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病態解明 

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早期予測

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根本治療



プロフィール


Ichiro Kawahata

川畑 伊知郎
博士(理学)・博士(薬科学)/ AMED橋渡し(シーズB)研究代表、JST-MASP研究代表

 2009年に東京工業大学生命理工学研究科を修了後、2010年より東北大学大学院薬学研究科助教、2020年同特任准教授、2021年より同先進脳創薬講座を運営、2024年より福島県立医科大学医学部。2022年度および2023年度、東北大学若手リーダー海外派遣プログラム(メルボルン大学フローリー研究所)。パーキンソン病の病態解明と治療薬開発を目指し、ドパミン生合成に必須であるチロシン水酸化酵素のドパミン神経選択的な消失機序の解明や、αシヌクレイノパチーの脂肪酸結合タンパク質依存的な発症機序解明による新たな創薬標的の探索研究に取り組む。またパーキンソン病、レビー小体型認知症、多系統萎縮症を含むレビー小体疾患とアルツハイマー病の病態解明から、その治療応用と治療対象者のスクリーニング技術を開発。これらの成果から、診断・予防・治療の各ステップから脳健康長寿社会の実現を目指す。
Researchmap: https://researchmap.jp/ichiro_kawahata
受賞歴・委員等: 第36回日本薬理学会学術奨励賞、第46回日本脳科学会奨励賞、第17回インテリジェント・コスモス奨励賞、APSBMS Outstanding Research Award、JSNP Excellent Presentation Award for AsCNP、日本薬理学会学術評議員、日本薬理学会次世代の会代表(2024年度ー)、薬学会薬理系薬学部会若手世話人、他。

Kohji Fukunaga

福永 浩司
医学博士・東北大学名誉教授 / AMED融合脳研究代表、AMED橋渡し(シーズB)研究協力、JST-MASP研究協力

 1980 年に熊本大学薬学研究科を修了後、同大学医学部において助手に採用され、1985年に医学博士を取得。1988年から米国バンダービルト大学 HHMI 博士研究員として研鑽を積まれ、1990年には熊本大学医学部講師、1993年には同助教授、さらに2002年には東北大学薬学研究科教授にご就任した。1982年にCaM kinase II (CaMKII)を発見し、精神遅滞のスパイン形成異常におけるCaMKIIの役割、脂肪酸結合タンパク質(FABP)によるドパミンD2受容体の機能調節、FABPによるレビー小体病の発症機構の解明など多くの研究成果をあげた。神経科学に加えて、CaMKIIとFABPを標的としたアルツハイマー病、レビー小体病の治療薬シーズの開発など創薬科学にも貢献した。学会活動では英文誌JPSの編集委員長、理事を長らく務められ、日本の薬理学に多大な貢献をした。創薬事業においてこれまでの研究成果の事業化に取り組んでいる。
Researchmap: https://researchmap.jp/Kohji_Fukunaga
受賞歴・委員等: 第8回日本薬理学会学術奨励賞、熊本医学会奨励賞、Journal of Pharmacological Sciences 編集委員長、日本薬理学会理事、日本脳循環代謝学会理事、日本脳科学会理事、日本NO学会理事、第47回日本脳科学会大会長 他。

Atsuhi Takeda

武田 篤
医学博士・国立仙台西多賀病院院長 / AMED融合脳研究分担、AMED橋渡し(シーズB)研究分担、JST-MASP研究協力

 国立病院機構仙台西多賀病院・院長、脳神経内科専門医。1985年に東北大学医学部を卒業し、1992年に同大学院で医学博士を取得。その後、東北大学病院で講師、准教授を務め、2014年から現職に就任。特にパーキンソン病とその関連疾患の診療と研究に力を注いでおり、重度の嗅覚障害がパーキンソン病における認知症発症を予測することを示した研究で世界的に注目される。また、パーキンソン病治療ガイドラインの改訂にも関わり、2018年版では副委員長を務めた。仙台西多賀病院では、神経変性疾患や筋疾患の診療に加え、最先端の治療法を取り入れたリハビリテーションも行っている。また、患者の生活の質を高めるため、保健・福祉機関との連携を重視し、包括的な医療サービスの提供に尽力している。
Researchmap: https://researchmap.jp/Atsushi_Takeda
受賞歴・委員等: 東北脳血管障害懇話会中村隆賞、井上科学振興財団研究奨励賞、日本神経学会楢林賞、日本神経学会 評議員、日本神経学会 査読委員、パーキンソン病・運動障害疾患コングレス 執行委員、日本パーキンソン病運動障害疾患学会 学会誌編集委員 他。

スタッフ

澤田 渚 ・ 根本 美穂子 ・ 髙橋 希 ・ 川畑 沙緒

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このページは科学研究費助成事業(科研費)、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)橋渡し研究戦略的推進プログラム、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)大学発新産業創出基金事業スタートアップ・エコシステム共創プログラムの研究開発成果を広く社会にお伝えすることにより、国民の皆さまの理解を得ることを目的として運営されております。
CNS Drug Innovation
Main Laboratory
Institute of Biomedical Sciences,
Fukushima Medical University
1 Hikarigaoka, Fukushima 960-1295, Japan
https://researchmap.jp/ichiro_kawahata