一般社団法人 京都府臨床検査技師会
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会報 理事会議事録 研修会報告
研修会報告(平成22年度)
一般検査分野

10-029


日時:2010年10月09日 (土) 12:00〜19:10, 10日 (日) 9:00〜15:35;
京都大学医学部人間健康科学科棟, 京都保健衛生専門学校
参加人数:117(11)人 分類:専-20

主題:一般検査分野 実技講習会(第8回スキルアップ講習会)
副題1:赤血球円柱陽性尿からみた赤血球形態像の特徴の見方
講師1:山本 明美 技師 (豊橋市民病院)
副題2:泌尿器系疾患にみられるコブ状赤血球の多様性の検証
講師2:森 合美 技師 (東芝林間病院)
副題3:腎疾患にみられた赤血球形態の特徴とJCCLS基準について
講師3:堀田 真希 技師 (大阪大学医学部附属病院)
副題4:糸球体および尿細管の病態と尿検査
講師4:深津 敦司 先生 (京都大学医学部附属病院 腎臓内科)
副題5:円柱は本当に腎疾患を反映するか?
−意義のある円柱とそうでない円柱の見分け方―
講師5:田中 佳 技師 (金沢医科大学病院)
副題6:上皮細胞判定クリア作戦、本音の見分け方v ―意義のある上皮とそうでない上皮―
講師6:佐伯 仁志 技師 (国立病院機構 京都医療センター)
副題7:髄液・胸水・腹水細胞を診る
―正常と異常細胞、そしてグレーゾーンの細胞の見分け方―
講師7:稲垣 清剛 技師 (安城更生病院)
副題8:尿沈渣スライドカンファレンス
講師8:野崎 司 技師 (東海大学医学部・大磯病院)
副題9:身近な寄生虫とその検査法
講師9:宇賀 昭二 先生 (神戸大学大学院保健学研究科寄生虫学)
共催等:シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
共催等:栄研化学株式会社
共催等:シスメックス株式会社

今回は、臨床一般検査研究会との共催で、第8回スキルアップ講習会を開催しました。初日は合計8講義あり、赤血球形態のパネルディスカッションに始まり、腎疾患、円柱、異型細胞、穿刺液、尿沈渣スライドカンファレンスとどの講義も、尿沈渣の真髄を極められるような濃い講義内容でした。翌日は身近な寄生虫学の検査法の講義と実習は神戸大学の宇賀教授ご指導の元、受講生は寄生虫卵探しに夢中になっていました。そして尿沈渣実習、穿刺液実習と主な一般検査材料を一通り網羅できた内容でした。
今回の第8回スキルアップ講習会は、北は北海道から南は沖縄まで日本全国の方が3連休にもかかわらず、京都にこられて、たくさんのことを学んで帰っていただいたと思います。修了式では、修了証書授与を北海道と沖縄の方に前に出て受領していただきました。
まる2日間、非常に過密なスケジュールではありましたが、ここで得た技術をぜひ日常検査で役に立てていただきたいと思います。
末筆になりましたが、本研修会が無事に終わるにあたってご尽力いただいた臨床一般検査研究会の稲垣先生および幹事・評議員の皆様、京都大学医学部人間健康科学科の斉藤教授、京都保健衛生専門学校の小澤先生および吉澤先生、京臨技一般検査研究班の皆様、そして京臨技事務局の山方氏に深くお礼申し上げます。

平成22年11月08日報告:佐伯 仁志 (国立病院機構 京都医療センター)

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