北見地域のがん患者さん支援の充実に向けたセミナー 2023
開会あいさつ
関:ただ今から「北見地域のがん患者さん支援の充実に向けたセミナー 2023」を開始いたします。私、司会を担当いたします、北見市医療・介護連携支援センターの関と申します。よろしくお願いいたします。
それでは、北見市保健福祉部地域包括ケア推進担当主幹の大貫より開会のごあいさつを申し上げます。
大貫:北見市保健福祉部の地域包括ケア推進担当の大貫です。皆さま方には、お忙しいところご参加いただきまして、誠にありがとうございます。主催者を代表して一言ごあいさつを申し上げます。
北見市では、令和3(2021)年度の新規要介護認定者のうち、主病名別第1位が悪性新生物でした。がんの診断や治療は進んできており、住み慣れた地域で、在宅で療養する方が増えてきています。このような中、がん患者さんを支援するために、在宅療養にかかわる医療・介護関係の関係機関同士の十分な連携が求められています。
そこで、このたび北見地域での在宅療養支援やがん診療連携拠点病院をはじめとする医療機関や居宅介護支援事業所等の介護保険サービス事業所職員の皆さま方と、多職種連携を推進するセミナーを開催することとなりました。
本日のセミナー開催にあたり、帝京大学医学部の渡邊先生をはじめ、北海道がんセンターの木川さんも、準備段階から東京、札幌から何度も北見に足を運んでくださり、打ち合わせを行い準備をしてきました。
また、実践報告として、北見赤十字病院の上林先生、オホーツク勤医協北見病院の菊地先生、本間内科医院の本間先生、訪問看護ステーションタッチケアの澁谷所長、ミント調剤薬局の矢作先生、介護支援センターの林さんにもご協力いただき、多方面からのお話を直接聴く貴重な機会となっております。ご協力いただきました関係者の皆さまには、深く感謝申し上げます。
本日は、会場とオンライン合わせて235人の方にご参加いただいております。高齢者が住み慣れた場所で安心して生活できるよう、ご参加の皆さまをはじめ、関係の皆さま方と連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えておりますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
関:それでは、イントロダクション「北見地域のがん患者さん支援の充実に向けて」としまして、帝京大学医学部内科学講座腫瘍内科病院教授の渡邊清高先生からお話しいただきます。渡邊先生、どうぞよろしくお願いいたします。