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北海道のがん患者さん支援の充実に向けて がん治療とソーシャルワーク専門部会研修会 2023
開会あいさつ

佐藤 行広さん(北海道保健福祉部健康安全局地域保健課 がん対策等担当課長)

本日はお忙しい中、本研修会にご参加いただき誠にありがとうございます。開会にあたりまして一言ごあいさつを申し上げます。
ご承知のとおり、がんはわが国の2人に1人がかかり、亡くなる方の4人に1人ががんというまさに国民病といえる病でありまして、道内でも年間約2万人の尊い命が失われております。一方で診断や治療の進歩により、病を患った方がこれまでの生活を続けながら通院で治療を継続し、住み慣れた地域で暮らし続けられるようになってきております。患者の皆さま方が、それぞれ希望に沿った治療や療養生活を実現できるようにするためには、患者さんやご家族の皆さまを支える医療・介護など幅広い関係者の方々が連携し、幅広いニーズに応じたサポート体制をつくり上げていくことが重要となっております。

本研修会では、北海道の患者さん支援にかかわる関係者の皆さまが、がん患者さんとご家族に信頼されるよう皆さまに役に立つ情報を提供し、患者の皆さまの相談に寄り添い、住み慣れた地域で生活できるよう現状の課題などを共有し、必要な支援につなげることを目的としております。この後の講演では、帝京大学医学部の渡邊先生をはじめ道内医療機関のさまざまな立場の方からご講演をいただき、ディスカッションを行うこととしています。
結びになりますが、開催にご尽力いただきました帝京大学の渡邊先生、パネリストの皆さま、北海道医療ソーシャルワーカー協会事務局の皆さま、その他関係者の皆さまに感謝を申し上げますとともに、本研修会がご参加の皆さまにとって有益なものとなりますことをご祈念いたしまして、開会のあいさつとさせていただきます。

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掲載日:2023年03月22日
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