患者さんの気持ちを考えたがん薬物療法 阪神緩和薬物療法ネットワーク学術講演会 2022
閉会あいさつ
私は、阪神緩和薬物療法ネットワークの代表世話人をさせていただいております、市立伊丹病院の薬剤師の千原と申します。本日はウェブで250名近い先生方、手元の資料によりますと、薬剤師の先生が約70%、お医者さんが13%ぐらい、看護師さんが7%ぐらい、その他医療事務や学生さん、もちろん患者さんもご参加いただいておりまして、なかなかこういういろいろな方が一緒に参加できるものはないので、このような貴重な学術講演会を企画して、開催していただきました帝京大学の渡邊先生、市立芦屋病院薬剤科部長の岡本先生、この場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。
また本日、シンポジストとして、保険薬局代表で参加してくださいました徳垣先生、本当にわれわれ薬剤師の中でもわずかなギャップがあるというのも感じておりますし、ぜひ患者さんのために、そういうギャップを埋めつつ、また今後も連携していけたらいいなと思っております。病院薬剤師の代表として堀先生、貴重なコメントをいただきましてありがとうございました。私も病院薬剤師なので、同感する部分がたくさんありまして、本当に患者さんの気持ちは、正直、健康人の私にはわからない部分が多々あると思うんです。でも、わかろうとする姿勢、気持ちが大事かなと思いますので、日ごろそういうふうに心掛けるようにはしているのですが、なかなか患者さんの心の中に入っていくのは難しいとは思いますけれども、今日の桜井先生のような患者さんの本音のお声を聞かせていただきながら、また今後の臨床を、薬剤師として目の前の患者さんにできることを、考えていきたいなと思っております。
本日は遅い時間まで、多くの先生方、ご参加くださいまして誠にありがとうございました。これにて、講演会を終わりたいと思います。ありがとうございました。