問題、先端医療、情報通信技術革命、社会格差などの様々な社会の課題に直面し,それを乗り越えてきました。また近年では、臨床研修の必修化、臨床実習の質と量の改革、教育方略の革新、医療者・患者の国際移動と国際協働、分野別評価(国際認証)、専門医制度の改革など、医学教育そのものの変革が急速に進行しています。これもまた日本にとってのチャレンジでありチャンスでもあります。こうした歴史的経緯を踏まえ、我が国の医学教育が今後さらに国民のため、世界のために貢献することが求められています。
この白書が医学教育関係者の皆様に様々な視点を提供し、優れた医師・医療人の育成に資することを心から願っています。
この白書が医学教育関係者の皆様に様々な視点を提供し、優れた医師・医療人の育成に資することを心から願っています。
※「医学教育白書2018年版」は、8月3日・4日開催の第50回医学教育学会大会(東京医科歯科大学)において先行販売されます。
平成30年7月31日
日本医学教育学会
理事長 鈴木康之