埼玉県朝霞市は東京都内を環状に走る山手線の北西部のターミナル、池袋駅から発着する東武東上線にて北西に14キロメートルの道程、電車にて17分のところに位置する人口13万9千人の都市。ベッドタウンであると共に武蔵野の面影を残す林や田畑もみられる。かつては旧陸軍や米軍の基地のあった町であり、現在も陸上自衛隊朝霞駐屯地(自衛隊体育学校を含む)がある。朝霞市にゆかりのある人物としては、歌手・作詞・作曲家の尾崎豊(1965年 - 1992年)、ミュージカル女優・歌手の本田美奈子(1967年 - 2005年)などが知られている。戦後間もない時期には、米軍のキャンプ・ドレイクで渡辺貞夫、フランキー堺、フランク永井、ペギー葉山、江利チエミ、雪村いずみ、ダーク・ダックスなどがステージで歌ったり演奏をしたりしていた。朝霞駅南口広場の一角に2005年11月に急性骨髄性白血病のため他界した本田美奈子を追悼する「本田美奈子.モニュメント」が建立されている。モニュメント前面上部には、本人が病床で書いた直筆の詩『笑顔』と顔写真と経歴が刻まれ、前面下部には「ありがとう。心を込めて...本田美奈子.」というサインが刻まれている(写真)。
なお、学術大会が開かれる東洋大学朝霞キャンパスの最寄り駅は朝霞駅より1つ川越寄りの「朝霞台駅」であり、同駅はJR武蔵野線「北朝霞駅」と乗り換え可能な駅となっている。
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