一般社団法人 京都府臨床検査技師会
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会報 理事会議事録 研修会報告
研修会報告(平成22年度)
北部事業部

10-072


日時:平成23年3月5日 (土) 14:00〜17:35;舞鶴医療センター内 地域医療研修センター
参加人数:41(5)人  分類:C

行事名:第9回京都北部CDEの会 講習会
主題:「糖尿病劇場〜京都版〜」
講師:岡田 浩 先生 (京都医療センター 臨床研究センター 予防医学研究所)
共催:京都CDEの会
共催:京都府臨床検査技師会
共催:京都府病院薬剤師会
共催:京都府看護協会
共催:ノボノルディスクファーマ株式会社

糖尿病診療や療養指導の現場で日常的に遭遇するひとコマを、医療者と患者さんの心のすれ違いに焦点を当て「劇場」という形で現した、ディスカッション中心の研修会であった。
ファシリテーターの岡田先生が「舞台」と「客席」の案内役を努められ、受講者の意見が活発に飛び交った。今回、報告者の私自身も患者の本音を呟く「黒子(くろこ)」役で参加させてもらった。昨年秋、京都市内で行われた「京都CDEの会講演会(糖尿病劇場)」を受講し、今回は出演者に加えていただいた。受講した時は、指導者側の立場で「私ならこんな風に指導する」と真剣考えた。今回は「もし私がこの患者さんであれば・・」と考え、「患者さんの心の叫び」をできるだけ言葉に込めたいと思った。そう考えた時、患者さんへの支援・指導には、指導する側とされる側 (患者さん)、双方の思いを常に考えていくことが大切であることに、改めて気づいた。
岡田先生を中心に京都CDEの会メンバーーで作り上げていかれた「糖尿病劇場」。それがチームワークの良さという形で現れていて羨ましい限りであった。京都市内で受講した時に感じた「メンバーの一体感」を今回は、私自身が味わわせてもらうことができ、喜んでいる。この一体感はチーム医療には不可欠ではないかと思う。指導者側の一体感、連帯感が指導者側の「熱意」を生み、患者さんに伝わると思った。
今回も臨床検査技師の参加は少なく残念であった。今後も講習会は継続する。CDEの会が主催であるが、糖尿病に興味がある方、糖尿病を知りたい方など多くの方の参加を期待する。

平成23年3月8日報告:橋 久美 (市立舞鶴市民病院)

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