国芳画く
- 雑事
- by shenquzhai
- 2008/07/28
歌川国芳の「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズでも「入臂那吒項充」ですね。
これはもう『通俗忠義水滸伝』あたりの責任ですか。編訳者は儒者の岡島冠山であるとか,いや違うとか。
荻生徂徠に唐話を教授した岡島冠山にして「入臂」とは,いささかお粗末ではないか。もっとも柳里恭『獨寝』に「岡島援之は、長崎にては長左衛門といひし者なり。華音には希なる生れなり。服元喬がいふには、和中の華客なり、といひしも尤なり。学才は余りなしとかや」とあるそうな。
これはもう『通俗忠義水滸伝』あたりの責任ですか。編訳者は儒者の岡島冠山であるとか,いや違うとか。
荻生徂徠に唐話を教授した岡島冠山にして「入臂」とは,いささかお粗末ではないか。もっとも柳里恭『獨寝』に「岡島援之は、長崎にては長左衛門といひし者なり。華音には希なる生れなり。服元喬がいふには、和中の華客なり、といひしも尤なり。学才は余りなしとかや」とあるそうな。
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