一般社団法人 京都府臨床検査技師会
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会報 理事会議事録 研修会報告
研修会報告(平成22年度)
臨床化学分野

10-073


日時:平成23年3月13日 (日) 8:30〜17:30;京都保健衛生専門学校 視聴覚室
参加人数:39(30)人  分類:専-20

主題:京都臨床化学実技研修会 (第2回みやこ研修会)
講師:藤本 一満 (ファルコバイオシステムズ総合研究所)
講師:山本 慶和 (天理よろづ相談所病院)
講師:中島 康仁 (松下記念病院)
講師:南部 昭 (京都府立医科大学附属病院)
講師:松原 卓也 (ファルコバイオシステムズ総合研究所)
講師:後藤 直樹 (京都保健衛生専門学校)

前年に引き続いての実技講習会となりました。午前中に生化学検査に必要な内容で筆記問題(マークシート)を実施し、終了後、1グループ4名程度のグループに別れての実習でした。グループも初級と中級に別れ同じレベルでのグループ構成とし、参加者が質問などをしやすい環境にも配慮しました。実際の現場では自動分析装置が測定を行い、臨床検査技師が管理・操作を行っているが中で何が行われているかわからず日頃検査を行っている場合も少なくない。今回はその現状を少しでも改善できるように内容とした。項目はトリグリセライド(LPL-グリセロール3リン酸酸化酵素法)を用い、吸収波長測定からの測定波長の設定、分子吸光係数の計算、検量線の作成、未知試料の測定、アスコルビン酸の影響、既存グリセロールの影響を検討しました。
 このような実技研修を行うことで生化学検査の基礎を学び臨床でも役立つと考えられます。今後も必要な研修であるので来年度も実施したいと考えます。 

平成23年4月25日報告:後藤 直樹 (京都保健衛生専門学校)

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