靈蘭之室 茶餘酒後

   ……休息している閑な時間

幻想中国旅行 校正医書局を訪ねる

北京四日間とか上海四日間とかが2万5千円よりなんて聞くと,ガックリします。勿論,この他にガソリン代がかかるわけだし,あくまでも「より」であって,「まで」のほうは同じ内容で四倍ほどなんだけど。
それにしてもねえ。例えば,校正医書局の昔をしのんで,北宋の都・開封を訪ねるとして,そして中国旅行は貧乏旅行にかぎるとして,自分で組んだら,いや結構な費用がかかると思いますよ。
北京までの航空券は千差万別だけど,季節によってはガソリン代を含めて往復3万円くらいから,有るには有る。開封には飛行場が無いから最寄りの鄭州の新鄭機場まで飛んで,そこから機場巴士(空港バス)で小一時間です。北京→鄭州は690元(1中国元=13日本円くらい?)だそうです。ただし,季節によっては半額で買えるし,日本の旅行社を通せば手数料のほうが高いかも知れない。鄭州に昼過ぎに着く便と,夕方に着く便が有る。午前中に成田を発って,北京で午後3時過ぎに中国国内線に乗り換えて,午後4時半くらいに鄭州着だとすると,開封への移動は次の日にしたほうが良いかもしれない。便利そうな宿ということで,河南民航大酒店なら朝食付きシングルで300元くらい,ひょっとするとダブルでも300元くらい。開封までの移動を高速バスにすれば,せいぜい 20~30元じゃないか。開封の宿は高級なところは一泊550元以上だそうだけど,老城区に在る三星以下の酒店なら150~300元の間。勿論,老城区の三星以下のほうがおもしろそう。伝統は有る,だけど古いから三星というのが見つかれば理想的。その他の費用,例えば食事代なんかは,どうとでもなるけれど,街角の料理屋に入ったほうが楽しそうだし,それならそんなに高いわけがない。
で,大したこと無さそうだけど,どう頑張っても,北京とか上海とかの激安パックにかなうわけがない。貧乏旅行は高くつく。それに,頑張って開封へ行ったって,校正医書局の遺構が有るわけじゃない,と思う。

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