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KODAMA'S (NEW) WORLD

しかし、何故こんな事になったのだろう。分らぬ。全く何事も我々には判(わ か)らぬ。理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、理由も分ら ずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ。

---中島敦『山月記』より


昨日 / 明日 / 2016年6月 / 最新 / はてな

この日の出来事


25/Jun/2016 (Saturday)

UNIXいじり、某研究会など

w3m, w3m-emacs, ddskk, emacs24などのインストールの覚え書き

(前回からの続き)ubuntuを触り出したのが運の付き、ついついuminのサーバのアカウントをいじり出してしまう。

1. まずw3m。下記からwgetでgcの最新版をダウンロード。 http://www.hboehm.info/gc/gc_source/ 7.4.4は動かず、7.2もうまく行かず、結局6.8を使ったらうまくいった。

2. 同様に、wgetでw3mの最新版をダウンロード(0.5.3)。

3. 下記のサイトに従ってコンパイルインストール。 yanor.net/wiki/のw3mインストール。 gcはコマンドラインで打てば何か動くものかと思って必死に.bashrcのパスをいじっていたが、ライブラリとはそういうものではないようだ。無知。このサイトにある「インストール後に実行できないときは…」という話はとりあえず無視して先に進むのがよい。 gcのバージョンについて、web-cahier.comの"w3mのインストール"も参考になった。 そういえば以前も同じようなことをしてはまり、そのときは結局あきらめてしまったことを思い出した。w3mのインストールはみな結構はまるようだ。

4. ここでやめたらよかったのだが、つい、ついでにemacs-w3mを入れようと思ってはまる。まずemacsを最新版にしようとして24.5をインストール。これはググってわりと簡単に入れられた。"Emacs24をビルドしてインストールする手順"を参照した。ついでにemacs22を削除(make uninstall)。これがあとで失敗とわかる。簡単に捨ててはいけない。

5. emacsを起動するとなぜかemacs23が立ち上がる。サーバにはもともとemacs23が入れてあるようだ。~/local/bin/emacs-24.5を起動すればemacs24になる。

6. どちらでもよいと思い、いくつかのサイトを見てemacs23あるいは24用にコンパイルしてw3m-emacsを作ろうとするが、なぜかうまく行かず。"emacs24でemacs-w3mを使う。"emacs23でemacs-w3mを使う"などを参照。引数に問題があるようだが、知識が足りずうまく行かず。時間の無駄。

7. emacs24でpackage installの仕方もやってみたが、やはりうまく行かない。二つのemacsがあるのが悪いのだろうか。emacs24ではddskkもうまく動かないので、当面あきらめることにする。時間の無駄。

8. と思ったが、結局あきらめず。このあたりを見ながら.bashrcを修正してパスがちゃんと通っているかを確認(.cshrcの設定は使えていないことにようやく気付く)。aliasを使ってemacsと打てばemacs24が立ち上がるようにしてw3mを再度コンパイルするとw3m-emacsが立ち上がるようになる。同様にddskkも一度削除してからpackage-installするとできるようになる。このあたりのやりとりを参照した。コンパイルするさいにemacsバージョンが問題になっていたようだ。

9. とにかく問題だったのが、以前のw3mやemacsを自動的に読みに行ってしまうことだった。それを.bashrcと.bash_profileの書き換えで何とかして、どうしても古いw3mを読みに行く場合はそれを削除して新しいもののシンボリックリンクをそこに張っておくというようなことをした。シンボリックリンクについてはたとえばここ

10. というわけで、ひさしぶりにuminで日記が快適に書ける状況になったが、どうするかなあ。

朝、娘が起こしてくれる。夜明けから寝たので眠い。シリアル、朝食、シャワー。

午前中は大学で勉強しようと思ったが、雨なのであきらめて自宅にいることに。クリーニング屋。明日の準備をしないとまずい。

お昼前

また研究室のiMacのOneDriveが起動していないため同期がなされておらず、結局小一時間ほど自宅でPCをいじってから大学へ。 時間の無駄というか、私の典型的な逃避行動だな。明日の自分のためにがんばらないと。

昼下がり

某カンフォーラで昼食を急いで食べてから、自転車で某京女へ。カンフォーラはお昼は人をさばけていない感じ。 自転車で京女まで来たのは大学院生のとき以来ではないか。坂道で死ぬかと思った。

某研究会に参加中。ロボット倫理。いつも暴れる人がいないので代わりにいろいろ発言しておく。

夕方

まだ某研究会。貧困と格差、税の正義について。 某橘木先生の『21世紀日本の格差』の合評会。 大変刺激的な合評会だった。

研究会の最中にtwittering-modeのインストールと勉強など。

夜中

帰宅。夜は川端七条の居酒屋で懇親会。歓談。

明日もあるので一次会で失礼して帰宅。

twittering-modeは(global-set-key "\C-xt" 'twit)で起動するようにしておいた。

多くの論者がピケティの国際協調による資本課税策は実行不可能だと批判している が、筆者は必ずしもそう判断していない。…。学者の役割の一つは、当面は無理で あっても、いつかは実行可能になるかもしれないアイディアを提供することである。

---橘木俊詔、『21世紀の日本の格差』(2016年、17頁)

実際の橘木先生は、理想と現実の両方を見ながら理論を作っているように思われた。

結局、しばらくの間UMINで日記を更新することにした。


25/Jun/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

某会食、某演習など

定時起床。髭剃り、ゴミ出し、朝食、朝刊。

朝から研究室。まず雑用。それから某翻訳作業。いろいろ進まない。そういえ ば生命倫[理学会のニューズレターに『マンガで学ぶ生命倫理』の書評があった。 感謝。

お昼すぎ、某氏らと某芝蘭会館で昼食。歓談(主に子育ての話など)。

昼下がり、某演習。ハイエク。時差ボケできつい。

夕方、〆切を一件忘れていたことを思い出し、泣きながら書く作業。当然終わ らず。

夜、帰宅して娘を迎えに行く。夕食。

夜中、娘とシャワー。食器を洗ってから寝かしつけ。一緒に寝落ちする。

真夜中、ちょっと仕事。明日は早いので早めに寝たいのだが、原稿が。週アス を読む暇もない。


25/Jun/2012 (Monday/lundi/Montag)

オランダ出張

空港にて

荷物をまとめてから2時に寝て6時に起きる。シャワー、シリアル。予定より10 分ほど遅れて出発。タクシーがすぐに捕まったのでスカイライナーが出る15分 前には日暮里駅へ。車内では朝刊を読んで少し寝る。

8時半ごろに無事にチェックイン。しばらく喫茶店。何かどたばたしていて気持 ちが落ちつかない。深呼吸。報告の準備が3分の1ぐらいしか終わっていないの も気になる。まあ、日本語のスライドを英語にする作業が大半だし、発表は木 曜日なので何とかなるだろうと高を括っているわけだが。しかし、まだ大会プ ログラムもロクに目を通していないし、そういうのがつもりつもってアタラク シアを妨げているのだな。ホテルに着けるかとかもあまり自信がないし。備え あれば憂いなし。とはいえ、Que sera, sera. あとは本番勝負ということでが んばろう。

ロッテルダム行きの列車にて

なんか車内放送でブラッセル行きと言っているが、大丈夫だろうか。飛行機は 一時間ほど遅れて出発したが、25分ほど遅れてスキポール空港に到着。無事に 税関等を出て、ロッテルダム行きの切符を購入し、某学生と別れて電車に乗っ たが、これで大丈夫なのかな。しかもまだお金を降ろしていないので現金が一 ユーロぐらいしかない……。電車を間違えて違う国に着いたらすごいな。Fyra の二等車の切符を買ったが、普通の電車に乗ったっぽいし……。知らないとこ ろではもうちょっと慎重にしないと。

機内では映画を見ようかと一瞬思ったが、報告をきちんとすることが重要だと 考えて少し寝たのと食事した以外はiPadを使ってスライド作り。窓側だとトイ レに行きにくくて困った。帰りは通路側にしてもらうかな。

電車の中では若者がみんなスマートフォンをいじっている。電話で話している 者もいる。メールをするより電話をかけた方がやすくなるようにしたら、日本 でもみんな電話でのコミュニケーションが盛んになるだろうか。車掌が来て切 符を確認していったが、何も言われなかったので大丈夫のようだ。あとはロッ テルダムでちゃんと降りるだけだな。

ハーグに着いた。いつのまにかライデンを通過していたようだ。次がロッテル ダムのはず。電光板に書いてあるIntercityはいいとして、Sprinterというのは 短距離という意味か。あとで鉄道好きの某先生に尋ねてみよう。

ハーグの町並みはというと、建物は死ぬほどきれいでもないが、整然として落 ち着いた感じだな。線路脇はスプレーによるグラフィティが目立つ。天気は曇 りときどき晴れという感じ。

デルフトを通過した。次こそロッテルダムのはず。ホテルに無事に着けるかな。

ホテルにて

ロッテルダムに無事着いたのはいいが、もう一駅乗ろうと思って切符の買い方 がわからず、現金もないので結局1.5キロほど荷物を引いて歩くことに。不合理。 ホテルは無事に見つかったが、こないだのイタリア出張のときと同様、フラッ トを貸すタイプのところでホテルには誰もおらず。公衆電話から電話をかけよ うとしてもうまくいかず、困ったので近くの喫茶店のお姉さんに窮状を伝える と、電話を貸してくれてなんとかなった。ふう。

ホテルにチェックインしてからプリペイドの電話を買いに出かけたら、ちょう ど6時ですべての店が閉まってしまう。しくしく。ATMもなかなか見つからず、 しばらく一ユーロしか手元に現金がない状態が続く。imprudent。

夕方、オーストラリアの某氏らと合流してビール(お金がないのでおごってもら う)。それからレストランに行き、ビールと食事(またおごってもらう。ありが とうございます)。パスタを頼んだらとんでもない味でびっくりした。ちょっと 食べるものには気をつけよう。

10時を過ぎていたがまだ明るい中を歩いて戻ってくる。帰りにATMを見つけて無 事にいくらか現金を入手。今日はもう寝よう。左足のふくらはぎが飛行機に乗っ ているときから痛いが、寝たら治るだろうか。


25/Jun/2011 (Saturday/samedi/Sonnabend)

朝、起きて髭剃り、朝食。

今日も某氏とタクシーで会場へ。某先生は今日帰国とのこと。

午前中のセッションとシンガーの基調講演は真面目に聞く。そのあと、シンガー や他の先生方に挨拶。何かこういうところに来ると気分は大学院生だよな。

つかれたので午後のセッションはスキップして、某氏とタクシーでルッカ旧市 街に戻る。それから昼下がり、某氏と電車でピサへ。

駅から歩いて斜塔のある区域に行くと、観光客で溢れていた。午後の日射しが 強くて暑い。斜塔の中に入るためにチケットを買おうとすると、約3時間待ち。 せっかく来たのでチケットを買い、喫茶店で一服したあと、ピサ大学を見てく る。暑さのせいかビールのせいか、少し気分が悪くなる。

夕方、斜塔のてっぺんに上る。ホントに傾いていてすごい。11年前に来たとき は、傾きを補正するために修復中で入れなかったので、良い体験をした。

少しお土産を買ったあと、急いでピサ中央駅へ。ストライキが夜9時から始ま るとかで、危うくルッカに戻れなくなるところだったが、8時50分の電車が無 事に動き、帰ることができた。しかし、切符を validateするのを忘れており、 車掌に罰金5ユーロを取られて悔しい思いをする。これまで一度もvalidateし てなかったので、一度で済んで幸いだったが。

旧市街に戻ってきて夕食にピザ。それから某氏と別れて帰宅。シャワーを浴び て寝る。楽しい一日だった。


25/Jun/2010 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

(サッカーは見てないが)夜更かし。朝、なんとか起きる。 シャワー、朝食。

定時出勤(少し早め)。午前中はいつもどおり雑用。

お昼、歯医者へ。次回は麻酔を打たれるようだ。

お昼すぎ、某コモンルームでサッカーの話を聴きながら弁当。

昼下がり、某打ち合わせ。夕方、気分転換がてら、某購買部へ。 お菓子などを買ってから戻ってくる。

夕方、少しだけ読書。今日は眠くて勉強できなかった。 テレビを見ないのでサッカーも一秒も見ていなかったが、 ネットで少しだけ見る。

夜、某生命倫理政策研究会。勉強になる。夜中、本三で飲み会。ビールその他。 真夜中まで。

日付が変わる前に帰宅。寝よう。


25/Jun/2009 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

昨晩はミニッツ・ジムをしたあと、少し勉強してから寝る。 最近、夜更かしが続いている。朝、ゴミ出し、髭剃り、朝食。

少しバトラーの勉強してから大学へ。定時出勤(ほんの少し遅刻)。

午前中は雑用。お昼、某ランチョン・セミナー。

お昼すぎ、某先生や某氏と某相談。

昼下がり、某自己紹介の文章を作ったり、コンピュータをいじったり。 少し寝袋。夕方も雑用。某学部講義のレポートの締切。

夜、プールで1キロほど泳ぐ。ジムのパスが今日で切れたので、 来週また更新しよう。

帰宅して夕食。新聞。食器を洗う。

真夜中、二階で勉強。ケインズとか。おもしろい。

もう寝ないと。


25/Jun/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

お昼前

朝、定時より一時間ほど前に目覚める。ゴミ出しして産経新聞を読んでから、 シャワー、朝食。毎日こんな感じだと余裕があっていいのだが。

しかし、朝日新聞を読み終わるころには眠くなり、少し寝てしまう。 ちょっと遅目に大学へ。

真夜中

午前中は某仕事。お昼は某氏と定食。お昼すぎから某打ち合わせ。夕方まで。

夕方、疲れたので、医学部本館前の芝生のベンチに座り、 散歩中のチワワの子ども(チワワは成犬になっても小さいのでよくわからないが、 ぴょんぴょん飛び跳ねていたので、たぶん子ども)をぼーっと見ながら、 おにぎりを食べる。

それから某会議。終わってからジムに筋トレに行こうと思ったが、 疲れていたので帰宅。某妻が帰ってくるまで、メールなど。

夕食後、買物がてら白山まで某妻とウォーキング。白山神社に寄ってから帰ってくる。 そのあと、ひさしぶりに風呂を湧かして入る。少し疲れが取れた。

英国のブラウン政権が誕生してようやく1年か。心情的にはがんばってほしいが、 もうダメなのかな。クリントンもダメだったし、応援している政治家はみんなダメになるな。 いや、根が判官びいきだから、ダメになりそうな政治家を応援しているのか。


25/Jun/2007 (Monday/lundi/Montag)

月曜日。なんとか起きる。シャワー、朝食、アイロン。

霧雨の降る中、出勤前に上野の某銀行へ。 先日ようやく某ペン大から送られてきた出張費の小切手を渡し、 口座に入金してもらう。手数料が4千円かかり、入金は約1ヶ月後。 銀行も商売だから、手数料を取るのは仕方ないが、 江戸時代じゃないんだから、もうちょっと早くできないんだろうか。

とか思いつつ、大学へ。少し遅刻。

朝日朝刊の「余剰コロッケ横流し」という見出し。 どこかユーモラスだなと思ったら、 「余剰胚」を連想させるからだろう。 「本来は廃棄すべき余剰コロッケを2年間で最大8万個、 ミート社に格安で販売していたことが24日、わかった」とか。

英国ブラウン労働党新政権誕生。小泉首相と同じで、 人気宰相の後継者というのは難しい。がんばれ。

真夜中

お昼、某課題研究ガイダンス。

お昼すぎから某ベンタム研。 レトウィン、日本の若手研究者によるヒューム解釈の評釈、某書評など。 今日も勉強になった。

夜、研究会の人々と本三の某イタメシ屋で食事と歓談。ワイン。 雨の中、自転車で戻ってくる。

夜中、新聞を読んだあと、某妻と雨の中を散歩。

メモ。「なぜ哲学(思想史)の研究をするんですか」という問いに対して、 「おもしろいから」と答えるのは、作用因を答えている。 「現代の問題に取り組むため」と答えるのは、目的因を答えている。 「おもしろいからであり、自分がおもしろいことをやるため」と答えると、 作用因でもあり、目的因でもある。 そういえば、ビル・ゲイツが慈善活動について同じようなことを言っていたな。 しかし、ビル・ゲイツが自分の金で自分のおもしろいことをやるのはよいが、 他人のお金を使って、自分のおもしろいことをやるためには、 同時に他人を楽しませるか、他人に有用なことをやらなければならないだろう。


25/Jun/2006 (Sunday/dimanche/Sonntag)

よく寝る。

真夜中

今日のこと。小雨の降る中、京都散策。 地下鉄で蹴上→インクライン→南禅寺→哲学の道(法然寺に立寄る) →銀閣寺道で昼食(エビフライ定食とビール)→吉田山(で迷う) →京大(正門の某喫茶店で一服)→出町柳。 下鴨神社にも立寄ろうと思ったが、そこで力尽きたので、 バスと地下鉄で京都駅に戻る。

喫茶店で一服したあと、おみやげやたこ焼きなどを買ってから新幹線に乗る。 車内ではよく寝る。春日でラーメンを食べてから帰宅。

メモ。『山月記』は高校の国語のときに読んで以来、好きな小説の一つだが、 今読んでみると、人格を失うことに対する恐怖というテーマが 『アルジャーノン』に似ている。 また、『アイリス』のような、アルツハイマーの話にも似ている。

己の中の人間の心がすっかり消えて了えば、恐らく、その方が、己はしあわ せになれるだろう。だのに、己の中の人間は、その事を、この上なく恐しく感 じているのだ。ああ、全く、どんなに、恐しく、哀(かな)しく、切なく思って いるだろう! 己が人間だった記憶のなくなることを。

---中島敦『山月記』より

今日のニュース


25/Jun/2005 (Saturday/samedi/Sonnabend)

早朝

某テキスト推敲のために早寝早起き。 昨晩帰宅したらネットは復旧していた。

そういえば先日、「精神病院」は悪いイメージなので「精神科病院」 にする法案が出されるという記事を読んだ(朝日)。 「精神病院」も「痴呆」も「分裂病」も、 メンタルな病に対するスティグマが強かった時代のレリックとして記憶されるように なるんだろうか。あれ、カタカナ語ばかりになった。

朝、ちょっと寝てから大学へ。某撮影。ひさしぶりにスーツを着る (ネクタイの締め方は覚えていた)。 そのあと、某教授と某テキストの相談。

某授業の懇親会に出てから、同僚らと某韓国料理屋でキムチビビンそうめん を食べながら歓談。気心の知れた同僚が多いというのは幸いだ。

ふたたび研究室へ。


25/Jun/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

昨日のこと。

さきほど帰宅。新聞を読んだら寝よう。 明日から仕事をしなければ。

夕方

洗濯をしてお昼前に大学へ。昼下がりからようやく図書室に籠って勉強を始める。 来週は月曜、火曜と発表がある。それが終わったら、再来週の月曜日の発表の準備と、 土曜日の学会発表の準備が…。とりあえず目先のものから片付けていこう。

真夜中

夕方、雨の中、自転車で神田へ。スキャンロン続き。 実践推論は欲求の衝突で片付けられない、複雑な構造があるという話。 欲求の衝突モデルは、たとえ二階の欲求のレベルを作ったとしても、 やはり平面的な(単純な)ものになってしまい、日常的な推論の複雑さを 説明しきれないそうだ。

夜、新宿で兄に天ぷらをごちそうになる。 そのあと研究室に戻ってくる。

深刻なダブルブッキングが発覚。やばい。


25/Jun/2003 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

夜明け

スミスの勉強。公共精神とか、自己利益とか。

やっぱり勉強は夜中が一番はかどるな。 いや、一見はかどっているように思えても、実際はそうでもないんだろうけど。

雨。そういえば、今週のガーディアン・ウィークリーがまだ来ない。

お昼すぎ

遅寝遅起き。電話、意味不明のファクス、セールスマンに起こされるが、 お昼まで寝続ける。シャワー、朝食。

昼下がり

ラジオ4でアニマル・ファームの朗読もやってる。

昼下がり2

新聞。ブッシュは毎朝3マイル(約5キロ)を21分で走っているそうだ。 すごいな。

昼下がり3

1973年の米国最高裁の判決(ロウ対ウェイド) で人工妊娠中絶が女性のプライバシー権となったわけだが、 その訴訟を起こしたジェイン・ロウ(Jane Roe--本名はNorma McCorvey)が、 今度はその判決を覆すために訴訟を起こすそうだ (Reuters)。 どういう経緯か知らないが、 ロウは1973年の判決のあと、中絶反対運動の方に回ったそうだ。

プロチョイス派はこの動きをあまり深刻に受けとってないようだが、 保守派の盛り上がりを感じる動きだな。

夕暮れ

ベッカリーアを読んだあと、ちょっと寝てしまう。

今日の英語: be sexed up

魅力的に見えるように誇張されていること。 英国議会においてブレア首相が議員を説得するために用いた、 イラクの脅威を記した報告書はsex upされていたのではないか と現在問題になっている。ちょうど今日のクローズアップ現代でも この話が取り上げられている。

ベッカリーアの勉強の続き。

町会費を徴収される。


25/Jun/2002 (Tuesday/mardi/Dienstag)

また寝すぎた。いかんいかん。授業の準備。

お昼すぎ

勉強中。

昼下がり

あ、やばい。時間が。

今回は第九章の倫理の本性について。ヘアとかフェミニズムとか。 後半の「なぜ倫理的に行為すべきか」というのは来週にまわすことにする。

授業終わり。今日も遅刻しそうになる。 RGBケーブルを忘れてきてあわてるが、大学の事務で借りられた。感謝。

買物をしてから下宿へ。はじめて無洗米を買う。

そうめん食べる。

夜中

ドイツ勝ち、韓国負け。ドイツもセンタリングがすごい。

真夜中

インターネット・ジャーニーというサイトを教えてもらう。

机に向かっている時間…6.0hr
今日の勉強時間…5.25hr
マルクス係数…57.4


25/Jun/2001 (Monday/lundi/Montag)

[専門の勉強: 3時間]

[canary wharf]

カナリ・ウォーフ

昨日は早朝に一応エッセイらしきものができたので、 息抜きのために友人と一緒にカナリウォーフまで散歩にでかけてきた。

カナリウォーフ(カナリア埠頭 Canary Wharf)は、 ロンドンビジネス街the Cityからテムズ河をずっと東へ下っていったところにある。

90年代に再開発されて高層ビルが立ちならび、 現在ではロンドン第二のビジネス地区として、 日本で言えば新宿みたいな役割を果たしているようだ。

コモンローのように自生的なロンドンの混沌とした街並に比べると、 地下鉄の駅近辺などは整然と区画されており、 ロンドンらしからぬ清潔さが漂っている。

[canary wharf2]

もっとも、ビジネス街の周りは小綺麗な住宅街になっており、 河沿いの猛烈に高そうなマンションのベランダでは白人が水着姿で 日光浴をしている。

可動の橋やキャビンクルーザーなど、 河に沿って散歩するといろいろ見て楽しむことができる。

あ、この写真はあまり上の記述を反映していないな。 金持ちの住まいを観察できる一方で、 こういう古くさいマンションや宇宙戦艦ヤマトのような船を見ることもできる。

イタリア旅行一日目: 出発、ピサ

スタンステッド空港からリヤンエアーで夕方ピサに無事到着。 今回の旅行のメンバーは、某イタリア人、某ベルギー人、某香港人、 某日本人(おれ)。

某イタリア人の妹の彼氏のところに泊めてもらうと聞いていたが、 車で空港まで迎えに来てもらい彼氏の家に到着すると、 こんなところに無料で泊めてもらっていいんだろうかというほどの豪邸で驚く。 彼氏はイランとイタリアのハーフだそうで、 イランの父親はテヘランの大使館に勤めているとか。

[the leaning tower of pisa]

夜遅くに夕食(スパゲティ)を食べ、さてもう寝るのかと思うと、 これからピサの市街に出るという。夜の11時ごろから2時ごろまで ピサの市内をうろつく。ピサの斜塔やピサ大学も見る。 夏は日中暑いせいか、夜中に大勢の若者が街をうろついている。 アジア人にはまったく会わず。

こっちに来るまでイタリアのお金についてぜんぜん知らなかったが、 リラは現在1ポンド3000リラくらいで、コカコーラは2000リラ、 マクドで昼食を食べると8000リラくらいだそうだ。 とりあえずATMを使って500000リラほど入手した。 まだあまり感覚がつかめないが、2000リラが100円、20000リラが1000円、 200000リラが1万円くらいだとすると、 500000リラは2万5千円くらいだろうか。

明日はルカに行くらしい。

[ちなみに、このピサの斜塔の写真はもともと暗くて判別しにくかったため、 イメージエディタでかなり手を加えました]


25/Jun/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

今日のニュース

今日は投票日です。
実はまだ投票してません。夕方に行く予定です。
今日はIELTSのテストの日でもあります。
リスニング、リーディング、ライティングのテストを受けてきました。 残るは昼下がりに行なわれるスピーキングのテストだけです。 今のうちに英語をしゃべっておかないと。
IELTSのテストを終えました。
スピーキングも苦労しましたが、前回よりは少しよくなったと思います。
投票に行ってきました。
小選挙区、比例代表、最高裁の信任の投票をしてきました。

06/25/99 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

夜に某ソファで少し寝てから、スクラーの勉強開始。 がんばれがんばれ。


とりあえずスクラーの復習。

3. 時空の場を写像する

アインシュタインの重力場の方程式については、 内井先生のウェブサイトを参照のこと。

ううむ。よくわからんなあ。とりあえず予習もしよう。(逃避行動)


というわけで、とりあえず予習をしたので (ようやく認識論の話になったのでずいぶん楽な予習だった)、 気分転換に某古本屋に行ってきた。

これからレポートを書かねばならないが、眠い。 寝てる間に書けないかな。


まじでやばい。まだ一行も書いていない。


夕方

早朝に起きて、 スクラーのレポートを書き始める。 なかなか書けずに悶え苦しむ。

授業が始まる寸前にようやく仕上がる。 というか、 ひどい出来だが一応仕上がったことにして、 急いでプリントアウト。授業に出る。

スクラーの授業はようやく認識論の話になったので、 話がわかりやすくなった。

恥ずかしいが、 一応レポートをウェブに載せておく。

授業が終わったあと、某所で新聞の切抜きの手伝いをする。 某所では6月から、麻非、毎二値、黄泉瓜、 肉桂新聞の朝夕刊を取るようになったらしいので、 切抜きをするのは大変そうだ。


しばらく呆ける。 今日から何をすればいいのだろう。 合宿のカントの勉強と、 日本功利主義学会の発表の準備か。

あと留学の手続きとか、英国旅行の準備とか。

あと、寝なきゃ。眠い。


某助教授、某師匠、某君らと某寿司屋にて夕食。 楽しい一時を過ごす。

それにしても眠い。もうだめ。


今日やったこと


06/25/98(Thursday/jeudi/Donnerstag)

真夜中

『物理革命はいかにしてなされたか』、第一章を読む。 アリストテレスからニュートンまでの、 地上や天体の運動に関する思想の流れがよくわかって大変面白い。 哲学を勉強するにはこういうこと(=自然哲学) もある程度知っとかないといけないんだな、と思わされる。


ブラウンの感想


夕方

夜明け前に下宿に戻って、厚揚げステーキを作り(失敗--焦げた)、 昼過ぎまで睡眠。同居人の母親が来ていたので挨拶。

『物理革命はいかにしてなされたか』読了。 難しいので半分ぐらいはわからなかったが、 物理学のおおよその流れがつかめたのでよしとする。

しかし、物理学はこのように順調に進歩しているのに比べて、 倫理学は一体何をしているんだろうか。 卒論でベンタムの倫理思想について書くなんてのは、 理学部でいうと卒論でベンジャミン・フランクリンの電気理論について 書くようなものなんじゃないのかな。

5コマ目の授業に出席。 今日で前期の授業は全部出終わったことになる。


名和先生を囲んでの飲み会に参加。情報倫理な話で盛り上がる。


『UNIX USER』7月号なるものをパラパラと飛ばし読み。 パソコン雑誌を読むのは本当に久しぶり。 しかし、毎月最低1冊は買って目を通すことを (自分に対する)義務にしないといけないよなあ、特にこれからは。 (新聞を毎日読むのも義務にしないといけないと思っているのだが)


06/25/97(Wed)

・真夜中・

・少し寝て、起きてからシジウィックの訳を作ろう。そういえば、昨夜もこん なことを書いてたっけ。


・早朝・

・うう、良く寝た。あ、昨日の朝とまた同じことを書いてるっ。ぼくは昨日の ぼくではないっ(人格の非同一性)。

英語のページを少し更新したが、や はり英語を書くのは時間がかかるし疲れる。また、どうせ外人が見ることもそ うそうない、と思うとあまり書く気にはなれない。


・朝・

・シジウィックの翻訳。なかなか快調。


・朝、ひげを剃りながらふと考えたこと・

・アゴが二つに割れている人って、ひげ剃るの大変じゃなかろうか。


・ちょっと朝ごはん。


・昼前・

・実は、先週の週末に久しぶりにリンリー教授に出会った。

・その際に、ある大学での倫理学の授業について(ホームページに授業の内容 が載っていた)、いろいろとお話を聞いた。そこで、ここ何日かその内容をま とめていたのだが、あまりに過激な内容であったため、結局発表を見合わせる ことにした。(引用をしてリンクを貼ると、本人の承諾をとる必要が出て来る し…)

・しかし、ちょっともったいないので、冒頭の部分だけは載せておくことに する。

・時間のある方は、どこの大学の話か考えて、実際にインターネットで本文を 見ていただきたい。リンリー教授も激怒して、(いつものことだが)電車の中な のに大声で「こんなやつ、今すぐ○○だっ」とか叫んでいたのだが、ぼくもぼ くで最近相当苛立っていたのである。


・夕方・

・三コマ目に出て、その後シジウィック読書会。


・そろそろ帰る。ああ、やっと家に帰れる。

(風呂にも入れる…)


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sat Jul 2 16:38:26 JST 2016