演題1:検査センターにおける緊急検査の流れ
講師1:遠藤 升蔵 技師 (株式会社ファルコバイオシステムズ総合研究所)
演題2:酸塩基平衡と血液ガスの基礎
講師2:後藤 直樹 技師 (京都保健衛生専門学校)
演題3:緊急検査で起こった事例1〜6
講師3:小紫 あゆみ 技師 公立南丹病院 SRL検査室) 講師3:和田 香織 技師 (第二岡本総合病院) 講師3:大塚 拓馬
技師 (西陣健康会堀川病院)
初めに検査センターにおける緊急検査の流れ、現状をお話いただきました。ファルコバイオシステムズの緊急検査項目、委託数、緊急検査室内での流れなどをお話いただきました。また、病院との違いとして医師との接点が少ない、患者情報が少ないなどの悩みもお話していただき検査センターの緊急検査の概要がわかりました。
血液ガスの基礎では、血液ガスの読み方につての話でした。呼吸性と代謝性、アシドーシスとアルカローシス、アシデミアとアルカレミア、代償のされ方などの基礎を踏まえた内容でした。
緊急検査の事例は、演者が体験し困ったこと、対応を中心に話をしていただきました。点滴ルートからの採血による検査結果、超急性期心筋梗塞の生化学データなど普段起こりえる事例を報告していただきました。若い技師が当直業務をする機会が多いのでこういった事例を報告する必要性も感じました。
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