戒求仙也
- 雑事
- by shenquzhai
- 2006/04/20
最近そのものずばり『酒牌』という本が山東画報出版社から出て、任渭長の「列仙酒牌」も紹介されている。その中に老子の牌について、白居易の新楽府「海漫漫 戒求仙也」から採られたというのは甚だ良いが、「酒令避清乾隆帝玄燁之諱,改云元元」は腑に落ちない。どちらかというと「玄〃」に見えませんか。つまり老子を玄元皇帝と呼んでいるわけじゃなくて、『道徳経』の五千言を「玄のまた玄なるもの」と言ったんじゃないかね。では、諱を避けなくてよかったのか、というと末筆を缺いているみたいです。もっとも、筆でさらさらと書かれたら、缺いているか缺いてないかの判定には、虫眼鏡が要りそうだけど。
海漫漫
直下無底旁無邊
雲濤煙浪最深處
人傳中有三神山
山上多生不死藥
服之羽化爲天仙
秦皇漢武信此語
方士年年采藥去
蓬萊今古但聞名
煙水茫茫無覓處
海漫漫 風浩浩
眼穿不見蓬萊島
不見蓬萊不敢歸
童男丱女舟中老
徐福文成多誑誕
上元太一虛祈禱
君看驪山頂上茂陵頭
畢竟悲風吹蔓草
何况玄元聖祖五千言
不言藥 不言仙
不言白日昇靑天
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