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KODAMA'S (NEW) WORLD

`There's too much happening. Why sleep, man? I might miss a party.'

---Janis Joplin

わたしは、あいまいで、混乱していて、ご神託のような書き方が大嫌いである。 だからわたしはこのスタイルで表現する著作家たちにはまったく我慢がならない。 わたしの考えはこうである。いやしくもある事柄が表現されうるならば、 文化的な言語や適切な記号体系であればそれを簡潔かつ明快に表現することができる。 そして言葉のあいまいさは、ほとんどいつも、頭が混乱しているしるしである。

---C.D. Broad


昨日 / 明日 / 2013年2月 / 最新 / はてな

この日の出来事


06/Feb/2013 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

卒論試問、『マンガで学ぶ生命倫理』見本

今日一番印象に残ったのは、『マンガで学ぶ生命倫理』の見本が届いたこと。 今後どういう反応があるかわからないが、とりあえず無事に完成してよかった。

定時起床。シリアルを食べながら娘とFaceTime、朝刊、シャワー。今日も早め に大学へ。午前中は卒論を読んだり、雑用をしたり。

お昼すぎに中央食堂で昼食。

昼下がりから卒論の審査。いろいろ勉強になった。卒論生は文章もしっかり書 けるし、よく勉強して偉いが、2万字の文章を書くのに慣れていないせいか、構 成に問題がある人が多いように感じた。このあたりの教育が必要そうだ。

夕方、某編集者が『マンガで学ぶ生命倫理』の見本を届けに来てくれる。丸二 年かかってできた本なので感慨深い。ご協力いただいた方に感謝。

夜、某先生とタクシーで三条に移動して夕食。ビール。某氏や某氏も参加して歓談。

夜中、木屋町に移動して二次会。いろいろ。日本酒。真夜中に帰宅。飲み過ぎ たせいか頭が痛い…

もう寝て、また明日がんばろう。


06/Feb/2012 (Monday/lundi/Montag)

卒論報告会、レポート採点など

定時起床。髭剃り、朝食。

娘を送るのは某妻に任せて、早めに出勤。終日、卒論報告会。4人の卒論生が 無事に報告を終える。おつかれさま。

夕方、某非常勤の採点作業。一通り終わる。

夜、疲れたので喫茶店で一服してから帰宅。雨は止んでいた。帰宅して夕食。

夜中、ちょっとソファで気絶してから、食器を洗う。妻が娘を風呂に入れてく たので、受け取ってミルクをやる。心なしか目が充血しているような…。

さて、風呂に入ったら寝よう。


06/Feb/2011 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

昨晩は『バイオハザード4』を観てから寝た。 3Dだとおもしろいのかもしれないが、ストーリーがほとんどなく、 映倫への配慮なのか残酷なシーンもほとんどないため、 何がおもしろいのかまったくわからない内容になっていた。 C-

朝、遅めに起きる。シリアル、朝刊。しばらく某査読の仕事をしたあと、 お昼に散髪へ。さっぱりする。

お昼を自宅で食べたあと、またしばらく某査読の仕事。

夕方、巣鴨の漫画喫茶でchill outする。『仁』の最終巻読む。 大団円。うまくできたSF時代劇だった。

夜、買い物をしてから帰宅。漫画喫茶に忘れものをしてきたので、 取りに戻ったついでに近くの喫茶店で一服 (喫茶店で下記のようなエッセイを思い付いた)。

それから帰宅して夕食。

夜中、某オンライン研究会。つつがなく終了。

真夜中、少しWiiをしてから風呂。明日は早いのでもう寝るべし。

Lost and Found

漫画喫茶に行って、スーパーで買い物してから帰宅。 と思ったら、某妻から借りたスーパーのポイントカードが見当たらない。 どこかで落としたらしい△ 家に戻ってからひょっとしたらと思い、漫画喫茶に電話したところ、 はたせるかな、床に落ちていたというので引き取りに行く。 そのついでに喫茶店で一服することに △喫茶店でコーヒーを飲みながら考えた。モノはただ持っているよりも、 一度なくして見つかった方がありがたく感じられるものだ。 人も同じではないだろうか。聖書に出てくる放蕩息子の話も、 一度いなくなって戻ってきたから父親は大層喜んだのだ △My son was lost but now he's found. △可愛い子には旅をさせよというのは、 子どものことを考えれば手元に置いておくよりも旅をさせるのがよい というのが本来の意味だが、そういう意味もあるのではないか。


06/Feb/2010 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中

定時起床。ゴミ出し、シャワー、シリアル。

少し早めに出勤。某セミナーに午前中まで出席。お昼は某氏とインドカレー。

お昼すぎに某書籍部で週アスを購入。なんか出るのが早い。

昼下がりから研究室で雑用。VAIO-ZのBluetoothの調子が悪いので、 結局すべて再インストールしたり。時間の無駄。ジムには行けず。

夜中に帰宅。夕食後、新聞。VAIOはBluetoothで無事にPHSとつながる。

真夜中まで遊んでしまう。今日は一日offということで。0.4LTLDぐらい。


06/Feb/2009 (Friday/vendredi/Freitag)

英国旅行中のため、記載なし。


06/Feb/2008 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

なんとか起きる。腕と背中が筋肉痛。ゴミ出し、シャワー、朝食、朝刊。

サーバは復旧した模様。昨日、ひさしぶりにchmodを使ってしまったが、 大丈夫だろうか。

真夜中

朝、雪がちらつく中、大学へ。研究室に行く前に、 赤門側のメガネ屋にメガネ(古い方)を預ける。周りがよく見えなくなる。

午前中は某勉強会。遺伝子組換え技術。

お昼前にメガネ屋に行き、レンズを交換してもらったメガネを受け取る。 周りがよく見えるようになる。 それから文学部に行き、某会議に代理出席。 お昼すぎ、某氏と蕎麦。

昼下がり、某翻訳にようやく着手する。 夕方、予定していたアポを一件すっぽかされる。弁当。

夜、地下鉄で大手町へ移動。某会議に出席。いろいろ考えさせられる。

遅目に帰宅してから夕食。夕刊を読んでから一眠りし、いろいろ雑用。

マハリシ・ヨギ師死去。 スーパー・チューズデー、民主党は接戦で決着は持ち越し。 日経平均株価はまた下がる(13,099.24円)。


06/Feb/2007 (Tuesday/mardi/Dienstag)

なんとか起きる。

メモ。そういえば、先日、ノラ・ジョーンズの三枚目のアルバムを購入した。 もう少し前には、The Feelingというバンドの一枚目のアルバムも購入した。

真夜中

午前中は某英語文献講読。お昼は某ランチョン・セミナー。 某翻訳の文献案内についてコメントをいただく。

お昼すぎに昼寝をしようと思ったところ、 某先生からの電話の対応などで眠れず。

昼下がりから某ミーティングその他。途中、少し居眠りしてしまう。 いかん。

夕方、某文献案内の作成。夜、本三で某氏らと飲む。ビール、焼酎。

またプールに行きそびれてしまった。明日こそは。


06/Feb/2006 (Monday/lundi/Montag)

「君が早起きできないのは、つまるところ、君の人生が退屈だから。 そして、君の人生が退屈なのは、君がそれを十分におもしろくしようと してこなかったから。Ask not what the world can do for you - Ask what you can do for the world.」

という、声が天から聞こえてきたので、今日はいつもより1時間早起き。

朝2

定時前に出勤。

真夜中

午前中、某テキストの執筆を開始。以前作ったスライドを見ながら適当に。 いろいろ雑用もこなす。

お昼は同僚の某氏らと某13階のイタめし屋。いろいろ相談。

お昼すぎから夕方まで、アジアの臓器移植の現状についてちょっと勉強。 ひさしぶりに医図書に行き、論文のコピーもする。 図書館にもっと足を運ばないとダメだ。図書館と書籍部がもっと近くにあると いいんだけどなあ。

某教授とちょっと相談したあと、ジムに行きプール。今日はひさしぶりに 距離を意識して2キロ泳ぐ(最近は時間だけを見ていた)。最近2キロも泳いで なかったので、けっこう疲れた。毎回2キロ泳ぐように心掛けよう。

夜、同僚の某氏と某居酒屋へ。某密談。ビール、泉菊の熱澗。 よっぱらう。

帰宅。眠いので早く寝て早起きしよう。明日も楽しく生きよう。

Life is ... (you know what).

昨日のニュース


06/Feb/2005 (Sunday/dimanche/Sonntag)

と思ったが、5:00, 6:00, 7:00, 7:30, 8:00と目が覚めたが8:20まで起きられず。 今朝は寒かったのも原因のようだが、甘えてはいけない。

某授業のため、大学へ。

朝から夕方まで某授業に参加。少し聴講、少し内職、少し居眠り。 夜、適当に食事を済ませてから帰宅。眠い。

メモ: 東大の全教員数は約4200人、全職人数は約3300人で全部で約7500人ほど。 学部生は約15000人、大学院生は修士と博士がそれぞれ約6000人ずつぐらいで 研究生等と合わせると約13000人。 7500人と15000人と13000人を足すと約35500人が本郷・駒場などにいることになる。

夜2

寛容について

先日からちょっと寛容について考えている。 ふたたびメンダスの『寛容と自由主義の限界』を繙いたり。 「寛容の問題は多様性という環境において生じる…。 多様であるというそのこと事態が否認や嫌悪や憎悪を引き起こす ようなものであるとき、寛容が要求される」(翻訳13頁)。

オレらは他人と違った風になりたいと考える一方で、 あまりに違った人々、 ヘロドトスの「親族の遺体を食べる人々」に対しては嫌悪感を抱く。 この嫌悪感が曲者で、「私にはあなたたちを迫害する権利がある。 なぜなら、私は正しくて、あなたたちは間違っているから」 (ボシュエ、上記翻訳11頁)のように、 嫌悪感は一見して真理に基づくものであるように思われてしまう。 あなたのやり方は間違っており、それゆえわれわれに嫌悪感を抱かせる、 それゆえわれわれの嫌悪感は正当なものであるから、 あなたたちはやり方を変えるべきだ、と話が進むわけだ。 同性愛も然り、異なる人種間の恋愛も然り。

しかし、 他者に危害を与えないかぎり、 人々は自由に行為できるという原則に立つ自由主義者であれば、 異なった人々のやり方を寛容するかどうかを 「嫌悪感が真理に基づいているかどうか」という基準に求めるべきではなく、 あくまで「他者に危害を与えているかどうか」に求めるべきだろう。 危害と嫌悪感の両者を判然と区別することができるかどうかが これまた問題になるが、とはいえ寛容の理論的限界を立てる必要がある。

というのは、不寛容も悪であるが、寛容でありすぎることもまた悪だからだ。 アリストテレスの「中庸としての徳」を借用すれば、 寛容も中庸であって、何でも自分と異なるものを許さないのは不寛容であり、 明らかに危害であり許すべきでないことも許してしまうのは寛容ではなく○○である (○○には何が入るべきか。うまい言葉を思いつかない)。 それゆえ、自然に有徳な行為ができるほど成長していないオレのような人間としては、 嫌悪感から許せないと思ったときも、 逆にとりあえず寛容であるべきだと思ったときも、 直観をよく見直してみる必要がある。 そして当の行為が危害をもたらさないと判断した場合には寛容であるべきだし、 危害をもたらすと判断した場合には寛容であるべきではないと 判断しなければならない。


06/Feb/2004 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

『巨塔』を手に汗をにぎって見たあと、 ついついやらなくてもよい翻訳を始めてしまう。 おもしろいが、時間の無駄だからやめよう。

眠い。昨日の新聞読んだら寝るか。

めでたい話もあれば、 悲しい話もあるようだ。 合掌。

真夜中2 (午前)

遅くまで起きすぎだ。これでは早晩調子が悪くなる。 もうすこし早寝するように努めよう。

遅寝遅起き。なんとか起きる。

新聞。「ユニクローゼ」という若者言葉があることを知り、センリツする。

本日の産経抄は先日の男女産み分けのための着床前診断が ジェンダーフリー運動ないし性の自己決定という発想とどこか つながっていると述べている。 しかし、どこにつながりがあるのかよくわからない。 たしかに、 「性の自己決定」という言葉を文脈から切り離して文字面だけを見れば、 男女産み分けを正当化するように見えるかもしれないが、 両親の決定と本人の自己決定は違うわけだし…。 まあ、単なるsmear tacticsと理解しておこう。

女子大生のHP見て恋心 新潟大立てこもりの米国人学生(朝日)。 新潟大の女子学生のウェブサイトを見て一目惚れした米国人が、 シアトルからやってきて「彼女に合わせろ」と主張して大学に立てこもり、 逮捕されたという話。 これを受けた大学は学生のウェブサイトについて指導を行ない、 写真やメールアドレスを出さないようにと注意したそうだが、 おそらく管理者責任とかいろいろ難しい問題もあるんだろうけど、 ある程度ITの授業をしたあとは学生の自己管理に任せることはできないのだろうか。 そのうち誰かが刃物を持ってどこかの大学で暴れたら、 大学も授業時間中は門を閉めるとか、 そういうことになるかもしれない。

お昼前

さて、そろそろ行かなければ。

おもはゆいかぎりだが、一応自分の専門は「倫理学、生命倫理学、政治哲学」 としておく。

お昼

まだ部屋で勉強していた(不思議なことになぜか部屋でも勉強がはかどる)。 しかし、もう行かねば。

今日もお昼すぎから夜までぶっつづけで勉強。 夕方までは某授業で、それから某氏とテキストについての相談、 その途中に学部生に対する教室紹介。 教室紹介では、 「英語がすらすら読める人なら歓迎します」などと、 顰蹙を買うことをつい言ってしまう。

教え子の リポートを盗用、信州大教授に停職6ヶ月(読売新聞)。 大学院生の論文を剽窃して学会発表したというのだから恐れ入る。 それにしても、罰則が停職6ヶ月とはどういうことだ。 どうもまだ剽窃が深刻な問題であるとは考えられていないようだ。

いずれにしろ、 今後学生を見ることになるわけだから、 自分も気をつけるようにしなければ。

夜中

帰宅。眠い。


06/Feb/2003 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

お昼すぎ

う、いかん、お昼まで寝てしまった。

国語の原理主義について

今日の産経にある、国語の原理主義について引用しておく。

見レル・食ベレルは、新しい可能動詞が生まれたと考えればいいなどと途方もない ことを言う学者もいるらしく、今や大手を振ってまかり通っている感がある。 こうした舌足らずな物の言い方を追認するのは、戦後日本に生じている精神の 退行現象を無批判に受け入れる知の怠慢と言わなくてはならない。
言葉は変化するものではあるが、それぞれの語が持つ来歴をたどって、 元の姿に行き着くことができる変化でなければ変化とはいえまい。…
ここ[言葉の来歴]を抜きにして、ル・ラル(現代口語ではレル・ラレル)から 可能表現を分離した方が表現が明晰になるとか、役割によって語形を変えた方が 合理的だとか言うのは、言葉を単なるコミュニケーションの道具視するあざとい 議論と言わなくてはならない。…
正形の見ラレル・食ベラレルが生きているのに、その出所に説明が付かぬ怪しげな レル言葉、見レル・食ベレルを公認する動きに、国語の連綿性を断ち切り 無国籍化させようという悪意が読み取れる。見レル・食ベレルは今後とも 方言・俗語など特別な範囲で使われる"例外扱い"に甘んずるべきである。(14頁)

要約: 見レル・食ベレルは言葉の来歴からしておかしい。 そのような言葉遣いをする人々は歴史を故意に軽視している。 したがって、見レル・食ベレルという言葉遣いをする人は道徳的に邪悪である。

こういう、言葉遣いが違うことを、「同性愛が不道徳だ」 というのと同じような調子で道徳的に非難するっていうのはどういう感覚なのかな。 あれだな、反感と共感の原理。

人が自分と違う言葉遣いをしているのを聞くと、 意味は通じるんだけど腹が立つ。しかし、なぜ腹が立つのかというと、 単に「自分と違う」からという理由しか見出せない。 でも「自分と違う」からダメというのでは人を非難できないので、 自分の立場を正当化するために、 歴史を持ち出すことで(また自分が歴史の知識を持っていることを示すことで) 自分の言葉遣いの正統性を示そうとする…。

言葉の使用法が間違っていると主張するのは自由だけど、 それが道徳的に間違っているとまで言えるのかどうか。 あ、考えるのがめんどうになってきた。続きはまた。

佐伯氏の教育論について

「正論」欄にある、佐伯氏の教育論について。 学級崩壊の現象について、 「子供たちが教室の中でただ飛び跳ねることしかできないのは、 彼らがその生を賭けるべき価値が見つからないからだ」 と述べているが、学級崩壊は子供が「人生の目的」を知らないから起こるのではなく、 ただ単にしつけがなってないからだと思う。ちょうど、犬が暴れないのは、 犬が「その生を賭けるべき価値」を見つけたからではなく、 単にしつけがなっているから、というのと同じだ。

「しかし、今日、『先生』は、『君たちは自由だ、君たちは自分で好きなことを やりなさい』としか教えない。しかし、使命感も責務も与えられない『自由』は、 ただ空虚な容器に過ぎない。…。要するに、『先生』は、生をすべて子供たちに 『丸投げ』してしまっている。『自由』はそのもっとも強力な口実になっている」。 先生はこんなサルトル的なこと(「君たちは自由の刑に処されているのだ」)を 考えているわけではなく、やはりしつけをすることができないだけなのだ。 オレが小中学生のときも、別に「生きる目的」を教わったわけではなかった。 単に暴力的な先生が多かったから、授業中は暴れなかっただけだ。

あれ、なんか頭がぼーっとしててまともなことが書けないな。

夕方

あれ、テレビとか電話の設定をしていたら夕方になってしまった。

「一人の勝手はみんなの迷惑」。国民年金の宣伝。 フリーライダーがこれで説得されるか。

不動産屋に郵便ポストが壊れている件と、エアコンのリモコンが壊れている件と、 カギがカム送りされそうだという件について電話すると、 すぐに来て様子を見てくれて、さっそく手配してくれるとのこと。ありがたい。

近くのホームセンターで台所まわりの品々と、 壁にあるテレビコンセントをBSとVHFに分ける混合分波器を購入。 またカードで1万円近く買物をしてしまった。 こわいのでもう買い物はやめよう。

シンガーの翻訳をしてみたり。

夜2

勉強。晩ごはんはアジのみりん焼(コンロでうまく焼けた)、納豆、その他。

産経の「南京犠牲『40万人』削除」という記事に、 「山川出版社の話」として、 「担当者と連絡がとれないので、コメントできない」と書いてある。 どこかで読んだ気がするが、なぜこういう「ノーコメント」という発言をわざわざ 取り上げるのか。「山川出版社からのコメントはない」 などと地の文で書けばいいのに。 悪意としか思えない(いや、おそらく悪意だろう)。

真夜中

風呂。もう眠い。

今日の日本語: 丸投げ

丸投げ
ある仕事の責任を取るべきとされる人物が、 その部下などにその仕事を完全にまかせてしまうこと。 無責任として非難される。最近の流行語。
ちなみに「丸」は接頭語で、「まる損」 や「まるもうけ」のように「完全」を意味する。
類義語に、輪投げ、鼻毛、背負い投げ、巴投げなどがある。

06/Feb/2002 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

真夜中 (午前)

う。コタツでずいぶん寝てた。

難解嫌いのブロード先生

「わたしは、あいまいで、混乱していて、ご神託のような書き方が大嫌いである。 だからわたしはこのスタイルで表現する著作家たちにはまったく我慢がならない。 わたしの考えはこうである。いやしくもある事柄が表現されうるならば、 文化的な言語や適切な記号体系であればそれを簡潔かつ明快に表現することができる。 そして言葉のあいまいさは、ほとんどいつも、頭が混乱しているしるしである」

「しかし、ブロード先生、表現の難しさというのには一定の基準があるのでしょうか。 というのは、難しさというのは読む側に十分な知識があるかどうかにもかかわる ように思えるからです。たとえば、ぼくにとって『枕草子』の原文は難しいですが、 国文をやっている人にはきっと非常に簡単でしょう」

「たしかに表現の難しさにはそういう側面もある。 しかし、わたしが言っているのは、 同じことを簡単に言える場合に難しくしか書けないというのは頭が悪い証拠だと いうことだ」

「その、同じことが簡単にも難しくも言えるというのが気になるんですよね。 より簡単に言われたことと、 より難しく言われたことは同一でありえるんでしょうか。 たしかに数式やコンピュータ・プログラムだと、 より簡潔に書けることを明らかに冗長な仕方で書いているということはありますよね。 しかし、哲学の文章だとどうなんでしょうか。 ヘーゲルの言いたいことを内容を変えずに簡単に表現することは可能でしょうか」

「ヘーゲル以外の人間がやると、内容が同じだという確証は得られないだろうが、 できない理屈もないだろう。もちろんヘーゲルの文章にある文学的価値は失われる かもしれんがな。そんなものがあるとすればだが」

「なるほど。もうすこしよく考えてみます」

真夜中 (午前)

食べるものがないので、とりあえずご飯と納豆とみそ汁で済ませてしまう。 なんて経済なんだろ。

研究する人生にもギコナビをに激しく同意。 どうでもいいが、この日記に負けないぐらいおれも記述量を増やそう :D

「それではここでちょっとカレンさんに登場して愛について歌ってもらいましょう。 コミットメントがないと愛は得られないという実存主義的メッセージソングです」

I Need to Be in Love

これまでにやった一番困難なこと
それは信じ続けること
この狂った世界にわたしを待っててくれる人がいる、と
つかのまの人生にやってきては去る人々
だけどいつかわたしにも幸運がおとずれるかもしれない

昔はよくこう言ってた
「約束はなしよ。難しくするのはやめましょう」
だけどそんな自由が役に立ったのは
さよならを言うことだけ

時間がかかったけどようやく学んだわ
タダで手に入るものなんてないってこと
もうすでにかなりの費用を払ったつもりよ

わかってる、愛がなくちゃ生きていけないって
わかってる、ずいぶん時間をムダにしてきたって
わかってる、こんなに不完全な世界に完全さを求めてるって
…そしておろかにもいつかそれを見つけられるって思ってるって

ポケットにいっぱいの善意
だけどそれじゃ今夜の慰めにはならない
朝の4時になっても目が覚めたまま
友だちもいずに一人ぼっち
すがりつけるのは希望だけ
だけど心配しないで

わかってる、愛がなくちゃ生きていけないって
わかってる、ずいぶん時間をムダにしてきたって
わかってる、こんなに不完全な世界に完全さを求めてるって
…そしておろかにもいつかそれを見つけられるって思ってるって

By Carpenters

真夜中3 (午前)

「全国の髪の薄い方に朗報 (「発毛細胞再生させる新物質開発 住友電工が商品化目指す」)。 あと10年もすれば髪の悩みはなくなるかも」

「現在、国外に3ヶ月以上住む日本人は、 約84万人らしい。記録を更新中とのこと」

「なんでまだ新聞読んでるんだろう? まあいいや、 この記事最高におもしろい。 『恋人の大事な部分を最初に見たときの女子学生たちの印象もまた特筆に値する。 「お父さんのと違うわ」というのが14才の女生徒の意見で、 より年季の入った19才の女学生は、「ダースベーダーみたい」と思ったと言う』。 お、可笑しい…。

「まあ。まあまあまあ。まあ。い、いやらしい。そ、そんな。ダ、 ダダダ、ダースベーダー。い、いやらしい。きいっ」

勉強と言えるかどうかわからないが、 いろいろな哲学書を3時間以上飛ばし読みしていた。 お腹が減ったのでトーストを食べる。

キルケゴール、ニーチェの他、田中美知太郎の『哲学入門』、 出隆の『哲学以前』など。伝記が心を打つのはなぜなのだろう。 やはり「ああ、この人がんばってたんだなあ」 と人のがんばりに感動するのだろうか。 とすると、スポーツ選手の試合までの姿を描く番組に感動するのと同じ?

お昼

起きた。二時間ほどコタツで寝た気がする。

げ、3月に期限が切れるはずのクレジットカードがすでに使えなくなっている。 こないだ4月からの更新を取り止める旨の書類を提出したせいか。まいるなあ。

ラットレース

お昼に起きて、四条に出て、 某氏と一緒にラットレースを観た。 前評判はよくなかったが、観てみるとそこそこ笑えた。

ストーリーはたしかにくだらなくて、 何でも賭事にしてしまう金持ちを懲らしめるという結末はいただけないが、 それでも途中からは没頭して笑いながら見ることができた。C+。

あ、某氏にモンティパイソンのテレビシリーズがすべて 収録されている7枚組DVDを貸していただいた。激しく感謝。

今日の勉強時間…3.5hr


06/Feb/2001 (Tuesday/mardi/Dienstag)

法哲学の授業

ラズの自由主義論について。 今回は権威について話をしただけで、進まず。

それにしても、 ラズの冗長な文章やドゥオーキンの抽象的な文章を読むのは 苦痛で苦痛でしようがない。 本を読むのがいやになってくる。 マンガで書いてくれないかな。 ラップで法哲学やるとか。


06/Feb/2000 (Sunday/dimanche/Sonntag)

今日のニュース


02/06/99 (Saturday/samedi/Sonnabend)

夕方

ベンタム読書会終わり。 次はロック読書会。


某師匠に情報倫理のお仕事をもらう。 あまりの有り難さに感涙にむせぶのであった (I could only shed tears of gratitude)。


おれもそろそろ風邪を引きそう。 これだけ不摂生な生活をしているのに、 なぜおれだけまだ引いてないのだ?


某事情により、ロック読書会は延期に。いやはや。


夕方、某喫茶店に行くとすでに閉店していたので、 仕方なく某古本屋で今週号のチャンピオンを買って下宿に戻る。

と思ったら、 途中で昔塾講をしていたときの同僚の先生 (といってもおれよりずっと年上の方だが)にばったり会ったので、 近くの喫茶店に入ってしばらく歓談。 人事消息や倫理学の話などをする。 お金がないのでついごちそうになってしまう。感謝。

某先生と別れてから、下宿に戻り、風呂と洗濯。チャンピオン。 ビジネス英会話。

夜、ひまなのでちょっと大学へ。

明日は停電なので、一日中下宿にいる予定。金もないし。


02/06/98(Friday/vendredi/Freitag)

真夜中

懸案のレポートも書かず、 以前に別の本に関して書いた 須原一秀氏の『超越錯覚--人はなぜ斜にかまえるか』(新評論、1992年) を読んでいた。

お昼前

尻が痛い。


昼下がり

まだ痛い。

某教授室のプリンタがうまく動かなくなったらしいので点検に行く。 (某師匠のいつも言われる)分析的手法で無事解決する。めでたし。


夜中

院試対策勉強会、ベンタム読書会終わり。


本当にあった恐い話

('Any choice, person, relationship or situation is said to be morally good when it seeks or inclines to reasonable action which serves the ultimate good of persons: happiness.' という一文を説明している時)

こだま「え〜と、主語がA or Bの形になっているときは、 動詞は単数形になるんです。A and Bだったら複数形なんだけど」

匿名希望「ふんふんふんふん、主語がA or Bの形になっているときは 動詞は単数形で、A and Bだったら複数形ですね」

こだま「いちいち人の言ったことを復唱しなくてよろしい」

匿名希望「あ、ごめんなさい」

こだま「ま、だからここでも、A, B, C or Dと主語が続けられた後に、areでは なくてisが来てるんです」

匿名希望「ふんふんふんふんふんふんふん。あっ、そっかぁ、なるほどぉ」

こだま「え〜、じゃあたとえば、これはどうですか(と言って紙に問題を書く)」

(以下に現れる個人名は実在の人物とは一切関係ありません。ご注意下さい)


  1. Yama@@@@ and Oku@@ ____ happy.

  2. Yama@@@@ or Oku@@ ____ happy.

こだま「それぞれ下線部に何を入れたらいいですか」

匿名希望「ええとぉ……。あっ、わかった。こだまっ

こだま「ええっ?こだま?」

匿名希望「やま○○、おく○、だから、こだまっ

こだま(あかん、こ、壊れてる…)

匿名希望「え、どうしたんですか、こだまさん?」


(以上の話は一切フィクションで、現実とは無関係です。ご注意下さい)


引越し

読書会が終わった後、某嬢と夕ごはんを食べて、それから 引越し先を見に行った。友人との待ち合わせに遅刻する。悪い悪い。

友人と一緒に行ってみると、川のほとりの一軒家で、 辺りは(夜のせいもあるだろうが)すごく静かなところである。 今住んでいる人の話では、川の音だけが少し気になるぐらいで、 それ以外はかなり静かなところらしい。 某君の下宿もすぐそばのような気がする。

中に入ると、一階はすべてフローリングで、 思った以上にきれいなところである。 玄関と階段と廊下とダイニング・キッチンと、 8畳間ぐらいの部屋と3畳ぐらいの部屋と、 風呂とトイレと洗面所と、 コタツとテレビと机と本棚と、 プラトン全集とアリストテレス全集等々がある。

二階は疊敷で、6畳間ぐらいの部屋が二つ。 なんだか旅館の部屋みたいな感じである。 東側の窓を開けると川の流れているのが見下ろせる。

冬はかなり寒いんだそうだが、 おそらくぼくの今の部屋とどっこいどっこいであろう。 夏は窓を全開にしておけばかなり涼しいとのこと。

特に壊れているところもないし (ただし、2年間で一度だけ雨漏りがあったとのこと)、 トイレもきれいだし、 町内の自治会からは完全に無視されていて 何の義務もないらしいし、 いたれりつくせりとはまさにこのことである。

なんでこんなに良いところがこんなに安いのか、 と今の住人に聞くと、 なんでも大家さんは四国で病院を開いていて、 この家には一年に一度ぐらい電話をかけてくるだけなんだそうである。 どうもかなり裕福な大家さんらしい。 博愛精神に満ちあふれた方なのだろうか。

以前は一家族が住んでいて、そのあと今の住人の先輩が 入居し、それを彼が引き継いだんだそうだ。 それも大家さんに電話して手紙を一通出しただけなんだそうで、 おそろしくいいかげんな話である。

ま、とにかく断わる理由があるはずもなく、 引越すことは確実になった。 あとは2月末までに荷物をまとめて転居の準備をするだけ。


帰りに
フランク・ハーバート、『デューン・砂の惑星4』、矢野徹訳、ハヤカワ文庫、 1985年(改訂版)、105円
を買う。これで最初の4巻がそろった。


02/06/97(木)

・昼過ぎ・

昨日はまた早々に寝てしまった。いかんっ。あきまへんがなっ。

今日はまた深谷君・奥田君とドイツ語。英語の勉強。明日は古代倫理学史も調 べてこないと行けない。

ほんっとに一体この4年間何をぼくはしていたんだろうか。


奥田・深谷君との勉強会終わり。これから喫茶店によって(寄るなっ--わかっ ちゃいるけどやめられまへん)から、塾のバイト。帰ったら死ぬ気で勉強しな くちゃ。テストまで寝ません。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Mon Mar 4 00:39:28 JST 2013