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主題：心電図講座2 ペースメーカー心電図
講師1：山田 宣幸 先生 (三菱京都病院)
講師2：白井 健一郎 先生 (日本メドトロニック株式会社)
生理研究班講習会「心電図講座2～ペースメーカー心電図～」が京都保健衛生専門学校1F視聴覚教室にて行われた。今回は「12誘導心電図で考えてみよう①」をテーマとした基礎的な内容の講座であった。
最初に、ペーシングパルスの有無やペースメーカーの適応疾患、ペーシングフェーラーやセンシングフェーラーなど、ペースメーカー心電図を臨床で見る際の注意点について説明があった。その後、実際の心電図波形が10題ほど提示され、皆でそれぞれの心電図のペースメーカーの設定について考えていった。
まず基本的なLR(基本レート)の求め方やモードの見方などから詳しい説明があり、初心者の方でもわかりやすく、臨床でも役に立つ講義であったと思う。さらに、リードやAV間隔、AMS(オートモードスイッチ)、自己心拍優先機能、ヒステリシスレートなどのペースメーカーの諸機能や各種設定などについて、実際にそれらの機能が働いている心電図を見ながらの説明があり、理解しやすかったと思う。
また次回も引き続き「12誘導心電図で考えてみよう②」をテーマにペースメーカー心電図講座が行われるので、初心者の方から幅広く参加していただきたい。
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