住み慣れた地域でがん患者さんを支えるチームづくり 帝京がんセミナー/地域包括ケア懇話会 2019
開会あいさつ
坂本 哲也さん(帝京大学医学部附属病院 病院長)
坂本 哲也さん
本日はお忙しい中、地域包括ケア懇話会にお越しくださってありがとうございます。
この地域包括ケア懇話会は今回で第2回であり、第23回を迎えました帝京がんセミナーとの同時開催となります。
私たちは、高度急性期の特定機能病院としての役割を果たすためには、「地域との連携が何よりも重要」という考えから、今まで病院で働く方々、あるいは診療所の先生方と、さまざまなセミナーをともにして参りました。しかし、この超高齢社会の中で患者さん中心の医療を行っていくためには、医療だけでなく介護・福祉を支える皆さまともきちんと結びついていかなければいけないということで、2018年からこのような会を持たせていただくことになりました。
今回は、「地域のがん患者さんに関してどのように支援をしていくか」ということについて、当地域の医療・介護・福祉関係の皆さまと一緒に考えていきたいと思っています。講義だけではなく、参加いただいた皆さまとのグループワークを通じて今後の方向性を見つけていこうという新しい試みが加わりましたので、私も大変楽しみにしています。ぜひ、それぞれの立場から活発な意見交換をしていただき、終了後の懇親の場まで私たちと場をともにしていただければと思います。今日はよろしくお願いいたします。
掲載日:2020年1月14日