みんな馬鹿
- 雑事
- by shenquzhai
- 2006/06/01
『自分以外はみんな馬鹿』とかいう新書がベストセラーだそうです。断っておきますが、買ってないのは勿論、手に取ってすらいません。本屋の平積みを眺めただけです。だからこれは批評ではない。
「自分以外はみんな馬鹿」、当たり前じゃないですか。青春のある時期に、そんなことを考えた一瞬は有るでしょう。少なくとも、「とんでもない」という人は、私とは違う種類の人です。ただ、悲しいことにほとんどすぐ次の瞬間には、「自分を含めてみんな馬鹿」と変更せざるを得なくなる。そんな必要がなかったごくごく僅かな人を、天才と呼ぶ。
「おれはやるぜ」
「何を?」
「何かをさ」
紛れもない馬鹿である。しかし、このあと一呼吸おいてニヤリとしていたら、人生という茶番劇の科白としては、そんなに悪くもないかも知れない。みくだしているのではなくてふてくされている
「自分以外はみんな馬鹿」、当たり前じゃないですか。青春のある時期に、そんなことを考えた一瞬は有るでしょう。少なくとも、「とんでもない」という人は、私とは違う種類の人です。ただ、悲しいことにほとんどすぐ次の瞬間には、「自分を含めてみんな馬鹿」と変更せざるを得なくなる。そんな必要がなかったごくごく僅かな人を、天才と呼ぶ。
「おれはやるぜ」
「何を?」
「何かをさ」
紛れもない馬鹿である。しかし、このあと一呼吸おいてニヤリとしていたら、人生という茶番劇の科白としては、そんなに悪くもないかも知れない。みくだしているのではなくてふてくされている
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