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KODAMA'S (NEW) WORLD

Sustainable development is not yet a central concern for this [British] government. Most of Tony Blair's advisers still see economic paradigm for the future, social inclusion, public health, global security and real improvements in people's quality of life and well-being. In short, it's very much one of those elusive "big ideas" -- a great deal bigger in fact than any of the anaemic successors to the short-lived "Third Way".

---Jonathon Porritt, `Sustainable vision'


昨日 / 明日 / 2016年9月 / 最新 / はてな

この日の出来事


25/Sep/2016 (Sunday)

死刑廃止論、某研究会30周年など

夜中

昨晩は咳が止まらず一度起きる。しばらく某原稿を書く作業。 それから再び寝て、少し遅めに起床。

朝、シャワー、シリアル、朝刊。

死刑を廃止すべきか (その1)」を公開する。続く予定。 約20年前にも同じようなことを考えていたようだ

午前中は大学へ行き、某報告の準備など。

お昼にタクシーで七条に移動。コンビニでのど飴などを買って某大学へ。

某研究会。30周年ということで、某先生らがお話になる。 いろいろ参考になると同時に、アイデンティティを確認。ナラティブだなあ。

私も某企画について報告。いろいろご意見をいただく。

夜、四条に移動して、某菊水で立食のパーティ。歓談。 一次会で解散して歩いて帰宅。

夜中、娘とシャワー。もう寝るべし。


25/Sep/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

健康診断など

定時起床。髭剃り、ゴミ出し、朝食、朝刊。快晴。

午前中は大学で某君に手伝ってもらって雑用。時計台で行われていた健康診断 も行く。最終日のせいか混んでいたが一時間ほどで終了。お昼は某外国人と三 人でカンフォーラ。そのあと、某外国人の名刺作成を手伝う。

お昼すぎ、某翻訳作業。ようやくあと一章。昼下がり、某研究相談。夕方、某 論文を書く作業を少し始めたが時間切れ。

夜、娘を保育園に迎えに行き、夕食、風呂。夜中、娘の寝かしつけに今日も苦 労する。さっさと寝よう。

なんか体調が落ちてきたと思ったら、どうも一昨日の水泳の疲れのようだ。中 年。


25/Sep/2012 (Tuesday/mardi/Dienstag)

某氏にコメントしてもらう

定時起床。髭剃り、朝食、朝刊。

(平熱に戻った)娘を保育園に送ったあと、本三駅前の某喫茶店でしばらくメー ルの返事など。それから大学に行き、某氏と某打ち合わせ。

お昼は某氏と某レストランで。雑談をしたあと、こないだのロールズ論文につ いてコメントをいただく。感謝。

昼下がり、某翻訳作業。それから夕方まで某ミーティング。

夕方、プールに行こうと思ったが雑用をしていると時間切れになったので某氏 の論文にコメントする作業。reciprocity.

夜、帰宅して夕食。早めに娘とシャワー。

夜中、食器を洗ってからいろいろ作業。明日は早いので週アスを読んだら寝よう。


25/Sep/2011 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

少し遅めに起きる。シリアル、シャワー。

お昼から大学に行って勉強しようかと思っていたが、 某妻が新宿に迎えに来てくれというので、昼下がりに迎えに行く。 ついでに、某百貨店で子ども用のバギーを見る。わたしの自転車より高い。

巣鴨に寄ってから帰宅。しばらく娘の相手をして、ちょっとソファで寝る。 それから某翻訳作業。

夜、夕食。そのあと、急いで某娘を風呂に入れる。

夜中、某オンライン研究会。終了後、食器を洗う。

真夜中、某翻訳のチェックをして、一章分、某編集者に送る。 いろいろ〆切がやばい。 10月になると、講義やら学会やらでさらに大変になるし、 パニックにならないように気を付けよう。深呼吸、深呼吸。


25/Sep/2010 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

朝、ゴミを出してから二度寝。お昼前に起きる。シリアル、新聞、シャワー。

お昼すぎに大学へ。天気が良いので、学内のオープンカフェで遅めの昼食。 良い知らせ二件。

昼下がり、雑用と仕事。

夕方、某院生の研究指導を少し。

夜、プールで30分ほど泳ぐ。それから白山の喫茶店で一服し、帰宅。

夕食後、しばらくiPadでYouTubeを見たり。

夜中、某研究会の報告要旨を書いて事務局の某先生にメール。

真夜中、某妻と一緒に 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 を観る。嘘をつくのが苦手なせいか、 主人公が嘘をついているのを見ていられなかった。 観るのは二度目だが、よくできた映画。B+


25/Sep/2009 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

朝、少し遅めに起床。髭剃り。何も食べずに大学へ。

午前中は健康診断。血圧115/66、視力右1.0左0.6(メガネ)。 そろそろまたメガネを変えないといけないか。 1時間ちょいで無事に終わる。

生協で弁当を買って研究室へ。昼食をとってから少し寝袋。 それから某予習。

昼下がりから某先生らと某相談。夕方まで。

夕方、研究室に戻ってからXOOPS CUBEなど少し勉強。 それからまた寝袋。

日が暮れたころから1時間ほど功利主義アワー。

夜、帰宅して夕食。新聞。ソファでまた寝る。 ゴキブリが出たという某妻の短い叫びで起きる。 なんとか退治。(←某妻ではなく、ゴキブリを)

夜中、少しWiiをしてから功利主義アワー。シュニーウィンド(ネ申)。

真夜中、少しWiiをして汗をかき、シャワー。もう寝ないと。

それにしても、規則的生活だな。 調子の良い証拠だが、これ以上、日課を増やさないように注意しよう。


25/Sep/2008 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼前

朝、ゴミ出ししてから二度寝してしまう。すっかり堕落。 しかし、よく寝たので調子はよい。シャワー、朝食、朝刊。

お昼前に大学へ。

先日の新聞でスポーツ選手のメンタルトレーニングの話があったが、 哲学者にもメンタルトレーニングが必要なのではないか。 大講義室に入るときにはテーマソングが流れるとかなんとか。

以下、そのうち勉強しよう。

夜中

お昼、某ランチョンセミナー。moral repugnanceについて、論文紹介をする。

お昼すぎ、某面接。昼下がり、某業者と某相談。 そのあと、学内の喫茶店で某学生の研究相談。

夕方、部屋の片付け。たまった資料を捨てる作業。 ほとんどの資料は必要ないんだよな。 今後はなるべく溜めないようにしよう。

夜、ジムのプールで30分ほど泳ぐ。平泳ぎの練習をするようになって、 初めて背筋というものの存在を感じるようになった。 身体についていろいろ発見しつつある。 帰り際、知り合いの学生二人に会う。

帰宅後、夕食、夕刊。それからソファで死んだように寝る。

真夜中

夜中、二階の勉強部屋で雑用。少しだけ勉強。 引越しで落ち着かないせいか、最近やる気がないようだ。


25/Sep/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

お昼前

夜更ししたため、少し寝坊する。シャワー、朝食、朝刊。 だいぶ遅れて出勤。

真夜中

午前中は雑用。お昼は某ランチョン・セミナー。京都の某研究会の様子など。

お昼すぎから某ミーティング。某名誉教授も某院生の発表を聞きに来られる。 昼下がり、その某院生と学内の某スタバで反省会をしていると、 某妻から「家の鍵がなくて入れない」とSOSの電話。 家で用事をすることにして、早目に帰宅。

某妻のかわりに玄関の鍵を開けると、某妻が、 鍵を忘れるのはオレが玄関で見送るため、 自分で鍵をかけないからだと言われたので、 今度から見送らないようにしようと固く誓う(ウソ)。

夜、夕刊を読んでから夕御飯。そのあと、 テレビのニュース(福田内閣内定)を見てから少し寝る。 夜中、非常勤の準備をしたくないのでしばらく読書。

真夜中になってようやく明日の非常勤の準備。 水曜の非常勤は昨年のパワーポイントがあるのでまだ準備は楽。 問題は金曜日。どうしようか…。


25/Sep/2006 (Monday/lundi/Montag)

昼下がりに帰国し、さきほど無事に帰宅。

昨日のこと。

夜2

洗濯。プールと散髪はどちらも時間切れ。

ちょっと寝たら、さまざまな〆切を守るべく邁進しなければ。

真夜中

少し寝て、真夜中に目覚めてしまう。


25/Sep/2005 (Sunday/dimanche/Sonntag)

早起き。シャワーを浴びたらチェックアウトしなければ。

帰宅。今日やったこと。

真夜中

夜、後楽園で蕎麦。 そのあと、マンガ喫茶に行き、名古屋の某氏に勧められた『殺し屋一』 を全十巻読む。変態的内容の、よくできた作品。 こういう漫画を圧倒的な画力と余裕を持って書き切るというのはすごいなあ。

帰宅。またタバコ臭くなってしまった。あそこに行くのはなるべく避けること。

Love Actuallyのサントラに入っていた曲。 前々から訳してみたかったのだが、久しぶりに聴いたので。

Trouble With Love Is

愛はたしかに素敵なもの
その喜びは否定できない
多くの花とダイヤの指輪
次々出てくる夢とおとぎ話

恋愛をすると交響曲が聞こえてくる
世界のみんなに見せつけたくなる
だけど薬と同じで盲目となり
毎回かならずだまされる

愛することの問題は
胸が奥まで引き裂かれること
ウソとわかってても信じてしまうこと
プライドがずたずたされること

愛することの問題は
落ちてく速さは問題にならないこと
その力には抵抗できない
ほら、自分ではどうにもならないでしょう?

昔はわたしもバカだった
規則を守って恋愛してた
今や世界は青に染まった
悲しみは多いけど賢くなった

恋愛は二度としないと誓った
傷ついた心は治らないと思った
恋愛は苦しいばかりで割に合わないって
するとまた恋愛のお呼びがかかってくる

愛することの問題は
胸が奥まで引き裂かれること
ウソとわかってても信じてしまうこと
プライドがずたずたになること

愛することの問題は
落ちてく速さは問題にならないこと
その力には抵抗できない
ほら、自分ではどうにもならないでしょう?

声をかけられて振り向くと
今度こそ大丈夫だと思ってしまう
愛を求めるたびに失意に終わる
何度も同じことの繰り返し

悲しい物語はいつも同じ終わり方
大雨の中で立ちつくす役ばかり
何をやってみたとしても
いつも胸が引き裂かれるだけ

愛することの問題は
胸が奥まで引き裂かれること
ウソとわかってても信じてしまうこと
プライドがずたずたになること

愛することの問題は
(愛は心の中、魂の中にある)
落ちてく速さは問題にならないこと
(まったくコントロールできなくなる)
その力には抵抗できない
ほら、自分ではどうにもならないでしょう?

---Kelly Clarkson

真夜中2

たまっていたニュースを見る。新聞も読まないとなあ。 今日のニュース。


25/Sep/2004 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

昨晩のこと。

起きてからしばらく某翻訳。一向に進まない。 誰か他の人にやってもらいたいものだ。 もう翻訳は当分引き受けないようにしなければ、 ただでさえ短い人生がますます短くなってしまう。

しかし、この本やよく誤字脱字や変なセンテンスがあるので、 しょっちゅう筆者にメールしなければならない。 向こうも大概迷惑だと思うが、 こちらもなるべく意味不明の翻訳にはしたくないのでしょうがない。

ひさしぶりにジミヘンの`Voodoo Chile'を聴いてしびれる。 あらためてジミヘンとジェフベックは天才だと思う。

う、月曜日には政治哲学の勉強会もあったか。 この発表の準備もしなければ。

早朝

つい3時間ほどマンガ喫茶に行き、帰宅。

夕方

お昼すぎに起きたが、ぐずぐずして中々外に出れず。 気分転換に散歩でもすればよかったのだが。

夕方

ようやく大学に来る。

cyber-slacker: 仕事中にインターネットを使って ポルノや株式情報やスポーツ情報をみたり、 友人とチャットをしたりする人。 労働生産性が低下すると懸念されている。 しかも自分ではデスクに座って仕事をしているつもりの場合が多いので始末が悪い。

新聞を読んだり、DVDを焼いたりしているとすっかり遅くなる。 近くの弁当屋で夕食を買ってきて食べる。本郷三丁目の交差点のあたりでは 祭りをやっているようだ。

全国の母親たち、父親たち、聞くがよい
自分にわからないことを批判するのはやめるがよい
息子や娘は君らの手には負えないのだ
旧い道は急速に古びつつある
手を貸すことができないのなら
新しい道の邪魔にならないようにしなさい
そう、時代は変わりつつあるのだから
---Bob Dylan, The Times They Are A-Changin'

夜2

某氏に手伝ってもらい、 リファレンスルームの新聞の切り抜きを少し整理。

眠い。そういえば、腰から下が筋肉痛になっている。走ったせいと、 バドミントンでがんばったせいか。


25/Sep/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中 (午前)

京都の某氏と長電話。

夜明け

結局朝までかかってマクダウエルを読む。 談合の勉強をせにゃならんのに。う〜ん。

遅寝早起き。生ゴミを出す。

昼下がり

二度寝してしまう。多摩のセミナーに出たかったのだが、 また休んでしまった。

たまっている食器を洗いながら、 「談合について倫理学者が語れることは何だろうか。あるいは、 語りえないものについては沈黙しなければならないのだろうか」 という書き出しを考える。意味不明だが、 「談合」の部分を変えることによって応用の利く出だしである。

それはともかく、談合についての素人に、何ができるのか。 談合についての専門家の意見を紹介したり、 長野県の取組みを紹介したり、 新しい官製談合防止法について紹介したりすることもできるが、 それだと(それだけだと)質の悪い学生のレポートと変わらない。 どうも、こないだのボクシングのように、 談合についての人々の意見に見られる誤った推論を指摘するというのが 良いように思えてきたが、どうすべきか。

・(倫理学的な思考法について) たとえば宮城県知事の浅野史郎が「談合は悪ではなく、犯罪です」 と言ったりしているが、 これは順法的あるいは常識的という意味で倫理的(道徳的)な主張であっても、 倫理学的に考えているとは言えない。倫理学的には、 「入札談合や官製談合は現在、法によって禁止されていたり、 人々に批判されていたりするが、本当に不正なことなのだろうか」 と尋ねることであり、 その結果社会の通念からすると「反道徳的」な結論が導かれることもある。

・(価値の負荷された言葉について) 「談合が悪なのはあたりまえ。丸投げが悪なのと同じ」。 「談合は善いものである」「丸投げは善いものである」 というのが、一見して矛盾しているように見える一つの理由は、 「談合」や「丸投げ」という言葉がすでに悪いイメージを持っている (マイナスの価値が付与されている)から。言いかえると、 それらは多くの場合、何かを非難する文脈において使われるからである。 たとえば、「前首相は密室談合によって決められた」とか、 「あの首相はすべて丸投げにする」というのは、非難の気持ちがこもっており、 「談合」や「丸投げ」という言葉にはそれ自体にマイナスの価値が 含まれていると言える。 多くの差別語にはこのようなマイナスの価値が含まれているため、 これを避けるために別のより中立的な語、価値が付与されていない語によって 置きかえられたりする(精神分裂病→統合失調症)。 ここで「談合」を別の言葉に置きかえるのは面倒なので、 そのまま使うが、この点に注意して議論すべきである。 すなわち、「談合」の悪いイメージは「かっこに入れて」おいて、 談合が本当に悪いのかどうか検討する必要がある。

・(言葉の意味の共通理解が必要であることについて) 談合の倫理性について考えるにあたっては、 上のようにマイナスの価値をひとまず保留した上で、 検討しなければならないが、次に問題になるのは、 その定義である。仮に今、「合談」という言葉をわたしが作ったとして、 「合談は悪いのですか」と尋ねたとしても、 あなたは「合談の意味がわからなければ、その質問に答えられません」 と言うだろう。哲学者と呼ばれる民族は、 しばしば、「Aについてどう思いますか」のように質問されたとき、 「それはAの意味によるね」と答えることで知られているが、 これは単にきどっているわけではなく、 言葉の意味についての共通理解がないままに議論すると、 実は意見が相違しているのに合意したり、 逆に意見が一致しているのに無駄に論争したりすることに気付いているからである。

・(「説得的定義」について→スティーブンソン参照) しかし、倫理的な議論においてもっとも紛糾するのは、 この議論をめぐる争いであり、倫理学的な考察では、 ここをときほぐしてやる必要がある。 たとえば、談合を支持する人からは、 「談合は民主的な話し合いによる合意であるから、不正ではない」 という発言をしばしば耳にするが、 これはなるほど談合の一側面を切りとった定義かもしれないが、 部屋をきれいに見せるために汚ないものは押し入れにしまってしまうような 一面的な定義でもある。 これに対して、談合を批判する人からは、 「談合は話し合いだけでなく、しばしば暴力や贈賄をも含む。 また、一部の関係者以外は排除されるので、民主的でもない。 したがって、不正である」 と言うかもしれない。この二つの見解では、 あきらかに談合についての考え方が違うか、 あるいは、自分の都合の良いように、談合を定義していると言える。 うんぬん。

・(良い談合と悪い談合の区別による正当化) 「贈賄や暴力を含む談合は、悪い談合であり、そうでない、 官製談合を含まない地元の中小業者の助け合いは良い談合である」

・(談合を支持する他の代表的な見解) 「談合(や丸投げ)は、持ちつ持たれつ(共存共栄)を可能にする、 日本の伝統的な解決策である。 米国流の自由競争が万能であるわけではない」 「談合はワークシェアリングである」 「自由競争は結果的にダンピングを生じさせたり、手抜き工事を生みだしたりする」 「談合は農家の保護政策と同様、土木建築業の保護政策である」 「談合をしても予算価格内に収まっているなら、 市民の税金を無駄遣いすることにはならない。自由競争によって得られた最低価格が、 かならずしも適正価格であるわけではない」 「談合は何をしようと、なくならない」

・(談合を批判する代表的な見解) 「談合は悪しき結果の平等主義であり、機会の平等を阻害している」 「談合は市民の税金を無駄遣いしている」 「談合は社会主義である」 「電子入札によって談合はなくせる」

というようなことを考えていたが、とにかくもっと勉強しなくてはいけない。

というようなことを書いていたら、 某大学に行く時間もなくなった。明日朝、かならず行こう。

新聞の集金が来たが、あいにく手持ちがなかったのでまた来てもらうことにした。 もうしわけない、というか、恥ずかしい。

あ、水道料金の払い込み期限が昨日で終わっている。しまった。

10月1日(水)から6日(月)まで、 早稲田青空古本祭だそうだ。 時間があれば一日くらい行ってみるか。

真夜中

夕方から某スタバ。閉店までベンタムの勉強。腹が減ったので、ピタを食べる。


25/Sep/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

早寝してよく寝る。洗濯、シリアル。

ThinkPadにRealOne Playerを入れたら、また音がおかしくなった。 同じことを何度もやってる気がする。

昼下がり

某編集会議用の勉強。腹減った。

シャワー。

昼下がり2

下宿の近くにできたてんぷら屋で天丼ともりそば。そばは今ひとつだが、 天丼はそこそこ。C+。

食事をしながら、 アルゼンチンで犯罪が増えている(警察も頼りにならない)という記事と、 バイエルン州ではシュトイバー率いるCSUが絶大な人気を持っているという (総選挙前の古い)記事を読む。

大学に来る。

夕方

某君に名刺を作ってもらう。深謝。

某編集委員会用の記事。 今回も少ない。

明日の授業の準備を途中までして、大学を出る。 某君と一緒に、先日行ったイタリア料理屋で食事。たらふく食べる。

一度下宿に戻ってから、某ショッピングモールに行く。 しばらく本屋で新書を立ち読み。英語の授業を始めるせいか、 英語関係の本が目につく。というか、 新書には英語関係の本がやたらと多い。そんなに需要があるのか。

買物をしてから下宿に戻ってくる。自炊リハビリのために、 とりあえず米と納豆と卵を買ってくる。

机に向かっている時間…6.5hr
今日の勉強時間…5.5hr
マルクス係数…0


25/Sep/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

よく寝る。

以下ちょっと走り書き。

米国テロに関する産経の社説

昨日の産経の社説(主張 テロに武力行使は当然)は極端で考えさせられる。 要約すると、 今回のテロ事件に対して米国にも非があるとする「日本のゆがんだ一部論調」は オウム真理教のサリン事件を 「このような事件を生み出した社会にも責任がある」 と擁護するような誤った見方で、テロを根絶するのは当然のことだ、 と主張している。

しかし、察するに、日本の「ゆがんだ」論者にしても、 テロの根絶という目標を否定しているわけではなく、 その手段を非難しているのではないのか。 イスラエルがパレスティナを攻撃すればするほど イスラエルで自爆テロが起きることについては 目に見えて明らかである。 先のモスクワの自爆テロにしても、 ロシアのチェチェン侵攻が原因だとされている。 テロに対してさらなる武力攻撃をしても、 根本的な解決にはならないというのが産経の社説が「ゆがんだ」 と形容する論調の言わんとするところではないのか。

また、オウムとの類推がどこまで成り立つのかも不明だ。 たしかに両者とも無差別テロの事例だ。 しかし、オウムの場合は「警察が強制捜査」をしたと述べられているが、 今回のアフガン侵攻を警察の強制捜査と同列に語ることはできるだろうか。 むしろ、ビンラーディンとその組織を壊滅させるという目的で 米国が今やろうとしているのは、オウムのこれ以上の犯罪を防ぐ目的で オウムが隠れている町ごと爆撃するようなものではないのか。

さらに、産経は、米国のやらんとしていることは「正義」を貫徹することであり、 「報復」や「復讐」といったものではないと強調している。

ブッシュ大統領らは議会演説でも他の政策表明でも「報復」「復讐」「目には 目を」という言葉は一度も使っていない。無差別な大量の殺害と破壊をもたら すテロという犯罪を裁き、その組織や温床を根絶すると言明しているのだ。暴 力、武力の行使そのものであるテロリズムの防止や抑止には物理的な強制力の 行使を排せるはずがない。

しかし、州知事時代のブッシュの死刑執行の歴史、 そしてオクラホマ・ボマーを処刑したときの 「正義がなされた」という言明から ブッシュの大好きな「正義」という言葉が、 「目には目を」という応報的正義であることは明らかだと思われる。 応報的正義が一概に悪いとは思わないが、 テロ根絶の目的でアフガンの一般市民を巻き添えにしたりすることは 可能なかぎり避けるべきであるし、 それより何にも増して、 この「正義」によってテロ組織や温床が根絶できるのかという疑問がある。 オクラホマ・ボマーはもう生まれないかもしれないが、 多くの論者が言うように、 一人のビンラーディンの息の根を止めてもテロを根絶はできないだろう。 米国がテロを根絶するために考えるべきことは、 応報ではなく、イスラム教圏との付き合い方である。

まとめると、この産経の社説に対する反論は、 「日本の一部の「ゆがんだ」論者は、 テロが正当化されると論じているわけではなく、 テロを根絶するために米国がとろうとしている手段に問題があると 主張していると考えられる」というものである。

お昼

午前中は洗濯をしたり、ツナサラダを作って食べたり。 ヘアのMoral Thinkingの第二章も読む。

ヘアもロスのように直観レベルにおける「一見自明な義務または原則」を認めるが、 ロスのような直観主義者が二つ以上の義務が衝突したときの解決策を 講じていないのに対し、 ヘアは批判レベルにおいて(行為)功利主義を用いて義務の調停を行なおうとする。 批判レベルでなぜ功利主義が用いられるのかについては第二部まで待つ 必要があるようだ。

夕方

帰国以来はじめて授業に出る。おわりに自己紹介をやらされる。 いや、こういうこともあろうかと思って準備しておいたのだが。

関倫の論文のテーマがようやく決まったので、 今夜から書き出すこと。


25/Sep/2000 (Monday/lundi/Montag)

記載なし。


09/25/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

昼下がり

昨夜は、少し気分が沈みはじめていたので、ビデオ屋で『バンディッツ』 という映画を借りて下宿に戻る。

真夜中、『バンディッツ』を観る。ドイツ映画。 バンドをやっている囚人(女性4人)が脱獄し、 警察に追われながらもゲリラ的にライブをやって一躍有名になる、 という筋書き。いろいろドラマがあっておもしろいし、 特に最後のライブシーンはカッコよくて感動する。B+。 (ハリウッドでリメイクが作られるらしい)

見終わったあと、 バンドがカヴァーしていたAll Along the Watchtowerをコピーしてみる。 この曲もカッコいい。

お昼に起きてシャワーを浴び、某喫茶店へ。ピラフセット。 それからルネで買いもの。 本を買うお金がまだ使えることがわかったので、 うれしくなって大量に購入する。

その他に、『AB・ROAD WEST』(リクルート)なども購入。 英国旅行に行くならさっさとチケットを買わねば。


某所で行なわれた情報倫理学研究会に参加。 某さんのフィルタリングの話と、 某さんのヴァーチャルリアリティの話。 そのうちコメントを書かされることになりそうだ。

さて、『実践哲学研究』を書くために今日から山に籠るか。 みなさん、追わないでください。 授業に出てこなくても怒らないでください。


某師匠と食事。場所は先日行ったばかりの某お好み焼き屋 :-) 研究室内の学生とばかり読書会していないで、 他所の研究室にでも行って喧嘩売ってこい、と叱られる。 おっしゃるとおりです。

さて、山に行くか。


今日やったこと


09/25/98(Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

某E研で勉強。 ローゼン氏の論文などを読んでいる。 ああ、やることがいっぱい。


3回生の某君もウェブサイトを開設したそうなので、 リンクを貼っておく。 結構おもしろい。


研究室のソファで爆睡。汗をかく。


09/25/97(Thursday/jeudi/Donnerstag)

・真夜中・

・あらら。もう木曜日。矢のように飛んで行きますな。これから今日の夜に行 なわれる倫理学入門書読書会のお勉強。


・う、進まない。ちょっと夜食兼読書をば…。


・定食屋で煮込みうどんを食べながら、『お〜い竜馬』15巻、16巻を読む。い ろいろと考えさせられる。


・そろそろ夜明け・

・うう、読書会の準備にえらい時間がかかってしまった。金曜のドイツ語の予 習もせにゃあかんのに。が、とりあえず下宿に戻って寝ましょ。

・あ、昨日哲閲で借りてコピーした論文、二つ。

・まだ読んでいないが、読んだらきちんと書評を書いて行くことにしよう。


・昼下がり・

・不覚。また寝すぎた。涼しくなって寝やすいんだからしょうがない。夜空も 綺麗になって来たし。


・夕方・

・倫理学入門書読書会で次に読む『徳理論』の予習をする。どこかで読んだよ うな文章が出て来てニヤリとする。


徳理論について

・徳理論(徳倫理)のキーワードは、性格characterです。徳理論を支持する人 は皆、(性格が悪いので)、日々性格の向上を目指しています。自分の持つ可能 性の実現を目指すタイプの道徳と言えますね。こういうのを倫理学用語では 「自己実現」型道徳とか、「完成」型道徳と言います。

・たとえば、この手の人は「勇敢な人間になれ」とか「知恵のある人間になれ」 と命じるわけです。みんな理想に向かって突き進むのです。

・さて、徳理論の擁護者は、「功利主義やカント的な義務論では、『わたしは どのような性格の人間になるべきか』という、われわれにとって本当に重要な 問題が問われていない」と批判して来ます。よくある批判ですね。彼らに言わ せれば、功利主義者は快楽追求ロボットで、義務論者は規則フェチの変態だ、 ということになります。

・けど、ぼくに言わせれば、徳理論なんて何っにも役に立ちません。これは実 現不可能な理想を文学的に表現することによって人を惑わすだけの無用の理論 です。共同体主義にせよ、徳倫理の復権にせよ、1980年代に起こった一種の信 仰宗教とも言えます。

・たとえば、彼らは「古代ギリシアのポリスの理想に戻れ」って言いますけど、 ぼくらはそんな奴隷制度があって女性は参政権を持たないような社会に戻るつ もりはありません。

・第一、徳理論でどうやって議論を調停したり法を作ったりできるのっ。徳な んてものはあくまで個人の心の持ちようの問題であって、個人間の問題を解決 できるようなもんじゃないでしょ。

・個人間の問題とか、広く社会的な問題には、徳などというわけのわからない ものは役に立たないわけで、やはり実践的な功利主義か、あるいは一歩譲って も義務論とか権利論みたいなものが必要になって来ます。

・というように、徳理論と功利主義、あるいは徳理論と義務論は全然違う分野 のことを問題にしているんだから、批判しあってもほとんど意味がないわけで す。片方が立てばもう片方が立たない、という関係ではなく、お互いに住み分 けができるはずなの。

・とはいえ、ぼくはあんまり徳理論って好きじゃないけどね。やっぱインチキ 臭くって。

(追記)アメリカに留学中の先輩の話によると、徳倫理の基本は、「徳のある人 ならばどのように行動するか」という問いを行動指針にすることなのだそうだ。 だから、徳倫理は必ずしも完成型道徳になるとは限らず、たとえば「徳のある 人物になるように行動する(のが正しい)」という形式をとる必要はないんだそ うだ。要勉強。


・夜・

・倫理学入門書読書会終わり。来週は「現代義務論」その4と、「徳理論」そ の1をやる予定。終わってから皆でオムライスをはむはむと食べる。はむはむ。

・雨が降っていて帰るのがめんどくさい。眠いし。


9/25/96

早朝。蚊に刺されて起きる。ささ、刺された。ち、ちきしょっ。今工事中の文 学部の新館にできる・倫理学の研究室は8階になるらしいから、そこまでは蚊 も上ってこれまい。早くできないかな。

朝。加藤先生が7時すぎにこられる。ライオンズのIn the Interest of the Governedを読んでいたが、代理決定 の分類についてに突然ひらめいたので、ホームページに書く。今から喫茶 店に行って少年誌を読むことにする。ああ、優雅な学生生活。なお、 茶髪問題についての発表は10/7/96に決まったので、読んでくださっ た方は是非それまでにご意見を承りたい。

夕方。今日はほとんど何もしていない。脱力感。ちょっとした仕事を頼まれた ので、5コマ目のヘーゲルの演習を聴きながらやることになりそうだ。

さらに夕方。まだ仕事が終わらない。日記の部分を1ページ目から切り放す。

夜の手前。OCRで本の読み込みの仕事をしていたら、終わる2・3ページ前で バグる。最悪。もうそろそろかえろっと。

夜。腹減った。もう誰もいない。ほぼ5時間働いた。ああ、楽しい。さて、そ ろそろかえろっと。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Oct 2 18:10:10 JST 2016