演題1:TDMについて
講師1:金田 幸枝 氏 (積水メディカル学術グループ)
演題2:ウィルス抗体EIAについて
講師2:中村 将人 氏 (デンカ生研学術課課長)
演題3:自己免疫疾患と自己抗体検査(抗核抗体を中心に)
講師3:西尾 智康 (医学生物学研究所診断薬事業部)
演題4:KL-6について
講師4:岡田 夏樹 (三光純薬 学術部)
1:TDMについて
最近のTDM試薬の特徴や各TDMの測定意義や原理・問題点について説明していただいた。
2:ウィルス抗体EIAについて
最近のウィルス感染症の現状や疾患名とウィルスとの関連、ウィルス感染症抗体検査の目的や検査法(NT法・CF法・HI法・EIA法)原理についての説明に加えてウィルス抗体EIA法の結果とワクチン接種基準について、日常においてウィルス抗体検査結果を解釈するポイントもわかりやすく説明していただいた。
3:自己免疫疾患と自己抗体検査(抗核抗体を中心に)
自己免疫疾患の病態、疫学、種類、自己抗体の産生機序(RAとCCP抗体)の説明や抗DNA抗体の病原性を規定する特性、SLE診断基準の説明をされて日常において膠原病が疑われた場合の基本検査と免疫学的マーカーの選択や抗核抗体検査の代表的染色パターンについての解説をわかりやすくしていただいた。
4:KL-6について
KL-6の基礎と臨床応用、間質性肺炎においてのKL-6の有用性について説明され、間質性肺炎についての対応マニュアルについての説明をわかりやすくしていただいた。
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