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『アウトドア』の勧め 京都和光純薬株式会社 中村 和彦

皆様は「アウトドア」の言葉から連想されるのは、ハイキングやゴルフでしょう。なかには田や畑の農作業の方もおられますが・・・、一日中緑いっぱいの自然のなかで、特にゴルフは、コースレイアウトや立ち木の配置など研究しながら攻める(逃げる?)醍醐味があり、その風景も素晴らしいものであります。私のゴルフは、風景など見ている余裕がなく、カートに乗る余裕もなく毎回冷汗をかいております。

我が家のアウトドアといえば「キャンプ」です。息子が小学1年生になった2年前から始めました。まだまだ経験は浅く何かと手間取ってやっております。それまでのアウトドアは、近くの比叡山や大文字山、大原や鞍馬周辺などのハイキングや、日帰りで自宅から約1時間以内の渓谷や谷川でのBBQ(バーベキュー)に行く程度でした。
2年前の行楽シーズン、ゴールデンウィークに近隣のアウトドアショップから新聞折り込み広告が入っており、初心者向きのテントセット(2〜3人用テント・シェラフ(寝袋)・シェラフマット(電池式空気ポンプ付)・ランタン(灯り)・スタンド等)が手頃な価格でセット販売しておりまして、早速妻子を連れて購入に行きました。店員さんに初心者の旨を伝えたところ、約半時間、親切丁寧にキャンプの楽しみ方や注意点などを教わりました。傍では息子が興奮気味で大はしゃぎしておりました。それからもその店には何度も何度も足を運んでおり、愛想良く丁寧に応対して頂いたその店員さんに毎回いろいろと質問し、教わっており、道具の方もどんどん充実していき増えております。

道具積み込み完了キャンプ出発の前日は、アルコールを少々控え目にし??翌朝に備え睡眠をとります。当日は、朝早くから機材や道具を愛車のハリアーに積み込みます。この際、重い物は下に置き、現場に着いて直ぐに必要なタープ(日除け)や椅子などは、上部に積み込みます。妻は前日から食材を準備し、当日クーラーボックスに保冷材を多めにして入れます。

 

 

 

 

マキノ高原に到着

キャンプ場は、交通状況や運転等の事情も踏まえ自宅から2時間以内の場所で、主に滋賀県(朽木orマキノ高原)のオートキャンプ場に行きます。その他にも素晴らしいオートキャンプ場は多々ありますが、我が家の場合は、就寝前に「入浴」したいために、現場近くに温泉か公衆浴場が完備されてある場所を選んで行きます。日中、汗まみれになり、また炭火の香りや焼肉の臭いが全身付きまとったまま寝るには忍ばず、綺麗サッパリしてから眠りたいものです。

現場には、昼前後に到着し受け付け(フロント)にてチェックインします。名前・車種・ナンバー・人数などの情報を記載し、一泊二日分の料金(約4,000円)を支払ってキャンプサイトに駐車します。さてこれからです。タープとテントの設営です。未だ慣れていないものですから手間取ります。ベテランの方は、手際よく素早く設営されます。
このときの重要なポイントは風向きと地面の傾斜です。風下では、煙たいしおまけに火の粉まで飛んでくるわ、で要注意です。それらを考慮しながらテーブルやコンロの配置を決めます。息子は、最初は椅子など小さな荷物を降ろして手伝っておりますが、一緒に連れて行く同い年の姪っ子と知らぬ間に遊んでおり、まだまだ戦力にはなりませんが、子供は子供同志ワイワイガヤガヤと遊んでおります。

キャンプで一番危険なのが「風」です。しっかりテントやター夕食準備おなか空いたプを固定していないと風にあおられて飛ばされて行きます。飛ばされるだけならいいですが、それが人や車にでも激突すると大惨事になります。ペグという道具で多い目に入念に地面に打ち付けて固定して設営します。
約30分、ひと通り準備を終えると休憩します。周辺をブラブラ歩いて他の家族の設備や道具を見て周り、便利そうで使えそうな道具はチェックしておきます。それから息子と虫を捕まえたり竹馬などで遊んだり夕方近くになると、キャンプの醍醐味である「火」を起し始めます。この時だけは息子は自ら手伝いに来ます・・・。BBQと言えば、「焼肉」ですが、私の場合は、肉は少しめにしてその代わりに「めざし」を炭火に炙って食するのが大好物です。息子も私の真似をしてガシガシ食べております。肉はキャンプ場の手前に牛の牧場があり、そこで購入しますので新鮮そのものです。そこでは、搾りたての牛乳から作られる乳製品などもあり、おやつやデザートにもなります。夕食は、肉・魚以外に芋や野菜などでおなか一杯になります。キャンプも然りですが、麦酒派の私にとってアウトドアでも缶ビールは欠かせません!がしかしながら管理棟が無人になるキャンプ場では禁酒です。周囲には何もありませんので、ハンモックに揺られていい気分深夜に運転する可能性があるためです。管理棟が24時間体制の有人のキャンプ場では、心置きなく火を見ながらチビチビとハンモックに揺られながら飲ります。

辺りが暗くなってくると、あちこちでランタンが灯ります。炭火の明かりやランタンの明かりで周囲は幻想的な風景になります。19時を過ぎる頃、入浴に行き汗と臭いを落としサッパリしてからテントサイトに戻ります。
炭火は未だ点いており、次にやるのがキャンプファイアーです。林間のテントサイトですと、あちこちに枝木が落ちており、息子と姪っ子が集めて回って火の中にくべます。昨シーズン9月下旬に行ったときは、台風18号による暴風雨(京都嵐山の渡月橋が濁流にもまれている中継がありました。)の翌週であったため大量の枝木が落ちており、息子がそれをどんどん炎に中に投げ入れて、その周りを歌いながら踊ります。その歌や踊りがあまりにも滑稽で、腹をかかえて大笑いしました。テレビ番組で見ているアフリカ大陸奥地の原住民の部族が炎の周りを歌いながら踊るのと同じで、人間の本能は凄いと思いました。
20時を過ぎると周囲の話し声が静かになりだし、21時頃はそろそろ就寝の時刻となります。テントに入り、シェラフ(寝袋)に潜り込み、明日の気象情報を確認しながら寝ます。日中遊んでいたせいか直ぐに夢心地になります。

とっ!ところが!突然真夜中深夜2時頃、隣で寝ている息子が目を覚まして「パパ!パパ!今日は楽しかったね!枝をいっぱい燃やして大きな火になって楽しかったね!」と話しかけてくるのです。私は「そうやなぁ〜。楽しかったなぁ〜。また明日な。おやすみぃ〜。」と返事しながら頭を撫でると妙に頭が熱く、寝ているワイフを起して、体温計を取り出して検温すると、39度以上の高熱です。準備していた熱さましの座薬を投薬し、暫くすると熱は治まり寝ました。これが俗にいう「知恵熱」と知りました。
翌朝は、5時過ぎに目が覚め、周囲では洗面したり、朝食の準備をしたりと話し声があちらこちらから聞こえてきます。息子は昨夜の高熱もスッカリ治まり、またまた火遊びをして歌って踊っております。朝食のパンケーキを食べて、コーヒーを飲みながら、何も考えずに「ボーーーッ」とするのがとてもいい気分です。常日頃の会社や都会での時間の感覚が無くなり、タマにはいいものです。

そうこうしているうちに昼近くなり、撤収の準備を始めるサイトが増えてきます。
やはり撤収作業も手馴れているサイトは素早いです。夫婦で言葉なしに15分程度で車両に積み込み完了です。それを傍で見ながら手間取りながら我が家も撤収作業です。行く回数が増える毎に時間は短縮し一応進歩はしております。まだまだ素人のキャンプですが、家族の会話が増え、良い思い出となります。次はこんな事をしようか!などと話しながら帰路に着きます。

キャンプ場に来ている方は、子供連れの家族がほとんどではありますが、中にはシニアクラスの熟年夫婦が二人で楽しんでいる方も居られます。
どうですか皆様、キャンプを始めたら!
また違う自分の何かを発見できますよ!
一度しか無い人生、笑って暮らせるように頑張りましょう!

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