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こだまの世界

---倫理学者のふしぎな日記---
洗濯モノヲ風デ飛バサレナイヨウニシマセウ


97年10月後半号

10月後半の主な話題


ご意見のある方は、 kodama@socio.kyoto-u.ac.jpまたはメイルを 送るまで。


10/16/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・朝・

・う〜ん、またよく寝た。昨日は歯医者によって風呂・飲酒禁止令が出さ れたため、銭湯に行けなかった。何日間風呂入ってないかは、とても人には言 えない…。今日の夕方に必ずや行きます。


・お昼過ぎ・

・倫理学入門書読書会の準備。ちょっとお昼ごはん。

・実哲研の版下作りをしなくてはいけない人は家で寝てないで学校に来て 仕事をしなさい。


・夕方・

・ちょっと銭湯へ。


・近くの銭湯がやってなかったので、下宿から北の方にある市営の風呂屋 へ。市営は180円と安い。背中に絵が描いてある老人が多いのでびびる。


・夜・

・読書会終わり(次回から「権利」の巻)。その後、みなで夕ごはんをはむ はむと食べる。

・そろそろ本気で実哲研の版下作業をしないと。明日は一日中これに打ち 込むつもり。しかし今は下宿に戻って寝る。


10/17/97(Friday/vendredi/Freitag)

・昼下がり・

・あれ、文学部のサーバが気絶してるのかな?倫理学のホームページが見れ ない。ぼくのせいではないと思うが…。


・夕方・

・いろいろバックアップをとる。MOディスクが一杯になったので、整理を する。一部データが消えてしまったかも知れない。


・真夜中・

・ベンタム読書会の後、おく○くんとひたすら実哲研の作業。疲れる。


10/18/97(Saturday/samedi/Sonnabend)

・真夜中・

・えんえんと実哲研の作業。いつのまにか独りになってしまった。昨日よ うやく買ったローリングストーンズの新譜を聴きながらアリかハチのごとくせっ せと働く。しかしそろそろ帰って寝るか。


・朝・

・これからロック読書会。そのあと少し実哲研の編集作業をしてから、大 阪にライブを見に行って来る。眠い。


・お昼・

・ロック読書会継続中。風邪の季節到来か。


・昼下がり・

・軽音の部費の納め時だったので、泣く泣く支払う。


・夕方・

・これから大阪に行ってBARKMARKETのライブを見て来る。京都には明朝帰っ て来るつもり。では。○くだくんがんばって。


10/19/97(Sunday/dimanche/Sonntag)

・真夜中・

・時間が遅くなったので京都に戻って来てしまった。

・今まで友達とBARKMARKETとHELMETのライブを観に行ってたわけだが、演 奏も客もすさまじかった。バンドは両方ともヘヴィーだし、客は一部で殴り合 いの喧嘩をし出すわ始終ダイブしてるわで大変。

・ぼくも久しぶりにヘッドバンキングをして首が痛くなった。今は体中が 痛い。耳はなぜか無事だったんだけど。非日常的な雰囲気が味わえてよかった。 やっぱりロックはフルボリュームにして聴かないとその暴力性が楽しめないと 実感。


・さて、下宿に戻って爆睡するか。しかし、大阪は京都に比べて(少なくと も外見上は)変な人が多いので怖いなあ。


・朝・

・朝早く起きて洗濯をする。たまにする早起きは気持ちが良い。背中と腕 が軽く痛む。日頃運動をしてないツケが回って来た。


・昼下がり・

・○くだくんと一緒に、せっせと実哲研の仕事。


10/20/97(Monday/lundi/Montag)

・真夜中・

・実哲研の作業続行中。さすがにすこし疲れて来た。


・3級も5級もい○いさんも○ばやしさんもお○だくんも、みんな帰った。 ぼくもそろそろ帰って寝るか。ああ、疲れた。なんだかたくさん仕事した気に なった。(あ、今いやなことを思い出したが、そいえば実哲研第20号のオンラ イン化の作業もあるんだよなあ…トホホッ)


・朝・

・まともな編集作業をするのは初めてなので、ここ二、 三日でいろいろな言葉を覚えた。

・聞いたことはあってもなんだかわからず、なぜか高笑いする3級を思い出 させる「ゲラ刷り(校正刷り--galley proof)」。

・いつも参考文献を挙げるときにお世話になる「奥付(本の終わりある書名 や著者や出版者などが書いてある部分--colophon/publisher's emblem)」。

・「行きずり」と音が似ているためか、なんだか性的興奮を覚えてしま… あ、うそですうそです、の「抜き刷り(雑誌や本からある論文などを部分的に 抜き出して印刷すること、また、その印刷物--offprint)」。

・これで、もういつでも出版者に就職できます。とか言って。


・夜・

・お昼過ぎまで実哲研の作業。印刷業者に初校を渡す。校正ずりは今週の 金曜日にもらえるらしい。

・それから四コマ目の応用倫理学に出席。お○だくんらが「情報源の秘匿」 の問題を発表したらしい。ぼくがこの情報をどこで入手したのかは秘密。秘匿権。

・その後、恐怖の歯医者。はい大きく口を開けてくださいキュイーンゴリ ゴリゴリゴリガリガリシャーはい口をゆすいでくださいはい口を開けてキュイー ンガリガリガリガリガリガリシャーとやられたが、麻酔注射していないのに、 全然痛くなかった。神経を殺す薬おそるべし。

・終わってから聞いたら、神経を削ってたらしい。神経は削るものではな く、ピンセットかなんかでずるずるひっこ抜くものかと思っていた。脳にささっ ている端っこがピッと抜ける音なんかがして。

・んで、下宿に戻って少し寝てから研究室に来た。実哲研の作業を少しし て、これから晩ごはんを食べに行く。


10/21/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中・

・う〜む、最近何かと忙しい。しかし、科哲の予習をせねばならぬと思い つつギターを弾いてしまう。そのうち近くの研究室からやかましいと苦情が来 るかもしれない。


・ギターを弾きながら(ジョン・)ロック読書会の準備。もう下宿に戻って 寝なきゃ。


・朝・

・朝寝坊。やば。


・夜・

・二コマ目に出て、調子が悪くなって下宿で休む。三コマ目は自主休講し てしまう。申し訳ない。

・しかし、四コマ目には出てクローン問題の発表を聴く。古新聞や古雑誌 を食べてくれるクローン羊とかがいると京都市民はありがたがると思うのだが。 ○くだくん、「パンダはなまけものだから」発言。

・ところで、「スーパーカウ」という名を聞いて、ラン ボルギーニ・カウンタックとか、ポルシェやフェラーリとかを連想するのはぼ くだけだろうか。

・授業が終わった後、ビジネス・エシックスの翻訳がいよいよスタートす るので、翻訳の分担を決める。

・それからようやくロック読書会。相変わらず皆くたびれていた。当然か。

・んで、某○教授、くら○さん、5級、お○だくんと一緒に夕ご飯を食べて きた。ごちそうさまです。


10/22/97(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

・真夜中・

・下宿に戻って寝るべし。それで朝早く起きて倫理学入門書読書会の準備をす るべし。


・といいつつ、まだ研究室にいる。倫理学入門書読書会の次の「自然法」 の巻の準備。

・いや、たしかに今さらレイ・カミングスもウェルズもヴェルヌもないと 思うんですけどね。これは小学生のときに身につけるべき教養だと思うんです けどね。……いーじゃないですかっ。修士に入ってからグルントレーグング読 んだってっ。最近ようやく鶴田某を知ったってっ。どど、どどうせぼくは時代 遅れで学ぶのもとろいですよっ。ふ、ふんっ。いいんだいいんだぼくは大器晩 成するんだ。ふ、ふんっ。


・そろそろ夜明け・

・がんっ。こんな遅くまで残ってしまった。今度こそほんとに下宿に戻っ て寝る。


・昼下がり・

・(案の定)寝坊。三コマ目も眠かった(G. ライルの話)。


・夜・

・ロック読書会終わり。次は第19章の頭から。


・ごはんを食べてから少し寝た。これから明日の読書会の勉強。そいえば 科哲のレポートが再び出た。む、三度目の正直、今度こそがんばらねば。

・ところで、Alan Gewirthは、「ゲワース」と表記する方がより発音に近 いのだろうか、それとも「ジワース」なのだろうか。(あるいは「ヂワース」?) だれか知っていたら教えて下さい。


10/23/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・真夜中・

・うーむ。次に倫理学入門書読書会でやる予定の「自然法」を読むのに3時 間もかかってしまった。そろそろ下宿に戻って寝るか。


・お昼過ぎ・

・寝すぎ。あ、Gewirthは「ゲワース」ですか。どもども。

・うわさでは、狂大脳学部でもついにクローン羊の開発に成功したのだそ うだ(狂大新聞、10月23日号外)。しかも、ぼくが期待したとおり、このクロー ン羊は家の表に出した古新聞・古雑誌をむしゃむしゃと食べてくれるよう改良 されているそうで、このニュースを聞いた京都市民はうれしさのあまり昨日時 代祭を行なったらしい。

・ちなみに、この古新聞・古雑誌を主食にするクローン羊は、以前イギリ スで開発された『ポリー』に対抗して、 『チリー』 と命名されたとか。


・昼下がり・

・読書会の予習。今週はなかなか順調。このまま行けば読書会が始まる前 に喫茶店で漫画を読める。


・夜・

・倫理学入門書読書会。その後、みんなで夕食。それから眠たいながら研 究室に戻って来て、ヒュムの「である」と「べし」の問題とムアの「善は定義 できない(自然主義的誤謬)」の問題がおんなじ話なのかどうかで頭を悩ませる。 頭痛の種、メタ・エシックスを絶滅すべし。


10/24/97(Friday/vendredi/Freitag)

・朝・

・う、今日の晩から月曜の午前中までsocioが落ちるのか。文学部全体も週 末停電らしい(土曜日午前9時から午後5時まで)。下宿で勉強するか。なんだか 不安だな。


・昼下がり・

・二コマ目、三コマ目に出た後、某助○授と「ざ○」という(ブルーズ)喫 茶に行って遅い昼食をとる。ごちそうさまです。

・あれ、アマルティア・センの『合理的な愚か者』(大庭健+川本隆史訳、 勁草書房、1989年)の訳者解説でpleasureを「悦び」と訳してるじゃん (p. 266)。painは「苦痛(あるいは苦しみ)」だけど。ぼくは最近は「快」と 「苦」にしてるんだけどなあ。


・夜・

・歯医者。はい口を開けて下さいギーゴリゴリゴリゴリはい口をゆすいで くださいガラガラガラガラうがいはしないでよろしいあ、すみませんはい口を 開けて下さいギーガリゴリガリガリえ痛いですかガリガリゴリガリ…


・そろそろsocioのサーバが落ちるのではなかろうか。また来週。


・深夜・

・ん、まだ落ちてないな。ベンタム読書会のあと、定食屋さんで『キャプ テン翼』の第一、二巻を読む。絵は下手だが今読んでも非常におもしろい。ジャ ンプも黄金期の作品を一、二本再掲載すれば良いのに。


10/26/97(Sunday/dimanche/Sonntag)

・お昼・

・あれ、もう復活してるのか。うわさでは昨日文学部新館は停電してなかっ たらしい。やられた。まあ、おかげでコンピュータのない平和な一日が送れた が。

・昨日は明け方に下宿に戻って寝て、お昼に起きて本棚を組み立てたり(壁 に寄せずに部屋のど真ん中において前後両方に本を置けるようにした…)、下 宿の屋上でロックを読んだり、ベッド で寝そべってカントを読んだり、夕方についつい寝てしまったり、つ○たさん と喫茶店でロック読書会をしたり、その後下宿に戻ってからはプラトンの『メ ノン』を読んだりしていた。

・今朝は洗濯(♪)。早く起きたのでもう眠い。


・昼下がり・

・ベンタムの勉強。卒論を書いてからしばらくベンタムから遠ざかってい たが、ベンタムMLを始めてから再びず いぶんと身を入れるようになった。善き哉善き哉。

・あ、そいえば昨日修論のタイトルを新たに思い付きましたっ。その名も ずばり、『自然法的誤謬』っ。倫理学者ならばこの名を聞 いただけでむせび泣いて床にひれ伏すタイトルです。多分これ以上優れたタイ トルは思い付かないと思うけど…。


・窓の外。知恩寺の辺りで数十羽の鳩が飛び回っている。空を見上げると 鷹(鷲?)が2匹、凧か何かのようにまさに「滑空」している。

・これからバンドの練習。その前に洗濯ものを取らないと。


・あ〜あ、靴下が片っぽ風で飛んで行ってしまった。ぼくの靴下。とって も大事にしてたのに(うそ)。いまごろは一体どこに。再び会える日は来るのか。


10/27/97(Monday/lundi/Montag)

・お昼過ぎ・

・昨日富田で買った古本とか。


・昼下がり・

・三コマ目に出る。眠いので一度下宿に戻って寝ます。それから歯医者。

・明日は科哲のレポートを出さないといけないが、まだ指一本触れていな い。ばかばか昨日までのおれのばか。うう。今日は徹夜になるかも…。


・夜・

・歯医者(970円)。unixのコマンドを少し覚える。(いつまで経っても呪文を あまり覚えないぐうたら魔法使いなのであった…)

・プラトンの『メノン』再読。

・倫理学者は「道徳に関する学問をする人」だが、「自らが徳を身に付け、 かつ他人にも徳を教えることができる人」ではないのは確かであろう。(たと えるなら、法学者にとっての弁護士や裁判官がいない状況といえるか)

・しかし、正義や知恵や勇気などの徳を体系的に教える学問分野(学問分野 というよりは、道徳専門学校か)があると面白いと思う。『徳の身に付け方マ ニュアル』とか。あ、こんな本は巷にいくらでもあるか。


10/28/97(Tuesday/mardi/Dienstag)

・真夜中・

・だああああっ。ま、まま、まだ科哲のレポートが一行も書けてないよおっ。 こ、こここ、殺されるっ。あの人に殺されるっ。ひいいいっ。


・まだ全然手付かずなんだけど(とりあえず要約する部分を読み返しはした)、 一度下宿に戻って寝て来る。寝坊したらシベリアに高飛びするつもり。まさか あの人もそこまで追っては来まい。


・早朝・

・アサーッッッ。レポートーッッッ。(0%完成)


・お昼・

・ふーーーーーーーーーーーっ。なんとか出せました。 科哲のレポート

・授業が始まる5分前にとりあえず完成したので、急いでプリントアウトし て、エレベータが来ないので8階分の階段を落ちるようにして降り、東館の階 段を3階まで忍者のように昇って、ぎりぎりで授業前に到着しました。遅刻す ると大変なのだそうです…。

・しかし、時間がなかったために字数が30字ほど超過してしまい、しかも よせばいいのに馬鹿正直に「以上2034字」と明記してしまって、これがために 減点されるのは必至。ああ、ばかばかおれのばか。


・夜・

・三コマ目(情報アクセス権)、四コマ目(『メノン』)、ロック読書会、終 わり。疲れた。眠い。死ぬ。


・夕ごはん。やっと人心地が付いた。足が筋肉痛…(階段を昇り降りしただ けで)。

・むむ。頭がちっとも働かない。やはり下宿に戻って寝るか。


・真夜中・

・なぜかベンタムの勉強。真面目。しかしもう帰る。


10/29/97(Wednesday/mercredi/Mittwoch)

・昼下がり・

・ひたすら眠い。明日から知恩寺(京大本部北)で古本市が始まるみたい。 なんかもうやってる気もするんだけど。(あとで見に行ってみよう)


・夕方・

・これからロック読書会。眠いが。


10/30/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・真夜中・

・ロック読書会の後、少し寝て、晩に目覚めて研究室に来る。明日の読書 会の準備。

・久しぶりに3級を拝見する。倫理学入門書読書会でも使っているピタ・シ ンガPeter Singer編の『コンパニオン・トゥ・エシックス』の翻訳が欲しいな あ、作ろうか、などと話す。


actionとpassion

・あ、そいえば、昨日のロック読書会でさ、active powerとpassive powerっ てのが出て来てね、ええと、前者は大槻訳では能動的力能って訳され、総合人 間学部の某先生訳では能動的能力って訳すそうですが、ぼくとしては能動的力 と受動的力がわかりやすくていいと思うけど、ええとまあ、簡単に言えば能動 的力っていうのが変化を作る力で、受動的力っていうのが変化を被る力なの。

・そこでたとえば、「火は金を溶かす能動的力を持っている」とか「金は 溶かされる力を持っている」とかいうわけです。あはは。なんだかおかしいよ ね。ロック先生に言わせれば「ジャイアンはのび太を泣かせる力を持っている」 し、「のび太はジャイアンに泣かされる力を持っている」わけです。

・ま、それはともかく、この二つの区別に対応して、actionとpassionとい う言葉も用いられててね、それぞれやっぱり「能動(作用)」と「受動(作用)」 と訳されるわけです。たとえば、ビリヤードのスティックで玉を突くと玉が転 がるけど、その玉の動きは正確にはactionじゃなくてpassionなんです。(ま、 実はビリヤードのスティックが動かされることもactionではなくてpassionっ てことになるんだけど、それは置いておきましょう)

・なんか変な感じもするけど、なるほどという気もするよね。passionって いうとどうしても「情念」とか「情熱」とか、はたまた「受難」とかを思い浮 かべちゃうけど、あ、まあこれはこれで、全部「受動的」という含みを持つわ けですが、詳しくは辞書で語源を調べてください。

・いや、ぼくが言いたかったのは、actionとpassionが対応する語として使 われてるのが面白いなあ、ということだけだったんですけど、長くなっちゃい ましたね。


・もうすぐ暁・

・そろそろ銭湯に行かないと、みんなに避けられるかも…。

・読書会の準備、ほぼ完了。研究室に暖房も入って、快適。


・お昼過ぎ・

・あ〜、疲れたっ。行って来ました、古本祭。朝、にわか雨が降ってどう なるかと心配したけど、幸いすぐに止んでくれたのでお昼過ぎまでかかって一 通り見て来れました。11月3日まであるし、また行こうっと。


・うわっ、空が白んできた。寝るべしっ。寝るべしっ。


・夕方・

・ものすごく眠い。二時間しか寝てないもんな。


・夜・

・倫理学入門書読書会終わり(次回で「権利」の巻終わり)。自己正当化と 自明はどう違うのか、という問題などで紛糾。その後でごはん。

・今日買った 。 あらら、えらく時間かかっちゃった。もう帰って寝よっと。


10/31/97(Friday/vendredi/Freitag)

・朝・

・久しぶりにドイツ語の勉強。ちゃんとやらなきゃ。


・夕方・

・授業が終わってから、某助○授と一緒に古本市に行って来た。また少し 要らない を買ってしまう。

・そいえば、昨日買った本に入っていた星新一の「解放の時代」(筒井康隆 編、『'60年代日本SFベスト集成』)という作品を読んでびっくり。

・ここっ、こんな作品も書くのかっ、と改めてその才能に感嘆した。しか も彼の唯一のポルノ作品であるらしい(といっても別にいやらしい話ではない が)。

・夜から読書会なので、一度下宿に戻って家賃を払って寝てくる。


・夜・

・少し寝てきた。超絶眠かったがなんとか起きて来る。


・ベンタム読書会終わり。


・真夜中・

・キムチ鍋を食しつつ、『カムイ外伝』(第4巻)などを読む。ああ、抜け忍っ てダンディだよなあ。ぼくもやろうかな。「抜け倫」。


Satoshi Kodama
kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp
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Last modified: Fri Jan 22 07:37:30 JST 1999